レモン酢の効果と簡単レモン酢の作り方

和食を引き立てる名脇役の調味料がお酢です。お料理に酢を少しプラスだけでキュッと全体を引き締めてくれます。お酢といえば、ぽん酢や三杯酢が有名ですが、静かなブームとなっているのがレモン酢。

ここでは、

についてご紹介します。

注目を集めているレモン酢の効果


レモン酢は味もさることながら、その健康効果から注目を集めました。健康に良いものにはいろいろな種類があるものの、レモン酢が優れているのはその効果のバランスです。レモン酢には多くの効果があるため、生活の中でも効果を実感しやすいでしょう。

疲労回復効果

レモン酢をまずおすすめしたいのは、育児や仕事、家事などで疲れが溜まっている人です。私たちの身体に疲れが溜まっているとき、体内では疲労物質の乳酸が溜まっています。レモンやお酢の酸味成分クエン酸には乳酸を分解する働きがあるのです。例えばスポーツドリンクなどにもクエン最配合のものがあるでしょう。これは爽やかな酸味を足すとともに疲労回復効果を狙ってのことでしょう。

デトックス効果

レモンとお酢の酸味成分であるクエン酸の効果は疲労回復だけにとどまりません。クエン酸には、体内に溜まった有害物質の排出を促す作用があります。そのためダイエット中の人にもデトックス効果が期待できるでしょう。体内に有害物質や老廃物が蓄積してしまうと、肥満や肌荒れなどさまざまなトラブルの原因になってしまうことがあります。クエン酸はダイエットや美肌、生活習慣病の予防などへの効果が期待されています。

血圧を低下させる効果


食酢を含む飲料を毎日摂取した人と、そうでない人との血圧の変化を比べた実験では、食酢を摂取した人の多くがその後に計測した血圧が低下していたという結果が出ました。昔からお酢を食事に取り入れることで、血圧が低下すると言われていて、近年では科学的な証明もされています。健康診断の結果、血圧が高めで気になるというという人は毎日の食事に少しだけお酢をプラスしてみましょう。

アンチエイジング効果

美容面でもお酢とレモンの効果が期待できます。お酢とレモンに含まれているクエン酸には抗酸化作用があります。日常のストレスや疲労によって溜まった活性酸素は、肌や器官を酸化させることで老化させ、その機能を損ねると言われています。そこで活性酸素を抑える効果が期待されているのがクエン酸です。食事でアンチエイジングしたいという人はクエン酸を試してみましょう。

美肌効果


美肌を手に入れるために欠かせない栄養成分がビタミンCです。ビタミンCは肌のハリや弾力を司るコラーゲンの生成にも深くかかわっています。レモンといえばビタミンCの代名詞とも言われる果物。さらにレモンに含まれているレモンポリフェノール、エリオシトリンも、マウスに長時間摂取させる実験で、老化進行を遅らせる効果があるという研究結果が発表されました。

内臓脂肪を減少させる効果

見た目にはわからなくても、実は内臓脂肪が多いという人も多いでしょう。お酢には毎日摂取することで内臓脂肪を減少させる働きがあると言われています。また実験では内臓脂肪だけでなく体重やBMI、腹囲を下げる作用も確認されました。毎日大さじ1杯のお酢を取ることで、血圧や血糖値の上昇緩和など、さまざまな健康効果が期待できるでしょう。

美白効果


レモンに含まれているビタミンCは美白効果も期待できます。ビタミンCは肌の生まれ変わりを促進してくれるとともに、シミの原因となるメラニンの過剰生成を抑制してくれる成分です。ビタミンCはストレスがかかった時や、たばこ、アルコールを摂取した時に失われてしまいます。また余分なビタミンCは排出されてしまうため、ビタミンCが含まれる食品を毎日摂取してビタミンCを補うようにしましょう。

動脈硬化を予防する効果

お酢とレモンは血流をよくするためにも理想的なコンビだと言われています。お酢に含まれている酢酸には血管を広げる作用があります。一方でレモンに含まれているクエン酸にも血流を改善する効果が期待できるのです。つまりこの2つを組み合わせた相乗効果によって血流を良くして、動脈硬化やさまざまな生活習慣病を予防する効果が期待できると考えられていいます。

脂肪の吸収を抑える効果

脂肪や油がたっぷりの食事は良くないといいつつもやめられないものです。レモンには食事と一緒に摂ることで、脂肪の吸収を抑える効果があるという研究結果が出ています。脂肪が含まれる食事とともにとレモンを摂取するには、一緒にレモンを果汁ごと食べるか、レモン酢のような食事にも取り入れやすい食品を利用するといいでしょう。

