記事の目次
ニートの定義をおさらい
ニートは「15歳から34歳までの家事・通学・就業をしておらず、かつ職業訓練も受けていない」人を指します。
そのため、病気や怪我で働けなかったり、大学受験に失敗し、浪人していたり、公務員浪人をしている、留学前の準備・勉強をしている人もニートに入ります。
35歳以上で、かつ家で何もしていない人は「中高年の引きこもり」
ニートの定義は34歳までなので、それ以降の年齢の方は「引きこもり」と定義されています。
ニートになってしまうきっかけ で一番多いのは「仕事をしたいけれどできない理由がある」
ここからは、100人のニートのかたに「ニートになってしまったきっかけ」をお伺いしました。
一番多く寄せられたのが「仕事をしたいけれどできない理由がある」というものでした。以下から口コミとともに具体的な理由についても解説していきます。
仕事をしたいけどできない
一番多かった「仕事をしたいけれどできない」という声では、「職場の契約を切られてしまい、そのままニートへ」や「病気になってしまい、そこから仕事に就くタイミングがわからなくなった」というものが寄せられました。
何か大きなきっかけがあり、そこからニートになってしまったという方が多いようです。


就職活動に失敗してしまった
次に多かったのが「就職活動がうまくいかなかった」という声でした。
そのままやる気がなくなってしまいいつの間にかニートになってしまったという方や、面接が苦手で引きこもってしまいそのままニートになってしまった、という方がいました。


働きたくない
人間関係や職場の環境が悪く、そこから仕事に対しての印象が悪くなってしまいニートになった、という方も多いようです。
また、仕事と子育ての両立が難しいため働きたくないと感じる方の声も寄せられました。


経済力があり、生活の心配がない
中には経済力があるので働く必要がないという声も!女性の方の場合は専業主婦だから、男性の場合ですと株の配当金で生活をしている、という稀有な例も寄せられました。


中学〜高校の頃から引きこもりのまま
学生時代から不登校だったり引きこもりでそこからずっとニートのままという方も、少数派ながらも存在していました。


ニートの末路<バットエンド編>
ここからは、そのままニートを続けていった場合どうなってしまうのかについて解説していきます。
以下はたくさんある中の一例となりますが、このまま自分がニートを続けると一番近いものはどれになるんだろう…と想像しながらチェックしてみてください。
親のお金を食いつぶしニート続行
両親のお金を頼りにそのままニートを続けることになります。ですが、両親もずっと生きているわけではありません。
それに年金生活になったら働いている時よりも貰えるお金の割合は減ることになりますし、何より働いていない自分の娘や息子がいるということは、両親の大きな負担になってしまいます。
生活保護を受ける
生活保護を受けるという選択もありますが、心身が健常な場合、労働ができると見なされてもらえない恐れもあります。
ホームレス
もし生活保護を受けられない場合、家も頼る身内もなくなったら、ホームレスになってしまう恐れもあります。
仮に賃貸ではなく持ち家の場合でも、固定資産税の支払いが発生するため、支払えない場合は罰則が課せられてしまいます。
ニートの末路<ハッピーエンド編>
ここからは、ニートの方のハッピーエンドについてご紹介していきます。今から動き出せば、ニートから脱却して幸せを掴むこともできるかもしれません。
いますぐに行動したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
就職に成功する
就職に成功し無事にニートから脱却した場合はハッピーエンドでしょう。自分でお金を稼ぐ術を手に入れれば、漠然とした不安に苛まれることもなくなります。
クラウドソーシングで稼ぐ
お金を稼ぐ手段は、何も外へ出ることだけではありません。在宅で、パソコン一つで仕事をすることができます。
クラウドソーシング系のサービスで一番おすすめなのはクラウドワークス。最大手なので安心です。未経験でもライターのお仕事をすることができます。
簡単なアンケートに答えるだけのお仕事もあるため、自宅でパソコンを使って仕事をしたいという方にはかなりおすすめです。
難関資格を取得
難関資格を取得して大逆転ということも。弁護士、公認会計士、司法書士はかなり難関資格ですが、取得し就職ができたらかなりの成功と言えるでしょう。
趣味で成功する
スポーツ、創作的な趣味で成功した場合も、かなりのハッピーエンドと言えるでしょう。
何か一つを極め、世間的に成功を収めることができれば、ニートをしていた期間がむしろあなたの魅力の一つになるかもしれません。
宝くじや株で資産が増える
宝くじ・株などで資産が一気に増えた場合もハッピーエンドと言えるでしょう。宝くじは運の要素が強いですが、株では実際にそれを仕事にし、トレーダーとして働いている方もいるので、向き不向きを検討してみてもいいでしょう。
結婚
専業主婦(主夫)になるという選択も、お相手がいる場合にはおすすめです。
相手が働かないことに理解があるのなら、無理に働かなくても幸せな毎日を過ごすことができます。
ニートから脱出する方法
以下では、転職コンサルタントの方に「ニートから脱却する方法」について解説していただきました。
一つ一つ手順を踏んで、細かく紹介していきます。
この見出しに登場する専門家
①自分の強みを知ることが大切

