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キスがもたらす効果とは?
キスはもともと愛情表現のひとつですが、実はそれ以外にもストレスの解消など、すればするほど心身の健康に効果的であることがわかっています。まずは実際にキスすることでどんな効果が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。
相性を確認できる
キスをしたとき、なんだかしっくりこない感覚を経験したことがある人もいるのではないでしょうか。その逆に、すごく心地良くてはじめてとは思えないほどにマッチする相手もいますよね。
キスは、相手との相性を確認することができる、最高のコミュニケーションのひとつ。キスをしたとき、自然と唾液の交換が行われますが、この唾液に刻まれているDNAの情報を脳が読み取り、DNAレベルでの相性の良し悪しを教えてくれるのです。
また、キスの前後の雰囲気づくりや、相手の表情の変化などにも好みがあります。そういったことまで含め、キスをするときの一体感で「気持ちが良い」と感じられる相手とは、相性が良く長続きしやすくなるでしょう。
幸せホルモンが増える
キスをすると、脳にエンドルフィンという幸せホルモンが分泌されます。このホルモンは別名「幸せホルモン」などと呼ばれ、分泌が促されることで、多幸感や痛みを和らげるような効果が期待できるもの。
ランナーズハイなどを起こすホルモンでもあり、集中力や覚醒力にも影響を与えていると言われています。
通常これらのホルモンを出すためには、極限に近い状態あるいは癒やしを感じさせるようなアクションが必要になります。しかし、キスはするだけでこのエンドルフィンを分泌させることができるのです。
また、キスをよくする人は仕事での生産性が高いという話があります。これは、エンドルフィンの持つ「覚醒させる力」が仕事中の集中力などを高めるのが理由と考えられています。
気持ちが安定する
大好きな人とキスをしているとき、なんとも言えない幸せを感じますよね。もちろんはじめはドキドキして緊張することもあります。ですが回数を重ねていくごとに、心が穏やかになりリラックスしている自分に気づくことでしょう。
恋愛体質の女性はとくに、相手の気持ちを知りたがる傾向があります。不安が常につきまとっているため、キスをしているときは何も考えずに、相手にすべてを委ねて安心できるのです。
また、男性も仕事での疲れ、ストレスがあるときにキスすると、そのあいだは嫌なことから離れ何も考えなくていいので、心身ともに落ち着いて気持ちが安定してきます。
キスをたくさんするカップルが長続きする理由
キスを頻繁にしているカップルは、しないカップルよりも長続きする傾向がありますが、その理由にはどんなものがあるのでしょう。ここでは、キスをたくさんするカップルが長続きする理由について解説します。
スキンシップで精神が安定する
キスが多い=単純にスキンシップが多いということです。そしてこのスキンシップには、オキシトシンというホルモンが関係しています。
このオキシトシンは別名「愛情ホルモン」などとも呼ばれています。ストレスの軽減から学習効率の向上など、ちょっと意外なものにまで効果的な万能ホルモンです。
スキンシップがよくとれていると、このオキシトシンの影響で精神が安定すると言われています。実際に効果が出ると、むやみやたらに喧嘩したり、不安になったりすることが少なくなるでしょう。そうなれば、常に一定の安心感と愛情を感じることができ、穏やかな心で過ごせます。
こうしたことから、もっとこの人と一緒にいたいと自然に感じるようになり、カップルが長続きするのです。
お互いの気持ちを感じ合える
長く一緒にいると、あえてお互いの気持ちを言葉に出して伝えることも自然と減ってきますよね。察してほしいという文化の日本では、欧米のように日常的に愛情を表現する人が少なく、ほとんどは恥ずかしかったり、「わかっているでしょ」とあえて言葉に出す必要性を感じなかったり……。
ですがやはり人間同士なので、ときには相手の気持ちに不安になったり、本当に好きでいてくれているか気になったりすることはあります。
そんなときも、キスをたくさんしていると、そのキスという行為から相手の好きという感情が自然と伝わってきます。言葉がなくても、キスをしてくれるだけで相手が自分をどう思っているのかをお互いに感じ合えるのです。
長続きしているカップルはどんなキスをしているの?
実際に長続きしているカップルが、どんなキスをしているのかは気になるところ。キスの頻度や、どちらからキスをしているかなど詳しい部分をまとめています。
キスの頻度は?
