やりたい仕事がない方のタイプ別改善策とは!やりたい仕事を見つける15の考え方と方法

「やりたい仕事がない…。」そのせいで就職していなかったり、仕事をしていても充実感を感じられなかったりしている人は多いと思います。

「妥協して適当に仕事をこなせばいいや」と諦めている人もいるかもしれませんが、やりたい仕事を見つけるために考え、行動を起こしてからでも諦めるのは遅くありません!

今回は、専門家の意見も参考に、やりたい仕事がない人の特徴や、やりたい仕事が見つかる方法を紹介します。

この記事に登場する専門家

やりたい仕事がない人は、大まかに4つのタイプに分けられます。専門家がそのタイプの特徴と改善策を詳しく解説!続いて、年代別で、やりたい仕事がない人へのアドバイスをします。さらに、やりたい仕事を見つけるための10の考え方と5つのステップなども紹介します。この記事を読めば、「やりたい仕事がない」状態から、やりたい仕事をやる自分に変われるかもしれません!

やりたい仕事がない人の4つのタイプとそれぞれの改善策

「やりたい仕事がない」と一口に言っても、理由や考え方は人それぞれ。まずは専門家に、やりたい仕事がない人のタイプとそれぞれの改善策を伺いました。

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<やりたい仕事がない人のタイプ>

できれば仕事をしたくない「ニートタイプ」

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
仕事に対する意欲や興味がない。そもそも働きたくないと思っているため、いくら求人票を見てもやりたいと思える仕事がない。

このタイプは、「やりたい仕事」をやりたい!という意欲もあまりなく、できれば仕事をしたくないと思っています。そのため、実際に仕事をしていなかったり、仕事をしていても毎日惰性で働いていることが多いです。

改善策:働くことで得られるいいことを書き出す

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
働くこと=やりたくないことになっているため、働くことで得られる(または過去に得られた)良いことをできるだけたくさん書き出して再認識してみましょう。それらの「働くことで得られる良いこと」を実現できる仕事の条件を考えていくと、自然とやりたい仕事の形が見えてくると思います。

「ニートタイプ」の人は、仕事自体が「やりたくないこと」になっているはず。しかし、自分にマッチした仕事に就くことができればいい事もあるでしょう。

「働く事で得られるいいこと」を書き出す→実現できる仕事の条件を考える事で、やりたい仕事が見つかるかもしれません。

自分に合っている仕事がわからない「自分探し中タイプ」

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自分の特技や好きなことが明確になっていないため、どの仕事をすれば自分が活躍できるのかイメージが持てない。趣味がないと思っている人に多い傾向。

このタイプの人は、やりたい仕事を探したいけどどうしたらいいのかわからない状態に陥っている人が多いでしょう。改善策は…

改善策:自己分析ツールで強みや適性を知る

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自己分析をすることで自分の好きなことや特技などを明らかにしましょう。自己診断ツールで強みや適性を知ることも有効です。自分に向き合い、自分の興味について考えてみましょう。

改善策は自己分析をする事。こちらで自己分析におすすめのツールを紹介しているので、参考にしてください→自己分析ツールを使って特技や強みを理解する!

自分で決められない「なんでもいいタイプ」

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自分で決めることが苦手で、家族や友人に勧められるままに物事を選んできたタイプ。決断するのが怖い自信のない人に多く、自身の意見が確立していないためやりたい仕事を見つけることができない。

何が向いているのかはもちろん、何をやりたいかすらわかっていない人もいるでしょう。なんでもいいからとりあえず仕事をこなしているだけ、ではいつまでたってもやりたい仕事には出会えません

改善策:やりたいこと、やりたくないことを書き出して、自分がどうしたいのかを明確にする

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自分がやりたいこと、やりたくないことを書き出すなどして、自分がどうしたいのか自分の意思を明確にしましょう。本当は何でもいいことはないはずです。いくつかの求人票を並べてみて、これはやりたい、やりたくないと分類することで、やりたい仕事の傾向が見つかると思います。

「やりたいことは?」と聞かれてもパッと答えが出て来ないときは、「やりたくないこと」から書き出してみるといいでしょう。些細なことでいいので「やりたいこと」「やりたくないこと」を可視化することで傾向が理解できるはずです。

理想が高い「夢追いタイプ」

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
目的が明確で譲れないものが多く、フィットする仕事を見つけることができない。理想が高すぎるタイプ。

逆に、目的ややりたいことが明確すぎて「やりたい仕事」が見つからないという人も。このタイプの人は、ここまで紹介してきた他のタイプよりもやりたい仕事を見つけるのは簡単ですが、妥協できないところがネックです。

