好きなのかわからない……心理カウンセラーに教わる対処法

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「好きなのかわからない」というのは困った状態です。相手との関係に悩んだり、上手く言葉にできない気持ちに夜も眠れなくなったり……。しかし、いつまでも「好きなのかわからない」状態ではいられません。ではそんなときどうすれば良いのか、心理カウンセラーの桔梗さん提供の情報をもとに解説します。

LIKEとLOVEの違いは?

「友達としての好き」と「恋愛感情」の違いはどこにあるのでしょうか?仲の良い異性との関係に悩んだことがある人は多いのではないでしょうか。よく会話の中で「LIKE」と「LOVE」と表現されることもあります。感情的なものなので、このふたつを分けるのは難しいです。

そんなとき、判断するポイントをふたつご紹介します。

キスをしたいか

ひとつ目は、キスしたいと思うかどうかです。考え方や価値観が似ていて一緒にいて楽しかったり、「もっと一緒にいたいな」と感じたりしたとき、どちらの好きかわからなくなりがちです。しかし、恋愛感情がなければ「キスしたい」と思うことはないはずです。

とくに女性は、体の関係が持てたとしても好きな人以外とキスすることには抵抗を感じる傾向があります。相手と「キスしたい」という気持ちが起きるなら、恋愛感情と見て間違いはないでしょう。

ここでひとつポイントなのは、「キスできるか」ではなく「キスしたいか」ということです。このふたつは似ているようで違うものです。自発的にしたいと思うかがポイントです。

嫉妬をするか

ふたつ目は、嫉妬を感じるかどうかです。もしも、相手がほかの異性と仲良く手をつないでいたり、二人きりで出かけたりしたときに嫉妬心が生まれた場合、それは相手のことを恋愛感情として好きと考えて良いでしょう。友だちとして好きなだけならば、嫉妬はしないはずです。

また、相手のことを思いだしたときに、どのように感じるかもポイントです。友だちとして好きなら楽しい気持ちになります。もしも少し複雑な気持ちになった場合、恋愛感情があるといえるでしょう。

桔梗さんの実体験談

桔梗 さん
友だちとして仲良くしていときには、連絡の頻度などまったく気になりませんでした。しかし、交際をはじめて異性として意識するようになってからはクヨクヨと思い悩むようになりました。

友だちならばLINEなどでメッセージを送ったあとに返信が遅くても気になりませんが、やはり恋愛感情が湧くと気にするようになりますね。

相手のことを好きかどうか判断するポイント

相手のことを好きかどうか判断するポイントはどこにあるでしょうか?主なものとしては、みっつ挙げることができます。詳しく見ていきましょう。

二人きりになりたい

ひとつ目はあなたが相手と「二人きりになりたい」と思うかどうかです。いつも多人数で遊んでいたり飲みに行ったりしている場合は、好きな感情が芽生えてくると相手と二人でデートしたくなったり、二人で話がしたくなったりするものです。

これは相手に自分が特別な感情を抱いているため、それに応えてほしいと思うようになるためです。相手にほかの人と同じように見られるのではなく、特別に見られたいと思うのです。そのため2人きりの時間がほしいと思うようになります。

心配や不安を感じる

ふたつ目は、相手に対して心配になったり不安を感じたりするかどうかです。もしあなたが相手から一日でも連絡がこないと「嫌われたのかな?」と心配になったり不安になったりするのなら、相手を好きになっている可能性は高いといえるでしょう。

これは相手に自分がどう思われているかが気になるためこのように感じるのです。自分が相手を特別に想っていると、相手に自分を好きになってもらいたいと無意識に思います。そのため、相手の一挙手一投足に心配や不安を感じます。

相手のことばかり考える

みっつ目は、相手のことばかり考えていないかどうかです。友だちとして好きなだけでしたら、相手のことを一日中考えてしまうことはありません。

やはり典型的な恋をしている状態としてよく言われる「四六時中相手のことを考えてしまう」というのがポイントです。

桔梗さんの実体験談

桔梗 さん
電話ひとつにしてもお喋りをしていて電話を切るときに、友達なら楽しくて「まだ切りたくないなぁ」や「話していたいなぁ」とは思っても、すんなりと電話を切ることができました。

でも相手のことを好きになっていると、そこに「寂しい」という気持ちがわいて胸が少し締めつけられる感じがしていました。

やはり好きな相手とは、「ずっと話していたい」とか、「ずっと一緒にいたい」と思うものですね。

「ドキドキしなくても好き」という現象はある?

