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【悩み別】13の仕事の悩みとその対処法を紹介
悩みのない仕事はないと言っても過言ではありません。悩みの内容は人ぞれぞれではありますが、リアルな声を聞いていくとなにやら大まかに5つの悩みの原因が見えてきました。
いったい多くの人は仕事に対してどのような悩みを抱えているのでしょうか。具体的な13の悩みのエピソードを交えて対処法のご紹介もしていきます。
この見出しに登場する専門家
仕事の悩み① 給与が低い



仕事の悩みでよく挙げられるものの1つであるのが【給与が低い】という悩み。
最低賃金と変わらない…ボーナスもなくサービス残業ばかり…経済的にも時間的にもに余裕がないという声は多く、疲労が隠せない人は少なくありません。
対処法 : 同じ仕事をしている先輩の給与が上がっているのか確認する

給与のことは聞き辛い…という方もいるかもしれませんが、勇気を持って先輩に聞いてみるのがおすすめ。直接「お給料いくらですか?」とは聞きにくいと思うので、遠回しに先輩の経済状況を探ってみましょう。収入を上げるためのヒントを得ることもできるかもしれません。
仕事の悩み② 労働時間
労働時間に関する悩みも、仕事の悩みで多いものの1つです。
拘束時間が長い

仕事の内容によっては、拘束時間が長いことが悩みになることも。
やることがあればいいですが、することもないのに仕事に拘束されているのは非常に不毛といえます。
対処法① : 余った時間は自分のスキルアップに繋がる活動をする

拘束時間が長い割にやることがない場合は、その時間をスキルアップに充ててみてはいかがでしょうか。資格取得のために勉強するのもよし、こっそりリモートワークするのもおすすめ。
ただし、本業をおろそかにしないよう気をつけましょう。
対処法② : 柔軟な勤務ができる仕事を探す

今は働き方が寛容になってきて、必ず出社して一定時間働かなくてはいけない、という会社は減りつつあります。同時に時間や場所を問わずパソコン1つを商売道具に自由に働く人も増えつつあります。
必ずしも出勤を必要とせず、仕事の成果や実績を重視した働き方は仕事へのストレスや悩みを解消へ導いてくれるはず。
毎日残業をしている

仕事があるのはありがたいことですが、ありすぎるのも問題です。自分や会社のキャパを超えた仕事量は、結果として誰の得にもなりません。
残業が当たり前となっている方は、自分の働き方に疑問を持つべきでしょう。
対処法 : 仕事に時間がかかっている理由を分析して改善できないか検討する

残業が悪い、と決めつける前に「なぜ残業しているのか?」という問題にも目を向けてみましょう。
キャパを超える仕事量が割り振られている場合が多いですが、中には自分の働き方が非効率なため必要以上に時間がかかっている可能性も少なくありません。本当に自分がこの仕事に向いているのか、働き方に改善点はないのか1度振り返ってみてはいかがでしょうか。
仕事の悩み③ 正当に評価されない
働き方が評価されないことに悩んでいる人も少なくありません。正当な評価が得られないことで、正しく給与に反映されないと働くことへのモチベーションも維持しにくくなってしまいます。
努力を認められない

あなたの働きが正当に評価されないと、給与に反映されないばかりかキャリアアップの機会に恵まれずくすぶってしまいかねません。
頑張っても頑張っても認められない期間が続くと、ひどい時にはバーンアウトしてしまうことも。
対処法: 成果をこまめに上司に報告する

自分の働きを認めてもらいたい場合、ただ評価を待つだけでは何も変わりません。
上司も忙しいので、きちんと目に止まることが必要。こまめに報告しアピールすることで、これまで気づかれなかったあなたの頑張りが評価されるきっかけになるはずです。
成果が給与に反映されない


仕事で実績がある、勤続年数が多くスキルが上がったという場合、通常なら昇給のチャンスになるはず。やる気も熱意もあるのに、いつまでたっても新人時代のまま…ということに悩んでいる人は多いものです。
対処法① : こまめな報告で理解を得るよう試みる

