記事の目次
男性がボディタッチしてくるときの心理
女性には無意識に相手の身体に触るような人もいますが、男性の場合はどうでしょうか。男性がボディタッチをするときには、次にあげる3パターンのどれかに当てはまることが多いです。
もっと仲良くなりたい
男性が純粋に好意を持っていて、もっと相手の女性と仲良くなりたいと感じているときに、ボディタッチが多くなります。これは心身ともに相手との距離を縮めたいという気持ちと、無意識に男性的本能である女性の身体に触れたいという気持ちの表れです。
そのため、肩に触れるなどのソフトタッチよりも、少し濃厚な触れ方になってしまう男性も。こうした背景から気になる相手から下心と誤解されて引かれてしまうこともあります。
相手の気持ちを知りたい
相手の女性が、自分に対してどこまで心を許してくれているかを確かめるためにボディタッチをすることがあります。
これはとくに草食系男子と呼ばれる男性に見られる傾向ですが、相手が喜んでいるか、嫌がっているかのリアクションを確認しないと、次の行動に出られないのです。
ここでの女性のリアクションが悪いイコール一度拒否されてしまうと、深く落ち込んでしまいます。

下心がある
事故に見せかけて胸やお尻を触ってやろうという下心で、ボディタッチをしてくることがあります。とくにお酒を飲んでいる席では、開放的になり大胆に触れてくることも。たいてい下心がある場合は、自分以外の女性にも同じように触っていたりするので、すぐに判断することができるでしょう。
また下心の場合、触りながら目を見てくるなどわかりやすいサインがあります。たとえ好意のある相手でもお酒の席でボディタッチをされたら、下心があると捉えてまず間違いありません。
どんなときに男性はボディタッチをしたくなる?
男性がボディタッチをしたくなるのはどんなときでしょうか?女性に比べてパーソナルスペースが広い傾向がある男性。なかなか自分の縄張りに他人を入れるのは難しいはず。
それでも男性のほうから触れたくなるシチュエーションとは?順番に見ていきましょう。
少なからず相手に好意を感じたとき
大前提として、男性は嫌いな女性や苦手な女性に触れたいと思うことはありません。少なからず相手に対して、異性として好意を感じているときにボディタッチをしたいと感じるのです。
ですがこの場合、下心も含めての好意と捉えておくほうが良いでしょう。ほとんどの男性は、女性に対して無条件に触れたいという深層心理を持っている生き物です。
女性のリアクションが知りたいとき
男性は太古の昔から勝利すること、戦略的に獲物を得ることを得意としてきました。そのため、相手の女性を自分のものにしたいと思ったとき、まずはリアクションを観察するところからはじめます。
これは女性のリアクションによって次の作戦を考え、どうにかモノにしようと戦略的になるから。
触れる場所や回数を上手に変化させながら、どこまで許されるかを図っています。その上でボディタッチから少しずつ距離を縮めていこうと策略を練っているため、様子見のために行うことも多いのです。
ボディタッチの場所でわかる男性の本音
ボディタッチをする場所で相手の気持ちがわかってしまうといったら、あなたはどうでしょうか?相手は自分の中にある思惑によって無意識的に触れる場所を変えています。
心理学的に、ボディタッチされる場所で相手の本音がわかる方法をまとめてみました。
肩・腕に触れるのは少し緊張している
何か用件があるとき、または嫌な人と思われたくないという警戒心から、肩や腕に少しだけ触れることがあります。距離を縮めたいという心はあるのですが、まだまだ距離は遠く、相手に対する遠慮の心がある状態といえるでしょう。
胸・お尻・太ももに触れるのは下心がある
胸やお尻、太ももに触れるときは、明らかに下心があります。隙あらばこれ以上の関係になりたいと望んでいる気持ちと、相手の女性に対して軽い女とみなしているときに、このようなボディタッチが増えます。
髪・指に優しく触れるのは口説きたい
場合によってはもっとも意味があり、それと同時に危険なのが、髪や指に優しく触れてくる場合です。普段ほかの男性がしないこと、褒めないところを裏手に取って、口説こうとしています。
とくに鎖骨あたりに触れて、「凝ってる?」などマッサージしてきた場合は、100%口説きにかかっていると思って間違いないでしょう。
好きな男性からのボディタッチにはどう反応するのがベスト?
好意のある相手からのボディタッチは内心嬉しいもの。ここでは、好きな人からのボディタッチに対し、どんな反応をするのがおすすめなのかを解説します。
同じボディタッチをやり返す
肩に触れられたら自分も肩に触れる、指を触られたら自分も指に触れるといった具合に、相手と同じ箇所にボディタッチをやり返すのが良いでしょう。以下に、相手と同じ行動を繰り返すミラーリングを使って、2人のあいだに一体感を作り出すテクニックをご紹介します。
ミラーリング効果を出すテクニックを駆使する
やり方はいたって簡単。先述の相手が触れてきた箇所と同じところに触れるだけです。そしてそれにより、次のような変化が起こっていきます。
①同じことをやり返すことで、相手のボディタッチを受け入れていることが伝わる。
②同じことをやり返してくれるということで、徐々に本当に触れたい部分、量になってくる。
③ボディタッチが2人のあいだで当たり前となり、顔を見つめ合う時間も増えて、心身の距離が近づき関係が深くなる。
ボディタッチが嫌なときの上手な伝え方
嫌いな相手や苦手なタイプの人からボディタッチをされて、どうやって断ったらいいか悩むことはありませんか。なるべくなら気を悪くしないでほしいという気持ちから、我慢してしまう人も。
以下に、嫌な気持ちをそれとなく伝える上手な切り返し方を記載しました。
いきなり嫌と言わない
いきなり、「嫌!やめて!」などというと、お互いの空気が悪くなってしまうことも。精神的にも、いきなり拒絶されたような気持ちになって深く傷つけてしまうこともあるため、単刀直入に伝えるのは避けたほうが良いでしょう。
「今、触ったでしょ?」とわかるように指摘する
まずは事実を指摘して、そのままツッコミを入れてみましょう。その上で相手の様子を見ながらその後の対応を考えます。
①相手が、「え、あ、ごめん」などと謝ってきた場合は、「ごめんね、気をつけてね。」と伝えることで相手には、「ダメなんだ」ということを暗に示せるでしょう。
②相手が、「触ってないよ!」とシラを切るようであれば、「そっかー!ごめんね勘違いして。〇〇くんはそんなことしないよね!」と触っていないことを全肯定してあげましょう。こうすることで簡単に触れられなくなります。
③相手が、「触ったよ!」と隠さずにいってくることがありますが、これが一番面倒です。こういう相手にははっきりと、「ごめんね、触られるの好きじゃないの」と伝えましょう。その後しつこく理由を聞かれることがありますが、ひたすらごめんねと謝り続けることで、相手と一定の距離をつくることができます。

まとめ
純粋な好意や下心から、または相手が心を許してくれているか探りたいといった具合に、男性がボディタッチをする心理はさまざま。そしてその中のどれに該当するかは、触れる場所によって推し量ることができます。
実際に男性に触れられたときにはそれにどんな意図があるのかを判断し、自分の気持ちに正直にリアクションしましょう。そのときには今回ご紹介したようなミラーリングや、言葉での拒否を役立ててくださいね。