出会ってから付き合うまでの一般的な流れ
まずはふたりが出会ってから、どんな過程を経て付き合うのかを見ておきましょう。カップルによってはいくつかスキップした段階もあるかもしれませんが、堅実・丁寧に付き合おうと考えるなら、次のような流れになります。
1.挨拶をして顔を覚えてもらう
まずは出会ってすぐの頃。まだ親しくもなく、存在を認識してさえいなければ「知り合い」にすら慣れない状況。この時点でできることと言えば、お互いに挨拶を交わして顔を覚えてもらうことです。この時点で好印象を与えたいなら、出来るだけ元気に挨拶をしましょう。
名前が分からなくても、「いつも挨拶してくれる人だ」「ハキハキ挨拶する人だ」など、顔を見る度に存在を思い出してもらえます。
2.軽く話せるようになる
挨拶が日常化して顔も覚えて貰えたら、次は軽く話しかけてみます。「おはよう。今日はいつもと雰囲気違うね」「お疲れ様。今日は忙しそうだね」など、挨拶にくっつけて一言、二言の軽い雑談を交わすイメージです。この軽い会話が生まれるだけで、お互いへの印象も変わります。
また、軽く話せるようになればお互いに名前を教え合うこともできるでしょう。「挨拶をする人」から「○○さん」にまで一気にステップアップできます。
3.LINEを交換する
ある程度話せるようになれば、LINEやメールアドレス、電話番号などを交換するのも秒読みです。ただしいつもの挨拶や雑談で相手に悪印象を与えてしまっていれば、LINEなどを聞いても教えてもらえない可能性がありますので注意。
連絡手段を教えてもらえさえすれば、その後は顔を合わせなくてもメッセージをやり取りしたり、デートに誘ったりといった選択肢も生まれます。
4.重要度の低いLINEを送れるようになる
LINEを交換したら、まずは軽くてわりとどうでも良い内容のLINEを送ってみます。「今日は天気が良いね」「さっきのテレビ見た?」などなど…あまり踏み入った内容ではなく、気軽に返答できる内容が理想的。
逆に最初から重要度の高い内容や、お互いに踏み入った内容を送ってしまうと、嫌われやすくなります。
5.食事に誘う
ある程度LINEでのやり取りが日常的になってきたら、思い切って食事に誘ってみます。まずはデートのようなかしこまった雰囲気ではなく、友人同士での軽い食事です。誘うお店も安いチェーン店や定食屋、話題の喫茶店などが無難ですね。あくまで食事がメインです。
6.何度かデートに出かけ信頼関係を構築する
気兼ねなく食事へ行ける間柄になったら、今度は食事以外の場所へ誘ってデートに出かけます。映画やショッピング、カラオケなどですね。何度かデートを重ねるうちに、お互いへの信頼関係を構築すると共に、お互いを異性として意識し合います。
7.告白して付き合う
何度かデートを重ねてから、いよいよ告白をして付き合い始めます。デートに応じてくれる時点ですでに脈ありですが、デート中の相手の言動を思い起こしながら、相手が自分を嫌がっていなかったか、何か気に障ることをしてしまわなかったかを確認しておきましょう。
人によっては食事やデートの過程をスキップして付き合い始めたり、初対面ですぐに口説いて付き合い始めることもあります…が、それは極々少数の割合です。
出会ってから付き合うまでにすべきこと
出会ってから相手を好きだと自覚して、付き合いたいと思ったなら、すぐにでも行動に移しましょう。出会ってから付き合うまでの間には、次の行動に出てください。
相手に良い印象を与えるように努力する
まずは付き合うことが目標なら、相手に良い印象を与えられるよう努力しましょう。自分磨きはもちろん大切です。自分の魅力をしっかり見定めて、磨けば光る部分を最大限に活かしましょう。見た目だけではなく、中身のアピールも忘れてはいけません。
最低限の挨拶はもちろん、相手を思いやる優しさを見せたり、礼儀正しさを常に持ち、人間としての良い面を認めて貰えるように振る舞ってください。
相手をしっかりと見極める