人数の多い会社であったり、定期報告が義務付けられていないような会社の場合、上司があなたの働きに対して把握しきれていないことが考えられます。こまめに報告を行うことで、仕事への熱意も感じられ給与アップのチャンスになりやすいでしょう。
対処法② : 自分の市場価値を知って行動を起こす
出典:ミイダス
自分のスキルや経歴がどれくらいの市場価値を持っているのかをチェックすることも有効です。
ミイダスでは質問に対する回答をタップしていくだけで市場価値を知ることができます。場合によっては転職を考えた方がいい可能性も。
ぜひチェックしてみてください。
仕事の悩み④ 職場の人間関係
仕事の悩みには人間関係にまつわるものも欠かせません。
気が合わない人がいる


会社ではさまざまな年代、考え方の人が集まっているため、気が合わない人がいても不思議ではありません。
上手に避けたり受け流すことができればいいですが、できないが故に悩みになってしまいます。
対処法 : 人事に配置転換の相談をしてみる

配置転換が可能な会社であれば、あなた自身、あるいは気が合わない人の部署やデスクの位置など変更できないか相談してみましょう。人事ではなく信頼できる上司や先輩、同僚に相談することで解決へ動くこともあります。
また、配置転換が難しい場合は思い切って転職してしまうのもGOOD。転職先でも悩まされる可能性もありますが、気分がリセットできるためがんばりに集中しやすくなります。
いびりやパワハラがある

気が合わない以上にやっかいなのが、いびりやパワハラ。
自分がターゲットになることはもちろん、ターゲットにならなくても職場の雰囲気が悪化しやすいため早急に解決したい問題です。
対処法 : 社内の相談窓口、外部の労働相談センターに相談

いびりやパワハラにあった、見かけた場合は、相談窓口や労働相談センターなど公的に解決に向けて動くことができる人や場所に相談するのがおすすめです。
スムーズに解決に向けて動けるように、証拠を残しておくのも大切です。
職場の上下関係に悩んでいる

特に若い会社であったり、友人や仲間が社員であったりすると、働くことが遊びの延長になったり馴れ合いが過ぎてしまうことも時にあります。仲がいいことは素晴らしいですが、仕事とプライベートは切り替えるべき。メリハリのある働き方ができないと、悩みにつながってしまう可能性があります。
また、後輩が年上であったり上司が年下であることがギクシャクした人間関係を生み出してしまう可能性も。
上司と部下に挟まれる

ある程度キャリアを積むと、上司と部下の間に挟まれることが悩みやストレスの原因になってしまうことも。
対処法 : 同僚、上長に相談をしてみる

板挟みで悩んだ時は同僚に相談してみましょう。また、あなたが中間管理職に向いていない性格の場合、上長に相談することで立場が変えられる可能性も。
社外で同じような環境にいる/いた友人がいればお互いの悩みについて相談し合うのもおすすめ。自分にはなかった考え方を得られることもあり、悩み解決に役立つ場合があります。
出典:ミイダス
自分の能力、ストレスの感じやすさ、合う上司や部下を知りたい人は【ミイダスのコンピテンシー診断】をチェックしてみてくださいね!
仕事の悩み⑤ 仕事内容
仕事の内容について悩みを持っている人も少なくありません。ある程度キャリアを積んでくると、仕事そのものだけでなく責任感ややりがいについて一歩踏み込んだ悩みを持ち始めることも。
他の人に比べて仕事量が多い

仕事によっては閑散期、繁忙期がありそのギャップに振り回されてしまう人も。そもそもの仕事量が多い場合、まともに休憩時間が取れなかったり、残業など拘束時間の長さに繋がることもあり辛く感じてしまうかもしれません。
対処法 : 他の人と比べて量が多いのか、自分の作業効率が悪いのかを確認する

自分の仕事量が多くて辛い…と感じた時、まずはその仕事量について冷静に分析してみましょう。同じような仕事内容をしている同僚が特に問題なくこなしている場合は、自分の働き方に問題がある場合も。効率的な働き方ができるよう勉強が必要です。また、繁忙期のような時期的なものの場合は、ある程度は仕方がないと割り切ることも大切です。
時には「あなたならこなせるはず」という上司からの期待が込められていることも。
周囲の状況や期待、自分の作業効率・キャパのバランスを考え、やっぱり仕事量が多いと感じたら上司に相談してみましょう。仕事量を変えてもらえる可能性があります。
責任に押しつぶされそうになる

