記事の目次
まずは優柔不断度チェック!あなたの優柔不断レベルはいくつ?
- Q.
- レストランで食べたいものが何個もあるときすぐ決められますか?
100人にアンケート!優柔不断な人の印象(いい/悪い)
当サイトでは、優柔不断な人の印象について、100人にアンケートを実施しました。その結果は次の通りです。
「悪い」と答えた人は87人で、「いい」と答えた人を圧倒的に上回っています。9割近くに人が優柔不断な人に悪い印象を持っているということです。
アンケートに答えてくれた人の具体的な声を紹介しましょう。
優柔不断な人の短所(デメリット)
優柔不断な人に悪い印象を受けている人は、圧倒的に多数を占めています。どのような点がダメなのか、優柔不断な人の短所について聞いてみました。
決断が遅くてイライラする


周りに振り回されている


自分の意見がない


優柔不断な事によって周りの人に迷惑をかけてしまうシチュエーションの場合、嫌だと感じる人が多いようです。
「時間を無駄にしてしまう」と感じてしまい、嫌だと感じてしまう結果に繋がっているように思えます。自分の意思がないと捉えられてしまうことも多々あります。
優柔不断な人の長所(メリット)
一方で、優柔不断な性格は、長所として捉えられることもあるようです。
物事をしっかり考えている


協調性がある


慎重で、より良い結論を考えている


優柔不断なことにより長考してしまうことが逆にメリットなのではないか、という声も多々寄せられました。優柔不断ということは、逆手に取ればしっかり吟味をすることができていると高く評価をしている人も多いようです。
優柔不断な人の15個の特徴、原因(心理)、対処法をご紹介!
優柔不断な人には、多くの人がいい印象を持っていません。長所もありますが、できれば優柔不断とは思われたくないものですね。ここからは、優柔不断とはどのような人なのか、その特徴と原因(心理)、優柔不断を解消するための対処法について紹介しましょう。
まずは、よく迷う状況や特徴を紙に書き出してみましょう。書き出してみることで、頭の中であれこれと散らばった考えを整理することができます。紙に書いてみると何を迷っているか、悩んでいるかを客観的に知ることができます。
悩みの特徴がわかったら、この後の内容を参考に、解決策を導いてみましょう。これを繰り返すことで、いつのまにか優柔不断が解消しているかもしれません。
今回紹介する「優柔不断」の特徴はこちら。
特徴:料理をなかなか決められない
優柔不断な人はレストランに行ったとき、メニューを見ながらなかなか料理を決められません。一緒に行った人はすぐに決めていて、待たせていることに焦ってしまいますます決められなくなる…という悪循環にも陥ります。
原因(心理):それぞれの魅力に目移りしてしまっている
注文を決められないのは、料理のそれぞれの魅力に目移りしてしまうからです。あれもいいけどこれもいいと思っている間に、ひとつに決められなくなってしまいます。
対処法:自分なりの決めやすいポイントを見つける
あれもこれもいいと思っていては、ひとつに決めることはできません。「カロリーが低いものにしよう」「お肉にしよう」「辛いものにしよう」など、今の感覚で「これ!」という自分なりの決めやすいポイントを見つけるようにしましょう。
特徴:辛かったこと、トラウマを引きずりやすい
優柔不断な人は、過去の辛かったことやトラウマをいつまでも引きずっているのが特徴です。何か決めるときに「あのときこうすべきだった」「あのときの決断は正しかったのだろうか」と振り返ってしまい、その記憶が邪魔をして決断ができなくなってしまいます。
原因(心理):過去を振り返ってしまう
何かを決めるときに過去を振り返ってしまう癖があります。いつも過去のマイナスな記憶に囚われ、必要以上に不安を抱えてしまうのです。
対処法:現在と未来を見る
過去は過ぎ去ったことで、今や将来には何も影響を与えないことを理解しましょう。現在と将来だけを見据えることが大切です。過去を悩んだり後悔したりする癖をなくすことを意識してみてください。
特徴:リスクを取れない
心配性で、決めたことで失敗するのではないかという不安があります。リスクがある可能性を考えてしまい、決断することができません。