付き合うまでの間に、相手のことをしっかり見極めることも重要。相手を見極めることで効果的なアプローチ方法が分かりますが、それとは別に「本当に付き合うべき人か」を考え直す良いきっかけにもなります。
見た目の良さや外面に騙されてはいませんか?付き合い始めるまで、相手の本性はなかなか分かりにくいものです。付き合ってから「やっぱり違う」とならないように、相手の本質や性格についても、よく観察して本当に好きな相手かどうかを見つめ直してください。
過度のボディタッチはNG
恋愛経験の少ない人にありがちなのが、ボディタッチのやりすぎで嫌われてしまうこと。そこまで親しくもない相手にボディタッチなんてされては、誰だって不愉快に思うでしょう。相手に気持ちを伝えたいのは分かりますが、過度なボディタッチは厳禁です。
さらっと手と手が触れ合ったりはOKですが、急に手を繋いだり腕を組んだり、肩に触ったりは、親しくなるまでおあずけです。
相手に配慮してLINEをする
LINEを送る際は相手への配慮が欠かせません。相手が忙しくしている時間帯は避け、踏み入った内容や不躾な言葉を送ってしまわないように最大限気を付けてください。たった1タップで関係が破たんするリスクがあるということを忘れないでくださいね。
信頼関係の構築を急かさない
信頼関係は一朝一夕で築かれるものではありません。顔を合わせる度に少しずつ積み重ねていくものですから、急かしたり焦ったりせず、ゆっくり相手との信頼を築いていきましょう。焦って行動に移せば下心が丸わかり。警戒されたり、嫌われたりするので要注意です。
出会ってから付き合うまでが短いメリットとデメリット
出会ってから付き合うまでの期間が短いカップルもいます。期間が短いとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット:気持ちが盛り上がっているうちに付き合うことができる
最大限のメリットは、お互いをまだ良く知らず、何をしても新鮮な状態で付き合えること。相手を知ることへのモチベーションが高いので、つねにエキサイトした気持ちで付き合うことができます。付き合い始めてしばらくは、どんなイベントでも楽しく過ごせるでしょう。
デメリット:相手への理解が弱く想像と違っていて失敗することがある
出会ってから短期間で付き合い始めてしまうと、相手をじっくり理解することができなかったために、期待を裏切られてしまう可能性があります。思ったよりも意地悪だったり、思ったよりもチャラかったり…。「こんな人と知っていたら付き合わなかった」と嘆いても後の祭り。
相手を見極められない状態で付き合い始めれば、良くも悪くも予想を裏切られて苦しむことになります。
出会ってから付き合うまでが長いメリットとデメリット
出会ってから付き合い始めるまでの期間が長いカップルには、こんなメリット・デメリットがあります。
メリット:相手をしっかりと見極められる
付き合い始めるまでに長い時間を要するのは、慎重で堅実な恋愛をする人の特徴。付き合うまでに相手のことをしっかりと見極められるので、付き合いだしてから予想を裏切られることはほとんどありません。確実に相手を好きだと自覚した状態で、愛情を持って付き合えます。
デメリット:相手に良い人ができてしまうリスクがある
付き合うまでに長い期間があると、こちらがアプローチしている間に相手を誰かにとられてしまう可能性があります。奥手な人が試行錯誤している内に、手の早い人が横から奪ってしまう…というのは残念ながら良くあること。恋愛は早い者勝ちなところがあるため、慎重派な人はライバルの出現に注意。
まとめ
出会って付き合うまでの大まかな流れをご紹介しましたが、これはあくまで一例に過ぎません。どんなドラマがあって付き合いだすのかは十人十色です。もしもあなたに好きな相手ができたら、こちらでご紹介した流れをあくまで参考程度に、ご自分のペースで恋愛を進めていってくださいね。