遠距離恋愛の名言の宝庫。Dearふくい編集長江戸しおりさんに聞く!遠距離恋愛のコツと楽しみ方

福井県への体験移住をきっかけにローカルメディアDearふくいを立ち上げ、現在はfeely編集長やフリーランスのライターとして活動している江戸しおりさん。元パティシエという異色の経歴もお持ちです。

そんなしおりさんは、福井出身の彼と、約1年の遠距離恋愛を経て最近結婚しました。そこで、どのようにして約1年の遠距離恋愛を乗り越えたのかなど、恋にまつわるあれやこれやを聞いてきました!

遠距離恋愛をしている方・これから遠距離恋愛をするという方、必見です。

Dearふくいとは

Dearふくいとは福井を楽しむ女の子のために2016年9月にオープンした福井県の観光情報サイトです。福井県にしかないおしゃれでかわいいカフェや観光地情報など、魅力溢れるスポットをお届けしています。福井県の各スポットの洗練された情報をチェックするなら、Dearふくいで決まり! (Dearふくい:https://dearfukui.jp/

現在の旦那さんとの出会い

—–どういう経緯で福井県なのか、福井県にハマった理由をお聞かせください。


福井県鯖江市の「ゆるい移住」という企画で福井県に半年間体験移住しました。当時、ライターとして独立したばかりだったのですが、意外にも仕事が順調にいってしまい、何か新しいことに挑戦しなきゃ!と思っていたところにたまたま体験移住の募集記事を見かけて、興味本位で参加したんです。
実際に福井県で暮らしているうちに知り合いが増えていき、仕事面でも福井県と関わることが必然的に増えていきました。

—–現在の旦那さんとの出会いを教えてください。


福井県勝山市のPRのお仕事で知り合いました。そこの市役所にいて、3日間、取材の案内をしてくれたのが今の夫でした。

—–お付き合いをするってなったのは出会ってすぐの話でしたか?

出会ってから正式にお付き合いをするまでは、1ヶ月かかりました。3日間街を案内してくれた時に、すごく意気投合して。その後は、仕事の話で何度も連絡をとっていく中で、お互い、「なんかこの人だな感」はあって。でも、私はその時まだ東京に住んでいたんです。彼はすごく真面目な人だから、「メールや電話で距離が離れている状態で付き合おうとは言いたくない」と言っていました。だから、その1ヶ月間はなぜか「結婚しよう」とだけ先に言ってたんです(笑)

—–えー!順序が逆になったんですね(笑)

はい。「好き、付き合おう」は禁句でした。でも、結婚しようと言われても、「そうだね」と違和感なく思える相手だったんです。そして、その翌月本当に彼が東京に会いに来てくれて、付き合うことになりました。

その後、彼が福井、私は東京に住むという形で遠距離恋愛をし、約1年後に結婚することになりました。去年の10月から彼の地元で一緒に暮らしています♡東京と福井を行き来しながら、ライターの仕事も変わらず続けています。

濃いコミュニケーションが遠距離恋愛を続ける決め手

—–遠距離恋愛に対して、抵抗感や会えない辛さゆえに、別れてしまうかもしれない、などといった不安はありましたか?


全くなかったです。結婚するという意識はお互いゆるがないものだったから。会えるのは1ヶ月に3日程度でしたが、危ないとか別れるとか考えたことはなかったですね。

—–1ヶ月のうちにまとめて3日間ということは、他の日は会わないということですよね。そんなにも長い間会えなくて辛くなかったですか?


多少荒れている時期もありました(笑) でも、毎日電話をしていたし、彼がなんでも受け入れてくれるタイプだったからそこまで辛くはなかったです。
「なんでそんな遠くにいるの!もういやだ」「なんで東京に来てくれないの?」とか、なんでも言ってましたし。そういうのを言い合えるからこそ続いたのかなって。きっと、気負わないのが大事なんですよね。だって、結婚したら気負ってなんかいられないですから。恥ずかしいこともいっぱいあるし!

—–忙しい時・疲れている時に電話できないなんてことはありましたか?


