凶方位って怖いの?マイナスエネルギーへの対策をお伝えします!

この記事の情報提供者

旅行や引越しなど、大きな移動を伴うイベントの準備をする際、方位について気にかけていますか?星占いは毎日チェックしても、方位までは……という人も多いのではないでしょうか。災いをもたらすとされる凶方位とは、中国4000年の歴史に裏打ちされた統計学に基づき、物事がうまく運ぶ方角と、そうでない方角を研究したものです。

今回は占術の総合鑑定士永江 美玖さんのお話をもとに、失敗の少ない良い方角を選んで行動するために注意してもらいたいことをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

凶方位ってどうやって決まるの?

目標に向かって組織をその方向へ導いていく力

「凶方位」という文字からも不吉な印象を受けますが、そもそもどうして方位に吉凶があるのでしょうか。はじめに、凶方位のもととなる方位学の背景と基本的な考え方について解説します。

九星気学に基づく吉凶方位

星占い、四柱推命など洋の東西に関わらずさまざまな占いがありますが、そのひとつに九星気学(きゅうせいきがく)があります。

九星気学では、九星はある決まった法則で各方位を巡回するとされています。「人は生まれた瞬間に運命の方向性が決まる」と考え、生まれた年月日をもとに本命星となる九星に分け、12の干支、さらに「木」「火」「土」「金」「水」の五行の相性を組み合わせたのが九星気学による占術です。

九星気学は、個人の運勢を占うことにも使われますが、それぞれの方位には宇宙のエネルギーが宿っていると考え、各方位の吉凶方位を占うときに使われます。九星気学といえば「方位術」といわれるほどで、九星の運気と方位が持つパワーを組み合わせ、災難を避け、運気を高めていく開運法なのです。

凶方位とは

簡単にいうと、生まれた年月から割り出した本命星と相性が悪いとされる方位のことを「凶方位」と呼びます。

私たちは、知らず知らずのうちには天からのエネルギー(運)を受け取って生きているのです。そして、エネルギーにはプラスとマイナスがあり、マイナスのエネルギーが流れている方位が凶方位と考えてください。

このマイナスのエネルギーの流れる方角を避けることで、災いから逃れようとするのが九星気学の考え。また、プラスのエネルギーの方角を採ることで運気を高めようとします。

凶方位の数

実は、凶方位にはたくさんの種類があります。五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺、歳破、土用殺、小児殺など……。移動の多い現代社会では、これらすべての凶方位に足を踏み入れないようにするのは現実的に不可能ですよね。

しかし、旅行や引越しなど大きなイベントのときだけでも、マイナスの影響を回避するために、方位の影響を考慮するようにすると良いでしょう。

凶方位の調べ方

凶方位はどのように調べるのでしょうか。九星、十二支、五行の相性を組み合わせで、そもそもが統計学のため本格的に活用しようとするとかなり複雑で難しいものとなります。ここでは、最悪の影響を避けるために知っておいてもらいたい知識をお伝えします。

自分の本命星を確認する

九星気学では「本命星」という自分の属している星があります。自分の本命星は、インターネットでも生年月日を入力することで調べられるサイトがあるので、検索してみると良いでしょう。また、後述するWebサイトを活用してみるのもおすすめです。

自分の本命星から凶方位を調べる

自分の星から見て、小凶から最大凶まで4段階の凶方位が存在します。

調べ方ですが、「年盤」という表から凶方位を見つけることができます。また、「月盤」「日盤」という更に細かいものもありますが、一番影響力が強いのが「年盤」です。

こちらもインターネット上で調べることができるので、活用してみると良いでしょう。たとえば、以下のWebサイトがあります。

九星気学LAB

誰にとってもマイナスな3種類の方位

凶方位には「五黄殺・暗剣殺・歳破」という誰にとってもマイナスな3種類の方位があります。とくに、五黄殺と暗剣殺は2大凶方位といわれ、確実に命に関わる影響を受けるとされていますので、どんなことがあっても避けたほうが良いでしょう。最悪、60年間もその影響が続くとさえいわれています。

このほか、本命殺など、人によっては自分が凶方位でも、吉方位だったりするものもあるので注意が必要です。

凶方位へ出かけるとどんな影響があるの?

