記事の目次
フリーターの末路は?正社員との違い
フリーターとは、正社員など正規雇用以外の雇用形態で生計を立てている人を指す言葉 です。1980年代から使われてきた言葉ですが、1991年に厚生労働省が実態調査をするため、次のような定義を設けています。
フリーターとは中学校卒業後の15歳から34歳で在学せず、次のどちらかに該当する人のこと
- アルバイト・パートで働いている
- 家事や通学せず、アルバイトやパートを希望している無職の人
厚生省の定義するフリーターはいわゆる若年層のフリーターで、さらに35歳以上の「高齢フリーター」と呼ばれる人たちもたくさんいます。
2018年の労働力調査によれば、15歳〜34歳の若年層フリーターは143万人で、昨年比で9万人減り、毎年減少している傾向があります。一方、2018年における35歳〜44歳の「高齢フリーター」は52万人で、若年層とは逆に増加の傾向にあります。
生涯年収の違い
20代では、正社員よりもフリーターの方が収入が高い場合もあります。確かに新入社員のうちは給与が低いこともあり、そのようなケースはよくあるでしょう。
しかし、アルバイトやパートの仕事では時給が大幅に上がらないのに比べ、正社員は昇給によって年々給与が高くなっていくのが通常です。
また、正社員は契約により賞与の支給があり、会社の業績次第で特別賞与も支給されます。さらに退職金の制度がある会社では、長く働くことで多額の退職金が支給されますが、フリーターにはどれもありません。
これらを総合すると正社員の生涯年収は平均で2億円〜3億円で、フリーターは5000万円~7000万円程度とされています。フリーターは正社員に比べて3分の1以下ということになりますね。
昇給しない
フリーターの場合、長く働いて時給がアップすることはあっても、毎年上がるとは限りません。しかし正社員の場合は毎年、査定によって給与が上がる「昇給」が行われます。20代のうちは正社員とフリーターで収入の差はなくても、年齢を重ねるごとにその差は開いていくでしょう。
正社員と収入差が少ないのは20代まで
正社員の場合昇給が行われ、それに伴い賞与の額も高くなるので、正社員とフリーターの収入差はどんどん開いていきます。収入差がないのは20代までで、30代を超える頃には大きな差がついてくるでしょう。
福利厚生面の待遇が低い
フリーターの場合、福利厚生面での待遇が低いというデメリットがあります。厚生年金や健康保険が適用されることはあっても、住民手当や家族手当、交通費など正社員の場合に適用される福利厚生が適用されないことがほとんどで、これも生涯収入の格差に繋がっています。
正社員での採用が厳しくなる
フリーターを長く続けていると、正社員への転職が難しくなります。年齢が高くなるとフリーターの求人自体も少なくなってきますが、そのときになって慌てて正社員に応募しようと思っても厳しい状況になるでしょう。
正社員を目指すのは20代のうちに
正社員を目指すのであれば、20代のうちです。求人に多くの応募があった場合、正社員の経験がなく即戦力にならない30代よりは、教育することで戦力になる20代を採用したいと思うのが通常でしょう。
なかなか採用されず焦ってくると、ブラック企業に入ってしまう可能性も高くなります。
最終のボーダーラインは40歳
フリーター向けの求人を扱う転職エージェントでも、対象とするのは35歳程度までです。30代までなら仕事によっては正社員の採用があるかもしれませんが、40歳を超えるとかなり厳しくなります。フリーターから正社員を目指す最終ボーダーラインは40歳と考えておいた方がいいでしょう。
将来年金がもらえない、もらえるとしても少ない
フリーターの場合、要件を満たさないと厚生年金に加入できません。会社の厚生年金に加入できない場合は自分で国民年金を支払うことになりますが、国民年金の受給額は月額6万円ほどと、厚生年金加入者よりもずっと少なくなります。年金を払っていない、加入時期が短いという場合は受給することもできなくなります。
結婚も不利に
フリーターは雇用が安定していないため収入が不安定というイメージがあります。社会的な信用も低く、特に男性の場合だとフリーターであることは結婚に不利になるでしょう。フリーターの男性と喜んで結婚したいと思う女性はあまり見かけません。
フリーターから正社員を目指す人は、彼女と結婚することが動機というケースも多くあります。フリーターでいるために結婚のチャンスを逃すのは、残念なことですよね。
女性の場合でも、フリーターであることが結婚で不利になる可能性もあります。次の記事で結婚したいフリーター女性について詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
現在フリーターの20代〜40代100人に実情をアンケート!
現在フリーターの20代〜40代の人に、フリーターでいることのメリット・デメリットや、フリーターとしての「本音」についてアンケートを実施しました。
フリーターの年齢層
アンケートに協力してもらったフリーターの年齢層は、30代以降が55%と過半数を占めました。45%の20代を上回り、高齢フリーターが増えている現状をよく表している結果になっています。
フリーターのメリット
アンケートでフリーターでいることのメリットについて聞いたところ、「時間が自由」が40%と多数を占めました。正社員の場合、どうしても生活より仕事優先になる部分があります。残業や休日出勤はよくあることで、有休や長期休暇も取りにくいケースもあるでしょう。それに比べるとフリーターは自由で、自分がやりたいことを優先することもできます。
2番目に多かったのは「自分がやりたいことができる」で、次いで「気楽な仕事でストレスがない」でした。これらは1位の「時間が自由」と関連しています。正社員は時間が拘束されるだけでなく、責任のある仕事を任されるプレッシャーがつきもの。それがないのも、フリーターの大きなメリットなのでしょう。
アンケートで得られたフリーターの人の口コミを一部、紹介します。