原因(心理):デメリットに気を取られすぎている
決断をしたあとのデメリットな結果ばかりに気を取られすぎています。悪い結果ばかりが気になり、それを恐れて決断できなくなっているのです。
対処法:リスク・リターンを平等に天秤に掛ける
生活する中では常に何らかの選択をしなければなりません。選択にはリターンもあればリスクもあります。リスクばかりを気にせず、リターンもあることに目を向けましょう。両者を平等に天秤に掛けることで、迷うことも少なくなるはずです。
特徴:人にノーと言えない・八方美人すぎる
嫌なことを頼まれてもノーと言うことができません。本当は断りたいのに引き受けてしまい、後で後悔することもあります。意見が異なる人にも同調するなど誰にでも愛想よく振る舞い、「八方美人」と言われることもあります。
原因(心理):人に嫌われることが怖い
頼まれごとを断ったり、違う意見に反論したりすると嫌われるのではないかという不安を持っています。人に嫌われることを極度に怖がっています。
対処法:人に嫌われることを恐れすぎない
人に嫌われることを恐れすぎずに、自分の意見はしっかり言うことが大切です。ノーと言わないこと、誰にでも同調して愛想を振りまくことは、結局自分を苦しめることになります。引き受けたことを処理できないこともあるでしょう。
また、このような態度では人に好かれることとは程遠く、「イエスマン」「八方美人」と言われてしまう恐れもあります。
特徴:決断をしたがらない・責任感がない
決断することを避ける、責任感を持たないというのも優柔不断な人の特徴です。なるべく自分が決断することを避け、誰かの意見に追随したりします。そこには、決断して失敗したときの責任を被りたくないという気持ちがあります。
原因(心理):決断することにより、責任が生じるのが面倒と考えている
決断できないのは、決断することで責任が生じるのが面倒と考えているからです。責任を持つことのリスクをなるべく避けたいと思っています。
対処法:責任感をしっかり持つ
責任をしっかり引き受けるという覚悟が必要です。自分が決断したことが人に及ぼす影響はそれほど大きくありません。決断したことで責められるということは、実際のところあまりないのです。責任を持つことを恐れず、受け入れていきましょう。
特徴:「なんでもいいよ」が口癖
何かを決めるときに自分の意見を言わず、「なんでもいいよ」が口癖になっていて、判断を周りの人に押し付けていませんか?何かを尋ねられたときにこのような返答をされたら、相手も困ってしまうでしょう。
原因(心理):自分だけの考えで決断をすることが怖い・相手の意見を聞き出そうとしている
自分だけの考えで物事を決めてしまうのを恐れています。そのため、「なんでもいいよ」と判断を保留して相手の意見を聞き出そうとするのです。
対処法:まずは自分の意見を言い、そのあと相手の意見を聞く
まずは自分の意見を言い、そのあとに相手の意見を聞くようにしてみましょう。はっきりと決められなくても、「こんなものはどう?」と提案する感じで大丈夫です。それだけでも相手に与える印象はだいぶ変わり、優柔不断とは思われないでしょう。
特徴:行動するまでに時間がかかる
優柔不断な人は、何か行動を起こすまでに時間がかかります。仕事を探す、資格取得の勉強を始める、趣味を始めるなど、あらゆることについて考えてはいるものの、行動を移すまでが長くなってしまいます。
原因(心理):行動した後に後悔をしたくない
行動を起こすまでに時間がかかる人は、行動した後に後悔したくないという心理があります。自分に自信が持てず、行動しても失敗するのではないかという恐れがあるのです。
対処法:情報をできるだけ早く集め、メリット・デメリットを素早く把握
行動することを漠然と考えていては、なかなか行動に移せません。情報をできるだけ集めるようにしましょう。
資格取得であれば具体的なプランを立てたり、合格率を調べてメリット・デメリットを素早く把握したりするなど、行動に移すことが大切です。趣味であればその大変なこと、楽しいところなどを詳しく調べ、天秤に掛けることで判断しやすくなるでしょう。
特徴:自分に自信がない
決断力がないのは、自分に自信がないからです。「自分の決断は間違っているのではないか」「決断をして悪い結果を招くのではないか」という恐れを持っています。
