金運アップのご利益があると話題の神社10選
金運アップの祈願をするのにどんな神社でもご利益があるわけではありません。金運にまつわる歴史やご神体、パワースポットなどで有名なところを選ぶ必要があります。ぜひお参りしたい金運アップのご利益があると話題の神社10選を紹介します。
白蛇神社阿蘇白水龍神権現
熊本県の平成生まれの新しい神社で白蛇神社の別名でも親しまれています。神の使いとされる白蛇と金蛇を生きたまま拝観することができるため金運アップのご利益を授かることができると参拝客に人気です。初穂料を収めると剤を高める効果があるとされている三日月守をいただくことができます。
小網神社
東京都中央区日本橋のビルの隙間にある小さな神社。神社の建物は全て東京大空襲の被害を免れていることから厄除けでも有名です。「錢洗いの井」で清めたお金を財布に入れておくと財運が上昇するといわれており「東京錢洗い弁天」としても知られています。弁財天の金運守りは人気で宝くじ販売の時期などはすぐに売り切れてしまいます。
金櫻神社
山梨県の絶景スポット昇仙峡を登りつめた場所にあり、霊峰「金峰山」をご神体としている神社です。日本水晶発祥の地でありパワースポットとしても人気があります。本殿に奉納されている昇竜、降竜ともに水晶を抱えており、金運アップにご利益があると訪れる人の姿が絶えません。ご神木も「金の成る木の金櫻」とお金にまつわるものばかりです。
錢洗弁財天宇賀福神社
神奈川県の錢洗弁財天はお金を洗うと何倍にも増えることで有名です。霊力に満たされた湧き水を3回ザルに入れたお金にかけるとご利益があるとされています。ろうそくに灯をともして供えた後に線香の煙で身を清めてから錢洗いするのが一般的です。お札は端の一部を濡らすだけで大丈夫なので何枚でもチャレンジできるでしょう。
黄金山神社
宮城県涌谷町に位置する神社は日本で初めて砂金が発見されたことから金運にご利益があると信じられています。仙台から北方向に1時間半ほど移動した自然豊かな山の麓に鎮座しています。大きな鳥居だけでなくお守りも黄金色で参拝するだけでも金運が上昇した気持ちになれるでしょう。
金華山黄金山神社
宮城県石巻市にある神社は日本で初めて金が産出された場所として有名です。聖武天皇の時代には既に朝廷に黄金が献上された歴史があります。大仏建立に黄金を必要としていた天皇は喜んで年号を「天平勝宝」に改元しました。国内最古、最強のパワースポットの1つで3年続けてお参りすれば生涯お金に困ることがないといわれています。
聖神社
日本で初めて発見された自然銅をご神体とする埼玉県にある神社です。歴史で誰もが勉強した日本初の「和同開弥」はこの自然銅を鋳造して作られたといわれています。そのため、金運アップにご利益があるとされており、銅洗掘と呼ばれる小川でお金を洗って賽銭として納めたりそのお金で宝くじを買ったりすると良いといわれています。
茂宇気神社
鳥取県にある神社で古くは地元の産土神を祀っていましたが「もうけ」の名称から商売繁盛にご利益があるとして人気スポットとなりました。金運開運、商売繁盛の祈願に全国各地から参拝客が訪れています。本殿までは264段の石段を上る必要があるため、体力がない人は注意が必要です。
大前神社
遠くからでも確認できる高さ20メートルの巨大なえびす様で有名な栃木県の神社です。えびす様の手には鯛ではなく生命力にあふれた金色の鯉が抱えられています。宝くじ高額当選者のお礼の絵馬が多いことから宝くじの当選祈願に訪れる人が多いようです。えびす様の台座には幸せの黄金釜があり、大切な物を入れて鈴を鳴らすとご利益があります。
穴八幡宮
東京都で冬至から節分までの期間限定でしか手に入れられない「一陽来復御守」が金運アップにご利益があるとして人気の神社です。初日には徹夜組がでるほどの人気で期間中は常に長蛇の列ができています。冬至、大晦日、節分のいずれかの日の夜中12時に天井に近い恵方の壁に貼ると金運アップが叶うと信じられています。
