急増する主婦の不倫
主婦が不倫に走るケースは、年々増加傾向にあります。女性週刊誌「女性セブン」による2013年の調査では40~50代の主婦のうち、約15%が不倫経験があると回答しており、単純計算で7人に一人は不倫の経験があるという事になります。
参考:不倫経験ある主婦14.8%で相手人数は「2~5人未満」が60.8%|NEWSポストセブン
不倫はいけないことだと知りながらもやってしまう、またいけないことだからこそ燃えてしまうという側面があり、どちらも日々の暮らしに刺激を求めていることは共通しているのではないでしょうか。
主婦が恋をするきっかけランキング
主婦が不倫の恋に落ちてしまうきっかけについて見ていきます。今回は主婦を対象に独自アンケートをとり、不倫に目覚めるきっかけを調査しました。
一番多いのはやはり職場恋愛で、実にほぼ半数を占めています。その他のきっかけについても、順番に紹介していきましょう。
1位:職場恋愛
不倫のきっかけとして最も多かったのが職場恋愛で、46%。近年では結婚後も仕事を続ける女性が多く、男性とコミュニケーションをとる機会も結婚前と同様にあります。職場内で出会って結婚するカップルが多いことを考えても、不倫のチャンスが職場にあるのは不思議ではないでしょう。
また、結婚生活に不満を持っている場合、これまで何とも思っていなかった同僚の男性が急に素敵に見えてくる……といったこともあり得ます。結婚前にも社内恋愛が多かった人は、特に注意が必要かもしれません。
2位:SNSやインターネット
SNSやインターネットは、今や私たちの生活には切っても切れないもの。昔から存在していたいわゆる「出会い系サイト」をはじめ、SNS上で不倫相手を募集するといったケースもよく見られます。アンケートでも、その割合は22%にのぼりました。
また、最初から不倫目的でなかったとしても、SNSは共通の趣味を通して親しくなったり、昔好きだった人のアカウントを見つけたりといったことが起こりやすく、これも不倫に発展しやすいきっかけです。メッセージを送ってコンタクトをとるのも簡単ですから、すぐに関係が始まってしまう確率も高いでしょう。
3位:同窓会
同窓会は、学生時代に好きだった人や付き合っていた元彼などと再会する可能性が高いシチュエーションです。時を経て素敵に成長した姿を見て、昔の想いが再燃してしまうというのも珍しくはありません。実際にグラフを見ても、19%と比較的高い割合であることがわかります。
同窓会という少し特殊な場では、昔から知っている人物に対しての安心感と、お酒を飲むことによる開放的な気分もあいまって、相手の男性と接触するハードルも下がってしまいがち。特に今の結婚生活に不満がある場合、同窓会で再会する相手は手軽な不倫相手になり得るでしょう。
4位:習いごと先
習いごとでの出会いは、数値としては5%とわずかですが、特に専業主婦で昼間の空き時間がある人に見られる傾向です。昼間に時間の余裕がある主婦が習いごとを始めるケースは多いものです。なかでもスポーツジムや英会話などといった習いごとは異性の講師や受講者が多く、不倫の恋に落ちてしまうことも十分考えられます。
また、昼間に相手と会うことができるという点も、不倫が始まりやすいポイント。昼間なら会社で働いている旦那に気がつかれる確率が少ないうえ、ゆっくりと羽を伸ばして相手との逢瀬を楽しめてしまいます。
5位:美容院
美容院での不倫も割合としては多くありませんが、美意識の高い女性によく見られます。女性としての自分を忘れないための場所で、男性美容師に担当についてもらって「キレイです」「お似合いですよ」などと褒められて恋に落ちてしまう……というのも理解できるのではないでしょうか。
また、美容院は指名システムが一般的で、髪の悩みや前回の施術を把握している担当美容師とコンスタントに会うことになります。そのなかで会話が弾んだり、ちょっとしたことに気遣いが見られたりといったきっかけで、心が傾いてしまうのです。
6位:友達の夫とダブル不倫
友達の夫は顔を合わせる機会ができやすく、ときに2人きりになる時間に意気投合することも。グラフ上では少数に入りますが、単なる不倫ではなく「友達のもの」という背徳感が恋を燃え上がらせ、どんどん溺れていってしまう危険性があるケースです。