原因(心理):自分の強みやいいところを知らない
自分に自信がないのは、自分の強みや長所を知らないからです。しかし、強みやいいところが何もないという人はいません。それを知らず、発揮できていないだけです。
対処法:自分の強みを知ることで自信を持つ
自己分析ツールを利用して、自分の強みを知りましょう。強みを知ることで、それを活かす方法を知ることができます。強みを発揮することができれば、自信もついてくるはずです。
自己診断ツールでおすすめなのが、「グッドポイント診断」です。転職サイトの「リクナビNEXT」に登録すれば無料で利用することができるので、ぜひ試してみてください。
特徴:周りの目を気にすることが多い
優柔不断な人は、周りの目を気にしています。自分が決断することで周りがどう思うかが気になり、なかなか決断することができないのです。
原因(心理):必要以上に人の目を気にしてしまっている・人に迷惑をかけるのが怖い
必要以上に人の目が気になり、自分の行動で人に迷惑をかけるのではないかと恐れています。また、周りの人と意見や判断が食い違うことが気になるので、曖昧な態度をとってしまうのです。
対処法:物事を深く考えすぎないようにする
周りの人は自分が思っているほどこちらに注目していません。自分の意見を主張しても、それでことさらに迷惑を被る人はいないはずです。物事を深く考えすぎないようにしましょう。
特徴:完璧を求めすぎて、時間を要してしまうことが多い
優柔不断の人は完璧を求めすぎる傾向があります。そのため、仕事の資料作成ひとつとっても、時間を要することが多くなります。
原因(心理):完璧主義者
完璧主義者で、何事も完璧でないと気が済みません。そのため、自分の決断が完璧と思えるまで、決断できずにいます。しかし、世の中に100%正しいというものは存在しないので、いつまで経っても決断できなくなってしまいます。
対処法:ゴール(終わり)を決める
完璧を目指そうとせず、ゴール(終わり)を決めてください。それが達成できたらよしとしましょう。資料を作成するときには結論を決めておいて、だらだら書かないようにすることがポイントです。
特徴:どことなく頼りない
「どことなく頼りない」というのが、優柔不断な人にみられる特徴です。特に女性から見て優柔不断な男性に対して抱く印象になります。デートのときにどこに行くのか決められない、何か意見を聞いても曖昧な返事ばかりでは、女性から見てとても頼りないと思われてしまうでしょう。
原因(心理):責任を負いたくない気持ちが相手に見えてしまっている
頼りなく見えるのは、何か決めることで責任を負いたくない(頼られたくない)という気持ちが現れているからです。大きなトラブルになった際にも意見を言わないので、頼りにならない人と思われてしまいます。
対処法:言うときは言うようにする
意見を求められたときは、なんでもいいので考えを口に出しましょう。それはひとつの意見であって、大きな責任が生じるわけではありません。言うときは言うようにしないと、「頼りない人」と呆れられてしまうだけです。
特徴:優しい
優柔不断な人は強く主張せず周りの意見を尊重するので、優しい印象です。これは優柔不断な人の長所でもあるでしょう。
原因(心理):周りの人に気を遣いすぎて、結論が出せていない
表面的には人の意見を尊重しているように見えますが、人に気を遣いすぎるあまり結論が出せていないのが原因です。自分の主張を受け入れてくれるので、「優しい人」と思われるのです。
対処法:意見を却下するときは、気を損ねないような言動を心がける
きちんと自己主張しても、優しいという印象がなくなるわけではありません。相手の意見を却下するときでも気を損ねないような言動を心がけることで、優しいという印象を保つことができます。
特徴:リーダーシップを取りたがらない
人の集まりや組織の中などで、リーダーシップを取るのを嫌がります。人の意見をまとめたり、周りの人を先導するなど中心的な存在になるのを極力避けようとします。
原因(心理):責任を背負うのが怖い・面倒
自分が先頭に立つことで生じる責任を背負うのが怖い・面倒という心理があります。大勢の流れにのって行動し、意見を言わなくても済む状況にいたいと思っています。
対処法:まずは自分の意見を言うことから!
