彼氏の機嫌が悪いのはなぜ?
彼氏に何か悪いことをしたわけでもないのに機嫌が悪くろくに会話もしてくれないときがあります。理由を何も話してくれないと自分が悪いような気になることもあるでしょう。彼氏の機嫌が悪くなってしまうのにはどんな理由があるのでしょうか。
疲れている
彼氏がブスッとした顔して口数も少なく、明らかに機嫌が悪そうにしている理由として単純に疲れているだけの場合もあります。仕事が極端に忙しくなったり、人間関係に悩んだりすると体だけでなく精神的にも疲れてしまうので心の余裕もなくなってしまいます。
もともと男性は女性のように愚痴や悪口を言わないで黙ってじっと耐えるタイプです。ムッとしているように見えて実は我慢していることを理解してあげましょう。また、うかつにしゃべって彼女に八つ当たりしたくないと考えている可能性もあります。
空腹
お腹が空くと女性でもイライラすることがありますが、男性はもっと強い空腹感を訴えることがあります。仕事が忙しくてお昼を抜かなくてはならなかったり、彼女の手料理の出来上がりがあまりにも遅かったりすると本気で怒ってしまうこともあるでしょう。
女性はちょっとしたお菓子をつまみ食いして凌ぐことがありますが、男性は間食を我慢してメインの食事に備えるタイプが多いのです。行列のできるお店に行くようなときは、出かける前にちょっとだけ食べさせておくようにしましょう。
デート前にいやなことがあった
男性は意外に単純なのでデート直前に嫌なことがあっただけで機嫌が悪くなることがあります。彼女とは直接関係のない仕事や友人のことであるため口にすることもできず、かといって自分のなかで消化することができないでいるのでしょう。
デート中にはなるべく考えまいと無理をしますが、ときどき頭に浮かんで腹正しくなってしまうのでつい彼女への態度が悪くなることもあります。自分から話そうとしない場合は、無理に聞かずに気づかないふりをしてスルーした方がいいでしょう。
悩みがある
深刻な悩みがあって彼氏の機嫌が悪そうにみえることもあります。実際には機嫌が悪いのではなく悩みを解決できずに途方に暮れた状態かもしれません。彼女に相談すると弱い男のようにみられて恥ずかしいため口には出せない場合もあります。
そんなときは時間をかけてゆっくりと彼氏の話を聞いてあげることが大切です。自分から言い出すまでは関係のない話で気を紛らわしてあげるのもいいでしょう。悩みの解決に彼女として一役買えればその後の関係がさらに良好になります。
彼氏の機嫌が悪いときの対処法
彼氏の機嫌が悪くて一緒にいても楽しくないときは、なんとか彼氏の気分を変えてあげることが大切です。機嫌が悪い原因が彼女に関係することではない場合に効果的な対処法をいくつか紹介します。
普段どおりに接する
彼氏が機嫌が悪くなってもその原因が自分ではないとき、また、彼氏から機嫌が悪い理由を話そうとしないときは特別に気を遣うことはやめましょう。彼氏の機嫌の悪さに気付いていてもスルーしてできるだけ普段どおりに接することが大切です。
よほど深刻な悩みや怒りでない限り彼氏の機嫌の悪さは一時的なものです。普段どおりの会話やデートに集中することで、いつの間にか機嫌が直ることも珍しくありません。逆に「どうしたの?」としつこく聞くことでさらに機嫌が悪くなることもあります。
面白い話をしてあげる
彼氏が何らかの理由で機嫌を悪くしているときには、なるべく楽しい気分にさせてあげるために面白い話をしてみるのも1つの方法です。彼女に直接関りのないことで機嫌を悪くしている場合は、彼氏自身も早く気持ちの切り替えをしたいと思っているはずです。
彼女がお笑い芸人のマネや友人のバカ話などをして、その場を盛り上げてくれることで吹き出し笑いをすれば、気分がガラリと変わることでしょう。気を遣ってくれた彼女へ感謝の気持ちを感じてさらに好きになる可能性もあります。
食事に行く
空腹が原因で彼氏の機嫌が悪い場合は一緒に食事に行きましょう。お腹が空き過ぎた状態であると考えられるため、レディースランチのような軽いものではなく彼氏に合わせて丼物などのガッツリ系を選ぶことがポイントです。この場合長い行列で待ち時間がかかるお店はNGとなります。
