MCTオイルをかけて体がすっきり♡便秘にも効果がある使い方とは

お料理にもよく使用する油は、美容の面からしても特に注意して選んでいきたいところですよね。油の量を控えたり、油のカロリーを気にしたりすることは、体を健康に美しく保つためにも必要なことです。MCTオイルはそんな美容を気にかける人にとって良い効果が期待できる油となっています。

それでは、

  • MCTオイルとは
  • MCTオイルの期待できる効果
  • MCTオイルの使用上の注意
  • MCTオイルの使い方
  • MCTオイルには粉末タイプもある

について見ていきましょう。

MCTオイルとは


MCTオイルという名前はあまり耳慣れないものですが、そもそもMCTオイルとはどのようなものを指しているのでしょうか。MCTオイルが持っている特徴と一般的な摂取の仕方について見ていきましょう。

中鎖脂肪酸油

MCTは英語で「Medium Chain Triglyceride」、日本語では「中鎖脂肪酸」を意味しています。脂肪酸は炭素の長さによって分類されており、長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸の3つに分けられます。油の種類によって含まれている脂肪酸が異なり、お料理には長鎖脂肪酸が多く含まれている油が一般的によく使われています。一般的な食用の油に対し、MCTオイルは100%中鎖脂肪酸となっているのが特徴です。

代謝のスピードが早くなる


それでは長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸ではどちらの方が良いのかという話になるわけですが、健康面を考えると中鎖脂肪酸の方が優秀と言えます。その理由はお料理で油を摂取した後の代謝スピードの違いに大きな差があるからです。

中鎖脂肪酸の体内での代謝スピードが早く、長鎖脂肪酸と比較すると10倍もの早さで大差されてしまいます。またエネルギーとして体内に吸収されるスピードも長鎖脂肪酸よりも早く、4倍もの素早さで吸収されるという特徴を持っています。吸収と代謝が素早く行われると体脂肪として体内に蓄積されにくくなるため、したがって中鎖脂肪酸にはダイエット効果が期待できるというわけです。日頃、お料理で使っている油を変えるだけでもダイエット効果が期待できるため、中鎖脂肪酸は美容業界で注目されています。

料理や飲み物に直接入れて食べる

MCTオイルの使い方はいたってシンプルで、お料理に入れるだけというものです。また飲み物にMCTオイルを少量混ぜて飲むといった方法も考案されており、汎用性の高い使い方ができるという特徴があります。

MCTオイルの期待できる効果


それでは具体的にMCTオイルに期待できる効果について見ていきましょう。ダイエット効果の他にはどのような効果が期待できるのでしょうか。美容に良いとされる理由についてご紹介していきます。

便秘改善


MCTオイルに含まれているペクチンという成分は水溶性食物繊維で、便秘を改善する効果が期待できます。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、便秘を改善するためにはどちらの食物繊維も必要です。

水溶性食物繊維の主な役割はゼリー状に溶けて食べた物を柔らかくし、体内を移動させるというものです。これに対して不溶性食物繊維は便のかさを増やし、腸を刺激してぜん動運動を活発化させ、便通を良くしてくれるというものです。便秘を改善するためには水溶性と不溶性、どちらの食物繊維も必要不可欠となります。

またこれら2種の食物繊維は摂取する割合を考慮するとより効果的に便秘を改善することが可能です。理想的な割合としては、水溶性食物繊維が1に対して不溶性食物繊維が2とされています。どちらか一方だけを摂取すれば良いというわけでもありませんので、バランスを考慮して摂取していくように心掛けてください。

MCTオイルには水溶性食物繊維が含まれていますが、これ以外にもリンゴやイチゴ、柑橘類、わかめ、昆布といった海藻類、キャベツや白菜、もやしなどに多く含まれています。一方で不溶性食物繊維は大豆や玄米、小麦、サツマイモ、ブロッコリーオクラ、かぼちゃなどに多く含まれています。

普段の食事で野菜が不足しているという人は、水溶性食物繊維が不足しているケースが多いので、MCTオイルを使って不足分を補っていくと良いかもしれません。

肌にツヤとハリが出る


お肌の調子と便秘は深い関係にあり、便秘しがちな人ほどお肌が荒れやすいという関連性があります。お肌がカサついてしまったり、吹き出物ができやすくなってしまったり、ツヤやハリが乏しくなるなどの具体的な症状が現れることが多いです。これは腸の働きと吸収した栄養素を運ぶという体の仕組みそのものが原因だと考えられます。

大腸では食事によって食べた栄養素を血中へと取りこんで、全身に運ぶという作業が常にされています。便秘によって便が長時間大腸の中に留まっていると、腸内では便が次第に腐敗していき、それに伴って腸内細菌の悪玉菌が増加していくことになります。悪玉菌はアンモニアなど、有害な物質を作ってしまう細菌で、この有害物質がお肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。有害物質は腸内で栄養素と共に血中へと取りこまれ、一緒に全身へと運ばれることになります。そしてお肌の代謝、ターンオーバーの周期を遅らせてしまうことが分かっています。ターンオーバーの周期は通常、およそ1カ月程度で、長い時間をかけて少しずつお肌の入れ替わりが行われていき、お肌の健康を保っていますが、便秘によってこの周期が遅れてしまうと、肌トラブルの原因につながってしまいます。つまり、これは逆に言えば便秘さえ解消できれば、お肌の健康も取り戻せるというわけです。

mctオイルは便秘を改善させる効果が期待できますが、これはお肌という観点からしても良い効果が期待できるということにつながります。MCTオイルを上手に活用して腸内環境を良くしていきましょう。