特に自分が友達に対して憧れや嫉妬などを抱いている場合、「うらやましい」という思いから友達の夫もまた輝いて見えがち。友達から大事なものを奪いたい、彼女に勝ちたいといった心理が働くと、より深みにはまってしまうこともあります。
7位:コンビニ
意外と穴場なのが、コンビニでの出会いです。近所のコンビニはよく出かけるものですから、店員が自分の顔を覚えてくれていることも多いでしょう。男性店員と少しずつ話す機会が増えて、そこから関係が進展していくことも考えられます。
ただ、コンビニ店員と仲を深めるためには、店の中で会話できるタイミングをうかがったり連絡先の渡し方を考えたりと、多少手間がかかることは事実です。恋のきっかけとして「よくある」と言えるほどではありませんが、恋人に発展するスリルを楽しむというケースもあるのではないでしょうか。
8位:教習所
自動車教習所では、男性教官と教習車という密室の中で2人きりになる機会が多いです。ただ、一生に何度も通うものではないうえ、必ずしも妙齢の男性教官と出会うわけではありません。
そのため人数こそ少ないですが、シチュエーションとしては絶好の不倫のきっかけといえるでしょう。先生と生徒という立場もあり、車内で優しく運転の手ほどきをされて心が傾いてしまう……というケースも多いのではないでしょうか。
また、2人きりの時間に余裕があれば、お互いのプライベートや趣味などの会話で盛り上がることも考えられます。その時間が楽しければ楽しいほど、不倫をしてでもまた会いたいと思ってしまうのでしょう。
9位:子どもの学校の担任
子どもがいる主婦の不倫のきっかけとしては、学校の担任教師との出会いがあげられます。小学生以上の子どもがいると、面談や家庭訪問、またPTAの役員会議など、さまざまな理由で担任教師と顔を合わせることがあるはずです。子どもに問題があったときには密に連絡を取り合うこともあるでしょう。
子どもへの罪悪感が頭をよぎってしまうことから、数値としては少ない一方、その背徳感がさらに恋を燃え上がらせるパターンも考えられます。
主婦がときめく男性の傾向
もちろん、不倫といっても相手が誰でもいいわけではありません。主婦が不倫をやめられないのは、旦那以外に魅力的な男性に出会ってしまったためといえます。では、主婦はどんな男性に対してときめきを覚えてしまうのでしょうか。
癒してくれる男性
結婚生活において、多くの男性は女性に癒しを求めます。仕事で疲れて帰ってきたとき、女性に温かく迎え入れて欲しいと願っている男性は、やはり未だに多いのではないでしょうか。付き合っているときには女性を癒してくれるタイプの男性であっても、結婚後にその立場が逆転して女性によく甘えるようになるケースも見られます。
女性側の立場からすると、男性を癒す存在としてふるまう一方で、家事などで疲れた自分を癒してくれる存在に飢えてしまうことに。そんななか、自分を癒して甘やかしてくれる男性に出会うと、まだ自分を大切にしてくれる男性がいることにときめきを感じてしまいます。不倫相手の男性が心に潤いを与える存在となり、なかなか不倫の関係から抜けられなくなってしまうのです。
一人の女性として扱ってくれる男性
独身のうちは、自分のことを女性として見てくれる男性も多いでしょう。もちろん結婚すると周囲からのアプローチは無くなるはずですが、彼氏であった旦那も同様に変わってしまうことがあります。結婚することで家庭の一員となり、女性というより家族といった扱いになってしまうのです。そうなると、女性も旦那に対してときめきを感じなくなってしまいます。
それでも、女性としていつまでも魅力的でいたいという想いは結婚後も捨てきれないもの。そこに自分を女性として見てくれる男性が現れれば、その相手に自分を委ねてしまいたくなるのも仕方ないのかもしれません。特に、独身の頃に女性としてもてはやされていた人は、その傾向が比較的強いといえます。
少し強引な男性
結婚生活は心に安定感をもたらす一方で、相手を手に入れたことに対して安心しきってしまうという一面も。恋愛の時期には駆け引きや男性の強引なリードがスパイスになっていても、結婚したとたんにそうした刺激は不要になります。
付き合っているときには「女性を自分のものにしたい」という狩猟本能が働いていた男性も、結婚という形をとることでその願望が満たされるケースが多いのです。結婚がゴールであるという発想は、こうした男性の心理によるところも大きいでしょう。