いきなりリーダーシップを取るのは無理にしても、まず自分の意見を言うことから始めてみてください。それに慣れてきたら、他の人の意見をまとめる進行役をしてみるといいでしょう。
特徴:決断を後悔しがち
決断をしてみたものの、自信が持てずに後悔しがちです。いろいろ考えすぎて、自分の決めたことの悪い面ばかりを考えてしまいます。
原因(心理):デメリットに目がいってしまう
物事にはメリットとデメリットがありますが、優柔不断の人はどうしてもデメリットばかりに目がいってしまいます。自分の決断の良い面を見ようとしないので、後悔してしまうのです。
対処法:一度決めたら後悔しない
一度決めたことは、後からいろいろ考えるのはやめましょう。自分の判断に自信を持ち、そのメリットの側面を見るようにしてください。
特徴:マイナス思考
優柔不断な人はいつもマイナス思考をしてしまうという特徴があります。いつも物事をネガティブに捉えているので、決断するときも悪い結果ばかりを考えてしまうのです。
原因(心理):状況が悪くなることばかり考えてしまう
決断を下す前から状況が悪くなることばかりを考えすぎ、恐れています。そのため、先に進めなくなってしまいます。
対処法:プラス面・マイナス面を平等に見れるようにする
物事のプラス面・マイナス面を平等に見るようにしましょう。マイナス面ばかりみていると、現実もそのようになってしまいます。プラス思考になることで、状況も変わってくるでしょう。
優柔不断を改善・克服するためにできること
優柔不断の改善・克服は難しいことではありません。次のような方法を心がけてみましょう。
デメリット・リスクばかりを恐れない
物事にはデメリットやリスクがつきものです。それは自分だけでなく、すべての人に共通しています。しかし多くの人はそれを恐れずに決断や行動をしています。デメリットやリスクと同じぐらい、メリットやリターンがあることに気づいてください。そちらに目を向けることで、前に進むことができます。
失敗を恐れすぎない
失敗を恐れすぎないことが大切です。「失敗するのではないか」と思うと心や体が萎縮してしまい、失敗を招きやすくしてしまいます。思った通り失敗することで、さらに怖くなるという悪循環に陥るでしょう。
「多少の失敗は大丈夫」なぐらいの気持ちを持てるようにしたいですね。
完璧主義者になりすぎない
優柔不断な人は完璧主義で、「失敗をしてはいけない」と意識しすぎる傾向があります。しかし、選択したあとどのような結果になるかは、その時になってみないとわかりません。完璧な決断などないことを自覚して、完璧主義者になりすぎないことを意識しましょう。
「迷う」のは「どちらでもいい」という意味である
何かを選ぶ場合、それぞれのメリットとデメリットを比較してメリットのある方を決めるのが通常です。選ぶのを迷うということは、「どちらにもあまり差はない」「どちらを選んでもいい」ということです。気楽に選んでいいのだと認識しましょう。
過去は振り返っても仕方がない
優柔不断な人は悩んだ末にやっと決めたことでも、過去を振り返って「決断は果たして正しかったのか」と後悔しがちです。その過去を引きずるあまり、決断するときに迷いが生じるのです。
しかし、過去は過ぎ去ったことで、やり直すことはできません。振り返っている時間があれば、現在や将来のことを考える方がよほど建設的です。
買うか迷っているものが必需品なのかそうじゃないのかで決める
物を買うかどうか迷ったときは、その商品が「必需品」かそうでないかで決めましょう。その商品が生活に必要な必需品であれば購入し、生活に必要とまではいかない嗜好品であれば買わないと決めておきます。
あれこれ考えずにその判断基準だけで選ぶようにすれば、迷うことがなくなるでしょう。
自分の成長に繋がりそうなものは積極的にやってみる
優柔不断な人は新しいことに挑戦するとき、失敗するのではないかと不安になってなかなか行動に移せません。しかし、自分の成長に繋がりそうなものは積極的に挑戦してみることが大切です。
新しいことに挑戦することで視野が広がり、決断力も高まるでしょう。
人が悲しむことは絶対にしないという主軸になる決まりを心に作る
優柔不断な人でも、これまでの人生でさまざまな選択や決断を重ねてきて今日があります。選択や決断に迷うことはあっても、「人が悲しむことは絶対にしない」という、主軸となる決まりを作りましょう。
何かを選ぶ時に迷ったときも、「暴言を吐くなど人を害するような選択はしない」と決めることで、優柔不断な部分から一歩抜け出せることになります。
自分に自信の持てる箇所を知る
優柔不断の根底には、自分に自信が持てないということがあります。しかし誰にでも、自信に繋がる「強み」があるもの。自分の強みを知ることで、自信が持てるようになります。
自分の5つの強みを知ることで、優柔不断が解消される
自分の強みを知るには、自己診断ツールを利用しましょう。おすすめは転職サイトの「リクナビNEXT」に無料登録して利用できる「グッドポイント診断」です。
30分程度の診断テストで、18種類の才能(強み)の中から特に自分が強みとする5つの才能を知ることができます。自分の自信が持てる箇所を知ることで、優柔不断の克服を目指しましょう。
優柔不断はゆっくり治していける!
自分は優柔不断だと自覚がある人でも、悲観することはありません。心がけることで、ゆっくり治していけます。
優柔不断になる原因をしっかり見極めて、少しずつ対処する方法に取り組んでいきましょう。