なかったですね。ずっと電話してたかったから。
向こうの方が忙しくて、いつも電話がはじまるのは深夜2時くらいでしたけど。
それから朝の4〜5時まで電話してました。彼はそれで8:30から働いているのでどんな体してるんだろうって不思議でしたけど。
寝る直前まで電話してて、そのまま寝おちしたり、彼のお母さんの「朝だよー!」の声で起きたりすることもありました(笑)。

—–すごいですね(笑)一緒に暮らしているみたいです。電話というとテレビ電話ですか?


はい、テレビ電話でした。それまで、私テレビ電話って恥ずかしいと思ってたんです。
でも、彼の場合はなんでも見せられる人でした。夜にパックしてるところとかも(笑)。

—–付き合いたてだとなかなか見せられないですよね!


一度、彼が東京にいるタイミングで熱を出してしまって、看病してもらったんです。
それまでは自分が病人状態の時に、好きな人には側にいてほしくないと思ってました。
でも、夫の場合は「熱い」とか、「これ買ってきて」とか、ワガママが言えたんです(笑)

遠距離だからこそなんでもシェアすることが大切

—–お互い常に共有をしているんですね。


共有しています。私の性格的にも今日何があったとか、どこに行ったとか、常に共有していたいタイプなので。

—–遠距離だからこそ、共有が大事になってくるんでしょうか。


大事だと思います。例えば男の人とご飯に行って、後々ばれたらいやじゃないですか。遠いからこそ、近くにいるより疑心暗鬼になりやすいと思うので。
だから、「男の人と2人で飲みにいってくる」とか…もう、なんでも言いますよ。

—–旦那さんはそれを聞いてどんな反応されるんですか?


「え〜、寂しい〜」ってだだをこねる感じですかね(笑)。
私がそういうことで、怒れない空気感は作ってきたかもしれないです。江戸しおりはそういう人間だから仕方ない、みたいなことはよく言われます。

—–お仕事でいろんな人に会うことを不安に思われたりしませんか?

彼がそういったことで私に不安を持つことはないと思います。私も夫に対して一切不安を感じたことはないです。いつの日だったか…彼が休日に「山登りにいくけどくる?」って言ってくれたんです。でも私は、「いや行かない」って(笑)。後々写真を見たら女の子が映ってて、「2人で山登った」って。「だってしおりん誘ってもこないんだもん」って。
彼にとっては大したことじゃないんですよ。なんの悪気もなくて。「他の人も誘ったけど、みんなこれなくて2人になっちゃったんだ〜」って。 お互い変なんです、きっと(笑)。

イベント化で遠距離恋愛を楽しんで

—–遠距離だからこそたのしかったことはありますか?


記念日は欠かさなかったです!あと、ただのデートでもイベント化するようにしてました。

—–イベント化というとどんなことをされていたんですか。


会う時にフェイスブックでイベントを立てしたりしてました。会う日程が近づいたら、
「○月○日、○○に伺いますのでよろしくお願いします」ってビジネスライクでやりとりしてみたり(笑)。
日程が近くなったらカウントダウンをしたり。会う日にはあと○キロで会えるよって実況中継したり。

—–他には何か工夫していたことってありますか?

会った時によく動画を撮ります。例えば2人でご飯を食べる時はテーブルにずっと携帯を置いたりしています。
そのムービーを1人で寂しい時とか、家に1人でご飯を食べる時に見るんです。彼と話している感じがして良かったですよ。

会っている時のリアリティさが残りますよね!ビデオ撮影のいいところはどんなところですか?


このビデオ撮影の良いところは、お互いの発言の良い悪いや、どの仕草・行動が良かったかとか、後々になってお互いで話せるところです。例えば「これ取り分けてくれたね、これすごいよかった」って。そういう話をしていると、相手がされて嬉しい行動とか、好き嫌いが分かるから、よりよいカップルにブラッシュアップされていく感覚がありました。
遠距離を続けるためにしてたのではなく、ただお互い楽しくて、思い出を残したくてしてただけなんですけどね。

遠距離恋愛だからデートはいつも旅行気分

—–福井ならではの、遠距離恋愛中に盛り上がったスポットはどこですか?


