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好きじゃない人と付き合う男性の心理
好きじゃないのに付き合う場合、男性にはそれなりの理由があります。そういった心理を理解することで、本命なのかそうでないのかを見極められることは少なくありません。
好きじゃない人と付き合う男性にはどのような心理があるのか……。さっそく見ていきましょう。
寂しさを紛らわせるため
彼女がいるというステータスや安心感を得たい男性の中には、少しでも良いと思った女性に大胆なアプローチをかける人がいます。これは、寂しさを紛らわせたいという心理が働いたもの。このような考えで好きじゃない人と付き合う男性には、暇な人が多いという傾向があります。
男磨きのため
本命の女性が別にいて、その女性に相応しい男になるため、練習用として付き合うというパターン。つまり、「男磨きのために利用してやろう」という心理です。
本命の女性がいない場合であっても、もっと良い女性と付き合うために好きじゃない人と付き合って、男を磨こうとする男性は少なくありません。
性的欲望を満たすため
異性として理想的な体つきやルックスの女性なら、「身体の関係だけでも深めたい」と思う男性もいます。これは、性的な対象としてしか見ていないパターン。たとえ性格が好みでなく相性が悪いとしても、性的欲望を満たすために付き合っておこうという心理が働いたもの。
好きじゃない人と付き合っている男性が見せる態度やサイン
好きじゃない人と付き合っている男性は、本命の女性とは異なる態度を見せてしまいがち。好きじゃないからこそ、うっかり本音が出てしまうのです。
ここでは、好きじゃない人と付き合っている男性が見せる態度やサインについてお伝えします。
自分本位な態度になる
寂しさを紛らわせるたいという心理で好きじゃない人と付き合う男性は、自分本位な態度になりがち。女性への気遣いや興味より、「会いたい」という気持ちが強く表れるという特徴があります。
LINEなどで、「会いたい」という言葉が頻繁に出てくるなど、とにかく男性本位の会話になることが多いのです。「幸せ」とは言ってくれますが、そこに女性への気遣いや女性の幸せを考える心、余裕などはありません。
相手の女性に関係のない質問をたくさんする
男磨きのために付き合っている男性の場合、とにかくいろいろなパターンの質問をしてきます。「これって、〇〇な女性の場合だったらどう思うかな」と、相手の女性以外についての質問がちらほら出てきた場合は、ほかに本命がいるグレーな交際だと疑ってください。
デートにバリエーションがない
性的欲望を満たしたいという思いで付き合っている場合、デートにバリエーションがないという特徴があります。「食事が終わったらすぐホテル」というように、会っている時間の半分以上が性行為をする場所ということが少なくありません。
ほかにも、突発的にデートの誘いがあるときにも、この可能性が考えられます。「ムラムラしてきたから誘おうかな」といった心理から、急に誘って性的欲望を満たそうとするのです。
好きじゃない人と付き合う女性の心理
女性と男性では、物事に対する考え方が異なります。そのため、好きじゃない人と付き合う心理も男性とは違うのです。
ここでは、好きじゃない人と付き合う女性の心理についてご紹介します。
品定めをしたい
男性を好き・普通・嫌いと分類したとき、嫌いでなければ積極的なアプローチで交際OKの返事がもらえることがよくあります。
このときの女性の心理は、「悪い人ではなさそうだし、ひょっとしたら良い感じになるかも」というもの。そんな期待を込めると同時に、男性を品定めしたいという意図で付き合っていることもあります。
彼氏持ちになりたい
女性は男性よりも、身内や近況について話し合う場が多くあります。女子会などに集まった仲間が、皆彼氏持ちの場合には、「自分だけ彼氏がいないから、いじられる」とか、「地位が下がる」と嫌がる人は少なくありません。
そのため誰でもいいから、「良い人が見つかるまでストックしておこう」という意図で、好きじゃない人と付き合うこともあります。
好きじゃない人と付き合っている女性が見せる態度やサイン
「彼女が自分に熱を上げてなさそう」と感じる場合には、好きじゃないのに付き合っている可能性があります。好きじゃないからこそ、女性は冷静な態度を見せるもの。
そんな女性が見せる態度には、どのようなものがあるのかお伝えします。
やりとりが淡泊
好きじゃない人と付き合う際に、品定めをしたいという心理がある女性は、男性にいろいろな質問をします。これは、好きな人に対しても見られる行動。
でも、好きな人に質問するときとは違って、好きじゃない人に質問をするときには、淡白なやり取りになります。好きじゃない人を品定めするため、冷静に判断するように聞くのです。
