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仕事でやる気が出ない経験をした人は100%!その理由とは
仕事でやる気がなくなった経験がある人は、どのくらいいるのでしょうか?まずは、100人にアンケートを実施したところ、なんと、100人すべての人が「ある」と回答しています。
次に、やる気がなくなった原因についても聞いてみました。その結果は、次のグラフになります。
調査期間:2019/6/12~2019/6/13
調査対象者:クラウドワークスに登録しており、
調査方法:クラウドワークス
やる気がなくなった原因の回答は細かく分かれましたが、「職場の人間関係が原因」がトップになり、39%を占めました。2〜3人に一人は職場の人間関係が原因で仕事にやる気をなくしていることになります。
日本人は仕事に対する意欲が低い傾向が強い
世論調査を手がけるアメリカのギャラップ社が、世界各国の企業を対象に従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)について調査を実施しました。それによると、日本は「熱意あふれる社員」の割合がわずか6%しかなく、アメリカの32%と比べて大幅に低いという結果が出ています。これは、調査した139カ国の中で132位と最下位クラスでした(参照:日本経済新聞ニュース)。
さらに「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%で、「やる気のない社員」は70%に達しています。
これは、今回当サイトが実施したアンケートで得られた「すべての人が仕事でやる気をなくした経験がある」という結果ともリンクする内容になっていますね。
仕事でやる気が出ない人の9つの特徴、原因、やる気を出す方法
アンケートの回答をもとに、仕事でやる気が出ない人の特徴とその原因、対処法について紹介します。自分がやる気の出ない特徴はどれかチェックしてみましょう。その原因を知り、対処法を試してみてください。
特徴:職場の人と打ち解けられていない
仕事をしていく上では、職場の人とのコミュニケーションは必要不可欠です。しかし、職場はいろいろな年代や立場の異なる人が集まり、人間関係も複雑になります。職場の人間関係がうまくいかず悩む人はたくさんいますが、それが仕事へのやる気を失う原因にもなってしまいます。



対策:挨拶、些細なコミュニケーションを大切に
人間関係が良くないと、仕事を進めるのにも支障が出てきます。最低限のコミュニケーションは取るように努めましょう。
朝と帰りの挨拶は欠かさず、何か親切にしてもらったときは丁寧にお礼の言葉をかける、隣の席の人と世間話をするなど、些細なコミュニケーションを大切にすることで、人間関係を良くしていくことができます。
次の記事では職場の人間関係に悩む人のために、その改善法について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
特徴:毎日同じルーチンワークを繰り返している
毎日同じルーチンワークを繰り返していると、仕事に慣れてしまいやる気がなくなります。事務仕事にありがちですが、マンネリ化することで刺激がなく、いつのまにか仕事への熱意を失ってしまうのです。



対策:率先して他の業務を行うことでキャリアアップも期待できる
今行っているルーチンワークだけでなく、自分から申し出て他の業務をやらせてもらうことをおすすめします。他の業務をすることでキャリアアップが期待でき、刺激になって仕事へのやる気も高まるでしょう。
仕事が飽きてしまったという方への具体的な対処法は以下を参考にしてみてくださいね。
特徴:仕事で新しいことをやりたいと感じている
長く勤めていると仕事がマンネリになり、モチベーションを維持することが難しくなってきます。新しいことをやりたいと感じていると、今の仕事にやる気をなくしてしまうでしょう。



原因:職場環境がそぐわない
新しいことをやりたいと思うのは、今の職場環境が自分にそぐわなくなっているのかもしれません。仕事が自分に合わず、違和感を感じることでやる気もなくなってしまいます。
対策①-1:今の仕事が自分の価値観に合っているか確認する
今の職場環境に合わないと感じるときは、次のステップに進むことを考えてみましょう。より自分に合う仕事を見つけるために、転職活動をしてみるのもひとつの方法です。
まずは今の仕事が自分の価値観に合っているか、確認してみましょう。価値観に合った仕事を探すのに便利なのが、キャリア診断アプリ「view」です。20代を対象にしたアプリで、質問に答えると自分の価値観とキャリアをAIがマッチングさせ、自分の適職がランキング形式でわかるという仕組みです。
これまでの職業適正診断にはないアプローチでキャリアプランを提示してくれるので、これまで気付けなかった適職に出会えることもあります。
次の記事でVIEWを実際に体験したレビューを紹介しています。自分の価値観に合った新しい仕事を求める人は、ぜひチェックしてみてください。
対策①-2:自分の強みを知る
自分に合う仕事かどうか判断するには、自分の強みを知ることが大切です。自分の強みを活かせる仕事こそ、自分の適職と言えるからです。
自分の強みを知るには、無料で利用できる「グッドポイント診断」がおすすめです。転職サイト「リクナビNEXT」に登録すると利用できる自己診断ツールで、18の資質の中から自分の強み5つを知ることができます。
「グッドポイント診断」についてさらに詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてみてください。
対策①-3:自分の市場価値を知り、それに合った転職先を探す

