スキンケア 朝

ターンオーバーってなに?ターンオーバーを整える14の方法

「お肌のターンオーバー」という言葉、よく見聞きしますよね。知名度こそ高い言葉ではありますが、実際に「ターンオーバーをどうするのが良いのか」を知っている人はなかなかいないもの。あなたはどうでしょうか?ターンオーバーについての知識、正しく身についていますか?

ここでは、

についてまとめてみました。

ターンオーバーとは

まずは「ターンオーバー」の意味についておさらいしましょう。ターンオーバーとは何なのか、何を意味する言葉なのかをじっくりチェックしていきます。

肌の不要なものが剥がれ落ちる新陳代謝のサイクル・肌代謝

まず「ターンオーバー」とは、お肌の新陳代謝を意味する言葉です。新陳代謝と言えば、古い細胞が身体から出ていき、新しい細胞に生まれ変わること。お肌の場合は、不要な角質などが肌表面から剥がれ落ち、新しい肌細胞に生まれ変わる代謝活動を意味します

つまりお肌のターンオーバーが正しく巡ることによって、かさぶたが剥がれ落ちたり、色素沈着が薄くなっていったり、角質が毛穴に留まることなくニキビや吹き出物を防いだり…といった作用に繋がります。ターンオーバーを制する者が、美肌を制するというわけです。

年齢によりターンオーバーの周期が変わる

身体の代謝能力は年齢によって変わります。若い頃に比べると、年齢を重ねるごとに傷の治りが遅くなりますよね。これと同じで、お肌のターンオーバーの周期も年齢によって異なります。年齢を増せば増すほど、ターンオーバーの周期も遅くなりがち

ターンオーバーの周期が遅れることで、具体的には「色素沈着が消えない」「お肌がゴワゴワになる」「シミやそばかすが増える」といった事態が起きやすくなります。古い角質が出て行かないため、お肌に分かりやすくこんな症状が出てしまうのです。

ですがもちろん、年齢を重ねてもターンオーバーを整える方法はありますのでご安心を。

ターンオーバーの周期は個人差がある

年齢によってターンオーバーの周期に差があるとご説明しましたが、実は年齢だけではなく、個人差によってもターンオーバーの周期は異なります。体質によって免疫力や体力が異なるように、ターンオーバーが遅い人or早すぎる人が存在するのです。

ですからご自分のターンオーバーが早い方なのか遅い方なのかを見極めるのも、スキンケアをするにあたって大切な要素。古い角質が剥がれずに肌がゴワゴワしがちなのはターンオーバーが遅い兆候、角質が剥がれすぎて乾燥気味なのが早い人の兆候です

ターンオーバーが正常だと肌トラブルがない

肌トラブルがなく、健康で美しい肌質を保っていられるのは、お肌のターンオーバーが正常な証拠です。ターンオーバーが正常だと、お肌の古い角質が毛穴を詰まらせることはありませんし、角質が剥がれすぎて乾燥肌になってしまうこともありません。

今肌トラブルに悩んでいる人は、お肌のターンオーバーが乱れているものと思ってください。逆に言えば、ターンオーバーを正常化させることが、肌トラブルを防ぐ一番の近道だということです。

ターンオーバーが早すぎても遅くても肌トラブル

スキンケアをするにあたって、よく誤解されがちなのが「ターンオーバーを早めれば良い」という解釈。もちろんターンオーバーは、早すぎても遅すぎてもいけません。やみくもに代謝を促そうとすれば、必要な角質まで剥がれ落ちてしまい、お肌のバリア機能が弱まるなどのリスクも出ます

「早めれば良い」「遅らせれば良い」という考えは捨てて、「正常に戻す」という目標を立てましょう。正常なペースでターンオーバーを繰り返せば、健康的な肌質へと近づきます。

ターンオーバーが乱れるとどうなるの?

