女性・30代・未経験からの転職は厳しい?4つのポイント・年収・転職しやすい業界を紹介

30代で転職を考えているけれど、今の業界ではなく全く未経験の業界へ転職したい方へ。

こちらでは、専門家のキャリアコンサルタントに「実際の30代の異業種への転職事情」についてお伺いしました。

この記事に登場する専門家

30代未経験の方が転職の際に注意すべき・意識すべきポイントについてや、デメリットについて、内部に精通しているキャリアコンサルタントさんにお伺いしました。

また、未経験だとしても転職しやすい業界もご紹介しています。

30代の転職者に求められること

こちらでは、「企業が30代転職者に何を求めているのか」について、キャリアコンサルタントにいただいた解説を元にご説明いたします。

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5年以上の社会人経験があることが前提となっている場合が多い

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
日本では四年制大学卒業後にすぐに就職という流れが一般的に定着しているため、30代ということは既に5年以上の社会人経験があることが前提となっている場合が多いです。

30代の方は、5年以上の社会人経験があることが前提になってきます。ですので、異業種への転職の場合でも、大前提として社会人経験が5年あるかどうかをチェックしてみてください。

社会人マナーだけでなく、専門性も求められる

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
社会人マナーだけではなく、ひとつの職種に対しての一定の経験があり、専門家もしくはその候補としての見込みがあることが求められています。

社会人のマナーだけでなく、あなたにどれだけ専門性や経験があるかも求められるようになります。未経験の業界へ転職したい方は、この部分をどうカバーしていくかが重要になります。

総じて「経験者」を求める傾向が高い

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
部下の育成に携われる見込みがあることが前提である場合も多く、総じて経験者を求める傾向が高いと言えます。

30代の転職者は、転職後すぐ役職に就き、部下を抱えることもあります。それができる理由はやはり「経験」があるからでしょう。

ですので、重要なポストを担う可能性のある30代には、「経験者」であることを求める企業も多いとされています。

30代で未経験の業種に転職するデメリット

30代で未経験の業種に転職をすることにより、未経験ならではのデメリットが発生する場合があります。

こちらでは、キャリアコンサルタントの方にそのデメリットについて解説していただきます。

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年下が上司や先輩になる可能性がある

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
20代で既にその職種に就いている人がいる可能性も高く、年下が上司や先輩となる可能性があります。

30代で未経験の業界へ入る場合、後輩の方が経歴が長いという可能性も大いにあります。その際には年下の人が上司、先輩になってしまう可能性もあるでしょう。

体力、学習能力で20代に劣る可能性も

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
体力や学習能力で20代とは劣ることもあるでしょう。

20代の若い方の方が体力、学習能力が高いため、30代で未経験の業界へ入る場合、どうしてもそれらの面で劣ってしまう可能性はあります。

再度キャリアチェンジを考える必要がある恐れも

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
最後に、その仕事が自分に合っていなかったとき、再度キャリアチェンジを考える必要があることがリスクとしてあります。30代は家庭を持っている場合も多いかと思いますので慎重に検討する必要があります。

30代で未経験の業界へ転職をすることができたとしても、その業界があなたに本当に合っていなかった場合、再度キャリアを変えるということを検討しなければいけない事態になる可能性もあります。

そうならないためにも、未経験の業界へ転職する際には自己分析や適職診断をきちんとしておくことが重要です。

30代の未経験への転職の際におすすめな自己分析・適職診断はこちら!

30代が未経験でも転職しやすい業界(職種)は?

30代が未経験の業界へ転職をする際のデメリットについて紹介いたしましたが、30代で未経験の業界へ転職する際には、「30代未経験でも転職しやすい業界」に重点を絞って転職活動を行うことで、そのデメリットが払拭される可能性があります。

こちらでは、「30代未経験でも転職しやすい業界」について解説していきます。

「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種

1位 美容・ブライダル・ホテル・交通 94.7%
2位 販売・フード・アミューズメント 93.6%
3位 技能工・設備・配送・農林水産 他 90.3%
4位 保育・教育・通訳 90.1%
5位 医療・福祉 84.9%
6位 管理・事務 83.3%
7位 公共サービス 83.1%
8位 企画・経営 81.4%
9位 医薬・食品・化学・素材 80.1%
10位 コンサルタント・金融・不動産専門職  79.8%

出典:マイナビ転職

美容・ブライダル・ホテル・交通

画像引用元:latte

想定年収 400~500万台

新規出店の計画や来客増加により、未経験の需要が高いとされている業界です。

マイナビ転職が調査した「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種」の中でも最も未経験可の割合が高い94.7%という数字を叩き出しています。

未経験歓迎の求人が多いため、未経験の業界へ行きたい方にはおすすめです。

販売・フード・アミューズメント

想定年収 400~500万台

店長クラスでも未経験での募集がかかることが多いです。

経験よりも人物重視での採用の傾向が強いことが理由の可能性が強く、「人と話すことが好き」「誰かの役に立ちたい」という気持ちがある方にオススメの業界です。

技能工・設備・配送・農林水産 他

想定年収 400~500万台

手に職である業界ですが、だからこそ社内の教育体制を整え、未経験者を育てていこうとする傾向がある会社が多いとされています。

経験がない人の方が固定概念や先入観がないため、技術を純粋に取り込んでくれることを期待され、採用される可能性も高くなります。

保育・教育・通訳

想定年収 592~629万円

資格がなくても保育補助や学校の事務職員、予備校教師、学童保育教員など、教育に携わる分野で働くことができます。

「子供が好き」「心身ともに健康」という部分が重要になって来ます。

通訳も、未経験応募可の求人はあります。ただし、未経験だとしても高い語学スキルは求められるため、独学での勉強が必要になってくるでしょう。

医療・福祉

想定年収 595万円

介護の場合、「入社後に資格取得の支援制度」がある場合があります。未経験の方でも資格を取得することで手に職をつけることができるため、オススメの業界です。

30代で未経験だと転職しにくい業界(職種)

