海外移住でできる日本語のみの仕事&英語力がいかせる仕事!人気の国・ビザの詳細も

人生で一度は海外暮らしがしてみたいと、海外移住に憧れる人も多いはず。でも海外移住となると、仕事をどうするのかという問題が浮上しますよね。この記事では、海外移住して仕事をするにはどうすればいいのか、様々な角度から解説します。

日本人女性が海外移住して仕事をするには?

海外移住するなら、当然現地での仕事が必要になってきます。しかし日本国内で仕事を探すのとは違って、就職するにはその国の就労許可があるビザを取らないといけません。

海外で働くために必要なビザ

海外で働くために必要なビザには様々な種類があり、しかも国によってビザの制度や詳細、名称はかなり異なります。そうした中、多くの国で共通する「働くために必要なビザ」の代表的な種類は、以下の通りです。

  • 就労ビザ
  • 学生ビザ
  • ワーキングホリデービザ
  • 配偶者ビザ
  • 長期滞在ビザ
  • 永住権

特に身近なのは、学生ビザとワーキングホリデービザでしょう。学生ビザは、大学や語学学校などに留学する際に必要なビザです。国によって、「短期間の留学なら学生ビザなしでOK」というところもあれば、「期間に関わらず学校に通うなら学生ビザ必須」というところもあります。ただいずれにせよ、学生ビザだけだと働くのはNGの国がほとんど。その国で働きたいなら、他のビザの取得を考えるか、別途就労許可を得る必要があります。

ワーキングホリデービザは、ワーホリ制度対象の国(カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなど)で働くのに便利なビザです。ワーキングホリデービザを取るとその国でアルバイトをすることができますが、あくまで異文化交流が主目的の制度なので、就労をメインとしてビザを取得することはできません。ワーホリビザを取得可能なのは30歳までで、滞在期間は基本的に1年間。同一国でワーホリビザを取れるのは、一回切りです。

なお、海外移住・永住や海外での就労が一番簡単なのは、その国の人と結婚することだとよく言われます。これは、結婚して夫婦になると相手の人の国の配偶者ビザがもらえるためです。配偶者ビザは就労が許可されている国が多く、さらに永住権への移行が容易な場合も多くなっています。

主な海外移住の手段

そもそも海外移住するには、どういった手段があるのでしょうか?海外移住でよくある4つの手段をまとめました。

ワーキングホリデー

30歳以下であれば、海外移住で一番現実的なのはワーキングホリデーです。もちろん書類を用意したり色々な手続きを経たりしなければならないものの、通常の就労ビザを取得するよりずっとハードルは低いと言えます。ただ、ワーホリビザは1年間限定で基本的に延長不可なのがデメリットです。

語学留学

経済的に余裕があれば、語学留学をするのも有効な選択肢。就労しようと思わなければ、比較的簡単に海外移住の体験ができます。

海外就職

海外企業の求人に応募して、採用を勝ち取るという方法です。採用が決定すれば、その国の就労ビザを取得できる確率はかなり高まるでしょう。当然難易度は高いですが、日系企業の現地採用を狙うのであればハードルは少し下がります。

海外ボランティア

海外ボランティアのプログラムに参加すれば、中・長期的に海外に滞在することも可能になってきます。ボランティアなのでお金はかかりますが、人生の糧となる貴重な経験ができることでしょう。

海外で働くことができる職種7選

海外で就労しやすい職種、仕事が見つかりやすい職種というのは、ある程度決まっています。代表的な7つの職種を、「日本語のみでOKの仕事」「英語力が必須の仕事」に分けて見ていきましょう。

日本語のみでOKの仕事

英語があまりできなくても、海外で働くことは可能です。職種の幅は狭まってしまいますが、海外にもほぼ日本語だけで仕事ができる職場は存在します。

日本食レストランの料理人・ウェイター

日本食レストランへの就職は、海外移住を実現する定番ルートです。日本人であること自体が武器になるので、比較的採用決定を勝ち取りやすいと言えます。

日系企業事務

日系企業であれば、社内では日本語がメインというケースが多いです。特に東南アジア諸国などでよく見られる「日本の本社のアウトソーシング」という側面が強い現地企業の場合、業務は完全に日本語だけで完結する場合も珍しくありません。

