距離を置くことを提案してくる彼氏の本音や心理
距離を置こうと言われた場合、今後、復縁する可能性があるのかどうかが気になるところ。男性の本音を見極めるためには、距離を置こうと提案してきた意図を把握することが重要。
では、男性はどんな思いで距離を置こうと提案してくるのでしょうか。さっそく、見てみましょう。
女性が重すぎた
女性の存在が重いと感じたときに、「距離を置こう」と言う男性は少なくありません。たとえば、1日のあいだに連絡を取り合うために多くの時間が必要だと、男性は女性のことを重いと感じてしまいがち。また、連絡の回数が多すぎたり、返事が遅れたときに催促をされたり、デートの誘いなどがしつこかったりすると、女性に飽きてしまうという男性は少なくありません。
また、ネガティブな言動が多く、彼女を支えるのが大変だと感じている場合、彼氏としても精神的に疲れ切ってしまうことがあります。そういった女性との付き合いを辛いと感じて、離れたくなる男性は珍しくありません。
このとき、ストレートに「別れよう」と言わない理由は、「後々ネチネチ言われそう」「すんなりと別れてくれず、面倒になりそう」と感じるから。できる限り、時間や労力をかけずに彼女と離れたいという思いから、「距離を置こう」という曖昧な発言を選ぶということですね。そして、時間の経過に身を委ね、少しずつ関係を解消しようと考えているのです。
新たに狙う女性がダメだったときのため
交際中に、より素敵な女性を見つける男性は少なくありません。思いが強くなるほど、新しい女性にアプローチをしかける決意をするのが男性心理というもの。そんなときには、今カノが邪魔な存在になってしまうのです。
そうは言っても、新しい女性へのアプローチが成功するとは限りません。なので、失敗したときの「保険」として「距離を置いた」状態にしておく男性がいるのです。
「距離を置こう」と言われたときにとるべき態度
彼氏から、「距離を置こう」と言われた場合、不安に駆られたり焦ったりする気持ちから、取り乱してしまいがち。ですが、パニックに陥って彼氏を困らせても、良いことはありません。
そんなことにならないために、「距離を置こう」と言われたときにとるべき態度について、押さえておきましょう。
理由を聞く
「何となく距離を置く」という男性はいません。つまり、そこには必ず理由があるのです。なので、彼から「距離を置こう」と言われたときには、「どうして距離を置こうと思ったのか、正直に教えてくれたら考える」と言ってください。
この言葉で、彼が距離を置きたがっている理由を聞き出しましょう。そしてその理由をふまえて、今の自分に何ができるかを考えるのです。
このように、今後の彼氏との関係を考えるうえで、「なぜ距離を置きたいのか?」といった点を確認することは、非常に重要となります。この理由がわからないと、今後のことを考えられません。
つまり、なす術がなくなってしまうということです。このようなことから、彼が距離を置こうと言ってきた理由は、しっかりと確認しておきましょう。
「友人」より下の存在にならないようにする
男性が距離を置きたいと言うときは、すでにかなり冷めている状態だと言えるでしょう。これは、ほぼ手遅れであるというケースが大半です。
この状況をふまえると、信頼や愛を取り戻すためには長い時間が必要と言えるでしょう。そのため、せめて「友人」という関係性は守るようにしたいもの。
そして、欲を言えば「何でも相談できる大切な親友」というポジションを守れれば良いですね。彼に不快感を与えず、負担にならないような言い回しで、より良い関係性を維持できるよう、説得しましょう。
どれくらいの期間、距離を置けば良いか
彼氏から「距離を置こう」と提案された場合、「一体いつになったら元に戻れるの?」「どれくらい待てばいいの?」と感じる女性は少なくありません。
そこで、彼氏と距離を置く場合には、どれくらいの期間が良いのかといった点についてお伝えします。
女性の性格に問題があった場合には最低1年
距離を置こうと言われる原因があなたにあった場合、彼氏の中で評価や偏見がハッキリと固まってしまっているケースが多いもの。なので、きちんと向き合ってくれるまでに、最低でも1年はかかると思っておいてください。
そして、ちょうど1年後までに、適切な距離で関係を保つように心がけましょう。さらに、男性の求める性格よりも、少し上乗せして、自分自身の問題を改善できるように努力するのです。
このように状況を整えてから、飲んだ勢いなどのタイミングで告白してみましょう。これでダメだったら諦めるべき。
