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100人に聞いた!仕事が嫌いだと感じている人はこんなにも
働いている人100人に、仕事を「嫌い」と感じたことがあるかアンケートを実施しました。その結果は次のグラフになります。
「はい」と答えた人が85%という結果になりました。仕事が嫌いな人が圧倒的多数を占めています。かなり多くの人が仕事を嫌い、毎日我慢しているということになりますね。これは驚きの結果です。
仕事を嫌いだと感じる理由で一番多いのは「人間関係が良くないから」
仕事が嫌いと答えた人に、その理由についても聞いてみました。
理由で一番多かったのは「人間関係が良くないから」で、約40%を占めています。仕事内容とは関係のないところで悩みがあり、その結果仕事も嫌いになっている人が多いということですね。
次いで「労働条件が悪い」「正当な評価が受けられない」と続いています。次の項目では、これら6つの理由の具体的な内容と、みんながとっている対処法について紹介しましょう。
仕事が嫌いな人の理由13選&みんなの対処法
ここからは、アンケートで集計した「仕事が嫌いな理由」6つについて検証していきます。具体的な13の理由やみんなの本音も紹介しましょう。
みんなが仕事を嫌う理由や対処法を見て、自分に当てはまることがあったらぜひ参考にしてみてください。
人間関係が良くない
人間関係の悩みはどこでもありがちですが、職場の人間関係に悩んでいる人もたくさんいます。人間関係が悪いと仕事自体が楽しくなく、会社に行くのも嫌になってしまいますね。
職場はいろいろな年代や価値観の人が集まっているので、摩擦も起こりやすくなります。上司や先輩・後輩など上下の関係では、お互いに気を使うことも多いはずです。
人間関係のどのような点が問題なのか、詳しく見ていきましょう。
悪口が多い


人が集まると、どうしても気が合わない人、相性の悪い人がでてきてしまいます。会社に限らず、学校や他の組織でもよくあることです。その中には、気に入らない人のことを影で悪口を言い合い、不満を解消する人も出てくるでしょう。それを聞いて不快になる人も多いもの。他人の悪口であっても聞かされる方は気分のいいものではありません。
上司が短気・性格が悪い


上司にもいろいろなタイプがいますが、短気で怒りっぽい、性格が悪く部下に八つ当たりするなどの上司の場合、とてもやりづらくなりますね。ひどい場合は、パワハラやモラハラが行われる場合もあります。従わなければならない相手だけに、仕事が嫌いになるのも無理はありません。
対処法①:受け流す

悪口を言う人たちと一緒になって自分も悪口を言うのは、自己嫌悪になるばかりです。悪口が耳に入るのは不快なことですが、「また言っている」ぐらいに思って受け流すようにするのが一番無難ですね。自分とは関わりのないことと思って、やり過ごしましょう。
対処法②:気にしないようにする

短気やワンマン、性格が悪い上司はそういう人なのだと割り切って、気にしないようにするしかありません。自分の仕事に専念しましょう。
ただし、パワハラやモラハラがひどいときは我慢せず、会社の上層部に相談してください。明らかに違法行為と思えるときは証拠になる物を集め、早めに弁護士や労働局などに相談することです。
対処法③:距離を置く

直接人の悪口を言われたときは、話をそらしたり違う話題をふるなどすれば、相手も気づいて次からは言わなくなるものです。いつも悪口ばかり言っている人とは、距離を置くようにすることも必要ですね。
職場の人間関係が嫌という方は、以下の記事も参考にしてみてください!
労働条件が悪い
「労働条件が悪いから」と答えている人も多く、約30%でした。ここには労働条件だけでなく、働く環境一般も含まれています。
働く環境が悪い場合、仕事が嫌いになるのも仕方ありません。また、会社というひとつの社会の中ではある程度周りに合わせた付き合いも必要になりますが、度を超えていたりする場合ははっきりと対処することも必要になります。
休日も仕事付き合いをしなければいけない

定期的に飲み会をしたり、休日にイベントを開催する職場も珍しくありません。社員の親睦を図るという目的ですが、会社は仕事だけするところと割り切りたい人にとっては苦痛でしかありませんね。
対処法:断る勇気を持つ
飲み会やイベントに出席するのがどうしても苦痛なときは、断る勇気を持つことも大切です。ただし、まったく出席しないとなると、周りとの関係が疎遠になって仕事に支障をきたすことがあるかもしれません。毎週ある飲み会の3回に1回ぐらいは出席するなどして、適度に関わるようにすれば孤立することもないでしょう。
どうしても関わり合いたくないときは、習い事がある、家族の世話があるなど、仕事以外の付き合いができないことを宣言しておくのもひとつの方法です。
残業が多い・残業代が出ない

