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2017年11月21日 更新

いじめは予防できる。“スウェーデン流”のいじめ対策に、ハッとする!

子ども・親・教師、3つの視点から、いじめにアプローチすることで、いじめは撲滅できる!NGO団体「friends」が実行するスウェーデン流のいじめ対策。

「子ども・親・教師、3つの視点から、いじめにアプローチすることで、いじめは撲滅できる」--。は国際的にもいじめが少ない国として認知されているスウェーデン。徹底したいじめ予防で成果を出してきたスウェーデンの取り組みがあります。

出典:instagram.comNGO団体「friends」

現在、NGO団体「friends」が提唱するプログラムは、構造的にいじめを防ごうとするもの。

friendsは、まず「子ども」「親」「教師」それぞれの立場(レベル)から、いじめの問題を探ることが大切だと推奨しています。

「生徒(子供)」の立場から、いじめ予防

friendsは「いじめを解決する責任は大人にある」の大前提を持っています。

その上で、誰がいじめの対象になっているのか。子どもは大人にそれを伝える責任があるとしています。

“友達を心配しよう”

「同級生に異変を感じたら、声をかけてあげよう」

その一言が友だちにとって大きな心の支えになります。

“良い雰囲気をつくろう”

「いじめは“雰囲気”から生まれます。悪口、悪ふざけが起きるようなグループであれば、それはいじめに発展する可能性があります。大人に状況を説明しましょう」

“ダメと言おう”

「グループやクラスメイトの誰かがいじめをしていたら、ダメの意思表示をしよう。加担するのも、見過ごす(賛成)のも自分。いじめは違法であり「チクった」の声を恐れてはいけません」

“行動を起こそう”

「もし、自分が「間違っている」と感じたなら、大人に声をあげよう。暴力に発展しているのであれば、なおさら。いじめは外部からの介入があってなくなるのです」

「親(保護者)」の立場から、いじめ予防

friendsは、親に対して「いじめは教師と子どもだけで解決する問題ではない」と、当事者意識を持つ姿勢を求めています。

“子どもたちの良いお手本になろう”

「大人たちがお互いに尊重し合う姿は、子どもにも伝わります。その逆もまた然り」

“子どもたちと話してみよう”

「大人が子どもに興味を示せば、きっと子どもは学校での出来事をたくさん話してくれます。その時、なるべく批判的な表現は避けましょう」

“学校、保育園との関係をつくろう”

「学校が親に求めること、その共通認識を持つことが第一歩。学校と保護者が連携すれば、お互いの良さを発揮しながらいじめに立ち向かうことができます」

“学校のいじめ対策を知る”

「学校のいじめ対策を知りましょう。いじめを予感した時、誰に相談すべきか把握していますか?常日頃、学校と連携していれば、どのように対応すべきか困りません」

子どもたちと多く接する教師は、どのようにいじめ問題に取り組むべきなのでしょうか?

「教師(職員)」の立場から、いじめ予防

friendsはいじめ対処に動く責任の大部分は学校にあるとしています。

学校によって規則や方針は違うもの、その状況でも共通していることは、「知ること」「共有すること」。その状況把握から始まるとfriendsは説明しています。

そして、それを踏まえた上で次の規範を教師(職員)に求めています。

“なんでも知ってる専門家・子どもたちを巻き込もう”

「一番の当事者である子どもたちを巻き込まなければ、いじめを知ることも撲滅することもできません。具体的な対処の責任や実行は大人が持ち、子どもたちを積極的に巻き込むこと、それがベースとなります」

“クリアなシステムに落とし込もう”

「各々の責任と能力を把握し、手順を共有する必要があります。長期的な視点を持ちながら、体制を整えていく必要があります」

“外部との共通認識をつくろう”

「すべての教師はどのポイントで暴力に起きるのか知っていなければなりません。そしてそれを教師だけでなく、保護者や子どもを含めた全員に伝えましょう。基本的な価値観を共有することができれば、例えば、ガイドラインを作成することもできます」

まず、子どもがいじめを発見して、親と教師がフォローアップしながら、具体的な行動を実行していくスウェーデン流のいじめ対策。

いじめに対して、三者の立場からできることを明確にし、それを丁寧に実行していく予防法は、日本も見習うことができるのではないでしょうか。

いじめは解決するものでなく予防するもの。そんな教訓を教えてくれた「friends」のプログラムでした。

記事参照:「friends」

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