文句ばかり言う人の特徴
文句ばかり言う人はいつも不満そうなので、あまり近づきたくないと思ってしまいますよね。そんな人と親しくなると、後々面倒なことになってしまうことも珍しくありません。そこで、文句ばかり言う人の特徴について把握しておきましょう。
上から目線
文句ばかり言う人は、誰に対しても何に対しても偉そうなもの。まるで評論家のように、自分の価値観やモノの考え方を一方的に語るのが特徴です。文句ばかり言う人は、自分の言うことに絶対の自信を持っているケースが多いもの。
なので、まわりの人の意見を聞き終わるまでに、文句を言いはじめることも少なくありません。そのときの口調は、上から目線な言い方になる傾向があります。
プライドが高い
自分の考えに自信を持っていることから、文句ばかり言う人は自尊心が強いという特徴があります。バカにされたり否定されたりすると、過剰に反応して攻撃的な態度をとることも珍しくありません。
プライドが高いからこそ、まわりに人から間違いを指摘されると気にしてしまうということですね。なので、傷つきやすい性格であるケースも多く、自分を守るために相手を攻撃しようとするという特徴があるのです。
意外に受け身
文句ばかり言う人は、自分から積極的に何かをするということが少ないもの。なぜなら、率先して行動したことで失敗をしたり、間違えてしまったりすることを恐れているからです。
プライドが高く、いつも偉そうなことを言っているので、カッコ悪いところを見られたくないという心理が働き、自分から行動を起こせないということですね。だからこそ、自分が当事者になることを避けて、一歩引いた場所から文句ばかり言うことで、自分のプライドを保とうとするのです。
また、人の役に立とうという気持ちが少ないという特徴もあります。そのため、誰かに何かをしてもらうのはOKでも、自分が何かをするのはNGなのです。
友達が少ない
子どもの頃からイジメられたり、マイペースすぎたりで、仲良くしてくれる友達が少ないことも文句ばかり言う人の特徴。周囲の人と上手く馴染めず、ひねくれた考え方になっていることも少なくありません。
だからこそ、物事の悪いところばかりに目がいってしまうのです。このような性格から周囲の人に敬遠され、必然的に人間関係が狭くなる傾向があるのです。そのため、心から信頼できる友達はあまりいません。
文句ばかり言う人の心理とは?
文句ばかり言う人と一緒にいると、嫌な気分になることも珍しくありません。常に不平不満を口にしているのに、自分から行動を起こすことはないので、イライラするという人もいます。一体、何がそんなに不満なのでしょうか?そこで、文句ばかり言う人の心理について、まとめました。
自分を認めてほしい
文句ばかり言う人はプライドが高いので、偉そうなことを言いがち。そんな特徴は、自分の凄さや価値を認めてほしいという心理からきています。文句を言うことで、「周囲の人よりも、自分のほうが優れている」と訴えられると思っているのです。
その一方で、自分から率先して行動に移すことはないので、まわりの人からは、「口だけは達者だけど、結局何もしない人」と思われていることも珍しくありません。
マイナス思考
何事もプラスとマイナスの側面があるもの。文句を言う人は、物事の悪いところばかりに目がいくという特徴があります。そのため、人の長所に気づけず、交友関係が狭くなりがちに。また、物事のメリットを把握することも苦手なので、これまでの人生で貧乏くじを引いてきたことも少なくありません。
そのため、自分が属しているコミュニティや社会に不満を抱えていることが多いもの。つまり、文句ばかり言う人は、毎日が楽しくないと感じやすいのです。ネガティブな性格から生じる不満やストレスを、文句を言うことで発散しています。
文句ばかり言う人への対処法
身近に文句ばかり言う人がいると、不快な気分になってしまって、快適な毎日を送りづらいと感じる人は珍しくありません。できる限り気持ちよく過ごすためには、どうすれば良いのでしょうか?