順調にキャリアを積み重ねていくと、実績や給与が上がると同時に責任感も上がるでしょう。
実力以上の仕事をまかされてしまったり、部下のフォローに回ることも増え、仕事のミスに対し非常にストレスや負担を感じやすくなります。
対処法 : 精神的に辛くなる前に、早めに周囲に相談をする

ある程度の責任感は働くことにいい影響を与えてくれますが、必要以上に責任感を感じてしまう場合はそれがストレスとなって苦痛になってしまう可能性も。
精神的な負担が大きくなると仕事へのモチベーションにも関わります。早めに周囲に相談し上手にガス抜きをしたり、プロのカウンセリングを受けるようにしましょう。
また、オンラインで気軽にプロのカウンセリングを受けることのできる「cotree」を利用してみるのも手です。
仕事にやりがいを感じない


仕事内容のマンネリ化や、毎日家と職場の往復が繰り返されるなど、働くことに退屈さを感じてしまうと一気に仕事へのやりがいが失われてしまうでしょう。
やりたい仕事ができない状態が続くことも、働くモチベーションを下げてしまいます。
対処法 : やりがいを感じない理由を整理し、配置転換の相談や転職を視野に入れる

仕事にやりがいを感じられなくなったら、自分は仕事に何を求めているのかを振り返ってみる必要があります。
やりたいことがあるのにできない、認められたい、刺激がないなど、やりがいを感じない理由を考えることで、どのように解決すればいいかを導き出すことができます。とりあえず入社してみた、という就職の仕方をすると理想と現実のギャップにやりがいを感じにくくなってしまいがちに。
自分の性格や性質と仕事がそもそもマッチしていないことも考えられるので、転職を視野に考えることもおすすめです。
出典:VIEW
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責任だけ負わされている

立場によっては、損な役回りを押し付けられてしまうことも。加えて正当な評価が得られなければ、働くことに疑問を持ってしまっても不思議ではありません。
対処法 : 理由を追求し、手当てを支給してもらえるか交渉する

もしあなたの働きを評価した上での責任ある仕事の割り振りであるなら、給与なり昇進なり正当な対応を求めても問題ないでしょう。
随分少なってきたものの、古い体制の会社もまだまだ多いもの。改善が期待できないようであれば、もっとのびのびと働ける場所へ転職するのもおすすめです。
同じ悩みを抱えないために!転職の際に見ておくべきポイントを専門家が解説
現在の悩みを解消するために転職したい!そんな方のために、同じような職場に転職しないための「転職の際にみておくべきポイント」をキャリアコンサルタントの方に伺いました。
この見出しに登場する専門家
給与が低い人は雇用契約書や面接で給与の確認を行う

自分の働きに見合った収入を求めて転職する場合、まず確認したいのが給与について。
どれくらいの月給がもらえるのか、昇給やボーナスはあるのかなど、契約書をしっかり読んで契約しないと後になって後悔してしまうことも。お金のことは聞きづらいという人も多いと思いますが、面接の時にしっかり確認しましょう。
成果が給与に反映されない人は人事制度をきちんと確認

仕事の内容によっては、給与体系が固定なのか歩合なのかをしっかり確認しておきましょう。特に成果によって給与に大きな差が出る歩合制の場合は、自分の成果が正しく上に伝わっているかが重要になります。人事制度がきちんとしているかについても面接などで抜かりなく確認しておきましょう。
人間関係で悩みたくない人は面接で確認する

面接で転職先を訪れる場合は、それとなく会社の雰囲気を見ておくといいでしょう。どんな雰囲気で仕事が行われているのか、社内の空気感を把握することは人間関係の無用なトラブルを避けるのに大切です。
面接で社員同士の交流について聞いておくのもいいでしょう。
いびりやパワハラを避けたい人は面接で確認をする

面接で「この会社にいびりやパワハラはありますか?」と聞くことはできないと思いますが、社員や社内の雰囲気や、面接担当者の対応などからどんな職場なのかある程度の印象を受けることはできるでしょう。
実際には入社しなければわからないこと。万が一トラブルにあった際に、相談できる場所があるかどうかを聞くことはできると思うので確認しておくといいですよ。加えて退職のステップについても確認できるとよりいいでしょう。
職場の人の年齢差が気になる人は面接で聞いてみる