リラックスさせストレスを緩和させる効果


アロマオイルなどでレモンを利用したことがある人も多いでしょう。レモンに含まれている香りの成分リモネンには、心身をリラックスさせてストレスを和らげる効果があるといわれています。そのため足湯やマッサージに使われることもあります。ちょっと疲れた時には食事にレモンをプラスしてください。また寝る前に温めたレモンを飲むことでリラックスしてぐっすりと安眠することができるでしょう。

免疫力を向上させる効果

体調を崩しやすい季節である冬には、ミカンなどのビタミンCの摂取がすすめられます。レモンにも豊富に含まれているビタミンCには免疫力をアップして風邪を予防するほか、ストレスに対する抵抗力を高める効果が期待できます。ただしビタミンCは尿として排出されてしまうため、まとめて摂取するのではなく、毎日こまめに摂る必要があります。免疫力をアップさせるには毎日の習慣としてレモン酢を取り入れてみてください。

レモン酢の基本的な作り方


レモン酢を作るには特別な材料や道具は必要ありません。どれもスーパーや量販店で手に入るものばかりです。しかし、レモン酢を作るためにはコツや注意点があります。まずは基本の作り方を紹介します。

1.保存するビンを洗ってから煮沸消毒する

レモン酢を作るためには保存するための容器やビンを用意しましょう。レモン酢を作り置きするための容器は、形などは問いません。ただし、密閉できる耐熱ガラス製のものを選びます。保存するビンはしっかりと洗ってから、煮沸消毒してください。ビンがすっぽり入る大きさの鍋にビンを入れてから5分そのまま煮ます。煮沸後はトングなどで取り出してからキッチンペーパーなどに並べて自然乾燥させてください。

2.レモンを2つ用意し表面をしっかりと洗う


レモンは2つ用意します。大きさもありますが目安としては180g用意してください。レモンは輸入されてきたものは防腐剤や防カビ剤が塗布されていることもあります。できるだけ国産で無農薬のレモンを選んでください。レモンを洗うときにはお湯をかけながらごしごしとたわしで洗ってください。レモンは皮ごと利用します。レモンの表面についた汚れはここでしっかりと洗い落としておきましょう。

3.表面の水気を拭き5mm幅にスライスする

しっかりと洗ったレモンはキッチンペーパーなどを使って、水気をふき取ります。レモンはお好みの幅にスライスしましょう。ゴロゴロと転がりやすいので注意してください。幅の目安は5mmから1cm程度です。分厚くスライスすると、食べた時に食べ応えがあります。薄めにスライスするとお料理などに使いやすいでしょう。できるだけレモンの厚みを揃えると、全体が均一に浸かります

4.スライスしたレモンを銀杏切りにする


スライスしたレモンは銀杏切りにします。輪切りのままでも問題はありませんが、銀杏切りにすることでお料理にも利用しやすくなります。輪切りにスライスしたレモンを重ねてから真ん中から十文字になるようにしてカットしてください。レモンをカットするときにタネを一緒に取り除いておくと、お料理に使うときにも手間が省けて便利です。カットするときに酢が手にしみるかもしれません。ビニール手袋などを使ってもいいでしょう。

5.ビンの中に先ほどのレモンとお酢400ccを加える

煮沸消毒を終えたビンの中にカットしたレモンとお酢を入れます。お酢の量はお好みで調整してください。ビン全体を揺らすようにしてレモンとお酢を混ぜましょう。お酢にも種類があります。手に入りやすい穀物酢のほか、純米酢や黒酢、リンゴ酢などを使って作ることもできます。風味豊かなリンゴ酢がおすすめですが、お酢の種類を変えて味わいの変化を楽しんでもいいでしょう。

6.はちみつを50g加える


レモンと酢にはちみつ50gも加えてください。ハチミツが混じりにくいかもしれませんが、徐々に溶けて混じり合っていきます。こちらも好みではちみつの量や種類を調整してください。はちみつにも美容や健康面で高い効果が期待できます。レモン酢として一緒に摂取してください。はちみつを使うことで、風味も増すためヨーグルトやパンケーキにつけても美味しくいただけます。

7.フタをしめ密閉した状態で1日以上漬け込んで完成

はちみつを入れたあとのビンはそのままフタを締めて密閉してください。漬け込んで1日以上経過したら完成です。必ず冷蔵庫で保管して3~4週間で使い切るようにしてください。1日1回はビンを揺すって全体を混ぜ合わせます。レモンの皮が黒ずんできたら取り除きましょう。レモン酢は一度作れば長く楽しめます。ビンに日付などをメモして管理しましょう。

氷砂糖を使ったレモン酢の作り方


レモン酢ははちみつを使う以外に、氷砂糖を使う方法もあります。梅酒などを作るときに使った残りの氷砂糖がある場合は、そちらを利用してもいいでしょう。氷砂糖を使ったレモン酢の作り方を紹介します。