決まった時間だけ働けて、休みたいときに休めるというのがフリーターの最大のメリットですね。自分の私生活を優先させたい人にとっては理想的です。そのために、フリーターをやめられないという人もたくさんいます。また、自由を求めて正社員を辞めてフリーターになったという人もいるようです。

他にやりたいことがある場合は、フリーターはとても便利です。自分の時間が優先できて、働いた分のお金も貰えます。やりたいことがある人にとって、フリーターはとてもメリットのようですね。

正社員は雇用が安定している代わりに、人間関係に不満があっても我慢しなければならず、責任ある仕事を任されるプレッシャーもあります。その点、フリーターはとても気楽で、正社員ほど社内の人間関係を気にしなくていいという安心感もあります。ストレスに弱い人には大きなメリットでしょう。

フリーターは好きな時間帯を選んで働けるというメリットがありますね。朝ゆっくりしたい人は開始時間が遅い仕事、昼間は習い事をしたい人は夕方の仕事など、働いた分だけお金が貰えるのが助かるという人もたくさんいます。

正社員は長期間働くことが期待され、そのための人材育成も行われますが、フリーターの場合はそのような拘束性はなく、辞めやすいというメリットがあります。飲み会やイベントなどに強制されることもないので、仕事だけしていればいいという気楽さがありますね。
フリーターのデメリット
フリーターの人が感じるデメリットについては、45%の人が「収入が少ない」と回答しています。生涯年収では正社員の3分の1という統計が出ているだけに、フリーターの低収入は多くの人が実感しているということですね。
「将来が不安」も33%と、不安定な雇用を実感している人がたくさんいました。次いで「世間体が悪い」「就職しにくい」「デメリットはない」という回答になっています。
実際の口コミを見てみましょう。


フリーターは自由で気楽な分、収入が少ないというのが一番のメリットですね。自由なのは嬉しいけど、それを有効利用できるお金が少ないというジレンマがあるでしょう。

雇用が安定していないので、将来が不安になるのもフリーターの大きなデメリットです。一時的には良くても、長く続けられるものではないということでしょう。

一般的に、「フリーター」という言葉にはあまりいいイメージはないかもしれません。自由気ままとか、きちんと働いていないなど、自立していない印象を持たれることもあるでしょう。そのため、「世間体が悪い」と思われることもあります。

フリーターの経験が長いと、いざ正社員になろうと思ってもなかなか採用されづらくなりますね。書類選考で落とされたり、面接に進むことができてもフリーターで働いていたことについて、うまく説明することができない場合もあるでしょう。

