算命学においての命式とは?命式に登場する基本用語

今までに占いを全くしたことがないという人は珍しいでしょう。しかし、算命学については知っているでしょうか。算命学は中国では学問として扱われているもので、生年月日からその人の性質や運命を占います。算命学を知って、知られざる自分の姿を探してみましょう。

ここでは、

  • 算命学の命式とは?
  • 算命学の命式に使用される干支
  • 算命学の命式を利用して占えること
  • 算命学の命式に登場する基本用語

についてまとめてみました。

算命学の命式とは?


算命学は中国で生まれた学問。小難しくて取っつきにくそうな印象を受けるかもしれませんが、意外にもその内容はシンプルです。まずは算命学の命式について紹介します。

星や守護神の位置を算出する式

算命学では初めに干支歴をベースにして年と月と日の干支を算出します。干支と言うと自分が生まれた年の干支をイメージする人がほとんどでしょう。しかし、算命学では、生年月日を使って持って生まれた星や守護神の位置を調べることでその人の運命を算出します。その算出に使う式のことを命式と呼ぶのです。

3×3のマスに生年月日から計算した干支を当てはめていく

算命学で使われるのが3×3の9つに分けられたマスです。そこに生年月日から算出された干支を当てはめていくことで占います。この9つのマスで守護神が上にあるほど、守護神の助けが多くて苦労なく歩むことができると言われています。また人と人の相性を見るにもお互いのマスにどのような干支が入るのかによって占うことができるのです。

算命学の命式に使用される干支


自分の干支を知らないという人はいないでしょう。しかし、算命学の命式に使われている干支は一般的に使われている干支とはちょっと違います。まずは十干十二支について勉強しましょう。

十二支

十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称で中国において戦国時代に作られました。古くは十干と組み合わせて日付を記録するために利用されてきたもので、時刻や方位をあらわすためにも利用されました。日本でも古来から十干十二支というように、十干と組み合わせて使われてきたものです。

十干

十干は十二支よりも私たちにとってなじみが薄い存在でしょう。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類で、カレンダーなどで見かけることもあります。算命学ではこの十干が自分自身の本質をあらわす文字になります。ただし、専門家によって解釈が違うこともあるため、必ずしもぴたりと一致するとは言えないでしょう。

算命学の命式を利用して占えること


算命学で占えることは陽占と陰占に分けられます。陰占は自分では意識できない無意識のものです。一方で陽占では、性格や考えなど自分である程度自覚できるものを占うことができます。具体的にどのようなことがわかるのかまとめました。

基本的な性格

陽占では、その人の基本的な性格を占うことができます。陽占は、星を使って占うことが特徴で、この時に使われるのが人体星図です。左上を除いた各マス目に人体の部位が当てられ、それぞれが意味を持っています。例えば頭であれば、親や目上との関係性、胸は自分の性格という形です。

才能


陰占からは自分では自覚していない内面を知ることができます。また自然になぞらえて占うことが可能です。甲の人であれば樹木を司っているため時間をかけて大きく育つ、乙の人は草花で過酷な環境であっても、生きていくことができるというようにそれぞれが自分を象徴する自然物を当てはめて占うことができるのです。

仕事の取り組み方

算命学からは仕事に対する姿勢や取り組み方、向いている仕事などを調べることも可能です。この時に使うのが陽占において感情や性格を表す十大主星。東の星と南の星を確認してみましょう。東の星は能力として適性がある星、南の星は心に充足をもたらす星です。陽占でわかることは表に出る性格や行動パターン。仕事の取り組み方も陽占で調べることができるのです。

運勢


占いで知りたいことは、その人の運勢や適職に限りません。算命学では、その年の運勢なども調べることができます。また時期によっては新しいことをスタートするのに適していない時期もあるでしょう。転職や結婚など人生のターニングポイントのイベントは、本当に今でいいのかと悩むこともあるでしょう。そんな時には算命学を利用して適した時期を検討することもできます。