もちろん女性も結婚の安定感や安心感を求めている人は多いです。しかし、ときには強引に自分を翻弄してほしいという人もいます。そうした方は、無意識に男性からのアプローチを受けることで自分の価値を確認しようとしているのかもしれません。夫からそれを確認できなくなって不安を感じたとき、本能のままに強引なアプローチをかけてくる男性にときめきを覚えてしまうのです。
聞き上手な男性
女性の多くは、自分の話を聞いてもらって共感を得たいと感じています。一方男性は、女性ほど会話に重きをおいていない場合も。その結果、結婚生活で夫婦がすれ違って会話自体が減ってしまうと、女性は自分の話を聞いて共感してくれる相手を家庭以外に探すことになります。
そんなとき、自分の話をきちんと聞いてくれる男性が現れれば、その人に心が傾いてしまうのもうなずけるでしょう。このとき、男性が単に話を聞いてくれるだけではなく、女性の話に関心を持って共感してくれることが大きなポイントとなります。つまり、女性の心に寄り添ってくれる、本当の意味での聞き上手な男性に魅力を感じやすいのです。
気軽に誘ってくれる男性
もちろん、前提として女性がすべて不倫願望を持っているわけではありませんから、普段から旦那以外の男性の誘いは固く断るという人もいるでしょう。しかし、たとえば旦那とのデートが減ってしまった女性や、結婚生活を退屈に感じている女性の前に、スマートかつ気軽に誘ってくれる男性が現れたらどうでしょうか。
そのお誘いが不倫目的ではなく、2人での気軽な食事や飲み会だったら、断る理由がないからとOKするかもしれません。しかし、それはほんの入り口に過ぎず、こうした気軽なデートを繰り返している間に気がつけば不倫にどっぷりつかっていたというケースもよく見られます。最初は軽い気持ちでも、どんどん深みにはまって抜け出せなくなっていくのです。
主婦の恋が苦しくなるまでの流れ
不倫をしていても、家庭に帰ると旦那や子どもがいるわけですから、良心の呵責に苛まれることは避けられません。家族への罪悪感などから恋そのものが苦しくなってしまうこともあるでしょう。主婦の恋にはどのような苦しさがつきまとうのでしょうか。
毎日の生活に刺激が欲しくなる
すでに触れたように、結婚生活には安定感が生まれるもの。それは逆に言えば、同じような毎日の繰り返しで刺激が薄れてしまうということでもあります。もちろん、新婚時代はその生活自体が真新しく、刺激もたくさんありますが、結婚生活が日常になると、物足りなさを覚える女性が多いことも事実です。
特に恋愛体質の女性の場合、本来ならほっとするはずの安定感に苦しめられるというケースも考えられます。そして、日常から抜け出した刺激を求めて恋をした結果、不倫に行き着くという図式ができあがってしまうのです。
魅力的な相手に出会う
刺激のない生活が退屈で苦しんでいるとき、ふと出会った男性が旦那にはない魅力を持っていたり、また刺激を求めるあまり魅力的に見えてしまったりすることはあるものです。
特に、主婦がときめく男性の項で紹介したような男性は、総じて今の旦那が女性に与えてくれないものを与えてくれる男性ばかりです。普段の旦那との生活に慣れきってしまっていると、日常では与えられない男性からの刺激に溺れてしまいます。そして、自分も魅力的な女性として扱われたいという気持ちが大きくなるのではないでしょうか。
不倫の恋のきっかけは、身近なところに転がっています。魅力的な男性と知り合って刺激を覚えてしまうと、その刺激をどんどん求めてしまうようになるのです。
相手を美化してしまう
不倫の恋で日常から抜け出したいと願うということは、非日常的な「禁じられた恋」に対して溺れやすい状態でもあります。非日常で繰り広げられる世界が、現実以上に美しく見えてしまうのです。
背徳感を覚えながら道ならぬ恋をしている自分や、いつバレるか不安に思いながら進める恋に恋することで、相手のことも「これ以上魅力的な人はいない」と錯覚します。どんどん美化していった結果、「相手やこの恋は自分に必要なものだ」と勘違いしてしまうのです。
想いを伝えられずに苦しくなる
旦那以外の男性に好意を持ったとして、それは恋をした本人にも周囲にも、伝えられるものではありません。そして好意が心の中でくすぶった結果、気持ちが不安定になってしまいます。