「お肌のターンオーバーが乱れる」という表現もよく見聞きしますが、実際にターンオーバーが乱れると、どんな症状が出るのでしょうか?よくありがちな肌トラブルと照らし合わせてチェックしてみましょう。

早すぎると乾燥状態などによる肌トラブル

もしもお肌のターンオーバーが早すぎてしまった場合は、本来お肌の潤いを保ったり、バリア機能を維持しているはずの角質までが剥がれてしまいます。つまり空気の乾燥に対して無防備な、乾燥肌になってしまうわけです。

乾燥肌になるとお肌がカサつき、かゆみや湿疹が出ます。また、乾燥肌は自ら肌を潤そうとして、必要以上に皮脂を過剰分泌してしまい、オイリー肌になってしまうケースも少なくありません。

遅くなると角質が剥がれずゴワつきやシミの原因に

もしもターンオーバーに遅れが出てしまうと、古い角質がいつまで経っても皮膚に居残り状態。そのため肌がゴワついて、柔らかなマシュマロ肌からかけ離れていきます。また、毛穴に角質が詰まって毛穴が開いたり、黒ずみやニキビの一因になることも。

また、古い角質が剥がれないことで、メラニン色素が残ってしまいます。色素沈着状態になり、シミやそばかすに繋がることも。キズの跡が残ってしまうのも、ターンオーバーの遅れが一因です。

ターンオーバーの乱れの原因

お肌のターンオーバーが乱れてしまう人には、共通する特徴があります。次の理由に当てはまる人は要注意。

間違ったスキンケア

良かれと思ってやっているスキンケアが間違っていること、実は少なくありません。例えば洗顔でゴシゴシと肌を擦ったり、熱いお湯を使うのはNGです。強く肌を擦るとダメージを与えてしまいますし、熱いお湯は必要な分の角質まで剥がしてしまうからです。

また、お肌を小まめに保湿しないこともNG。乾燥したお肌は皮脂の過剰分泌を促すなどして、ターンオーバーを乱します。他にもピーリングで無理に角質を剥がそうとするケアも、ターンオーバーを乱すので要注意。

紫外線・乾燥

紫外線や乾燥対策、しっかり行っていますか?紫外線は肌にダメージを蓄積させ、バリア機能を弱めてターンオーバーを乱します。また、お肌の乾燥もバリア機能を弱めたり、刺激に敏感にさせたりと、ターンオーバーを乱しがち。

紫外線対策も乾燥対策も、年中無休で心がけましょう。紫外線は一年中降り注いでいますよ。

睡眠不足・疲労

忙しい現代人にありがちなのだ、睡眠不足や疲労でターンオーバーが乱れてしまうこと。人は睡眠中に成長ホルモンを分泌していて、そのホルモンがターンオーバーを促しているのです。つまり夜更かしや不眠は、ターンオーバーを阻害します。

また、疲労状態が続くと血流が悪くなったり、自律神経が乱れたりして、ターンオーバーを乱しやすくなるのでご注意。

食生活の乱れ・喫煙・過量のアルコール

毎日しっかり栄養バランスの取れた食生活を送っていますか?ファストフードや油っぽい物ばかり食べていると、ビタミンやミネラル類が不足し、ターンオーバーを促せなくなってしまいます。

また、喫煙や飲酒の習慣がある人も要注意。喫煙は身体の調子を悪くし、血流を滞らせるリスクがあります。アルコールも体内の栄養を大きく消費するため、ターンオーバーを妨げがち。

ストレス・ホルモンバランスの乱れ・冷え

過度なストレスを抱えていませんか?ストレスは自律神経を乱し、ホルモンバランスにも悪影響を及ぼします。特にホルモンバランスが乱れると、お肌の調子が著しく悪くなります。生理不順がある女性なども注意したい点ですね。

また、冷え性気味の人は血流が悪くなっています。血流が滞るとお肌にまで栄養が行き渡らなかったり、代謝機能が落ちたりして、ターンオーバーの乱れに繋がります。

無理なダイエット

過度な食事制限や慣れない運動など…無理なダイエットをしていませんか?急激にダイエットをしようとすると、ストレスが溜まったり身体に負担がかかったりして、ターンオーバーが乱れやすくなります。特に食事制限系は、栄養不足にも陥りやすいので要注意