繁忙期以外の残業時間も多かったので、働く意味がわからなくなり、仕事が嫌いだと感じるようになりました。
残業が多く、しかも残業代が出ないという会社もあります。毎日長時間労働でサービス残業も当たり前というのは、いわゆるブラック企業と言っていいでしょう。
法律上、所定時間(1日8時間、1週間で40時間 )を超える労働は時間外労働とされています。会社は残業代として割増賃金を支払わなければなりません。残業代の未払いは違法のはずです。
対処法:弁護士やエージェントに相談をする
残業が多く、残業代も支払われていない場合は弁護士や労働局に相談しましょう。未払い分を請求できることもあります。また、そのような会社はブラック企業と言えるので、早めに転職することをおすすめします。
残業代は支払われて違法とまでは言えないけど残業が多く、辛いという人はプロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。
プロのキャリアコンサルタントに相談したいという方は、24時間オンラインカウンセリングをしてくれる「cotree」がおすすめです。仕事でのお悩みを持つ方はプロのキャリアコンサルタントに相談をすることができます。
さらに、知識のフリーマーケットと言われる「ココナラ」では1万人以上の登録カウンセラーがいるので、仕事の悩みも気軽に相談することができます。
休憩時間が短い

労働基準法では、労働時間が一定時間を超える場合には45分から1時間の休憩を与えなければならないと規定しています。休憩時間がそれ以下の場合は違法なので、改善を求めなければなりません。1日に6時間以上働いていて休憩が15分というのは明らかに違法なので、行動を起こした方がいいでしょう。
対処法:勤務中にメリハリをつける

どうしても休憩が取れない場合は、勤務時間中に自分で気をぬく時間を作ることも必要でしょう。しかし、この方は少ない休憩時間でも自分で工夫して体を休めていたようですが、本来であれば違法労働行為です。まずは法定の休憩時間を貰えるように交渉するべきで、応じられない場合は弁護士や労働局に相談しましょう。
給与に不満がある

入社してからなかなか昇給できないなど、給与が少ないと仕事のモチベーションも下がってしまいますね。入社するときは給与の額に納得していても、同年代と比べて年収が少ないのでは仕事が嫌いになるのも無理はありません。
対処法①:転職する

そのまま働いても昇給の見込みがないというのであれば、もっと給与がいい仕事に転職するのもやむを得ないでしょう。自分の年齢や経験・スキルでどのくらいの年収が貰えるのかをよく調べて、適切な会社を探すようにしてださい。
対処法②:副業を始める

会社で禁止されているのでなければ、副業を行うのもおすすめです。特にプログラミングやwebデザイナーなどのスキルを持っている人は、クラウドソーシングサービスで高収入を得ることもできます。
クラウドソーシングサービスはいくつかありますが、おすすめはクラウドワークスです。大手なので安心感があり、案件も豊富です。ライティングや簡単なタスクなど、特別なスキルを必要としない仕事もあります。まずは無料登録をして、どんな仕事があるかチェックしてみましょう。
正当な評価が受けられない
「正当な評価が受けられない」ために仕事が嫌いだという人もたくさんいます。頑張って働いているのに正当な評価が受けられないと、やる気をなくしてしまいますね。会社の人事評価制度が正常に機能していない、上司と折り合いが悪く正当な評価をしてくれないなど、理由はいろいろあるでしょう。
年功序列に不満がある

評価の基準が年功序列を重視していて、能力を発揮しても認めてもらえないこともあります。能力があり、実際に成果を出しているのに「若い」というだけで評価されないのは理不尽に思いますね。
優遇されるのは上の人ばかり

部下が頑張ったことをすべて上司の成果にされるというのも、仕事への意欲をなくしてしまいます。その会社の人事評価制度がどのように運用されているのか、確かめたほうがいいかもしれませんね。
対処法:評価の見直しを提案する


