共依存カップルの特徴は?危険性と脱却方法をカウンセラーが解説

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「彼にいつも一緒にいて欲しい女性」と、「自分がそばにいてあげないとダメだと思っている男性」のカップル。見かけ上はラブラブで幸せなカップルと思えるかもしれませんが、内実は違っていてお互いをダメにしてしまう“共依存カップル”かもしれません。今回は共依存カップルの特徴と危険性、そして、脱却方法をご説明します。

共依存カップルの特徴とは?

増加しているという指摘のある共依存カップル。ここでは、共依存カップルに共通して見られる特徴を見ていきましょう。

どんなことより恋人を優先する

まず、どんなことよりも恋人を優先するという特徴があります。社会に出て生活していくためには、さまざまな人との関わりがあるため、常に恋人を優先することはできないものです。しかし、共依存関係にあると、友達との約束や仕事が入っているなどの予定があったとしても、恋人との予定を最優先するようになります

ほかの人間関係が希薄になる

恋人との関係を優先させる結果、ほかの人たちとの付き合いが疎かになりがちです。「私にはこの人さえいればいい」という考えに陥り、家族や友達との付き合いが疎かになっていきます。まわりが、「なんかおかしい」と感じて注意をしても、恋人との関係を壊そうとする人はすべて敵と見なすため、孤独になることもあります。

なんでも言うことを聞いて許してしまう

共依存カップルの女性は、彼氏に嫌われることを恐れる気持ちが強くあるため、なんでも言うことを聞いたり許したりしてしまう特徴があります。離れることへの恐怖を感じているため、「別れる」という言葉は選択肢にありません。

そのため、相手に暴力をふるわれたり暴言を浴びせられたりするようなことがあってもガマンします。そして、相手から謝られるだけで簡単に許してしまうのです。

共依存カップルになりやすい男性の特徴ってあるの?

共依存カップルになりやすい男性に見られる3つの特徴をご紹介します。自分または相手に該当するものがないかチェックしてみてください。

お酒・ギャンブル・ゲーム・SNSに依存している

ひとつ目の特徴は、お酒やギャンブルなど何かに依存している人です。このタイプの男性は、自分の弱さから逃げているところがあり、現実から目を背けるためにほかのモノに依存する傾向があります。なぜならアルコールやギャンブル、より身近なとこるだと、ゲーム、SNSなどに依存することで、それを楽しんでいるあいだは自分のことを考えなくて済むからです。

彼氏がやらなければならないことを後まわしにするほど、何かに依存していたら要注意です。

DV&モラハラをする

ふたつ目の特徴は、DVやモラハラをする男性です。このタイプの男性は、自己肯定感が低く劣等感を抱えています。そのため、恋人に散々暴力を振るったり暴言を吐いたあとで、突然謝って優しくなったり、「俺にはお前しかいないんだ」と急に弱くなる傾向があります。

思い通りにならないとキレる

みっつ目の特徴は、自分の思い通りにならないことがあると激怒してキレる人です。このタイプの男性は、「相手を自分の思い通りにコントロールしたい」と望む傾向があります。

そのため、お店などで店員に対してキレることがよくあるのも特徴です。彼女に対しても、自分の思い通りに動いてくれないと怒りを感じキレて暴れたり、暴力を振るったり、パニックに陥ったりする人もいるでしょう。

共依存カップルになりやすい女性の特徴ってあるの?

共依存カップルになりやすい女性に見られる、2つの特徴についてお伝えします。自分または相手に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

彼氏に必要以上に尽くす

ひとつ目の特徴は、人の役に立つことで自分の存在価値を見出している人です。このタイプの女性は、「彼氏の役に立てない自分はダメな人間だ」と思っているため、相手に必要以上に尽くす傾向があります。しかし実は、「彼の役に立てなければ見捨てられる…」という不安から、相手のためというよりは自分のために無理して尽くしていることが多いのです。

人に嫌われることを怖がる女性

女性 不安
ふたつ目の特徴は、人に嫌われることを極度に怖がる人です。このタイプの女性は、とにかく相手に嫌われることが怖いため、何でも言うことを聞いてしまいます。たとえばギャンブルに依存していたりアルコールに依存していたりする彼氏に、お金を要求されれば渡してしまったり、「お酒買って来てくれ」と頼まれれば買い与えてしまうのです。

また、「この人は私がいなければ生きていけない」とも思い込んでいるため、どんなにひどい仕打ちを受けたとしても離れることができないのです。本人は、「私にはこの人以外に考えられない」と真剣に思っているのですが、本当は依存させてくれる人なら誰でも良いのです。

実際、相手が何かのキッカケで成長して自立し、依存関係が弱まると、自分から離れてしまうのはよくあるケースです。また、自分にとってより尽くしがいのある男性を見つけると、いとも簡単に乗り換えることもあります。

共依存カップルにはどんな危険性があるの?

一見ラブラブのカップルなのに、どうして共依存カップルは気をつけないといけないのか。共依存カップルの危険性をご説明します。

束縛し合い成長できない

お互いに相手を束縛してしまい、成長することができません。恋人以外の友達と遊んだり、習い事や趣味などで出かけたりするのを制限するのはよくあるケースです。そのため、気がつくと自由がなくなり、次第に息苦しさを感じるようになります。

お互いに相手をダメにしてしまう点で、共依存は不健康な付き合いと言えるでしょう。

DV&モラハラの温床を生む

共依存の状態は、DVやモラハラなどの温床になりやすいです。実際、共依存カップルには、高い確率で恋人からDVやモラハラを受け続けている彼氏や彼女の存在があります。DVというと男性から女性への身体的暴力を連想する人も多いですが、実は女性から暴力を受けているという男性も少なからずいます。

共依存関係でなければ、暴力を振るわれた時点で別れる選択をするもの。しかし、共依存カップルの場合は被害者側も、「この人から離れたら生きていけない」と思っているため、別れられないのです。

共依存カップルから脱却するにはどうしたらいいの?

もしかしたら自分も共依存カップルかも?共依存予備軍かも?と感じた人には、脱却に向けた2つの良策をご紹介します。

現状を理解する

ひとつ目は、何よりもまず自分が相手と共依存になっている現状を理解すること。共依存カップルを脱却するためには、自分が共依存なのだという事実を認めることが大切なのです。その上で、共依存状態から抜け出す決意をしましょう。

そのためには、友人に客観的な意見を気軽に聞けるような環境をつくるなど、恋人以外の人との人間関係を深めることも必要です。

相手との距離を置く

ふたつ目は、共依存状態になっている相手と距離を置く方法です。共依存関係になると非常に視野が狭くなり、頭の中は恋人のことでいっぱいになっています。

一度冷静になることが大切なので、相手と距離を置きましょう。もし同棲している場合は、可能ならば実家にいったん帰ったり住む場所を分けたりするなどして、一緒にいる時間を減らしてください。

最初は不安に駆られてツライかもしれませんが、しばらく相手から離れることで気持ちが落ち着いてきて、冷静な判断ができるようになるでしょう。

まとめ

お互いを求め合う幸せなカップルと共依存カップルは紙一重。共依存の特徴に当てはまる項目があった人は、恋人に依存しすぎないよう、自分自身の仕事や友人などとの人間関係のバランスを大切にしてください。そして、相手との良い関係性を維持できるといいですね。