そこで、文句ばかり言う人への対処法についてまとめました。
とにかく受け入れる
「自分を認めてほしい」という意識が強いからこそ、文句ばかり言う人は否定されたときの反応が過剰になってしまいがち。そんな人と一緒にいると嫌な気分になりますし、文句を聞いているだけでも疲れてしまいます。
なので、すぐに相手と離れられない状況の場合には、とにかく受け入れて、相手が満足する状態にしておくのもひとつの方法です。
聞き流す
文句ばかり言う人の中には、何を言っても無駄という人もいます。否定することはもちろん、肯定したとしても、文句を言い続けるケースは少なくありません。
つまり、どちらにしても文句を言うという結果になるのです。そんな人に対し、いちいち考えて受け答えしていても疲れるだけ。
なので、何を言われても、同意することも否定することもせず、ただ聞き流すと良いでしょう。こちらの反応が薄くなると、相手も話しがいを感じなくなって、やり過ごせることは珍しくありません。
また、オウム返しをするのも効果的ですよ。「○○さんはそう感じるのですね」などと言って、相手が言ったことを繰り返していれば、変に気を遣うこともありませんし、むやみに疲れることもないでしょう。
関わらない
もう会わないでいられるような関係なら、今後できる限り関わらないようにするのも良いでしょう。文句ばかり言っている人と関わると、ネガティブな考え方が移ってしまうなど、何かしらの悪い影響を受けることもあるかもしれません。思いもよらない害を被る前に、距離を置くことも考えてください。
文句ばかり言う人を避けるためには、相手が話しはじめたときに、「用事があることを思い出した」などと言い訳をするのも良いでしょう。相手のことをあからさまに無視して、トラブルに発展してしまうといけないので、さりげなく避けるようにして関わりを少なくすると良いですよ。
文句ばかり言う彼氏に振り回されないために心がけること
あなたの彼氏が文句ばかり言う人である場合、身近な存在だからこそ、疲れてしまったり、不快に思ったりすることが多くなるでしょう。また、文句ばかり言う男性と付き合っていても、良いことがないと感じる女性も少なくありません。
そこで、彼氏が文句ばかり言う場合、どんなことに注意すれば良いのかについてまとめました。
聞き流す
先ほど紹介した通り、同意することが難しかったり、苦痛に感じたりする場合には、聞き流すのが良いでしょう。否定すれば彼氏が不快に感じて、攻撃的になってしまうかもしれません。なので、とにかく聞き流して彼氏の気が済むのを待ちましょう。
ハッキリとNOと言う
相手が彼氏ならある程度、親しい間柄になっていることでしょう。なので、あなたの気持ちを正直に伝えることで、関係を改善することが期待できます。
たとえば、「自分のことを好きならば、そういうことは言わないでほしい」「そういう部分を受け入れることができない」などと伝えてみると良いでしょう。そうすることで、彼が改善に向けて努力するかもしれません。あなたも協力的になり、お互いに歩み寄ることで、お付き合いがより良いものになる可能性もあるのです。
別れる
極端な結論かもしれませんが、文句ばかり言っている男性とお付き合いをしていて、幸せになれるかどうかは微妙です。プライドの高さや、世間に対する不満を理由に、彼氏が文句ばかり言っている場合は、今後もその傾向が続くものと考えられます。
そんな男性とお付き合いを続けて、その後結婚しても、あなたが苦労するだけでしょう。あなたの成長にもつながらないので、関係を見つめ直すことを検討してください。キッパリと別れることで、もっと素敵な男性が見つかることも十分にあり得ます。
一緒にいて楽しいと思える男性と付き合ったほうが、充実した毎日が送れるというもの。あなた自身のことを考えて、彼との関係を見つめ直しましょう。
まとめ
文句ばかり言う人は、一緒にいるだけでも疲れてしまうもの。良くない気分にさせられることも少なくありません。文句ばかり言う人には、共通する特徴が見られるので、あらかじめポイントを押さえておくことで、避けやすくなるというメリットが期待できます。
今回お伝えした内容をふまえて、まわりの友達や彼氏との関係をより良いものとし、自分の成長につなげられるようにしてくださいね。