この「伝えられない想い」に対する苦しさは、不倫に対する背徳感や不安感に根差すものです。抑圧が恋のスパイスとして作用して、伝えられない苦しさが逆に恋を燃え上がらせてしまうことも。これは一種の麻薬のような状態で、背徳感を覚えつつも不倫から抜け出せなくなってしまいます。矛盾を抱えつつも誰にも話せないという状況が、主婦の恋が苦しくなる原因です。
主婦が恋を諦めるために知りたいこと
不倫の恋は、退屈な主婦生活をしばし忘れさせてくれる魅力的なものかもしれません。しかし、バレたときには旦那や子どもを確実に傷つけ、家庭を壊してしまう要因になることは確かです。不倫の恋に踏み出しそうな方や、今道ならぬ恋に苦しんでいる方は、想いを諦める方法をしっかりと心に留めて置いてください。
不倫がバレたときのことを考える
不倫は、それそのものが道ならぬもの。将来を誓った相手がいるにもかかわらず別の相手と恋愛関係を持つものであり、民法的にも認められません。「それくらいわかっている」と頭では思っていても、実際には不倫の心地よさから抜け出せなくなるケースも多いでしょう。だからこそ、不倫に悩む人はたくさんいるのです。
冷静になるための手段として、不倫が旦那にバレたときのことをできるだけ具体的にシミュレーションしてみてください。旦那としては自分に裏切られたことになるわけですから、憤り、悲しむでしょう。
旦那に責められるだけならまだマシで、そのまま離婚に発展すれば旦那の両親や自分の両親にも顛末を説明しなければなりません。その状況を想像すると、「恋を諦めるよりも不倫をするほうがつらくて耐えられない」と思えるのではないでしょうか。
不倫のリスクを理解する
不倫におけるリスクは、旦那を傷つけ家庭を壊す以外にもたくさん考えられます。たとえば離婚に発展した場合、結婚を解消する諸手続きだけではなく、調停や裁判に持ち込まれることもあり得ます。
このとき、不貞を働き瑕疵があるのは自分のほうです。旦那から慰謝料を請求される可能性は非常に高いでしょう。さらに子どもがいる場合にも、親権は夫が持つというケースが少なくありません。
職場内での不倫だった場合、公になれば同じ職場にはいられず、実質上の左遷を言い渡されることもあります。その他、不安感や罪悪感に苛まれて日常生活をまともに送れなくなるなどの心理的リスクも考えられるでしょう。
不倫相手に本気になってしまった場合のリスクについて、もっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
不倫に先がないことを理解する
不倫から抜け出せない理由には、相手のことが好きで離れられないからという気持ちも確かにあるでしょう。しかし、そのほかに「刺激的な生活をやめられない」「女性としてのときめきをずっと感じ続けていたい」といった想いもあるのではないでしょうか。
不倫に夢中になっている状態から一歩離れて、冷静に状況を俯瞰してみてください。今続けている不倫関係には、行き着く先があるでしょうか。
もしかすると、「旦那と離婚して相手と再婚しよう」と考えている人もいるかもしれません。しかし、非日常的な恋に憧れて雰囲気のみを味わいたいのなら、将来的に何も得るものはなく、失うものだけが大きいはずです。もし旦那と別れる気がないのであればなおのこと、不倫は不毛な行為といえるでしょう。
電話占いで占い師に相談する
これまで主婦の不倫について分析してきましたが、実際に今既婚で恋をしてしまっている……という女性は、自分の気持ちと状況の折り合いがつかず、とても苦しんでいることでしょう。誰にも相談できないとはいえ、心の問題を自分自身だけで解決するのも難しいものです。第三者の意見を聞きたい、真剣にこれからのことを考えたいというとき、電話占いを利用するのも良いでしょう。
電話占いなら、知人に知られる心配もなく、第三者の占い師から「不倫の恋がどうなっていくか」「夫婦関係の修復が可能か」など、気になっていることを占ってもらえます。経験豊富な占い師がその結果をもとにアドバイスをして、あなたの背中を押してくれるのです。
自分一人で出口が見つけられない人は、ぜひ電話占いを試してみてください。そこに、解決への思わぬ糸口があるかもしれません。