1.お湯をかけながら2つのレモンをたわしでこすり洗いする

氷砂糖を使ったレモン酢もはちみつを使った場合と同様に、ビンを煮沸消毒してからレモンを洗います。こちらもレモンは皮ごと使うため、表面についた汚れをあらかじめ落としておきましょう。農薬が付いたレモンを使う場合は50度のお湯に5~10分程度漬けておくようにおすすめします。それでもレモンの農薬や汚れが気になるという人は、皮をむいたレモンを使ってレモン酢を作りましょう。

2.耐熱ビンに先ほどのレモンと氷砂糖180g・お酢400mlを入れる

洗ったレモンは、はちみつの場合と同様にお好みでスライスまたは銀杏切りにして種を取り除いておきましょう。あらかじめ煮沸消毒しておいた耐熱ビンにカットしたレモンと氷砂糖180gを入れてください。さらにお酢400mlも入れて、ビン全体を馴染ませるように大きく揺らします。こちらの作り方の場合も、お酢や氷砂糖の量はお好みで調整してください。

3.ラップをしないで電子レンジ600Wで30秒加熱


はちみつを使ったレモン酢と違うのは、ここからの工程です。レモンと氷砂糖、お酢を入れたビンはそのまま電子レンジで30秒程度加熱してください。ビンが電子レンジに対応しているかどうかを必ず確認してからおこないましょう。加熱した後のビンはほのかに温まりますが、見た目に違いはあらわれません。ここから氷砂糖がじわじわと溶けてレモン酢になっていきます

4.レンジから取り出しフタをして12時間たてば完成

レンジから取り出したビンはフタをして密閉します。常温に置いて12時間程度したら様子をみましょう。氷砂糖がしっかり溶けていればレモン酢の完成です。氷砂糖を使ったレモン酢ははちみつを使ったものよりも甘味が強いのが特徴です。レモン酢をお水や炭酸水とともに飲料として使いたいという人は、氷砂糖を使ったレシピの方が適しているかもしれません。

レモン酢の美味しいアレンジ方法


レモン酢はそのままドリンクにしたり、パンにつけたりして食べることができますが、いつものお料理をレモン酢で作ってみてください。酸っぱいドリンクが苦手という人もお料理なら自然にレモン酢を取り入れることができるでしょう。

かぶのレモン酢漬け

レモンの酸っぱさを活かしたたお料理がお野菜のレモン酢漬けです。お漬物の定番の野菜、かぶや大根をレモン酢で漬けてみましょう。赤唐辛子をくわえることでピリリとした辛さが加わって良いアクセントになります。野菜にレモン酢と赤唐辛子、塩を加えてポリ袋で漬け込みます。時々上下を返しながら30分程度漬けこむと美味しいレモン酢漬けが完成します。

参照:https://cookpad.com/recipe/5446728

レモン酢玉ねぎ


レモンと並んで玉ねぎも健康効果が注目されている食材です。レモン酢玉ねぎはそんな2つを組みあわせて作るお料理。輪切りにスライスした玉ねぎにレモン酢とお塩を漬け込んでください。底から返すようにして混ぜ込んで一晩置くとレモン酢玉ねぎの完成です。サラダや、お肉の付け合わせにもサッパリしておすすめのお惣菜なので、冷蔵庫に常備してもいいでしょう。

参照:https://cookpad.com/recipe/850508

レモン酢納豆

納豆ご飯を習慣的に食べるという人は、納豆にレモン酢をプラスしてみましょう。納豆は付属のたれを使わずにぽん酢とレモン酢を混ぜてサッパリといただきます。お好みで薬味に長ねぎを加えます。レモン酢をくわえることで、納豆に爽やかな酸味がプラスされて食べやすくなります。納豆の健康効果が気になるものの、ニオイが苦手という人はレモン酢をくわえてチャレンジしてみましょう。

参照:https://cookpad.com/recipe/4152959

レモン酢牛乳


レモン酢をできるだけ手軽に摂取したいのであれば、レモン酢牛乳を作ってみましょう。牛乳にレモン酢を入れてかき混ぜるだけの簡単ドリンクです。レモン酢が沈殿しないようにしっかり混ぜてください。また豆乳で作っても美味しくいただけます。酸味がまろやかになるので酸っぱいものが苦手な人もレモン酢牛乳でチャレンジしてみましょう。

参照:https://cookpad.com/recipe/4079619

まとめ

レモン酢はドリンクとして飲むほか、お料理に使う調味料としても優秀です。ただし、酢は過剰に摂取してしまうと胃腸を荒らす原因になります。飲むときは空腹時を避けて、1日15㏄~30㏄を目安にしてください。食事の中に取り入れるか、食後に飲むようにおすすめします。水や炭酸水などで割っても美味しいのでぜひチャレンジしてみてください。