とにかくいつでもどこでもというくらい自然とたくさんしています。たとえば、おはよう、いってきます、おかえり、おやすみなど、そこに顔があったからというくらいの軽いキスを頻繁に繰り返します。お互いにムードを作って、キスをするぞ!と意気込むのではなく、あくまでも挨拶のようにふとした瞬間にするという感じです。
また、そこから雰囲気によっては深いキスに発展することもあり、軽いキスも愛情深いキスもどちらもバランス良くしています。
どちらからするか?
キスをするときどちらからしているかですが、これもまた決まりはありません。したくなったら、どちらからともなくキス。嬉しいことがあったり、美味しいご飯を食べたりして、感情が高ぶったらキス。
相手とつながりたいという気持ちはもちろんですが、何より自分の気持ちが幸せを感じるたびに、キスをしているという感覚です。
キスは男性からするものとイメージしている女性も多いのですが、長続きするカップルはそのような常識にとらわれていません。女性も男性もお互いの気持ちが高揚したときに、気持ちの表現のひとつとしてキスをしているのです。
女性からキスしたいときの上手な伝え方
長続きするカップルは男女問わず、どちらからも頻繁にキスをしているのですが、どうしても恥ずかしいという女性も多いはず。そこで、女性からキスをしたいときの上手な伝え方をアドバイスします。ぜひ参考にしてみてください。
寝起きに甘える
寝起きにふたりでベッドにいるときであれば、お互い寝ぼけていることもあるので、起きているときよりも甘えやすくなります。「〇〇くん、チューして?」とか、「ねーキスしたい」、「キスしてくれないと起きれない」などと可愛く甘えることで、カップルであれば彼氏は喜んでキスをしてくれるでしょう。
また、寝起きの女性に対して、男性は可愛いらしさを感じる人が多いです。そのため、普段甘えるのが苦手な女性も思い切ってトライしてみると、いつもより甘い朝を迎えることができるかもしれませんよ。
キスが好きなことを伝える
正直に彼とのキスが好きなことを伝えてみるのも良いでしょう。男性は好きな女性に嫌われないように、相手の出方をうかがうところがあります。照れているだけでも、相手にとっては嫌がっているのかな?と捉えられてしまうこともあるため、女性から彼とのキスが好きなことを伝えてあげましょう。
たとえばキスをしたあとに、「もう一回。足りない」とか、「〇〇くんとのキス気持ちいいから好き!」などと伝えることで、相手とのキスを嫌がっていないことや、もっとキスをしたいと思っていることが素直に伝わります。そのため、男性も気持ちに応えやすくなります。
キスをするときに女性が気をつけること
最後に、キスをするときの女性側の注意点を見ていきましょう。キスをたくさんしてカップルを長続きさせるためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。キスするときのフィジカル面、メンタル面の双方から気をつけるべきポイントをピックアップしました。
フィジカル的な注意点
男性は女性にある一種の憧れのようなものを持っています。そのため、いつまでも綺麗でいてほしいなど理想を高く求める傾向があります。
そんな男性に対して女性がフィジカルな面で気をつけるべき点は、主に3点。
- 唇の荒れ
- 口臭
- リップの塗りすぎ
意外に思うかもしれませんが、とくにリップの塗りすぎは、リップが唇に残ってベタベタするので嫌だという男性が多いです。キスをするときは薄付きのリップなどで適度に潤わせておくと良いでしょう。
メンタル的な注意点
すでに述べたとおり、男性は用心深く相手の出方をうかがうところがあるので、女性のリアクションをよく観察しています。そのため、キスをしたあとのリアクションはとくに大事にしましょう。リアクションのポイントは次の3つです。
- 少し恥ずかしそうに笑う
- 嬉しそうに抱きつく
- セクシーな顔で次は自分からする
このようにバリエーション豊かにすることで、飽きられずにラブラブなキスライフが送れるようになります。3のように女性からキスをするのは、男性的にもドキッとするので刺激を感じることができるでしょう。
まとめ
キスはすればするほど、心身ともに良い効果がたくさん期待できることがわかりましたね。分泌されるホルモンによって精神の安定や、仕事の集中力までつけるのに効果的だなんて、しないほうが損。
キスは、たくさんすることで自然とスキンシップが増え、お互いの感情や相性を確認しあうことができるため、言葉で伝えるのが苦手な人でも愛情表現ができる、とっても素敵なコミュニケーションのひとつです。
あまり気負わず、まずは挨拶がてらの軽いキスからはじめてみるのもオススメですよ。日頃から彼とのつながりを深めて、穏やかな気持ちで愛を育んでいってくださいね。