面接の前にある程度希望の会社の情報を得ることは可能なはず。HPに社員の平均年齢を記載しているところもあります。小規模な会社ならスタッフ全員の簡単なプロフィールが載っていることも。
職場の人の年齢が気になるようであれば、事前の下調べに加え面接の際にどんな年代の人がいるのか聞いておきましょう。
残業があるのを避けたい人は具体的な残業時間を面接で確認する

面接の際、残業についての確認も忘れず行いましょう。
残業があることについて、企業側は進んでは話さないもの。上手に質問を変えて探っておくとイメージしやすいでしょう。
他の人に比べて仕事量が多いことを避けたい人は自分がイメージできるまで聞いてみる

単純に仕事量が多い場合、その人の能力差で仕事をこなす量が変わってきます。どのように仕事が割り振りされるのか、こなしきれない作業に対して職場のフォローが得られるかどうか、不安点はしっかり確認しておきましょう。
仕事にやりがいを感じない人は、本当にその仕事が自分のやりたいことなのか自己分析する

転職して失敗しないためには、まずは自分がどんな仕事をしたいのかをしっかり自己分析しておく必要があります。やりたい仕事に加えて、その仕事が自分に向いているのかどうかもチェックできるとベター。
今は自分の性質や向いている仕事について無料で診断できるサービスツールもあるので、積極的に活用しましょう。
責任が重いのを避けたい場合は、責任の重さがどれくらいなのか、相談先があるかどうかを確認

仕事がチーム制なのか、個人の成果なのか、大きな仕事をする際に誰がどのように責任をもつのかなど、仕事の責任感のあり方について面接で確認すると転職で後悔しにくくなります。
希望会社の実績を例に挙げて、どのようにプロジェクトが進行したのかを具体的に聞いておくとイメージしやすいでしょう。
努力を認められないことを避けたい場合は、実際に働いている社員から確認してみる

転職を希望する会社が、結果を重視するのか過程を重視するのかなど、評価のされ方をチェックしておくのも大切です。
どちらがいい、悪いというわけではなく、自分の性格に合わせた評価のあり方を把握することで、認められないストレスや悩みから解放されやすくなります。
転職する前にやるべき3つのこと
転職をする前に、やっておくと円滑に転職活動ができることについてキャリアコンサルタントの方に伺いました。転職を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この見出しに登場する専門家
自己分析ツールで適職を見分ける

自分の性格や性質、価値観など自己分析を深めることは、転職をスムーズにするためにもとても大切なステップです。
自分を知ることで転職先を絞りやすくし、転職後も充実した働き方ができるようになるはずです。
自己分析をしたいという方は、5つの強みを知ることができる【グッドポイント診断】を受検してみることがオススメです!
情報をしっかり集め、会社や仕事内容をできるだけ理解する

転職後の後悔がないように、事前の情報収拾は必須!
現代は公式HPやSNSなどを活用することで、たくさんの情報を集めることができます。また、希望する会社に知り合いがいるのなら直接聞いてみるのがいいでしょう。
しかし、すべての情報が真実とは限らないので鵜呑みにしすぎないことも大切です。
キャリアカウンセラーに相談をする

転職への不安をなるべくなくすためには、プロの手を借りるのもいい方法です。
キャリアカウンセラーなどの専門家に相談することで、自分では気付かなかった点にも気付くことができます。また、1人じゃないという安心感も得られるので転職活動に自信が持てるようにもなるでしょう。
【本当に辛い時には】抱え込まないで話を聞いてもらうことが大切
本当に辛い時は、抱え込まないで話を聞いてもらうことが大切です。
でも身近な人に相談に乗ってくれる人がいない、もしくは迷惑をかけたくないと考えている方のために、オススメのカウンセリングを2つ紹介いたします。
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多忙なキャリア世代でもある30〜40代は、悩みがあってもなかなか相談しにくいということに悩んでいる人も少なくありません。
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仕事の悩みを抱え込みすぎないで。辛い時にはきちんと対処をしよう
悩みを溜め込んでいると、いつかパンクしてしまいますよ。
自分で解決しようとがんばりすぎてもいいことはありません。辛い時には、素直に辛いことを認めて身近な友人や家族、同僚、時には専門家の手を借りてみませんか?仕事の悩みを軽くできたら、働く意欲も戻ってくるはず。
働く時間はあなたの人生の中でも大部分を占めるものになります。せっかくなら楽しく、満足した時間となるよう上手に乗り越えていきましょう。