便秘・運動不足

実は便秘になると、腸内にある毒素や老廃物が血液中に乗って全身に行き渡ります。その影響で毛穴から肌にまで毒素が流れてしまい、肌のターンオーバーに悪影響が出てしまうのです。また、便秘はストレスにも繋がりやすいのがリスク。

運動不足に陥っている人も同様に、ターンオーバーが乱れやすくなります。運動不足は筋力が衰え、血流が滞ったり代謝機能が落ちるからです。

ターンオーバーを整える~スキンケア編~

ターンオーバーを整える方法はいくつかありますが、まずは正しいスキンケア方法をチェックしておきましょう。

洗顔はやさしく丁寧に

洗顔時、「汚れを取ろう」と思って力強く肌を擦るのはNG。洗顔はできるだけ優しい手つきで、丁寧に行うのがポイントです。よく泡立てた洗顔剤を、泡を乗せるようなイメージで優しく肌にくっつけて汚れを落とします。すすぎは30度程度のぬるま湯で行いましょう。

泡を肌の上で転がすような手つきが理想的。実際に指で肌に触れないように意識すると良いでしょう。

保湿はしっかりと

お肌の保湿をしっかり行わないと、肌が乾燥してターンオーバーが乱れます。特に洗顔後は、すぐに化粧水で水分補給をして、その上から乳液やクリームで蓋をしてください。化粧水のみor乳液・クリームのみはNG。水分を与えることと閉じ込めること、2つが重要です。

洗顔後はもちろんですが、メイクを取った後や日焼けをした後など、お肌が乾燥しそうなタイミングでも保湿をしてください。

紫外線対策をしっかりと

紫外線はお肌の水分を蒸発させ、バリア機能を弱めます。しっかり日焼け止めを塗って紫外線からお肌を守りましょう。日焼け止めは効力の強いものを1度だけ塗るより、効力に関係なく何時間か毎に塗り直すのが効果的。日焼けは暑い季節だけではなく、年中無休で対策しましょう。

美容液やクリームをつけすぎない

美容液やクリームはお肌に栄養や水分を与えますが、たくさんつければ良いというものでもありません。肌が吸収できる美容液類の量は限度がありますし、付け過ぎると肌がべた付き、逆に汚れや雑菌を付着させやすくなります。基礎化粧品はあくまで適量をつけるように気をつけましょう。

ターンオーバーを整える~食事編~

お肌のターンオーバーは日頃食べている食事でも改善することができます。ターンオーバーを整えるのに最適な食生活の送り方を見てみましょう。

バランスのよい規則正しい食事

栄養バランスの良い食事を心がけるだけでも、お肌に栄養が行き渡りやすくなり、お肌の調子が改善していきます。油っぽいものばかりを食べるのはNGですが、極端に野菜しか食べないのもNG。野菜・お肉・お魚・卵や乳製品…と、種類豊富にいろんな食材を食べるよう心がけましょう。

できれば出来合いのお惣菜やファストフードよりも、自炊した方がお肌に良い食事を取りやすいです。

タンパク質は必須

タンパク質は皮膚の細胞を構成する重要な要素。他にも髪や爪、筋肉などを構成する栄養素ですから、タンパク質は欠かせません。良質なたんぱく質は、肉類や魚介類、乳製品、卵などから摂取できますよ。大豆食品もタンパク質摂取に向いているので、豆乳や納豆を食べるのもおすすめです。

ビタミンA・C・Eで抗酸化作用

ビタミン類は美肌に不可欠な栄養素。特に肌細胞を老化から守る抗酸化作用を持った、ビタミンA・C・Eを意識して摂取するようにしましょう。ビタミンAは人参やほうれん草から、ビタミンCはパプリカやブロッコリーから、ビタミンEはアーモンドや植物油から摂取できますよ。