出典:ミイダス
転職を考えているなら、自分の市場価値がどのくらいかも知っておきましょう。転職サービスアプリ「ミイダス」では、今の自分がどのくらいの年収をもらう価値があるのか無料で診断することができます。
すべての登録が完了すると書類選考通過済みのオファーが届いて、自分の希望に合えばすぐ面談をすることができます。自分の市場価値に見合った仕事をしたい人にはおすすめです。
次の記事では、実際にミイダスに登録した体験を紹介しています。転職を本気で考え始めている人は、チェックしてみましょう。
特徴:自分を強烈に追い込んだ後、急にやる気がなくなり無気力になった
今まで自分を強烈に追い込むほど仕事に打ち込んできたのに、急にやる気がなくなり無気力になったという人もいます。



原因:燃え尽き症候群の可能性が
頑張ったのに思ったような評価が得られなかった、一生懸命に仕上げた仕事が会社の都合で必要なくなったなど、頑張りに見合った成果が得られないとやる気がなくなります。
また、プロジェクトなど期限のある仕事に打ち込んだあとは、燃え尽き症候群のようになってやる気が出なくなっている可能性もあるでしょう。
対策:新しいことをする
燃え尽き症候群になってしまった方は、新しいことをしましょう。これまでのルーチンワークを断ち切ることにより、燃え尽き症候群を解消することができます。
やってみたい・行きたいと思っていたけれどできなかったことを書き出し、やれるものからどんどん実行していくことがオススメです。
自分のやりたいことがわからないという方は、カウンセラーと一緒にカウンセリングをしながら模索することがオススメです。あなたの潜在的なやりたいことや、新たな気づきを得ることができるかもしれません。
\24時間オンラインでカウンセリングしてくれる/
特徴:仕事のことを考えると辛い
何らかの理由があり、仕事のことを考えると辛くなってしまう場合があります。辛くなるため、どうしてもやる気がおきません。



原因:メンタル面での悩みがある
ノルマがきつい、ミスばかりしている、クレーム対応ばかりしているなどメンタル面での悩みがあることが原因です。仕事をしようとするとネガティブな感情が湧いてしまい、やる気が出なくなってしまうのです。
対策:仕事での嫌なことを書き出し、改善点を見出す
仕事で辛いと思うことをすべて書き出してみましょう。紙に書くことで問題が客観的になり、改善点を見いだすことができます。
書き出すことができたら、それを専門家とカウンセリングし、具体的な改善策を見つけていきましょう。
カウンセリングにおすすめなのは「cotree」。
オンラインで24時間カウンセリングをしてくれて、「書くカウンセリング」と「話すカウンセリング」から選ぶことができます。
実際にcotreeでカウンセリングした内容については以下の記事をチェックしてみてくださいね。
特徴:周囲の人も自分もやる気が出ていない
仕事に取りかかるのが遅い、休憩ばかりしているなど、周囲の人が皆やる気がない状況なので自分もやる気にならないケースがあります。
上司を始め、誰もやる気のある人がいなければ、自分だけやる気を出しても仕方がないという気持ちになってしまうでしょう。



対策:周囲の人にやる気が出るような言葉がけをする
自分から周囲の人に、やる気が出るような言葉がけをしてみましょう。声をかけることで、自分にも言い聞かせてやる気を起こすきっかけになります。
特徴:どこから手をつけていいのかわからない
仕事の段取りがわからず、どこから手をつけていいのかわからない状態では、仕事にやる気がおきなくなってしまいます。要領が悪く、仕事を溜めてしまう人にありがちです。



原因:やるべきことの整理ができていない
やるべき仕事の整理ができていないのが原因です。優先順位をつけず無計画に仕事をするため、その日に仕事を終わらせることができなかったりします。
対策:To Doリストを作成し、優先順位をつけ、どこからこなせばいいか可視化させる
仕事にとりかかる前に、その日行う作業を箇条書きにしたToDoリストを作成しましょう。それに優先順位をつけ、何から手をつけたらいいか可視化させます。
重要な仕事から順に取り組めるようにタスク管理し、仕事の効率を高めましょう。仕事を早くこなせることで、やる気も出てくるはずです。
特徴:身体に慢性的な疲れがある
身体に慢性的な疲れがあると、仕事に集中できずやる気が起こりません。身体の疲労はエネルギー不足なので、仕事に限らず何をしてもやる気が出ないでしょう。



原因:睡眠時間が確保できていない
慢性的な疲れは、睡眠時間が確保できずその日の疲れがしっかり取れていないことが原因のひとつです。残業が続いて帰宅が遅くなり、睡眠不足になりがちなことなどが大きく影響しているでしょう。
対策:しっかり睡眠を取り、適度な運動と食事に対する気遣いも忘れないようにする
疲れを取るには、ゆっくりお風呂に入って十分な睡眠を取ることが大切です。また、体調管理のためには、適度な運動をする、栄養バランスの良い食事を摂ることも心がけましょう。
特徴:自分ができない人間だと考えている
自分は仕事ができない人間だと考えていると、仕事にやる気がおきません。仕事をしても会社から評価されないと考えてしまい、モチベーションを保つことができなくなります。



