記事の目次
わかる!仕事が暇なことが辛い理由4選
「仕事が暇」と言うと羨ましいと思われてしまうこともあるかもしれませんが、辛い理由もこんなにたくさん!まずは、仕事が暇なことが辛い理由を改めて確認しておきましょう。
後ろめたさを感じてしまう
「社会人なのに」、「お金をもらっているのに」…。仕事は無理して一生懸命やるものと考えている方の中には、仕事が暇なことに後ろめたさを感じてしまう人も多いようです。
特に、自分の部署だけが暇、周りは忙しそうなのに、自分だけやることがない、という状況になってしまうとより後ろめたく感じてしまうでしょう。
充実感・やりがいが皆無なのが辛い
せっかく仕事をするならやりがいを感じたい、と考える人も多いでしょう。暇な仕事では充実感ややりがいを感じることは少ないので、そこに辛さを感じる人もいます。
時間がもったいなく感じる
どんなに暇な仕事でも、毎日出勤し、定時まではそこにいなければならない職場が大半です。何もすることがないのにただそこにいるだけでは時間がもったいなくてイライラしてしまいますよね。
暇疲れしてしまう
暇な仕事は忙しい仕事以上に疲れることも。やることがないのにそこにいなければならない、時間が過ぎるのをただただ待つ、あまり関わりたくない上司と世間話をしないといけないなどなど、何もしていないようで考えることは多いものです。
暇なときにみんながしている11のこと
では、仕事が暇な人たちはいつも何をしているのでしょうか。100人にアンケートを取ってみました。暇つぶしの方法が見当たらなくて困っている、という方は参考にしてみてください。また、より良い暇つぶし方法や対処法も併せて紹介しています。
仕事をしているふりをする


これをやっている人はかなり多いのではないでしょうか。仕事は暇なものの、何もやらないのは気が引けるので、なんとなく動いているふりをしてしまう人は多いようです。
こういったときは、素直に「何かやることありますか?」と周囲に聞いてみると、困っている人の手助けができるかもしれません。
SNS


これもとても多い意見でした。誰かの投稿や画像をぼーっと見ているだけで、あっという間に時間が経ってしまうことも多いですよね。
ただ、同じSNSチェックでも、目標とする人をフォローしてその人の考え方を学んだり、勉強系ツールやアプリを活用したりすれば、スキルアップも可能です。
動画を見る


「暇なら動画を見てもいい」という、会社公認の暇つぶしをしている方もいました。ドラマや映画ならあっという間に1〜2時間経ってしまうので、堂々としていていいならとても良い暇つぶしと言えるでしょう。
こちらも、ただ動画を流し見するのではなく、何か目的を持って視聴できると、今後のスキルアップ等に役立つでしょう。
ネットサーフィンや情報収集



SNSや動画の他、ネットサーフィンをしている人も。スマホでもPCでもどちらでもできるので、ネット環境がある職場なら誰でもやりやすい暇つぶしです。その他、ラジオを聴いているといった意見もありました。
中にはこんな意見も。


仕事に関する情報収集やニュース記事の閲覧など、スキルアップに役立ちそうなことをしている人も多かったです。
おしゃべり


スマホを触りづらい、ネット環境があまりよくない職場では、同僚やお客さんとおしゃべりをしているという意見もありました。
お客さんとおしゃべりすることも仕事のうちとも言えるので、時間があるなら積極的にコミュニケーションをとってみると良いでしょう。また、職場の人間関係を円滑にするために、周りの人とのお喋りが有効である場合があります。ただし、誰かの悪口を言っていたり、他の人の迷惑になるような話はNG。会話の内容は慎重に選んでくださいね。
昼寝


運送業や営業職など、外に出る仕事の方は周りの目が少ないので、昼寝をしているという意見もありました。寝不足でパフォーマンスが低下するよりも健康的で良いのかもしれません。
実際に厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」には、
午後の早い時刻に 30 分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的です
と書かれています。午後のパフォーマンスが下がりがちな人は、実践してみてはいかがでしょうか。
ぼんやりする


全く何もしない、という強者もいました。仕事量に波がある場合は、時間があるならゆっくりしても良いかもしれませんが、毎日だと暇疲れしてしまいます。
後半で、暇な現状を解決する方法を紹介しているので、参考にしてみてください!→こちら
口実を作り外出

その場にいる必要すらない人は、口実を作って外出しているようです。


ただ、外出といっても市場調査や他の社員の現場に行くなど、仕事に関連しそうな外出もあるでしょう。せっかく外に出るなら、仕事にプラスになるような知見を広めるのがおすすめです。
身の回りの整理や雑務




必ずやるべき仕事ではなくても、細々とした作業はたくさんあるはずです。暇なときは、そういった雑務を見つけて積極的にやってみましょう。
例えば書類やフォルダの整理をする、マニュアルを作成する、繁忙期対策をしておくなど、やっておけば後々仕事がスムーズになる作業も色々あります。さらに、学んだことをノートにまとめるなど、自分のスキルアップに繋がる作業もあるでしょう。
勉強

