口癖からどんな心理が読み取れる?悪印象を与える言葉に要注意!

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話し出すときなどに「まぁ」「はいはい」など、いつも同じ言葉を繰り返す人が身近にいたら、その口癖にはどんな心理があるのか疑問に思うこともあるでしょう。逆に、自分では意識していないのに、よく口にしている言葉を人から指摘されたことがある人もいるかもしれませんね。

当記事では、心理学に通じているT.R さんに、気になる口癖に関するお話を聞いて内容をまとめてみました。「他人の口癖からわかる心理を知りたい!」という人は、参考にしてみてくださいね。

口癖からどんな心理が読み取れるか

会話の中で、いつも同じ言葉を頻繁に使う人がいて、「口癖なのかな」と意識しだしたら気になってイライラ……。こんな経験はあるかと思いますが、口癖をよく言う人はどのような心理なのでしょう。

自分自身の在り方に不安がある

同じ言葉をよく使い、口癖のようになっている人は、先輩や芸能人など憧れの人の真似をしていることがあります。真似することで、少しでもその人に近づきたいと思っているのでしょう。裏を返せば、今の自分自身の在り方に対して不安を感じているため、承認欲求から口癖をよりどころにしているとも言えます。

自己主張している

人は、とてもリラックスしている状態のときには、普段に比べて口癖が出やすくなることがあります。これは、自己を開放している状態なのですが、自己主張しようとしているあらわれとも言えます。

不安定になっている

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気持ちが不安定なときに、口癖がよく出る人も多いです。そんなときは、いつもの口癖を言うことで冷静になろうとしているのでしょう。

また、急に話を振られて言葉に詰まったときなどに「えー」「なんか」などの言葉を連発する人も。この場合、緊張しているとも考えられますし、何を言うべきか考えているのかもしれません。

よく使われる口癖とその心理

一般的に、よく使われる口癖にはどのようなものがあるのでしょう。また、どんな心理で使われがちなのかについても解説していきます。

一人称の主語

「俺は」「私は」と、何かにつけて一人称の主語を混ぜる場合は、承認欲求が満たされていない状態と言えます。ほかの人の意見ではなく、自分の意見を聞いてほしいのに、そういう場がないのでしょう。この場合、人の意見を聞き入れる余裕もなく、視野が狭くなっている状態とも言えるでしょう。

イントネーションのよい言葉

会話の最初や最後に「マジで」や「ぶっちゃけ」をつける人は、特に深い意味もなく、単にイントネーションがよいというだけで、その言葉を使っているように思えます。しかし、実際のところは「自分のペースに会話を持っていき、主導権を握りたい」という思いがあるからこそ、意識してこういった言葉を使っているのです。

あいまいな相づち

人の意見に対して「まあ、〇〇だよね」「まあ、それもいいよね」と、相づちとして「まあ」が口癖になっている人も多いです。「まあ」という言葉は、相手の話に興味がなかったり、やんわりと否定したりする場合に使用することも

私たち日本人は、「事を荒立てたくない」「できれば穏便に済ませたい」と考える人が少なくありません。そのため「本当は興味ないけど」「本当は賛成できないけど」と思いつつも、はっきりとは言わずに、遠回しに主張していると言えます。

あまりいい印象を与えない口癖

人の口癖というのは、一度耳につきだすと気になるものですが、なかでも特に印象のよくない口癖もあります。ここで挙げているようなことを、普段口癖のように言ってしまっていないか、チェックしてみてください。

「ここだけの話なんだけど」

「ここだけの話なんだけど」「誰にも言ったらダメだよ」という言葉で、相手の気を引こうとする人がいますが、これは好ましくないです。簡単に秘密をばらしてしまいそうな軽い印象を与えてしまい、信頼関係が破綻しかねません

ただし、ときには相手のことを信頼して、多くの人には話せないことを打ち明けるケースも。その場合は、話の内容にも重みがあり、普段は口癖のようには使っていないでしょう。

「正直な話」

「正直な話」という口癖も、人にあまりよい印象を与えません。使い方によっては「自分には心を開いてくれている」と、相手も悪い気はしないことがあるかもしれません。

ただし、多くの場合は単なる口癖で言っていることが多く、頻繁に使うと耳障りに感じられるでしょう。また、実際にはそうでなかったとしても、いつも嘘をついているようにも聞こえてしまうので要注意です。

「逆に言うと」

専門的な会話でない限りは「逆に」や「逆に言うと」という言葉は、多用すべきではないでしょう。多くの場合、逆のことを言っていないことが多いのですが、この言葉を前置きされると否定の意味合いが強くなるため、相手が心を開いてくれなくなる恐れがあります。

「逆に言うと〇〇だよね?」という表現は、相手の意見をただ言いかえているだけですが、わざわざ言いかえる必要がないことがほとんどです。

「要するに」

人の話の途中で「要するに」や「要は」と言いながら話をさえぎり、さっさと結論を出すことも人に不快感を与えます。こんな人は、せっかちな性格で早く話をまとめたかったり、おせっかいで会話の主導権を握りたかったりするのでしょう。

本人はうまく話をまとめて、いい気分かもしれません。しかし相手にとっては、話の腰を折られたうえに勝手にまとめられてしまうと、当然気分を害すことになるので、距離を置かれることになりかねないでしょう。

人とよりよい関係を築くために口癖で心がけたいこと

口癖は意識しながらあえて言っていることもありますが、人から指摘されて自分の口癖に気づくこともあるでしょう。人の口癖というのは意外に気になるものですが、よい人間関係を築くために気をつけたいことを紹介します。

相手の口癖を適度に真似る

相手の口癖を適度に真似することで、ミラー効果が働いてお互いの親密感が深まります。ミラー効果は「同調効果」とも言われますが、人は自分と同じような表情や動作をする相手に対し、仲間だと認識して好感を抱くのです。

このミラー効果は会話にも応用がきくので、相手のうなずくときの声が「うん」なのか「うんうん」なのかを意識して真似てみたり、笑い声の大きさを似せたりしてみてください。

基本的に口癖はつくらない

基本的に、口癖は作らないほうがよいでしょう。口癖と言っても、悪い印象を与えるものばかりではありません。しかし、同じ言葉を多用していると「ボキャブラリーが少ない」→「世界が狭い」→「知性や魅力がない」と思われてしまいがちなので、注意が必要です。

ポジティブな言葉を口癖にする

どうしても口癖を作りたければ、自分のポジティブな感情をストレートに表す感情を口癖にしましょう。たとえば「うれしい」「好き」「楽しい」といった言葉です。

「でも」や「どうせ」など、相手の意見を否定したり、自分のことを卑下したりするようなネガティブな言葉は、相手をうんざりさせてしまいます。また、否定的な言葉ばかり言っていると、どんどんマイナス思考に陥ってしまい、本人にとってもよいことはありません。

まとめ

いつも同じ言葉を頻繁に使う人がいたら、どんな心理で言っているのかが気になることもあるでしょう。口癖からわかる心理は、必ずしも当たっているとは限りませんが、多くの場合でそのような傾向が見られます。

振り返ってみて、自分の口癖に気づいた場合、「そんなつもりで言っていないのに……」ということもあるかもしれませんね。しかし、その言葉から相手が受け取る印象というのも、大体決まっています。そのため、人によい印象を与えなかったり、ネガティブな印象を与えてしまったりするような口癖は、できるだけ控えるようにしたいところです。