原因:理想と現実のギャップが強い
仕事に抱いていた理想と現実にギャップがあると、自信を失ってしまいます。自分は仕事ができないと思ってしまうこともあるでしょう。
対策:自分を受け入れ、理想に近づくためにできることから始める
理想と違う自分も受け入れて、理想に近づくためにできることから始めてみましょう。自分の理想について、実現できそうな順番に紙に書き出してみてください。それを着実に潰していくことで、自信をつけることができます。
今すぐにできる!仕事でやる気を出す14の方法
仕事にやる気がなくても、雇用されている以上働かなければなりません。ここでは、今すぐにできるやる気を出す方法を紹介しましょう。いくつか組み合わせて試すことで、やる気を引き出すことができます。
髪型・服装を変える
その日の気分に合わせて、髪型や服装を変えるようにしてみましょう。いつもと違う自分を演出することで、気持ちがリフレッシュします。自然と仕事のやる気も高まるでしょう。
いつもよりも早めに出勤をする
いつもより早めに出勤して、その日の仕事を整理してみましょう。デスク周りも綺麗にすることで、気持ちをリセットすることができます。
また、仕事の前にゆっくりコーヒーでも飲めば心に余裕ができ、仕事を頑張ろうという活力が湧いてくるでしょう。
出勤中は好きな音楽を聴いたり、動画を見たりする
出勤途中はあまり仕事のことは考えず、好きな音楽を聴いたり動画を見たりして過ごしましょう。好きなことで気分を高めることで、気持ち良く仕事に取りかかることができます。
背筋を伸ばして仕事に取り組む
仕事をするときの姿勢は、やる気に影響を与えます。仕事に取り組むときは背筋を伸ばして姿勢を良くしましょう。背筋を伸ばすと、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されやすくなることがわかっています。脳が覚醒することで仕事の処理能力が高まり、仕事へのやる気も出てくるでしょう。
小さな初体験を毎日行う
1日にひとつずつ、小さな初体験を行ってみましょう。「朝いつも寄るコンビニで買ったことのない飲み物を買う」「会社までの道順を変える」など、ほんの些細なことでいいので、今まで一度もやっていない体験にチャレンジしてみてください。
この経験によって「自分は日々変化し、成長している」ということがわかり、やる気が出てくるでしょう。
仕事での明確な目標を立てる
毎日、仕事での明確な目標を立ててみてください。目標を作ることで、それに向けて仕事に集中することができます。ひとつひとつクリアしていくことで達成感があり、やる気が出てくるでしょう。
仕事中、好きな飲み物やお菓子をつまむ
仕事中、支障がない範囲で好きな飲み物やお菓子をつまんでみましょう。ほんの些細な楽しみがあるだけでも仕事のモチベーションを保ち、仕事のやる気につながります。
仕事終わりにご褒美を作る
仕事終わりにご褒美を作ることで、仕事を早く終わらせようというやる気が出てきます。人気のカフェに寄って美味しいスイーツを食べる、気の合う友人と会っておしゃべりする、好きな映画を観にいくなど、楽しい予定をたくさん作るようにしてみましょう。
ヨガ、ストレッチをする
ヨガやストレッチをするのもおすすめです。体を動かさないでいると心身のバランスが崩れ、やる気が出なくなります。ヨガやストレッチをすることで血液の流れが良くなり、自律神経を整えてやる気を生み出すでしょう。
散歩をする
散歩をするだけでも、血流が良くなります。やる気が出なくて行き詰まったときは、会社の周辺をぐるっと歩いてみるだけでもいい気分転換になるでしょう。頭の血流も良くなることで脳が活性化され、仕事の情報を整理することもできます。
掃除をする
仕事にやる気を出すためには、集中できる環境も必要です。デスク周りが乱雑だと書類を探すのに時間がかかり、やる気を失ってしまいます。
まずは整理整頓など掃除を徹底的にやりましょう。身の回りが綺麗になることで気分が良くなり、仕事へのやる気も出てくるはずです。
誰かと一緒に過ごす
一人でいるよりも、誰かと一緒に過ごすことでやる気が向上します。仕事も誰かと協力し合って行うという意識で取り組んでみましょう。お互いに助け合って作業を行っていると思えば怠ける気持ちもなくなり、やる気を起こすことができるはずです。
しっかりと睡眠をとる
しっかりと睡眠をとることが、やる気を出すために必要です。残業が続き、どうしても睡眠が短いという人は、昼休みに少しでも睡眠をとる工夫をするといいでしょう。昼に仮眠をとることで覚醒レベルを上げ、作業能率を高めることが可能です。
とにかくやる気を出す
やる気は、自分で行動を始めないと出てきません。やる気が出るのを待つのではなく、とにかくやってみることが大切です。
やる気を起こす努力をすることで、自然とやる気になってくるでしょう。
仕事でやる気を出せたら毎日がもっと楽しくなる
仕事にやる気がなくなると、つまらない毎日になります。やる気がなくなる原因を知って、対処法を講じてみましょう。やる気が出てくれば、毎日がもっと楽しくなります。
記事で紹介したやる気が出る方法も、ぜひ試してみてください。気分が切り替わることで、いつもより楽しく仕事ができるようになるでしょう!