その一方で、好きな人の場合には興味を持って興奮状態で質問をするもの。好きな人に対しては心から関心を持っているので、「もっとあなたのことが知りたい」という熱意が表れるのです。
自分からはデートに誘わない
彼氏持ちというステータスがほしいために好きじゃない人と付き合う場合、自分からデートに誘わないという態度が表れるのが女性というもの。そんな女性が好きじゃない人に起こすアクションと言えば、気が向いたときや、暇なときなどに、いろいろな話題を振ってくる程度。
こういった場合、女性は深い関係になりたがらないので、長時間のデートはしない傾向があります。また、あらかじめ、「○時~○時までしか会えない」と時間指定をすることも珍しくありません。
好きじゃない人と付き合うことのメリット
一般的には、好きじゃない人と付き合うことはあまり良い印象を抱かれません。ですが、好きじゃない人と付き合うからこそ得られるものもあるのです。
ここでは、好きじゃない人と付き合うとどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。
冷静に異性のことを学べる
本当に好きな人なら、まわりが見えなくなるほど夢中になってしまうもの。ですが、好きじゃない人に対しては冷静に接することができ、距離も適切に取れます。
そのため、好きじゃない人と付き合うと、まったく別の生き物である異性を、冷静な状態で身近に感じることができるのです。こういった経験は、異性に対する理解をとても深くしてくれます。
また、好きな人や好きなタイプというのは人それぞれ。そして、これらは偏っていることが多いもの。そのため、好きじゃないタイプと付き合うことで、好きなタイプには見られない言動などの特徴を発見できることも。
また、好きじゃない人の意見や考え方に触れることで、自分にはない発想や考え方を見つけられることがあります。反対に好きな人と話していると、無条件に相手の意見に賛同してしまうことがあり、場合によってはあたかも自分の考え方であったかのようにとらえる人も少なくありません。
このようなことから、好きじゃない人と付き合うことにより、異性について深く学べるのです。
別れたときの精神的ショックが小さい
好きじゃない人と付き合うメリットには、失恋のショックを受けるリスクが低い点が挙げられます。相手から別れを突きつけられたとしてもすんなり受け入れることができ、すぐに次の恋愛に気持ちを切り替えられるのです。そのため、恋愛はしたいけれど別れるときに傷つきたくない人には良いのかもしれません。
好きじゃない人と付き合うことのデメリット
好きじゃない人と付き合うことは、良いことばかりではありません。しっかりとデメリットを把握しておかなければ、後悔する羽目になってしまいます。
そういったことがないよう、あらかじめ好きじゃない人と付き合うことのデメリットを押さえておきましょう。
人間関係が面倒なことになりやすい
好きじゃない人と付き合った人の大半は、「やっぱり無理」となって別れることが多いもの。その場合、相手が別れを拒んで関係がこじれることがあります。
また、交際しているときに相手の知人、友人、親族と知り合ってしまうと、あとあとの人間関係が面倒になることも……。好きじゃない人と付き合うことは、誠実さに欠ける行動だと見なされるので、悪い噂が広まるおそれもあります。
時間や労力を無駄遣いしてしまう
たとえ好きじゃなかったとしても、相手が素敵な相手であれば時間を有効に使えたと思えます。ですが、たちの悪い相手であれば、時間や労力を浪費してしまったように感じてしまうもの。
あとから振り返ったときに、「一体自分は何をしていたんだろう」と良くない過去を背負ってしまうことになりかねません。
本当に好きな人をほかの人にとられるおそれがある
「好きじゃない人」と明確に言えるということは、逆に言えば大体の好きな人のイメージがあったり、好きな人がいると考えられます。好きじゃない人と付き合うことで、本当に好きになれる人へのアプローチが疎かになり、その結果ほかの人にとられてしまった場合には、後悔することになるでしょう。
このように、好きじゃない人と付き合うことのデメリットには、本当に好きな人をほかの人にとられるおそれがあるということが言えるのです。
まとめ
好きじゃない人と付き合う場合、男性に働く心理と女性に働く心理は異なります。こういった心理の違いは、好きじゃない人に見せる態度にも表れるもの。
「付き合っている相手に、あまり愛情を感じない」という場合には、こういったことをふまえて、本当に好意があるのかどうかをしっかりと見極めることが大切です。そうすることでむやみに傷つくことや、貴重な時間を無駄にすることを回避できます。
今回お伝えした内容をふまえて、より良い恋愛をしてくださいね。