30代未経験で挑戦しやすい業種があるように、30代で未経験だと難しい業種もあります。

こちらでは、難しい業種をいくつかご紹介し、それでも挑戦するためにはどうしたらいいのかについても解説いたします。

ITエンジニア

想定年収 588~1,396万円

現在、IT業界は大きな需要のある業界であり、その中でもITエンジニアは需要に対して供給が足りないと言われていますが、全くの未経験の方ですと、転職をするのはかなり難しい職種になります。

未経験からエンジニアに転職したい場合、独学でスクールに通ったり勉強をすることが大切になってくるでしょう。

WEB・インターネット・ゲーム

想定年収 611~623万円

これらの業界は30代の方はプロジェクトの管理やチームマネジメント、若手の育成などチームを総括する役割を期待されることが多いため、未経験からの参入は難しいとされています。

ですが、自分が過去に行っていた業界でのことが活かせる部分を知ったり、企業研究をしっかり行う、10年後のビジョンを明確にし説明することができる場合は、未経験だとしても転職をすることに成功できる可能性があります。

30代で未経験の業種への転職を成功させるためのポイント4選

30代で未経験の業界へ転職をする際のポイントを、志望動機作成から面接まで、それぞれキャリアコンサルタントにお伺いしました。

この見出しに登場する専門家

自己分析(志望動機):丁寧に自己分析を行い、慎重に検討する

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
さらなるキャリアチェンジはリスクが大きいため、本当にその仕事があっているかどうか丁寧に自己分析を行い、慎重に検討する必要があります。途中で心が折れないように強い志望動機を持つようにしましょう。

自分の5つの強みを知ることのできる「グッドポイント診断」

まずはグッドポイント診断を受検してみましょう。

あなたの5つの強みを知ることで、自己分析に大きく役立つだけでなく、自己PRを考える際にとても考えやすくなります。

無料で行うことができるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

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「ミイダス」で自分の適性年収を知る

出典:ミイダス

また、あなたの現状のスキルで、希望業種に対してどれくらいの年収が望めるのかもチェックしてみましょう。

さらに、ミイダスでは登録後に、あなたに合った企業がピックアップされ応募をすることができます。異業種に転職を考えている方は、登録をしてみることもお勧めします。

実際に登録してわかったミイダスのメリット4つ!特徴や注意点を紹介

ミイダスの「コンピテンシー診断」で適職、適性環境を知る

出典:ミイダス

異業種への転職を失敗しないためには、自分に適性のあった適職を知ることが大切になってきます。

自分と相性のいい適職を知るだけでなく、相性のいい上司やストレスを感じやすい活動条件などを知りましょう。企業選びをする際にとても役に立つので、一度診断をしてみることをお勧めします。

ミイダスのコンピテンシー診断(旧キャリア適性チェック)でわかる自分の5つの強み!

転職サイトor転職エージェントの活用:相手にできるだけ詳細を話すようにする

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
転職サイトや転職エージェントには多くの情報があります。必要な情報をそこから取得するようにしましょう。また、転職サイトを使う場合でもエージェントを使う場合でも、志望動機や経歴を明確にし、詳細を示すように心がけてください。自分の目的を相手に伝える努力は転職を成功させる一助となるはずです。

転職エージェントでオススメは最大手の「doda」

転職エージェントは複数登録することがお勧めですが、その中の一つとして「doda」は登録しておいたほうがいいです。

転職エージェントで最大手であり、非公開求人を紹介していただくことが出来るため、使用する転職エージェントの一つとして登録をしておくと良いでしょう。

 

書類作成:何度も見直し、ケアレスミスがないよう心がける

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
ビジネスマナーができている前提で見られているため、細かい間違いにも注目されてしまいます。何度も見直しを行い、ケアレスミスなどがないようにしましょう。

30代の転職では、20代の転職とかなり違い、社会人経験やビジネスマナーを重視されることが多いです。細かなミスで信頼を無くしてしまう恐れがあるため、入念なチェックを心がけましょう。

面接:自分なりの表現で説明できるようにしておく

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
これまでの経験は必ず質問される事項であり、また、他人と同じには説明できない部分なので、自分なりの表現で説明できるようにしておきましょう。未経験の業種への転職の場合は特に、これまでの経験がどのように活かせるのか、その志望動機も含めて明確に伝える必要があります。

30代での異業種への転職は、別の業界でありながらも、それを活かすことができるポイントを明確に説明できるかどうかが重要になります。

自身の強みと絡めて自己PRをすることが大切になるため、自分の強みを明確にしておくこと、その強みが前の業界でどのように活かすことができていたかを説明できるかが大切です。

以下の記事で、グッドポイント診断の強み別自己PRの作成方法、面接対策方法について説明しているため、グッドポイント診断受検後にぜひチェックしてみてください。

 

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30代でも未経験への転職はできる!

30代でも転職しやすい業界、自身の強みを明確にし、その業界に活かせるかどうかを検討すれば、未経験への転職は可能です。

今回こちらでご紹介したことを参考にし、自身がどんな業界に興味を持っているのか、そしてそれは適職なのかなどをチェックしてみてくださいね。