また、それまでに女性側が冷めるケースも多いもの。「時間が解決してくれる」とはよく言ったもの。結局は時間の流れに任せることが、お互いの精神衛生上のことを考えると、もっとも平和なのかもしれません。よりを戻すのは、それほどに困難であるということを心にとめておきましょう。
彼に好きな女性ができた場合は、ハッキリとした期間を決めず味方をする
あなたの彼氏がほかの女性を好きになった場合には、彼の味方をしてあげるようにしましょう。この場合、とくに期間を決めず、「振られるまで」「飽きられるまで」「別れるまで」という具合に、関係に区切りがつくまでを目安にすると良いでしょう。
このときに心がけるべきことは、「悩みを聞ける友人」としての関係性を保つということ。決して、彼と新しい女性が上手くいくよう、恋のサポートを頑張るのではありません。できる限り、彼の心に寄り添える存在となることで、あなたの魅力を少しずつ伝え、彼にとって大切な存在となれるように努力するのです。
距離を置いているあいだの連絡方法と注意点
よりを戻したいと考えるのなら、距離を置いているときのやりとりに注意しなければなりません。ここで彼に不快感を与えてしまうと、復縁が遠ざかってしまいます。
そこで、距離を置いているあいだの連絡方法と注意点について、見てみましょう。
連絡の頻度は交際しているときの5分の1以下にする
距離を置くことになった場合、連絡の頻度を少なくする必要があります。会えない寂しさから、付き合っているときと同じくらい連絡をしてしまうと、「やっぱり重い」「よりを戻すのは難しい」という印象を与えてしまいがち。
なので、連絡の頻度は交際時の5分の1以下にするよう、心がけてください。
LINEなどの文章量は男性と同じか、やや少なめに
LINEなどで連絡をとりあう場合、頻度と共に文章量にも注意する必要があります。いくら頻度を少なくしたからと言っても、その分、文章量がかなり多くなってしまっては意味がありません。長い文章は、読むだけでも大変なもの。
また、長いLINEはパッと見ただけでも、「重い」印象を与えてしまいがち。さらに、長い文章を見たうえで返事を書かなければなりません。
長い文章が送られてきた場合には、その返事もそれなりに長くするのがマナーと思っている男性も珍しくないです。彼がそう思うタイプだと心理的なプレッシャーを与えることになるので、長文のLINEを送ることは避けてください。彼との関係をさらに悪化させてしまう原因となってしまいます。
こうしたことをふまえると、彼が送ってきた文章量と同じくらいか、ほんの少し多い、もしくは少ない程度が良いでしょう。彼の文章量に合わせることで、彼にとって適切だと感じられる文章量に調節することができるからです。
仲の良い友人という関係を保つ
距離を置く場合には、仲の良い友達に見られるような、信頼関係を勝ち取ることが大切です。彼からの信頼が回復するほど、復縁の可能性は高まります。
また、仲の良い友達、一緒にいて居心地が良く、一人で過ごしたいときには距離を置くなど、適切な距離感をとれるもの。このように、彼にとって心地良い距離感をとることで、少しずつあなたの印象が良くなっていくのです。
ネガティブな発言やお願いごとをしない
彼氏との復縁を望む場合、「重い」「負担」といったイメージを抱かれないことが重要。そのため、あなたからネガティブな発言や、お願いごとをしないよう心がけてください。
反対に、あなたからポジティブな発言をしたり、彼の手助けをしたりするように心がければ、彼の印象は良くなります。「彼女の言葉を聞くと前向きになれる」「困ったときには、いつも彼女がそばにいてくれる」という印象を与えられれば、復縁の可能性も高まるでしょう。
好きという雰囲気を出さない
「好き」というオーラは、そのときがくるまで一切におわせてはいけません。その理由は、彼が警戒するから。
彼の愛情が薄れているときに、あなたから好きな気持ちをアピールすると、「重い」イメージにつながりかねません。最悪の場合、関係を断たれてしまいます。
また、あなたが下の立場になりすぎないことも重要。彼の言うことを何でも受け入れるような姿勢になると、都合良く利用されるだけになりかねません。
まとめ
彼氏が「距離を置こう」と言い出す際には、何かしらの理由があるもの。その理由をうまく聞き出し、彼の本音を探ることで、よりを戻せる確率を上げることができます。
とは言うものの、距離を置くことを提案してくる時点で、男性の愛は冷めきっているケースが多いと考えられるので、過度に期待してはいけません。それでも彼に対する気持ちが強い場合には、適切な距離感を保ちながら、彼に良い印象を与えられるように努めましょう。