凶方位へ出かけると、運気が下がるとされています。ここでは、すべての本命星に共通の凶方位となる五黄殺、暗剣殺および歳破それぞれの影響についてお伝えします。

少し怖いこともありますが、凶方位だからといっても、出かけるのが一時的であれば過敏に捉える必要はありません。普段より気をつけて行動する参考にすると良いでしょう。

五黄殺の影響

五黄殺は、自分が原因で起こる災害。自分の仕事のミスが原因で大きなトラブルになったり、余計な一言で、相手を怒らせて人間関係を悪化させたりします。

困ったことに、五黄殺はあなたの気づかないところで悪影響を及ぼすので、気をつけようがありません。あなたの評判が悪くなって、普通はうまくいくことも失敗してしまいます。

暗剣殺の影響

暗剣殺は、自分以外のことが原因で発生する災難やトラブル。事故、病気などの災難が起こりやすく、最悪の場合は命に関わることも降りかかります。

具体的には、病気でいうとまわりの人から感染症をうつされたり、隣家の火事に巻き込まれ自宅が燃えたり、仕事だと、取引き先が倒産したり、取引先にだまされたり……。五黄殺同様に、気をつけようがありません。

歳破の影響

歳破の方位の影響は、「破」という言葉からもわかるように、破壊や破滅という凶作用。商談や約束事、また、縁談にも悪影響を及ぼし、悪い結果に終わるリスクが高まります。

昔は、嫁入りの方角が歳破だと、結婚を翌年にすることもあったといいます。

カップルは別れる

ここまで見てきたように、凶方位による影響としては実にさまざまなものがあります。その中でも身近なケースとしては、カップルの場合はデートで凶方位を選ぶと、些細なすれ違いからケンカに発展、別れにつながってしまう危険性もあります。

凶方位の対策方法

凶方位だとわかっていても、いちいち避けていては日常生活に支障が出てしまいますよね。そこで、凶方位へ移動することを避けられない場合、その影響を和らげる方法についてお伝えします。

方位取り

凶方位の悪影響を和らげるベストな方法は、方位取りに行くこと。

方位取りとは、自宅から目的地までが凶方位となる場合、自宅から吉方位となる神社や施設に一度立ち寄ってから、目的地へ向かうことです。自宅から立ち寄った施設、その施設から目的地の2つが凶方位でなければ悪い影響を避けることができるとされています。

これは「方違え(かたたがえ)」とも呼ばれ、平安時代から続く日本の風習。また、凶方位へ行く前に吉方位へ行けない場合は、行ったあとに方位取りすることでも効果があるとされています。

凶方位へ出かける前の対策

凶方位へ出かける前には次のような行動を取ることで、悪い影響を避けられるといわれています。

  • 神社などで授与される方位除(ほういよ)けの御守を身に着ける。(方位除けとは、八方除けとも呼ばれ、関東では寒川神社や川崎大師、関西では、大阪に方違神社などが有名)
  • 一度吉方位へ出向き、しばらく過ごしてから目的地へ向かう(方位取り)。
  • 黒い服を着る。(黒はあらゆるものに染まらない色ですから、マイナスのエネルギーにも染まらずに済むとされています)

凶方位現地での対策

凶方位では、次のような行動を心がけると良いでしょう。

  • 凶方位の土地のものは食べない。
  • 石や花など自然のものを持ち帰らない

出かけたあとの対策

凶方位から戻ったら、次のような行動を取ることで、悪い影響を弱めることができるとされています。

  • 吉方位の温泉に出向いて温泉につかる(方位取り)。
  • 吉方位旅行をする(方位取り)。
  • 地元の土に裸足で触れる。
  • 月の光を浴びる。

まとめ

日常的に方位を意識するのが難しい人も、旅行や引越しなど大きなイベントのときは、事前に方位を調べて、凶方位は避けるようにしたいですね。避けられないときも、方位取りなど対処方法があるので、ぜひ活用してみてください。

どんなに開運術を使っても、凶方位によって相殺されてしまってはもったいないです。可能な限り悪い影響を避け、良い運気を取り入れられるといいですね。