福井県にある東尋坊は自殺スポットと言われていますが、実は明るくて観光客も多くて、絶景スポットなんですよ。そこで写真を撮りあったりしたのは楽しかったですね。秋には東尋坊夕陽ハートカクテルという、サンセットクルージングが行われることもあるんです。今年は彼とそこにいきたいと思っています。

—–そうなんですね。他には?


福井県坂井市にある古民家を改装したフレンチレストランのLULL(ラル)はイチオシのスポットです。東尋坊からほど近い場所にある古民家レストランを改装したフレンチレストランなんですよ。

外観

さりげないおしゃれさが魅力の店内

古民家改装フレンチレストランLULL(ラル)詳細:https://dearfukui.jp/gourmet/4152


あと、平泉寺白山神社もすごくいいところですよ。開山1300年のパワースポットで、苔が一面に広がる神秘的な景色は一度は見るべきスポットだと思います。彼の地元ですが、遠距離恋愛していると、ただのデートも旅行みたいな感覚になれるんです

平泉寺白山神社

平泉寺白山神社詳細:https://dearfukui.jp/sightseeing/5567

結局は相手と合うかどうか

—–危機管理というよりは楽しいがベースだったんですね。素敵です。


続けるためにがんばる必要なんてなくない?って思うんです。続けなきゃいけない理由なんてよくよく考えたらないですし。

—–たしかに。気づいたら自然とカップルでいるって理想ですよね。旦那さんとはそういった感じがしましたか?


出会った時からこの人と結婚んだろうな〜と当たり前のように思っていました。
とはいっても、彼と初めて話した時は、大人しそうで話も合わなさそうって思ったんです。
でも、夜一緒に飲んでたら、意気投合して、いい人だなって。

—–じっくり話してみると、気が合うことがわかったんですね。結局はお互いの相性ということなんでしょうか。


そうだと思いますね。でも、彼は「遠距離だから続けられた」って言ってました。私たちはお互いに対しての気持ちの密度が高いカップルだと思うんです。常に「大好き」を全開にしてるような。それを毎日続けるのは辛かったかもしれない。
月に3日会うっていう頻度だったから続けられたけど、近距離だったらお互い尽くしすぎて疲れて、相手に求めることもどんどん大きくなっちゃうから、続いていなかったかもしれないですね。

気負わず“諦めの気持ち”でその時その時を楽しんで

—–色々な話をしていただきましたが、遠距離恋愛をするにあたって、最も意識していたことは?


あんまり深く考えない方がいいです。彼と付き合うまで、私は「付き合う=結婚」「この人しかいない!この人と結婚しなきゃ!」と思っていました。
でも、そう思っていても無理なものは無理なんですよね。
運命って意外と決まっているんじゃないかと思っていて。実際、私もこの人と絶対結婚したいと思って、でも別れてを繰り返して…「もうどうでもいいや」って諦めた時に夫がいきなり現れましたから。すごい好きな人と遠距離になって続かないなら続かないでしょうがないって、軽い気持ちで遠距離恋愛を始めたんですよね。今思うとそれくらいの気持ちが逆によかったのかなって。無理して頑張って遠距離恋愛を続けても、そのあとうまくいかないと思いますし。
頑張らなきゃ続かないような相手なんて、もとより結婚しない方がいいと思いませんか?本当に続く相手は頑張らなきゃって思わなくても、続くと思うんです。

—–最後に遠距離恋愛をしているカップルにメッセージをお願いします


遠距離だからこそ密度が濃い恋愛をしたほうがいいと思います。あと、せっかく会うんだから会ってる時は全力で楽しんでほしいです。私、会ってる時に喧嘩したことないんです。電話口では、「なんで会えないの」って責めたこともたくさんありましたけど(笑)。
でも、会った時は時間を作ってくれたことにいつも最大限に感謝してました。「ありがとう」や、「好き」という気持ちは1日100回でも言ったほうがいいです。いいことだけじゃなくて、悪いことも、言いたいことを言わずに溜めてると、相手も察して、お互い疑心暗鬼になってしまうと思うので。
「思ったこと・感じたことは良いことも悪いこともすぐに言う・隠し事はしない」っていうスタンスは、会いたい時にすぐに会えない遠距離恋愛だからこそ大切になってくると思います。そうやってお互いが気持ちよく付き合える遠距離恋愛を楽しんでほしいです。