日系保育園・幼稚園・学校のスタッフ

日本人駐在員の子どもたちをターゲットにした日系保育園・幼稚園・学校のスタッフも、英語が苦手な人には狙い目の仕事。保育士の資格などを持っていればかなり有利です。

英語力が必須の仕事

英語ができると、海外で選べる職種の幅がぐっと広がります。給与などの待遇面でも、英語ができたほうがプラスです。

外資系企業事務

英語が得意で流暢な場合は、日系ではなく外資系企業の事務も目指せます。ただ企業側としても「あえてビザ取得のサポートが必要な日本人を雇うだけの理由」がないと雇ってくれませんので、語学力のみならず際立ったスキルも必要です。

生産管理

日系企業の工場などで生産管理に携わる仕事も、一定のニーズがあります。こうした仕事は日本の本社から駐在という形で派遣されるケースが多いので、海外進出している企業に日本国内で就職するというのが、案外近道かもしれません。

コールセンター

日本人が海外でコールセンター就職を目指す場合、基本的には日本の顧客向けに設立されたコールセンターが現実的な選択肢となります。そのため、基本的な英会話力さえあれば、それほど高い英語スキルは求められません。

カフェ

ワーキングホリデーの場合は、カフェでのアルバイトもおすすめです。英語圏であれば当然100%英語での接客になるので、英語力がかなり磨かれるでしょう。

ツアーコンダクター

観光業で働くのも、海外移住実現の手段として一般的です。日本人に人気の観光地なら、日系旅行会社のツアーコンダクターなどの仕事がそれなりにあります。

通訳

高い語学力が求められる通訳の仕事は、海外移住・就職の王道と言えるかもしれません。現地企業の専属として雇用されるケースと、フリーランスで活動するケースがあります。

仕事を見つけやすい海外の国・都市

外国人が仕事を見つけやすいのは、やはり規模があって国外とのつながりが深い国際都市です。中でも仕事を見つけやすい海外の都市を5つ紹介します。

香港

世界の金融センターのひとつとして名をはせる香港。日本から地理的・文化的にも近く、海外移住にはもってこいです。日系企業が多数進出しているのも、日本人の就職希望者にとっては大きなメリットだと言えます。

カタール・ドーハ

中東を代表する世界都市であるドーハには、アメリカやヨーロッパの企業が多数進出しており、外国人労働者もたくさんいます。ヤシの木が立ち並ぶきれいな街並みや、オイルマネーによる活気ある経済などが魅力です。

イギリス・ロンドン

日系企業の欧州本社が置かれていることが多いロンドンは、日本人向けの仕事が案外見つけやすい都市です。ヨーロッパはLCCが発達しているので、長期休暇には気軽に近隣諸国への海外旅行も楽しめます。

アメリカ・ロサンゼルス

大規模な日系人コミュニティがあり、移住を果たした日本人も少なくないロサンゼルス。アジア人が多いので生活に馴染んでいきやすく、日本語を使う仕事もそれなりに存在します。

カナダ・トロント

海外移住を検討するなら、移民大国のカナダは要注目の選択肢です。最大都市であるトロントには日系企業も多数進出。外国人が仕事を探しやすい環境が整っています。

【ビザなしも!】海外移住しやすい海外の国・都市

海外移住では、どうしても現地国のビザの問題が大きな壁として立ちはだってしまうのが現実です。しかしそんな中でも、比較的移住のためのビザが取得しやすい国は存在します。ここでは、そのうちオランダとパラグアイについて紹介しましょう。

オランダ

EUの国々は移住ビザを取得する難易度が高い国が多いですが、オランダは例外。明治時代に結ばれた日蘭通商航海条約がまだ有効な影響で、日本人は約70万円程度を用意するだけで、比較的簡単に起業ビザ(個人事業主ビザ)を取得できるんです。フリーランスとして活動していくのであれば、オランダ移住はかなり魅力的な選択肢となるでしょう。