金運アップに必須!正しい神社でのお参りの作法
金運アップにご利益のある金運神社は数多くあります。パワーやご利益を授かるために参拝する人も少なくないでしょう。しかし、正しい神社のお参りの作法を理解していないとせっかくのお願い事が神様に届かないこともあります。
1.鳥居をくぐる直前で軽く一礼
神社に入る際には必ずといっていいほど初めに鳥居をくぐることになります。鳥居は俗界と神の世界との境界線であり、心を落ち着かせて神聖な領域に入らなければなりません。鳥居をくぐる前に軽く一礼するのが正しい作法です。一説では鳥居をくぐる際に自分の住所や名前を伝えることもあるようです。
2.参道は必ず端をゆっくりと歩く
鳥居をくぐると本殿まで続く参道があります。参道の真ん中は正中といって神様が通る道です。一般の参拝者は真ん中を避けて必ず端を歩くようにしましょう。正中を横切る必要がある場合は軽く一礼してから端を歩きます。参道は石畳になっているところが多いようですが、音を立てずにゆっくりと歩くことが大切です。
3.手水舎で手と口を清める
本殿の前には手水舎が設けてあります。神聖な神様の領域に入る前には穢れを祓わなければなりません。柄杓を使って左手、右手を清めた後に軽く口をすすいで清めます。神事の際に神職が川や海で禊を行うように本来は川などを使って穢れを落とす必要がありますが、参拝客は簡易的に手水舎を使って清めます。
4.拝殿前に行きお辞儀をしてから賽銭箱にお金を入れる
お参りをする場所である拝殿の前まで進んだら45度の角度でお辞儀をします。焦ったりぞんざいな態度になったりしないように心を落ち着かせてからお辞儀をするようにしましょう。次に賽銭箱にお金をいれますが、手が届く場所にある場合には投げずに静かに入れるのが正しい作法です。賽銭箱が離れている場合でも激しく投げつけないようにしましょう。
5.鈴緒を鳴らし二拝二拍手一拝
賽銭を収めたら鈴緒を鳴らします。大きい音で短く鳴らすようにし長く鳴らし続けないようにしましょう。それから神社参拝の作法である二拝二拍手一拝をします。まず、90度の角度で丁寧に二拝し顔の前で合わせた手を少しずらして二拍手します。日頃の感謝と願い事をしたら90度の角度で一拝し最後に45度のお辞儀をして終了です。
6.帰るときも参道は必ず端をゆっくりと歩く
お参りが終わって拝殿から出入り口に向かって歩く際も参道の真ん中ではなく端をゆっくりと歩きます。友人や恋人と一緒にお参りすると帰り道でお願い事の話などのおしゃべりをすることがあります。鳥居を出るまでは余計な私語をしないのが正式な作法といえます。心を落ち着かせてゆっくりと静かに歩きましょう。
7.鳥居をくぐった直後に軽く一礼
鳥居をくぐったらすぐに進行方向とは逆向きになり拝殿の方に向かって鳥居に軽く一礼しましょう。鳥居をくぐってお参りをして再び鳥居をくぐって出るまでがお参りだと考えることが大切です。お参りの際の服装に特に決まりはありませんが、帽子やマフラーなどはお参りの前に取るようにしましょう。
手水舎で手と口を清める手順
神社にお参りする際は本殿よりも手前に水の溜められた水盤のある手水舎があります。神聖な場所に入る前に清めることを目的としていますが作法がよくわからない人もいるでしょう。手水舎で手と口を清める手順についてみてみましょう。
1.右手で柄杓を持ち水を溜める
神社は清浄であることを重視しており、神様の前に立つ前に穢れを祓う必要があります。神社によっては手水舎だけでなく近くの川を使って清める場合もあるでしょう。まず手水舎に向かって一礼します。次に柄杓を右手に持ち水盤に溜まっている水を溜めます。柄杓は水をすくう前に一度ゆすいでも構いません。
2.左手に注ぐように流して左手を清める