正当な評価がされていないと感じたら、評価制度の見直しを提案するのは非常に有意義ですね。悪い慣習がそのまま続いていて、社員はただ我慢しているだけということはありがちです。勇気を出して上層部に申し出ることで、状況が改善されることもあるでしょう。
仕事内容に不満がある
仕事内容に不満がある人は、約6%でした。仕事内容そのものが不満だと、仕事をしているのが常に苦痛になります。スキルアップできない、研修が行われないなど、仕事がうまくできない職場環境にも問題があるようです。
いつまで経ってもステップアップできない

何年働いても同じ業務のままではマンネリになり、仕事のやりがいもなくしてしまいます。誰かのアシストをするばかりでは、成長も望めないですね。
対処法:資格を取得する

資格を取得することでステップアップできる業種であれば、積極的に取得することをおすすめします。ステップアップすることで仕事にやりがいができるだけでなく、給与アップや昇格などにも影響してくるでしょう。
研修や教育が不足している

一般的には入社してからすぐに研修など、仕事を覚える教育が行われます。しかし、設立間もないなど実績のない会社ではそのような体制が整っていない場合もあるでしょう。
どのような教育を行っているかは、面接のときに確認しておきたいものです。
対処法①:積極的に自分から聞くようにする
特に研修など教育の体制がない場合、自分から積極的に勉強するしかありません。わからないことはなんでも質問するようにして習得していけば、その姿勢を評価されることにもなるでしょう。
対処法②:転職をする

業務が特殊で自習するだけでは対処できない場合や、周りの人に聞いても満足に教えてもらえない場合は、早めに転職を考えた方がいいでしょう。次の転職先では同じようなことを繰り返さないために、応募する企業についてしっかり研究するようにしたいですね。
できない仕事が多い

その中では自分のできないものも多く含み、案件に取り掛かるも納品できるのは過半数以下。
作業の大多数はこの様にして実を結ばない結果となっています。
仕事内容に不満があるのは、自分のスキルが足りていない場合もあります。自分にできない仕事だと、嫌いになるのは仕方ありません。
対処法:仕事の選別を上手にする

最優先順位から作業を終わらせることによって幾分かの改善効果はありました。
自分にできる仕事を選別して優先的に行うことができれば、仕事も楽しくなりますね、どの仕事にも言えることですが、作業する前に優先順位を決めて順番にこなすことで仕事も早まり、モチベーションも高くなります。
ミスばかりしてしまう
ミスばかりしてしまうことで、仕事が嫌いだという人もいます。ミスばかりしてしまうと、またミスをするのではないかと萎縮して仕事をするのが嫌になってしまいますね。頻繁にミスをするのは「落ち着いて仕事をしていない」「そもそもその仕事が苦手」ということが考えられます。


対処法①:優先順位を明確に決める

仕事が立て込んでしまうと早く済ませなければと焦り、ミスを招きます。どれが急ぐ仕事かを見極め、優先順位をつけることで焦らず、落ち着いて仕事をすることができるでしょう。
対処法②:何度も確認を行う

一度ミスをしたことは振り返りをして、二度と同じ間違いをしないようにすることが大切です。ミスをしないための方法を見出すことも必要でしょう。電話対応であれば相手の言葉を復唱する、しっかりメモを取るなどはいい対策になりますね。
企業風土が自分に合わない
「企業風土が合わない」ことで仕事が嫌いという人もいます。
会社によっては、独特の企業風土を持つところもあります。自分に合わないと、働きづらいと感じるでしょう。小さい会社では社長のカラーが強く出る場合もありがちです。特にワンマン社長の場合は、社員がその日の機嫌に振り回されることもありそうですね。


対処法①:コミュニケーションを積極的に取る

コミュニケーションを取りづらい職場では、自分から積極的にコミュニケーションを取りに行く必要があります。独特の社風の会社はそれに馴染むように努力するなどで、仕事嫌いを克服することができるでしょう。
対処法②:相手の機嫌を読むよう心がける

会社では周りの人とうまく付き合うことで、仕事をスムーズに行うことができます。相手が社長でも上司でも同僚でも、機嫌を読みながら上手に対応していきましょう。それが自分にとってプラスになるのであれば、何も問題はないはずです。
専門家がアドバイス!仕事が嫌いな人のマインドの変え方5ステップ
この見出しに登場する専門家
ここでは、専門家によるマインドの変え方についてのアドバイスを紹介します。仕事が嫌いで会社に行きたくないと思うときは、実践することで気持ちを変えることができるでしょう。
仕事のどんなところが嫌なのかを紙に書き出す
仕事のどんなところが嫌なのかを、紙に書き出してみましょう。書くことで可視化され、客観的に見ることができます。何が問題なのかがわかり、対策を立てやすくなるでしょう。