食物繊維と発酵食品で腸内環境を整える

食物繊維や発酵食品は、腸内環境を整えて便秘を解消し、お肌の調子を整えるのに向いています。食物繊維はゴボウやキャベツなどの野菜類、発酵食品はキムチや味噌、ヨーグルトなどを摂取しましょう。

ちなみに食物繊維は、シャキシャキした「不溶性」と粘り気のある「水溶性」、どちらの食べ物も万遍なく摂取してください

ターンオーバーを整える~ライフスタイル編~

お肌のターンオーバーは日常生活と密接にリンクしています。ターンオーバーを乱さない生活習慣を心がけましょう。

睡眠を十分にとる

睡眠不足は美容の大敵。質の良い睡眠をたっぷりとるように心がけましょう。夜更かしするよりは早起きして、朝に好きなことをして過ごしてください。寝る前はスマホやPCなどの液晶を見るのをやめ、寝返りを打ちやすいナイトウェアと寝具を整えてください。

ストレスをためない

ストレスはお肌の調子を悪くします。「これをすると楽しい」と思えることをいくつか見つけておき、ストレス解消に役立ててください。1日に10分でも良いので自由にできる時間を自分に与え、好きなことをして自由に過ごし、ストレスを解消する習慣を身につけましょう。

毎日日記を書いて、悩みごとや愚痴を吐き出すのもおすすめの方法です。たまに自分へのご褒美をあげるのも良い方法。

身体を温める

血行が良くなるだけでもお肌の調子は良くなります。冷えを予防し、積極的に身体を温めましょう。ひざ掛けを常備しておいたり、冷たい食べ物・飲み物は避けて温かい物だけを摂取するようにしたりなど…。適度に運動をすると、血流が促されて身体も温まりますよ。

アルコール・喫煙は控える

飲酒や喫煙の習慣がある人は、少しずつで良いのでそれを控えてみましょう。ノンアルコールのお酒やニコチンなしの電子タバコなどを使用して、アルコールとタバコを避けてください。それだけでも身体の機能が向上し、お肌の調子も良くなります。

就寝前の飲食・飲酒は避ける

就寝前に飲食や飲酒をすると、眠りが浅くなって免疫力が下がってしまいます。疲労や睡眠不足の原因にもなりますから、寝る前は何も食べたりお酒を飲んだりしないように注意してください。寝る直前の夕食にならないよう、ご自身のライフスタイルとも向き合ってみましょう。

適度な運動をする

適度な運動を習慣づけると、筋力がつき血流が促され、ターンオーバーが正常化していきます。徒歩や自転車で移動する距離を増やしたり、エレベーターではなく階段を使うなど、まずは身近なところから運動の機会を増やしていきましょう。

まとめ

お肌のターンオーバーは意外なことが引き金になって乱されてしまいます。それは裏を返せば、思わぬことがきっかけでターンオーバーが正常化し、お肌が綺麗になるということ。自分の生活習慣を見直しながら、少しずつターンオーバーを正常に戻していきましょう。

*本文中で「アンチエイジング」について言及する場合、「年齢に応じた潤いのお手入れ」を意味します。若返り効果を意味するものではありません。
*本文中で「美白」について言及する場合「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと」「メーキャップ効果により肌を白くみせること」もしくは「日やけによるしみ・そばかすを防ぐこと」を意味します。
*本文中で「シミ」や「小じわ」「毛穴」のケアに言及する場合、文言はいずれも「シミやシワ、毛穴を目立たなくすること」を意味します。シミやシワの改善や治療効果を標ぼうするものではありません。
*記事内で特定商品の効果を紹介する場合、該当の記載は「すべての人に対して同じ効果があること」を保証するものではありません。
*記事内で特定商品がパッチテスト済みであることを紹介している場合、該当のテスト結果は「すべての人に対して同じ効果があること」を保証するものではありません。