ドキドキしないと好きじゃないと考えている方もいるでしょう。しかし、ドキドキしなくても相手のことが好きである、というケースはあり得ます。ではどんなときにドキドキしなくても好きになるのでしょうか?

繰り返し会ううちに好きが芽生える

ひとつ目は、何度も繰り返し会っているうちに、好きな気持ちに変化した場合です。

人は繰り返し何度も会うことで親近感が生まれます。するといつもそばにいることが当たり前として脳が認識するようになり、その人がいないときには寂しく感じるようになります。そのため、接触機会が多いほど好きな気持ちを抱きやすいのですが、ドキドキという胸の高鳴りは生まれません。

つまり、慣れと安心感から生まれる恋愛感情はドキドキを伴わないということです。ですが、この恋愛感情はとても安定しています。突発的な一目惚れとは異なり、とても長く気持ちを持ち続けることができるでしょう。

しかし、とても緩やかに感情が変化していくため、恋愛感情に変化したと気づくことには時間がかかり難しいといえます。

共通点が多く意気投合

ふたつ目は、相手との共通点が多く意気投合して好意に変わった場合です。人は共通点が多い人に対しては安心感を得られるために、好意を抱く傾向があります。

たとえば、誰かとたまたま誕生日が近かったり、出身地が同じだったりするだけで、一気に親近感がわいた経験はないでしょうか?そうすると、ドキドキすることはないけれど心地良さを感じて好きになる場合があります。

相手のことが好きなのかわからない場合の解決方法

女性 不安

「相手のことが好きなのかわからない……」となったときに確かめる方法がいくつかあります。自分の気持ちがわからなくなったときには、次のことを試してみてください。

客観視

ひとつ目は、紙とペンを用意して相手の好きなところと嫌いなところをそれぞれ書き出す方法です。それだけでなく、相手との未来も考えてみましょう。あなたは相手と今後どうなりたいのか、どうしていきたいのかも書き出してみてください。

相手のことが好きかどうかわからないという状態は、いろいろなものが邪魔をして自分の気持ちが見えていない状態になっています。紙に書き出してみることによって、自分の気持ちを客観的に見ることができるようになるのです。

距離を置く

ふたつ目は、相手と少し距離を置いてみることです。距離を置くことで、もしこのまま相手と会わなくなったらどう感じるのか、相手と話したいという気持ちが出てくるかどうか、自分の心を見つめることができます。

相手と距離をとって冷静に自分の気持ちと向き合うことで、相手のことを自分がどう思っているのか本音が見えてくるはずです。

これは相手にも影響がある方法です。距離をとっているあいだに、相手から連絡があれば相手が自分のことを好きである可能性が高いでしょう。しかし逆に、せっかく自分が好きであるという気持ちを認識しても、相手と疎遠になってしまうという場合もあります。実行してみるときにはこの点に気をつけてください。

未来を考える

自分たちの将来を考えてみましょう。相手がいなくなったらどうか、相手がいたらどうか。このふたつを冷静に分析してみましょう。相手がいない状態を想像して、「寂しい」や「つまらない」と思った場合は、相手のことを想っている証拠です。

おそらく、あまりにも相手が一緒にいることが当たり前になりすぎて、気持ちが見えなくなっているだけです。埋もれてしまった気持ちを掘り起こしてみましょう。

まとめ

相手のことが好きなのかわからないというのは、相手が恋人であるかどうかに関わらず、自分の気持ちを客観的に見ることができなくなっている状態です。これには相手と長く一緒に過ごしていることなど、さまざまな理由が考えられます。

ただ、恋愛的に相手のことが好きな「LOVE」ではなくても、相手に良い感情を持っていることは間違いないでしょう。ぜひ、自分の気持ちを客観的に見るために、一度整理してみてください。きっと今よりも良い関係になることができるはずです。

整理する方法はいくつかあります。今回ご紹介した内容を参考に試してみてくだい。