人との相性

陰占からはその人が持つ性質がわかります。この時に使われるのが陰陽五行説と呼ばれる考え方。これは自然になぞらえてその人の性質を知るものです。木と火、土、金、水とそれぞれの陰陽の10種になぞらえるとともに、それらの関係性から相性を探ることができるのです。火を燃やすために木を使い、そこから土が生まれます。土からは鉱物が産出され、鉱物から水が生まれるという循環エネルギーを相性にも当てはめることができるのです。

算命学の命式に登場する基本用語


算命学は他の占いと比べて敬遠されやすい原因として使われている用語が難しいということが挙げられるでしょう。算命学で使われる用語は漢字も多くて取っつきにくく感じるかもしれません。しかし、実際に理解すれば簡単なので一つ一つ覚えていきましょう。

守護神:生まれながらに持っている自分を守ってくれる神様

算命学において特に重要と言われているのが守護神です。守護神とは宿命を司る命式で、守護神が命式にあらわれる人は、守護神の助けによって物事がスムーズに進みやすいと考えられています。逆に忌神といって、自分の命式を崩す好ましくない五行もあります。またそれぞれが命式のどこにあるかによっても意味合いが変わります。

十大主星:人の精神的な性質を星に表したもの


十大主星とは、人間にそもそも備わっている5大本能に陰陽を掛け合わせてできた10種類の星のことを言います。5大本能とは守備本能・伝達本能・引力本能・攻撃本能・習得本能に分けられます。例えば守備本能の陽である貫索星は頑固でマイペース逆にその陰である石門星は柔軟で適当というような風に人体星図で分類されます。

天中殺:何をやっても天の加護を受けることができない期間

算命学は知らなくても天中殺という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。なんだか怖いイメージがある天中殺ですが、実際には12年に1度巡ってくる2年間の休養期のことを意味しています。新しいことを始めるための準備期間と考えてもいいでしょう。この時期は結婚や引っ越しなどを避けて、できるだけ受け身にいるようにすすめられます。

陰占:本人の本質や生まれ持った要素


算命学の命式は陰占と陽占の命式に分類されます。この時に甲や乙、丙などであらわされている命式が陰占です。これは精神をあらわす甲乙丙などの十干と行動をあらわし、干支の組合せで作られています。陰占で知ることができるのは、自分では意識することができないものです。例えば生まれついて持っている性質や持っている宿命などを知ることができるでしょう。

陽占:性格や適性・人生のサイクル

陽占からは星の性質を調べることその人の表面的な性質や人生のサイクルを知ることができます。この時に使われるのが人体星図で、十大守星と十二大従星であらわされます。また、それぞれが体の部分でも表現されます。真ん中、胸にあたるのが性格の主となる主星です。また中央のある星がどれかによって自然の要素とその陰陽で分けることができます。

十二大従星:時期ごとにどのような星のエネルギーが回っているのかを表す


十二大従星は人体星図の右上と右下、左下にあらわれます。これは人生を大きく分割して幼少期と中年期、晩年期のそれぞれにどんなエネルギーが回ってくるのかを表現したものです。また、どの時期にどの星があらわれるかによっても意味合いが変わります。動物占いがはやったことを覚えている人もいるでしょう。動物占いもこの十二大従星をベースに、動物になぞらえてものだと言われています。

大運天中殺:20年ほど良くないことが起こる期間

算命学であらわされる宿命の中には120年という大きいスパンの中で20年間巡ってくる天中殺もあります。これは大きな波にたとえられることが多く、上手く乗りこなせれば人生は大きく花開くでしょう。またいつも運が良いと感じている人は大運天中殺の乗っている最中かもしれません。大運天中殺の時期に人生を大きく振り切ることで波を自分のものにできるでしょう。

まとめ

算命学はインターネットなどで検索すれば自分のものを調べることができます。運命の中には、自身の努力によって引き寄せることができるものと、どうしても巻き込まれてしまうものがあります。また生まれ持った資質に気が付いていない人もいるでしょう。算命学は初めてという人も、まずは自分の命式を調べて、それぞれの要素を読み解いてみるところからスタートしてみてください。