食欲を減らせる


MCTオイルに含まれている中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすく、更に体内に蓄積されにくいという特徴があります。また満腹度についても、食欲が収まりやすく、食事の量を減らせるという効果が期待できます。食べ過ぎるのを予防してくれる効果が期待でき、ダイエットへとつながります。

体が軽くなり動くのが楽になる

食事で食べ過ぎの状態になってしまうと、体を動かそうとするのも億劫になってしまい、運動せずに食べてまた太るという悪循環に陥ってしまいがちです。MCTオイルの場合、食べ過ぎの予防にもつながるので、体を動かしやすい体内環境を整えられると言えます。運動をして痩せるのはダイエットの基本で、MCTオイルはそれを手助けしてくれます。

MCTオイルの使用上の注意


MCTオイルを使う上では、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。使用上の注意点と保管方法の注意点について見ていきましょう。

低温でも煙が出やすい


MCTオイルは他のオイルと比べると、低温でも発煙します。150度から煙が出るので、この点にはあらかじめ注意しておくと良いでしょう。お料理に混ぜて使用するのが一般的な使い方となりますが、たとえばMCTオイルをレンジで温めていて発煙したというケースもありますので注意してください。あまり高温にならないように様子を見ながら、上手にお料理に取り入れてみましょう。

また、MCTオイルは食べたら食べた分だけ痩せられる、あるいは食べた分だけ健康になれる、便秘を解消できるといったものでもなく、適度な分量を摂取することが重要であるという点には注意した方が良いです。MCTオイルを1日に摂取する目安としては、自分の体重の半分(グラム)です。たとえば体重が60kgだったら、1日に30gが限度となります。MCTオイルは飽和脂肪酸でもあり、カロリーは大さじ1杯あたりに100kcalであることも頭に置いておき、ダイエットの一助にしてください。もしもこれ以上摂ってしまうと、カロリーの過剰摂取になってしまい、期待していたダイエット効果が得られない可能性がありますし、また便秘改善効果についてもお腹を下してしまう可能性も出てきます。摂取する分量はしっかりと計算して、食事に取り入れてください。

プラスチック容器に長期間触れると変形しやすくなる


MCTオイルはプラスチック容器で長期間保管しておくと、容器が変形してしまう可能性があるので、保管方法に注意が必要です。スチレン系樹脂やABS系樹脂の容器での保管は避けてください

MCTオイルの使い方


MCTオイルが持つダイエット効果や便秘改善効果を更に高めるためには、どのような使い方をするのが良いのでしょうか。MCTオイルのおすすめの使い方をご紹介していきます。

アイスコーヒーなどの飲み物に垂らして飲む

MCTオイルは特殊な味や香りがするわけではありませんので、どのような飲み物に入れることもできます。アイスコーヒーやカフェオレなどの飲み物と混ぜて飲んでみるのも良いでしょう。

サラダにかけて食べる

MCTオイルはできれば加熱せずにそのまま食べるのがベストで、ドレッシングのように使用するのもおすすめです。あるいはドレッシングに混ぜて、サラダにかけて食べるといった方法もあります。野菜も食べられて、更にMCTオイルで食物繊維も多くとれるので健康に良いでしょう。

スムージーに入れる


栄養の吸収効率をアップさせられるので、スムージーにMCTオイルを混ぜるという方法も良いでしょう。便通が気になる人ならば、野菜と果物を中心にスムージーを作ってみると良いです。リンゴやイチゴなどのフルーツを選んでみてはいかがでしょうか。

ヨーグルトにかけて食べる

便秘改善のための食べ物と言えばヨーグルトですが、MCTオイルはヨーグルトにかけても相性が良いです。ヨーグルトは腸内環境を整える働きがあり、MCTオイルはその手助けをしてくれます。体の内側から健康で美しくなりたいという人はぜひこの組み合わせを試してみてください。

MCTオイルには粉末タイプもある


MCTオイルには液体状のものだけでなく、粉末状のものもあります。粉末タイプのMCTオイルはどのようなシーンで使えるものなのでしょうか。粉末タイプのMCTオイルの使い方について見ていきましょう。

料理を作るときに粉末を混ぜて利用する

粉末タイプのMCTオイルは、お料理に混ぜて使う際におすすめです。液体タイプのMCTオイルの場合には発煙の可能性があるため、加熱調理はあまりすべきではありませんが、液体タイプで食事に混ぜればその心配もありません。粉末タイプのMCTオイルならば、お料理の見た目も油浮きが気になりません

ポタージュスープなどと一緒にお湯で溶かす


粉末タイプのMCTオイルはシチューやポタージュスープなどの牛乳を使ったお料理に混ぜると相性が良く、風味にコクが出るのでおすすめです。使い方は非常に簡単で、お湯に溶かしてスープに混ぜるだけです。

まとめ

MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は一般的な植物油と比較すると、体内での吸収効率が良く、脂肪になりにくいためダイエットに向いている油と言えます。また便秘改善効果も期待でき、それに伴って美容効果も期待できる優れものです。しかし、だからといってMCTオイルを多く取れば良いというわけでもないので注意が必要です。1日に摂取する分量を守って、効率的にダイエットや便秘改善をはかっていきましょう。