右手で持った柄杓の水を左手に注ぐように流して左手を清めます。手の甲に水をかける人もいますが一番汚れやすい手の平に注ぐのが正式な作法です。手の甲は手の平に水をかけた後にしましょう。勢いよくかけて水しぶきが飛ばないように静かにゆっくりと水を流します。近くに人がいる場合は水をかけないように注意が必要です。
3.左手に持ち替え同様に右手も清める
左手を清めたら同様に左手に柄杓を持ち替えて右手も清めます。柄杓が高すぎると水はねするので少し上からかけるようにします。しかし、柄杓が手についてしまうほど低くはしないようにしましょう。左利きの人であっても左手、右手の順に清めるのが正しい作法となります。慎重になりすぎて次の人を待たせないようにすることも大切です。
4.右手に持ち替え左手の手のひらに柄杓から水を溜める
両手に柄杓で水をかけて清めた後は口をすすぐ順番となります。左手に柄杓を持って右手を清めたまま左手で行うのではなくもういちど右手に持ち替えるようにしましょう。左手を少しすぼめて水が溜まるような形をとり柄杓から水を注いで溜めます。大量にうがいをするわけではないので少量の水で構いません。
5.溜めた水で口をすすぐ
右手で持った柄杓で汲んだ水を左手に少量溜めてその水を使って口をすすぎます。このとき柄杓に直接口をつけるのは無作法となるため厳禁です。普通のうがいのようにガラガラと音を立ててもいけません。水を吐き出す場合は手で口元を隠して静かに出すのが作法です。手水舎の水は飲まないようにしましょう。
6.左手に柄杓から水を流し清める
左手に溜めた水を使って口をすすいだため、左手は穢れた状態になっています。最初に左手を清めたのは口をすすぐための意味もあるため、口をすすぎ終わったらもう一度右手に持った柄杓の水で左手を清めましょう。左利きでどうしてもうまく口をすすぐことができない場合は、初めから右手と左手を逆の順番で行っても構いません。
7.柄の部分を下にし水を流し清める
口をすすいだらお清めは終了となります。使用した柄杓は柄の部分を下に縦に持ち柄の部分も水で流してきれいにしましょう。柄杓をすすいだ後は水をすくう部分を下にして所定の位置に戻します。手水舎を出る際には入るときと同様に一礼してから退出するようにしましょう。
お参りでのお願いの仕方
金運アップのお参りをする際に神社を訪れた際にはきちんと願い事が神様に届くように祈ることが大切です。お賽銭を入れてただ心の中で唱えるだけでは事足りない場合もあります。お参りでのお願いの仕方について確認しましょう。
1.自分の住所や名前を最初に伝える
神社のお参りでいきなり願い事をする人は少なくありません。しかし、多くの人が訪れる神社で神様に願いを聞いてもらうためには自分がどこの誰であるかをはっきりと伝える必要があります。はっきりと大きい声で都道府県名から住所を正確に言葉にするとともに名前も告げるようにしましょう。
2.日頃の感謝を伝える
お参りではまず日頃の健康や幸せに過ごせていることに対して神様に感謝の言葉を伝えることが大切です。お願い事は十分に感謝の気持ちを伝えた後が原則です。お願い事は「もしよろしければ……」と謙虚な姿勢で伝えましょう。日頃の感謝もなしに願い事だけ言っても神様は聞き入れてくれません。
3.願い事を伝える
日頃の感謝を十分に伝えた後にお願い事をします。住所や名前と同様に口に言葉として出すことが大切です。参拝客が少ない場合は大きな声ではっきりと伝えますが、そうでない場合はつぶやき程度でも構いません。できるだけ具体的なお願い事をした方が神様も聞き入れてくれるでしょう。
まとめ
願い事が1つ叶うのであれば金運アップを望む人も多いでしょう。全国には数多くの神社がありますが、本気で金運アップをお願いするなら金運神社や金運に関わる強力なパワースポットとされるところがおすすめです。神様に願いが届くように正しいお参りの作法を身に付けて金運アップのお参りをしましょう。