改善策:譲れないことに優先順位をつける

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
全部を叶える完璧な仕事はないかもしれませんので、まずは譲れないことに優先順位をつけましょう。その順位に適した仕事を見つけることで、やりたい仕事につながっていくと思います。

労働時間なのか、職場環境なのか、仕事内容なのか…。譲れないものを順番に書き出して、上から順番に当てはまる仕事を探していきましょう。全てが当てはまることは難しいので、優先順位が低いものは諦めることも必要

ただし、どうしても全て譲れない場合は、独立や起業といった選択肢もあることを頭に入れておきましょう。

年代別!やりたい仕事がない人へのアドバイス

タイプ別に「やりたい仕事がない人」の特徴、改善策を紹介しましたが、年齢によっても状況は違います。続いては、20・30・40代の年代別に、やりたい仕事がないときの考え方・対処法をアドバイスします。

20代でやりたい仕事がない人は「やりたいことを優先して」

20代はまだまだいくらでも方向転換がきく年代です。未経験の仕事でも転職できる可能性が高いので、やりたいことを優先してください。

また、社会経験が浅く、世の中にどのような業種があるか知らないということもあるでしょう。さまざまな業種・職種を知る、自分の強みを知る、それがマッチする仕事を見つける、といったステップで、やりたい仕事を探してみましょう。

適職、適性環境を知るならこちら!

30代でやりたい仕事がない人は「指導力・即戦力を強みに」

30代でやりたい仕事がない、別の仕事をしてみたいと思ってもなかなか勇気がいるもの。しかし最近では30代で転職する人も多くなっています

30代の強みは、20代で培った仕事経験を活かした指導力と即戦力。全く別の業種に移っても、基本的なビジネスマナーや職場内でのコミュニケーションはどこへ行っても大きく変わりません。むしろ、異業種の経験を活かしてより良い提案ができるなどのメリットもあるかもしれません。

30代で未経験の仕事に就きたいと思っているなら、以下の記事をチェックしてみてください。30代の転職者に求められること、転職しやすい業界、転職を紹介させるポイントなどを、専門家が紹介しています。

女性・30代・未経験からの転職は厳しい?4つのポイント・年収・転職しやすい業界を紹介

40代でやりたい仕事がない人は「40代でも転職成功者は増えていることを知って」

40代で「やりたい仕事がない」と感じても、悩みに蓋をして諦めている人が多いのではないでしょうか。しかし、少子高齢化の影響もあり、転職市場でも若手の人材確保が困難になっており、40代以上の転職率が年々増えています

もちろん、30代までと比べて転職活動はハードになりがちですが、可能性はゼロではありません。

40代で転職を考える場合は、転職先の条件をしっかり見極めることと、できる限り仕事は続けたまま転職活動をすることをおすすめします。

やりたい仕事を見つけるための10の考え方

タイプ別の改善策や年代別のアドバイスを紹介しましたが、まだ「それでもやりたい仕事なんてない」と感じている人が多いでしょう。ここからは、やりたい仕事を見つけるための考え方を紹介します。小さなことですが一つ一つ確認することで、自分を見つめ直すことができるはずです。

なぜ転職したい(就職したくない)のか考える

まずは「なぜ転職したい(就職したくない)」のか考えてみてください。「やりたい仕事がないからだよ」と言ってしまえばそれまでですが、そこにも必ず原因があるはずです。

貴重な時間を奪われたくない、疲れるのが嫌、通勤電車が嫌、人間関係が悪いのが嫌…。さまざまな理由があると思います。これらを挙げていけば、どんな仕事に就くべきかわかるはずです。

また、理由がわかると解決策もわかるため、転職する前にやれることに気づける可能性もあります。

得意不得意・やりたいことやりたくないことなどから導き出す

嫌なことはないのに「なんとなくやりたい仕事ではない」と感じることもあるでしょう。その場合は得意不得意・やりたいことやりたくないことを書き出して、自分がやりたいことの傾向を掴みましょう

スポーツが得意、じっとしているのは苦手、音楽が好き、食べることが好き…どんな些細なことでもいいので書き出してみると、ヒントが見つかるかもしれません。

また、やりたいことを見つけるには、過去にモチベーションが上がった体験を思い返すのも有効です。どんな時にやる気が出るのか振り返ることで、やりたい仕事発見に一歩近づくでしょう。

これまでやってきたことをベースに考える

これまで経験してきたことは、少なからずあなたの好き・やりたいに関わっているはずです。そうでなくても、その経験が仕事上でプラスに働き、評価につながる可能性もあります。

