花言葉♡紫陽花の意味とは!色別の紫陽花の花言葉

小さい花がたくさん集まって咲く紫陽花は初夏を彩る花のひとつ。土壌の性質や、咲いてから散るまでの間に花の色を変えることから「七変化」「八仙花」とも呼ばれています。じつは紫陽花の花言葉は花の色によっても変わります。

ここでは、

  • 紫陽花(アジサイ)の基本情報
  • 一般的な紫陽花の花言葉
  • 花の色によって変わる紫陽花の花言葉
  • 増えている!紫陽花の出番

についてお伝えします。奥深い紫陽花の魅力が伝わってきます。

紫陽花(アジサイ)の基本情報

まずは紫陽花の基本情報を見てみましょう。さまざまなところで紫陽花を目にする機会は多いものの、意外に知らないことも多いのでは。「移り気」という花言葉からウェディングシーンでは避けられがちでしたが、最近は人気が上がっているそうです。

紫陽花の名前の由来はギリシャ語で「水の容器」

紫陽花の語源ははっきりしないものの、最古の和歌集である『万葉集』にもその記載が確認されています。最も有力とされているのは「藍色が集まったもの」という意味の「あづさい(集真藍)」から名付けられたとする説。漢字の紫陽花という表記は、唐の詩人、白居易がライラックに付けた名を、平安時代の学者源順が誤ってつけたものと考えられています。

また英名のハイドレイジア(Hydrangea)はギリシア語で「水の器」を意味します。紫陽花が雨を受けて咲く花というイメージは万国共通ということですね。

紫陽花の花にはアントシアニンという色素が含まれており、土壌から吸収されたアルミニウムが加わることで青みを帯びます。土壌が賛成だった場合には、アルミニウムが溶けて吸収されやすく紫陽花は青っぽい花を咲かせます。一方、アルカリ性の土壌で育った紫陽花は赤みのある花をつけます。日本の土壌は賛成が強いため、青から青紫の紫陽花が多く見受けられ、アルカリ性の強いヨーロッパでは赤っぽい紫陽花が咲きます。

また花色は開花から時とともに変化していき、青っぽい花も赤みを帯びていくようになります。これは整合性にともなう花の老化によるものであり、土壌の性質とは関係なく起こるもの。こうした花の色の変化が紫陽花の魅力であり、また一方で移り気とネガティブな花言葉をつけられる要因ともなったのです。

花に特徴がある”花弁とがく弁”

6月から7月にかけて開花するアジサイ。アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種です。花びらに見える白、青、紫やピンク色の部分はじつは大きく発達したガクで、ガクアジサイは花序の周りを囲むように並んでいます。ガクアジサイが変化し、花序がすべて装飾花となった紫陽花を手まり咲きと呼んでいます

原産国は日本で50以上の品種がある

紫陽花の原産地は日本ですが、ヨーロッパ、アメリカなどで鑑賞用として広く栽培され、多くの品種が作り出されています。現在50以上の品種があるといわれています。梅雨時期に見かける丸い紫陽花はヨーロッパで品種改良されたセイヨウアジサイと呼ばれるもの。

品種を大別すると2種類

紫陽花の咲き方には大きく2種類あり、中央の花を囲むように咲く額咲きと、ブーケのように丸く咲く手まり咲きがあります。2種類のうち、一般的によく見かけるあじさいは西洋種であるハイドランジア。日本固有種であったガクアジサイを西洋で品種改良し、大正時代に逆輸入されたのがハイドランジアです。

ガクアジサイはガク片が密集した花を囲むように広がり、平たい形をしているのが特徴。一方ハイドランジアは大部分が装飾花であり、一般的に紫陽花と聞いてイメージするボール状の形をしています。

一般的な紫陽花の花言葉

引き続き、紫陽花の一般的な花言葉について、調べてみましょう。身近でシンプルな花だけに、花言葉にもさまざまな意味合いがあるようです。花言葉を知っておくことで、自分自身のために飾るときや贈り物にするとき役立ちますよ。

家族団らん

紫陽花はたくさんのガクがボール状に寄り集まってひとつの花を形成していることから、「団結」「家族団らん」「和気あいあい」という花言葉を持っています。そんなようすから、いつまでも仲良くいたいという気持ちを込めて、母の日の贈り物や結婚式のブーケなどにも好んで用いられているようです。さまざまな色の花のぎゅっと集まった紫陽花のブーケもにぎやかですてきですね。