仕事に慣れてくるとマニュアルなんて必要ないと感じるかもしれませんが、意外な発見があったり、繰り返し読むことでスムーズにできるようになったりすることもあるでしょう。
また、仕事に関わる情報収集や資格取得の勉強も、有意義な暇つぶしと言えるでしょう。
他にも、エクセル、ワードを極める、ブラインドタッチを極める、語学の勉強をする、プログラムの勉強をするなど、作業効率アップにつながる勉強は色々あるので、やってみてはいかがでしょうか。
クラウドソーシングサイトでお小遣い稼ぎ

中には仕事中にお小遣い稼ぎをしている方もいました。簡単なアンケート回答でお金がもらえたり、ポイントを集めて懸賞に応募できたりするアプリもあります。職場で禁止されていないのであれば、有意義な時間の使い方と言えそうです。
また、お小遣い稼ぎのつもりで始めた趣味が、副業から本業になる可能性もあるでしょう。仕事が暇なことにうんざりしている人は、退職へのステップとしてチャレンジしてもいいのかもしれません。
暇な現状を解決する方法4選
暇つぶしの方法は色々ありましたが、やはり暇を解消することも必要でしょう。仕事が暇な現状に困っているなら試してほしい解決法を4つ紹介します。
上司から仕事を回してもらう
暇だと思っているのは自分だけで、周りには仕事を抱えている人がいるかもしれません。また、周囲に一切気を遣わずに、外出したりおしゃべりしたり、暇つぶしをしているのをよく思わない人もいるでしょう。
そのため、仕事が暇だと感じたら、まずは先輩や上司に「手が空いています」と伝えて、仕事を回してもらうようにしましょう。
掃除など何かしら仕事を見つけてやる
上司に聞いてもやることがない場合は、書類整理や掃除など、何かしら仕事を見つけてやってみましょう。気持ちよく仕事ができるようになりますし、周囲からの評価が上がる可能性もあります。
資格を取得してスキルアップを目指す
それでもやることがないなら、勉強など、仕事に役立つことをしてみましょう。例えば、資格取得の勉強などはいかがでしょうか?
キャリアアップにつながるだけでなく、資格を取得したことでできる仕事の幅が広がり、仕事が暇な状況が改善できるかもしれません。
転職する
暇な状況がどうしても改善できず辛いという場合には、転職するのも一つの方法です。ただしその際には、また同じような職場に就職しないためにも、以下の注意点をチェックしてください。
暇な職場に転職しないためにも!転職する際にやるべき4つのこと
暇な仕事がいやで転職したのに、転職先でも状況が変わらなければ意味がありません。そこで、同じ悩みを繰り返さないために、転職の際には以下の4つの点に注意しましょう。
適職診断をする
今の仕事が暇なのは、自分の向き不向きがわかっておらず、意欲が持てる業種に就けていないことが原因の場合もあります。まずは自分が積極的に仕事をしようと思える業種を知りましょう。
適職診断なら「VIEW」がおすすめ。自分の価値観を基準に、業種と職種を組み合わせたおすすめのキャリアプランを教えてくれるアプリです。
実際に転職をする際は、各領域に強い専門のエージェントを紹介してくれるので、失敗の少ない転職活動ができます。
ネットなどで会社の評判、先輩の口コミなどをチェックする
暇な仕事かどうかは、求人票を見ただけではわかりません。お目当ての会社がある場合は、ネットなどで会社の評判をチェックしてみましょう。過去に在籍していた人の意見から、仕事が暇なのか忙しいかどうかの情報が得られる場合があります。
面接でそれとなく聞いてみる
希望する会社がある場合は、面接時に質問してみることも有効です。
ただし「御社の業務は忙しいですか?」のようにダイレクトに聞いてしまうと印象は良くありません。「前職は社員数が多く担当業務が少なかったため、もっと積極的に仕事ができる環境に移りたく、転職活動をしています」のように、暗に「前職は暇だったのですが、御社は大丈夫ですか?」と伝わるような聞き方をしてみましょう。
実際に職場見学をさせてもらう
職場を見ることが可能なのであれば実際に見せてもらい、暇そうにしている人はいないかチェックしてみましょう。また、実際に見ることで職場の雰囲気を知ることができるので、転職成功の確率が高まるでしょう。
転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、転職のプロが求職者の悩みや希望をヒアリングしながら転職先を紹介したり、面接などのスケジュール調整や、待遇の交渉をしてくれたりするサービスです。
転職エージェントにはなんでも相談できるので、暇な仕事が嫌であることを伝えれば、希望にかなう企業を紹介してくれるでしょう。
担当者の当たり外れが少ないと言われているのが、「doda」。

出典:doda
アプリにはこだわり条件の検索機能があるため、希望に合う求人が検索可能。
もちろんエージェントサービスも受けることができ、優秀なエージェントが揃っていると定評があるためおすすめです。
仕事が暇な時間は有意義に過ごそう!それでもダメなら転職を
仕事が暇な時、ただだらだらと過ごしてしまっていたという方も、この記事で有意義な時間の使い方がわかったのではないでしょうか。
せっかく仕事が暇なら、できる限り周りのため、自分のためになる行動をするといいでしょう。
もしどうしても辛い場合には転職もあり。ただし、同じような職場に転職しないために、最後に紹介した注意点を守ってみてください。