バイト、部活、賞をもらったこと、失敗したけど努力したことなど、なんでもいいので思い出して書き出してみてください。

長く継続しているものならより良い

どんなことを挙げてもいいですが、中でも長く継続しているものなら「やりたい仕事」につながる可能性が高いでしょう「好き」「得意」「自分に合っている」ものでないと長く続けるのは難しいです。

毎日欠かさず〇〇している、○年以上続けている趣味があるなど、長続きしているものからやりたい仕事を探ってみてください。

理想の将来像から逆算してみる

やりたい仕事はなくても、なりたい自分はいるかもしれません。お金持ちになりたい、〇〇のジャンルで有名になりたい、タワーマンションに住みたいなどなど、色々な将来の夢があると思います。それを一つに絞って、そうなるためには何が必要で、今何がすべきなのか考えてみてください。

テーマは小さめがおすすめ

ただし、日本を変えたい、世界を股にかけて活躍したいなどの大きなテーマを掲げてしまうと、何を目標にしたらいいかが定まらず、やるべきことがわかりづらくなってしまいます。

成績トップの営業マンになりたい、長期休みに旅行に行ける余裕がある自分でいたいなど、身近でわかりやすいテーマを掲げてみてください

身に付けたいスキルを考える

やりたい仕事、なりたい自分もピンとこない場合は、身に付けたいスキルはありませんか?英語を駆使したい、見やすい企画資料を作れるようになりたい、プレゼンスキルを高めたい…。それに関連して、やりたい仕事が見つかるかもしれません。

また、今すぐスキルを身につける努力をすることで、転職の幅が広がったり、転職が見つかったりする可能性もあります。

理想は高めでもOK

やりたいこともなりたい自分もなんとなくイメージできるけど、実際自分には無理だ!と諦めてはいませんか?そこで理想を低くしたり諦めたりするのはNG!

やりたい仕事や目指したい具体的な企業がある場合はまずチャレンジしてみることをおすすめします。

さまざまな仕事を知る

やりたいことやなりたい自分がイメージできても、そこから具体的な業種・職種につながらないかもしれません。そのため、世の中にどんな仕事があるのか知ることも大事です。

転職アプリなどに登録すると、様々な業種や職種、具体的な企業名を目にすることができます。さらに、就職四季報会社四季報をパラパラと眺めてみるのもいいでしょう。会社の業績や給与体系、福利厚生などを細かく知ることができます。

就職系イベントに行ってみる

仕事を知ることに興味がわいたら、転職者向けやフリーター向けの転職イベントにも行ってみましょう。実際の企業の担当者から話を聞いたり質問したりできるので、そのまま転職活動にやる気が出る可能性も!

専門家がアドバイス!やりたい仕事を見つける5STEP

やりたい仕事を見つけるための考え方は整理できたでしょうか?やっぱりよくわからないという方は、ここでやりたい仕事を見つけるためのステップを再確認しましょう。

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自分のやりたい仕事を知る

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自己分析をすることで、自分の好みや得意分野、強みを明確にしましょう。それらを活かせる仕事を探すことで、やりたい仕事につながると思います。

やりたい仕事を見つけるための考え方で紹介したように、「自分の得意不得意・やりたいことやりたくないこと」「これまでの経験」「理想の将来像」「身に付けたいスキル」などをベースに、自分の好み、強みを明確にしましょう

ミイダスのコンピテンシー診断であなたの適職、適性環境を知る

自分の強みと適職を知りたいなら、転職アプリ「ミイダス 」のコンピテンシー診断がおすすめ。17の職種への適性を予測してくれるほか、チームワーク、創造的思考力など、仕事をする上で必要とされる9つの能力要素を予測してくれるため、自分の強みと適職が同時にわかります!

ミイダスのコンピテンシー診断(旧キャリア適性チェック)でわかる自分の5つの強み!

たくさんの求人票を見て自分の好みを知る

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
多くの求人を見比べて、これはやりたい、やりたくないと分類していくと、やりたい仕事の傾向が見えてきます。できるだけ幅広くいろいろな求人に目を通すことで、自分の知らなかった仕事に出会える可能性もあります。

実際の求人票を見ることで、やりたい・やりたくないをリアルに判断することができます。自分の適性がわかったら、ある程度絞り込んで求人を眺めてみるのも手です。

転職に前向きな場合は、転職エージェントへの登録がおすすめ!あなたの適性や希望に沿って、プロの転職エージェントが適した求人を提案してくれます。

おすすめの転職エージェントはこちら!