移り気

紫陽花の花の色が、土壌や生えている場所、時間によって異なることから、紫陽花には「移り気」「浮気」「無常」「変節」といった花言葉も多く見られます。本来、その色の多様さが紫陽花の魅力でもあるのですが、これは多くの人が思い浮かべる代表的な紫陽花のネガティブな花言葉かもしれませんね。

冷淡・無情

また雨に耐えて咲く姿から、冷淡、無常、辛抱強い、高慢という意味が込められていることもあります。ブルーや紫の紫陽花のクールな雰囲気や、時期によって色を変えるところからつけられた花言葉のようです。また欧米ではブルーの花にはネガティブな花言葉がつけられることが多くあるため、その影響もあるかもしれません。

花の色によって変わる紫陽花の花言葉

紫陽花の花言葉は、バラやチューリップのように、贈る色によっても変わります。さまざまな花の色でたのしませてくれる紫陽花だからこそ、色には充分注意をして、プレゼントを選びたいですね。紫陽花の場合、咲いた後からも色が変化するので注意が必要です。

青い色なら辛抱強い愛情・謙虚

青~青紫の紫陽花の花言葉は辛抱強い愛情、謙虚、冷淡、無常、高慢、辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ、です。日本でよくみかける青っぽい紫陽花は、梅雨の長雨にも耐えしのぶ姿を連想させます。もともと日本にあった紫陽花の原種である青いガクアジサイの花言葉は謙虚。セイヨウアジサイのようなボリュームや華やかさはないものの、和風庭園に似合う謙虚なたたずまいは、よくお寺などに植えられていることからも伝わってきます。

白色なら寛容

白い紫陽花の花言葉は寛容。結婚式のアレンジメントやブーケでもよく見かける白い紫陽花はアントシアニンを含まないため、土壌に関わらず、白い色は変化しません。純白でボリュームある白い紫陽花は、ウェディングシーンにぴったりです。梅雨の時期に青や紫の紫陽花に交じって、雨に打たれながらも凛としている白い紫陽花も粋なものです。

ピンク色なら元気な女性

元気な女性をイメージさせるのはピンク色の紫陽花。アルカリ性が強いヨーロッパの土壌によく見られます。強い愛情なども意味するピンク色の紫陽花は母の日のプレゼントにもぴったりです。またお祝い事に、ピンクと白の紫陽花で紅白セットにして贈るのもおすすめですよ。品種改良によって、ピンクのグラデーションが入った紫陽花も登場していますから、紫陽花だけでも十分すてきなギフトになります。

増えている!紫陽花の出番

花の色がさまざまに変化することから、移り気、浮気、無常といったネガティブなイメージが強く、アレンジメントや贈り物としては避けられがちだった紫陽花ですが、ポジティブな面を活かして出番が増えてきています。

母の日に贈る人が増えている

元気な女性や強い愛情を意味するピンクの紫陽花と、寛容を表す白い紫陽花とを組み合わせたアレンジメントやブーケを母の日に贈る人が増えているようです。紫陽花はボリュームがあってかわいらしい形をしていることから、アレンジメントにもぴったり。花も長持ちするため、好んで使われています。

ジューンブライドのウエディングブーケに人気

ヨーロッパでは古くから6月に結婚する花嫁は幸せになれるという言い伝えがあります。それがジューンブライド。由来については諸説ありますが、ギリシア神話に登場する神主ゼウスの妃で結婚や出産を司る女神が守護する月であることから、この月に結婚すると生涯幸せに暮らすことができるといわれています。そんな6月にぴったりなのが、紫陽花というわけです。寛容を表す純白の紫陽花は、ウエディングブーケにもぴったり。純真な花嫁のイメージにも重なります。

まとめ

花の色がさまざまに変化するという特徴から、浮気、無常、移り気とネガティブなイメージが先行していた紫陽花。実はポジティブな意味もたくさん持っているのです。そして色ごとに花言葉が違うのも、特徴的といえるでしょう。ボリュームがあって、個性的なフォルム。存在感のある紫陽花をアレンジメントやブーケで上手に取り入れてくださいね。