機嫌が悪い原因が空腹でなくても、場所を変えて美味しい物を食べれば気分が変わり満腹感とともに幸せを感じるはずです。なるべく彼氏の好物を選ぶようにしましょう。
さりげなく聞いてあげる
彼氏の機嫌がなかなか直らない場合は、原因についてさりげなく聞いてあげることも1つの対処法です。彼女に打ち明けることで解決できない問題でも聞いてもらうだけでスッキリする場合もあります。いつも自分のことを気にかけてくれる彼女への感謝の気持ちも深まるでしょう。
ポイントはあくまでもさりげなく聞くことです。触れて欲しくない問題である可能性もあるため、一度聞いて乗ってこなかったらしつこく聞くのはやめましょう。機嫌が直るまで少し時間はかかるかもしれませんが自分で解決できるはずです。
彼の好きな話題をふる
彼氏の機嫌が悪い場合、何か特定のことに腹を立てていることが考えられます。頭のなかにずっとそのことがちらついていて気分が良くならないのでしょう。そんなときは、野球やゲーム、アイドルなど、彼が日頃から好きな話題をふってあげましょう。
話題に乗って楽しく会話できるようであれば、それほど深刻な原因ではないと判断できます。好きな話を続けているうちに徐々に機嫌がよくなるでしょう。ただ、好きな話題のなかに原因がある場合も考えられるので地雷を踏まないようにすることも大切です。
機嫌が悪い彼氏は放っておいても大丈夫?
機嫌の悪い彼氏といると彼女の方まで不愉快な気持ちになります。機嫌が悪い理由を聞いたり、気分が変わるように気を遣ってあげたりすることも大切です。しかし、あまり気を遣い過ぎても疲れてしまいます。彼女のストレスを軽減するための対処法をみてみましょう。
「自分のせいかも」はやめよう
彼氏の機嫌が悪くなったとき、彼女が真っ先に考えることが「自分のせいかも」ではないでしょうか。自分が気が付かないうちに傷つけたり怒らせたりしたのではないかと自らの言動を振り返ることも少なくありません。
しかし、彼女に思い当たる節がなくて彼氏が機嫌が悪くなることがほとんどです。いつも原因が自分にあるのではと自分を責めるのはやめましょう。スルーしていつものように明るく振る舞うだけで十分な対応といえます。
遠慮しすぎは悪循環にも
彼氏の機嫌が悪くなると話しかけるとさらに機嫌が悪くなると思って腫物を扱うような態度をとることがあります。彼女としては彼氏のことを思って干渉しないようにしているつもりでも、彼氏は「何も言ってくれない」「心配してくれない」と感じるかもしれません。
遠慮して何も言わないことで会話が少なくなる悪循環が繰り返される可能性もあります。彼氏の機嫌の悪さがあまりにも気になる場合は「どうしたの?」と聞いてみましょう。その言葉で彼氏がさらに機嫌が悪くなったとしても、同じことが繰り返されるよりはましです。
放っておくのも愛情
彼氏が機嫌が悪い原因には自分自身や仕事、友人関係などさまざまなことが考えられます。彼女に直接関係がないことであれば、過度に心配してあれこれ聞いたり、気分を変えてあげようと気を遣い過ぎたりする必要はありません。
放っておくことで自分のなかで解決できることがほとんどです。気になってもあえて口を出したり、気を遣ったりしないことも愛情表現といえます。しばらく放っておけばケロリとした顔で甘えてくるかもしれません。
彼の機嫌が悪い日はデートを早めに切り上げるのもアリ
彼氏の機嫌が悪い日にするデートは最悪でしょう。何をしても笑顔を見せずムスッとしたままであればせっかくのデートを全く楽しむことができません。彼氏にとっても苦痛な時間になるため、そんな日は思い切ってデートを早めに切り上げるのもありでしょう。
無理してデートすることでケンカになり関係が悪化することも考えられます。しばらく時間をおいて彼氏にじっくりと考える時間を与えて機嫌が直るのを待ちましょう。
まとめ
彼氏の機嫌が悪いと自分が何か悪いことをしたのではないかと不安になります。そうであれば話し合ったり謝ったりする必要があります。しかし、彼氏の機嫌が悪くなる理由はそのほとんどが彼女に関係のないものです。気を遣って気分を変えてあげる優しさも必要ですが、放っておくことも愛情の1つであることを理解しておきましょう。