仕事に求めることの優先順位をつける

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
自分が希望する条件について優先順位をつけましょう。優先順位順に条件に当てはまる仕事が自分のやりたい仕事につながっていきます。

労働時間、職場環境、福利厚生、仕事内容…。同じ仕事でも、人によって気になるポイントは違うでしょう。譲れないものを順番に書き出して、当てはまる仕事を探します。全てが当てはまることは難しいので、優先順位が低いものは諦めることも必要でしょう。

仕事に対するイメージを持つ

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
企業分析や仕事の内容をよく知ることで、実際に自分が働いた場合のイメージを持つようにしましょう。楽しいイメージを持つことができれば、それがやりたい仕事になっていくと思います。

ある程度やりたい仕事や興味のある企業が出揃ったら、実際に自分が働いている場面をイメージしてみましょう。見学できる場合は、実際に職場に出向いてみるのもおすすめです。

特技や強みを持ち、他人に明示できるようにする

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
実績を積んだり、資格を取得したりして自分の強みを作ることで、その強みに合った仕事をやりたい仕事につなげることができます。特技や実績なども第三者にきちんと理解してもらえるよう文章化することで、資格と同じように明確な強みとして利用できます。

特技や強みはやりたい仕事を見つける時に役立つのはもちろん、実際に就職活動をする際のアピールには欠かせないものです。漠然と自分の中で持っているのではなく、文章化できるようにしておき、エントリーシートなどを書く際に使えるようにしましょう

グッドポイント診断で5つの強みを知る

自分の強みを明らかにしたいときは、リクナビNEXTが提供する「グッドポイント診断」がおすすめです。300問程度の質問に答えることで、自分の5つの強みをずばり教えてくれます。「無料で受験できるストレングスファインダー」と名高いので、自分が気づいていない強みに気付けるかも!

グッドポイント診断やってみた。転職希望アラサー女が気になる診断結果や転職で最大限活用する方法を全部見せます!

やりたい仕事を見つけるために!登録しておくべき転職エージェント3選

やりたい仕事を見つけるために業種や具体的な企業が知りたい、転職エージェントに相談に乗って欲しい。そんな気持ちになったら、転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトやアプリに登録するのがおすすめです。

ここでは、やりたい仕事がない人にぴったりの転職エージェントを紹介します。

リクナビNEXT

リクルート社が運営する「リクナビNEXT」は知名度も高いですが、何より掲載求人数の多さが圧倒的。扱っている業界の幅も広いので、やりたい仕事がなく、とりあえずどんな仕事があるのか知りたい方にはぴったりです。

プロのキャリアドバイザーが親身になってサポートしてくれるので、キャリア相談、面接アドバイス、履歴書添削、求人情報など、何でも相談可能です。

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
転職者の8割が利用する転職情報サイト「リクナビNEXT」の公式アプリです。求人数は群を抜いていますが、どちらかというと都心部での求人が多いため、地方の地元に転職したい場合は不向きかもしれません。

マイナビ転職

出典:Google Play

やりたい仕事が見つかっても、未経験の業種に転職するのは勇気がいるもの。未経験者歓迎の求人が多いアプリといえば「マイナビ転職。です。

マイナビ転職限定の求人が82%、その中の8割が未経験者歓迎の求人となっています。

キャリアコンサルタント 山本ゆきさん
リクナビNEXTと同じく大手転職サイトの公式アプリのため、多くの求人が掲載されています。未経験者歓迎の求人が他サイトと比べて多く、フリーターでも仕事を探しやすいアプリです。

DODA

出典:Google Play

いくらやりたい仕事が見つかっても、非正規雇用や派遣では将来が不安という方も多いでしょう。正社員を目指すなら、正社員の求人が多いDODAがおすすめ。サイトに登録すれば、プロのキャリアアドバイザーが担当につき、転職活動をサポートしてくれます

他にも、転職時に参考にしたいアプリやサービスは色々!以下の記事もご覧ください。

専門家が選ぶおすすめ転職アプリ15選!評判・比較・求人数・スカウトから選ぶ。履歴書作成も

やりたい仕事はきっと見つかる!

やりたい仕事がない、そもそも仕事をやりたくない…。そんな風に考えていた方も、やりたい仕事を見つけるヒントがわかったのではないでしょうか。

やりたい仕事にたどり着くには、小さな自己分析から始めるといいでしょう。自分の好きや得意が明らかになってきたら、それに適した職種・求人を探して転職成功を目指してみてください!