パラグアイ

配偶者ビザなどの例外を除けば、パラグアイはおそらく日本人にとって一番永住権取得が容易な国です。これは、まだ日本からの南米移民が積極的に行われていた1950年代に日本・パラグアイ間で結ばれた移民協定が現在も有効なため。60万円程度の口座残高証明は必要ですが、手続き自体にかかるお金は(代行業者を使わなければ)1万円以下です。

覚えておくべき言語

一歩日本の外へ出たなら、日常生活の場では日本語はほぼ100%通用しなくなります。海外移住をして、現地で仕事をしようと考えるのであれば、外国語の習得は不可欠です。

英語

もちろん移住先の言語を自在に操れるようになるのが理想なのですが、英語圏以外だとゼロからの勉強になるので、なかなか大変ですよね。そこで現実的な方法として、まずは英語の勉強に力を入れましょう。今の時代、程度の差こそあれ、どこの国でも英語は大体通じます。英語圏でなくても、英語のみで暮らすことは十分可能です。

それに外国人として海外の国で生きていく、働いていくのなら、周りの人からは「英語ができる」のは当たり前だと見なされます。英語のスキルをしっかり磨いて、海外生活の足場を整えましょう。

海外移住で仕事をするためいますぐ始めるべきこと

海外移住と現地での仕事を成功させるのに大事なのは、「海外移住の目的を明確にすること」「英語の勉強を徹底的に行うこと」「スキルを身につけること」です。海外移住を目指すなら、まずこの3つのタスクから始めてみてください。

海外移住の目的を明確にする

祖国を離れて海外で暮らすというのは、気力も体力も必要とします。目的がしっかりしていないと、移住したての頃は楽しくても、すぐにつらくなってしまうでしょう。「自分はなぜ海外移住するのか?」「なぜ海外じゃないといけないのか?」を、移住前からじっくり考えて明確にしておくことをおすすめします。

英語の勉強は徹底的に行う

海外移住するなら、なるべく日本にいる間に英語力を上げておきましょう。十分な英語力がある状態で海外移住すれば、現地で感じるストレスが少なくて済みます。英語が苦手な人は、なおさら力を入れて英語学習に取り組んでくださいね。

「英語ができない」とは?11個の特徴・理由・効果的な勉強法!日本人が英語を話せないのは英語教育にも問題あり?

できれば最低1年・1000時間の学習時間を確保する

語学力を伸ばすのには、ある程度まとまった期間が必要です。できれば最低1年の準備期間を確保して、その間に徹底的に英語の勉強を行いましょう。一般的に、1000時間の学習時間を持つと英語ペラペラの状態に近付くと言われています。海外移住して現地で仕事をするなら、ぜひ達成しておきたい学習時間です。

留学なし!日本に居ながら独学で英語ペラペラになる方法は?必要な時間・勉強法・教材

むずかしければ短期集中型英会話スクールを利用する

英語の勉強が大事だと分かっていても、現実的には「忙しくてそこまで時間が取れない」「海外移住までの時間を短くしたい」という人も多いでしょう。そんなときは、短期集中型の英会話スクールを活用するのがおすすめ。ライザップイングリッシュやトライズといったスクールなら、自分の目的に合ったカスタマイズの学習プランを提案してくれます。

【ライザップ 英語】ライザップイングリッシュの評判・口コミ・教材・体験談!実際にレッスンを受けてみた

トライズ(TORAIZ)の本当の評判・口コミ!効果がないから挫折しやすい?【受講生の声・無料カウンセリング体験談有り】

スキルを身につける

海外で仕事をするには、「英語ができる」だけでは足りません。英語ができるようになるのは、あくまでスタート地点。その上で、自分のアピールポイントとなるスキルを磨いていきましょう。どんなスキルを伸ばすのかは人それぞれですが、海外移住という観点から見ると、たとえばウェブデザインやプログラミングなどはとても有効なスキルになり得ます。