自分にとって仕事とは何かを考える

自分にとって仕事とは何かを考えてみてください。それを曖昧にしたまま人間関係や労働条件など、嫌なことにばかり目を向けていると、なんのために仕事をしているのかがわからなくなってしまうでしょう。
本来の目的を振り返ることで、考え方が変わるはずです。
仕事をして喜ばれたことを思い返してみる
嫌いな部分に気をとらわれていると、仕事のモチベーションは下がってしまいますね。今の仕事をしていて、人に喜ばれる、誰かの役に立っているということを思い返してみましょう。プラスの面を考えることで、やりがいが出てきます。

これまでで一番成果を出せた仕事を思い返してみる
これまでで一番成果を出せた仕事を思い返してみてください。誰にでも何かしら、そのような経験があるはずです。成果を出せたということは、自分の強みを活かして自分らしく輝けたということです。

仕事をしたその先にある楽しみを考える
どんな嫌な仕事でも、仕事をしたその先にある楽しみを考えてみてください。それを見据えることで、辛い仕事も頑張れるはずです。

仕事が嫌いな人は思い切って転職を!失敗しない転職方法4ステップ
対処法やマインドの切り替えを試しても、仕事が嫌いで耐えられないという人もいるでしょう。そんな人は、思い切って転職をするのもひとつの方法です。次の仕事は嫌いにならないために、転職活動は慎重に行うことが大切です。
失敗しない転職方法の4つのステップについて紹介します。
①VIEWで自分の価値観に合ったキャリアを知ろう

出典:VIEW
仕事を選ぶときに年収や待遇面なども大切ですが、それだけでなく、自分の価値観に合っている職種かどうかが一番大切なポイントになります。
しかし、「自分の価値観って何だろう?」と考えてしまう人も多いはず。特に若い人の場合、自分の価値観に合う仕事が何なのかがわからないという人がけっこういるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「適職診断アプリ・view」です。20代のハイクラス向けのアプリで、質問に答えることで自分の価値観と職種をAIがマッチングし、適職をランキング形式で教えてくれます。
自分に合った仕事を選ぶことで仕事にやりがいが生まれ、仕事が好きになれるに違いありません。
②ミイダスのコンピテンシー診断で自分の適性の高い職を知ろう

出典:ミイダス
転職サイトの「ミイダス」に登録すると、無料でコンピテンシー診断を受けることができます。この診断では自分の強みや職務適性を知ることができ、適性が高い職種と低い職種を予測してくれます。viewと合わせて使うことで、自分に合う職種を絞り込むことができるでしょう。
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③自分の5つの強みをグッドポイント診断で知ろう
転職活動の初めには、自己分析が欠かせません。自分の強みを知ることで、それを活かせる仕事を見つけることができます。自己PR作成に説得力が生まれ、面接でも企業にどのような貢献ができるかをしっかり説明することができるでしょう。
自分の強みを知るのにおすすめのツールが「グッドポイント診断」です。転職サイト「リクナビNEXT」に登録すると受けることができ、無料ながら本格的な診断ができると評判です。
質問に答えると18の資質の中から5つの強みが導き出されるので、それをもとに仕事選びや応募書類作成を行いましょう。

④転職エージェントを使う

出典:doda
転職を効率よく行うには、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントはプロのキャリアアドバイザーがあなたの仕事の悩みを聞き取り、プロの目線から適職を選び出してくれます。
最初の面談のときに自己分析の結果を提出すれば、それをもとに適切な求人を探してくれるでしょう。
たくさんある転職エージェントの中でもおすすめなのが大手のエージェント「doda」です。保有する求人数が多く、在籍するキャリアアドバイザーは皆実績のある信頼できる人ばかりです。
親身なサポートには定評があり、応募書類の添削や面接対策など、内定を得るまで丁寧なサポートが行われるでしょう。
仕事が嫌いな理由と対処法を知って、毎日を楽しく
仕事が嫌いな人はその理由を明らかにして、対処法を実践しましょう。アンケートの結果をぜひ参考にしてください。専門家によるマインドの変え方も必見です。考え方を変えることで、辛い毎日を楽しくすることも可能になります。
どうしても辛いときは我慢せず、転職を検討してみてください。今の仕事はあなたに合っていないのかもしれません。自己分析で自分の適職を知り、やりがいのある仕事を見つけましょう!