まずは自分の強みを知ることが大切です。自己分析は就職の際にかなり重要になってきて、自己PRを考えたり履歴書を書く際にかなり役に立ちます。
無料ですぐに受けることができるため、ぜひチェックしてみてください。
②自分の市場価値を知る

出典:ミイダス
次に、ミイダスであなたの「市場価値」を知りましょう。質問に対する回答を押していくだけであなたの年収にどれくらいポテンシャルがあるのかを知ることができます。
③ミイダスのコンピテンシー診断を受検する

出典:ミイダス
次に、ミイダスコンピテンシー診断を受検してみましょう。あなたの適職や適性環境を知ることができます。
仕事探しをする上でかなり重要な要素を知ることができるため、こちらを受けてからエージェントに登録しましょう。
④ミイダスのパーソナリティ診断を受検する

出典:ミイダス
最後に、ミイダスのパーソナリティ診断を受けてみましょう。自身の生まれ持った個性や現在のコンディションを知ることができるだけでなく、それに対してどういう対策を取ればいいのか、どういうマインドでいればいいのかまで知ることができます。
就職活動をする前の自己分析の一つとしてチェックしてみましょう。
⑤ニートを手厚く支援してくれる転職エージェントに登録
最後に、ニートの方向けで、さらにエージェントが手厚く向き合ってくれると好評の転職エージェント二つに登録しましょう。
エージェントは一つのみに絞るのではなく、複数登録しておくのがオススメなので、両方登録をしておくことをお勧めします。
30代ニートでも就職実例アリの「DYM就職」

出典:DYM就職
引きこもってしまっているニートの方に特にお勧めしたいのがDYM就職です。
100パーセント正社員の求人を取り扱っているため、正社員になりたいニートの方はぜひ利用するといいでしょう。
社会経験がないニートでも大丈夫な「JAIC」

出典:JAIC
社会経験のないニートの方におすすめなのがJAIC。研修をバッチリ受けることができるため、社会的なマナーをしっかり学ぶことができます。
さらに研修終了後、20社を書類選考免除で面接することができます。最短二週間で内定をゲットすることができるため、早くニートから脱却したい方に特におすすめです。
まずは正社員以外で、という方はこんな選択肢も
いきなり正社員からはレベルが高い…と尻込みしてしまう方のために!まずはアルバイト・在宅ワークなどでステップアップさせていくのがおすすめです。
以下から具体的におすすめなサービスや例についてご紹介します。
アルバイトから始める
まずは気軽なアルバイトから始めてみましょう。おすすめなのが「プチジョブ」です。空いた時間にやりたい仕事を見つけて応募するだけで、すぐに単発の仕事をすることができます。
長期的な人間関係を築くのが苦手な方や、一度だけバイトをしてみようかな…と感じている方におすすめです。
クラウドソーシングで在宅ワークを始める
また、パソコン一台さえあれば在宅ワークで稼ぐことも。クラウドソーシング系サイトで最大手の「クラウドワークス」では、気軽なアンケートから、未経験関係のライティングのお仕事をすることができます。
意外なことで報酬をもらえる案件もたくさんあるため、まずは登録してみてくださいね!
職業訓練校に通う
適職診断を参考にして、それに関連した職業訓練校に通うのも一つの手です。
資格を取得できる場合もあるため、ニート脱却の大きな助けになります。ビジネススキルなども一緒に教えてもらえるため、社会へ踏み出す確実な一歩になります。
悲惨な末路になりたくないのであれば、今すぐ行動すべき
ニートでいるなら、絶対にこのままでいることはお勧めできません。
自分の仕事や働き方の向き・不向きを知り、自分に合った仕事と職場環境を知った上で、ゴールを明確にして就職活動をするといいでしょう。