フリーターでも条件のいい仕事に出会えるなど、人によってはデメリットを感じていない人もいます。フリーター自体が悪いわけではないので、そのような人も当然いるでしょう。
このままフリーターを続けたい?
アンケートでは、このままずっとフリーターを続けたいと思っているかも聞いてみました。「続けたくない」「あまり続けたくない」が43%で、「ずっと続けたい」「やや続けたい」の21%を大きく上回っています。フリーターは長く続けたくないと思ってる人が多いという結果になりましたが、その一方で「どちらとも言えない」と迷いがある人も36%を占めているのが特徴的です。
フリーターであることにどどう思っているのか、年代別にその本音を聞いてみました。
20代フリーターの本音
「ずっと続けたい」

「どちらとも言えない」

「続けたくない」

20代の人では、比較的続けたいと思っている人が多めでした。「求人はたくさんあり、辞めてもすぐに次の仕事が見つかる」「いろいろな仕事を経験したい」「他にやりたいことがある」など、フリーターのメリットを感じやすい年代ということでしょう。
一方で、将来への不安を感じている人も少なくないようです。
30代フリーターの本音
「あまり続けたくない」

「続けたくない」

30代になると、リアルに将来のことを考えて続けたくないと考える人も多くなるようです。アルバイトやパートでも待遇のいい会社はあり、働きやすい人もいるでしょう。しかしずっとそこで働ける保障はなく、雇用が安定している正社員になりたいというのが本音のようです。
40代フリーターの本音
「続けたくない」

「やや続けたい」

40代になると正社員にはなりたいものの、雇われる自信がないというのが本音のようです。フリーターが好きで続けたいという人は少なく、仕方なく続けているというのが実情でしょう。
フリーターの末路<悪い事例>
フリーターをずっと続けていくと、どのような末路が待っているのでしょうか?
人それぞれではありますが、ここでは末路として想定される悪い事例をあげてみましょう。
フリーターを続けてなんとか生計を立てている
フリーターの仕事も30代以降になると求人が減ってきますが、条件を選ばなければなんとか仕事を見つけることはできます。フリーターを続けていても、なんとか生計を立てて行くことは可能でしょう。ギリギリの生活をしながら、割り切ってフリーターを続けていることが考えられます。
勤め先が見つからなくなりニートになった
高齢になると自分ができる仕事の求人も限られてきて、勤め先が見つからなくなります。親や兄弟姉妹を頼ってニートになる場合もあるでしょう。正社員への転職を試みてなかなか決まらない場合に、「社会に受け入れられない」と諦めてニートになってしまうこともあります。
ブラック企業に入ってしまう
ずっとフリーターを続けていると、30代以降に正社員になろうとしてもなかなか採用されません。仕事が決まらないことに焦って、簡単に採用してくれるブラック企業に引っかかってしまうこともあるでしょう。ブラック企業に入ってしまうと、違法な長時間勤務やパワハラなどで退職に追い込まれる可能性もあります。
生活保護を受けている
フリーターでも働くことができなくなり、かといって頼る親族もいない場合には行政に縋るしかありません。行政に助けを求めて仕事を探してもらいながら、生活費が足りない場合は生活保護を受けることにもなるでしょう。
フリーターの末路<良い事例>
フリーターの末路は必ずしも悪いわけではありません。フリーターを脱出して良い結果を得ている人もいます。良い事例について、いくつか紹介しましょう。
正社員になれた
20代など早い時期であれば、フリーターから正社員になっている人はたくさんいます。35歳ぐらいまでなら、転職エージェントなどの支援を受けて正社員になれる可能性は高いです。
この成功例はあくまで、早い時期に行動を起こした場合に限られます。40代以降も可能性はありますが、かなりラッキーなケースと思っていいでしょう。
結婚した
女性の場合は、結婚して専業主婦になることでフリーターから脱出できます。男性でも、彼女と結婚するために正社員になる人もいるでしょう。結婚はフリーター脱出の大きな契機になります。
事業を始めて成功した
フリーターの中には、自分で事業を始めて成功を収めている人もいます。かなり少ない成功例ですが、このような人は早くから起業すると決めてフリーターの頃から準備をしている場合がほとんどです。目的もなくフリーターをしていたわけではありません。
40代以降のフリーター&元フリーターが語る!フリーターの末路とは
40代を過ぎてもフリーターでいる人も少なくありません。アンケートではさらに、40代以降もフリーターをしている人、あるいはフリーターを脱出できた人を対象にフリーターの末路について聞いてみました。
アンケートに答えてくれた人のうち、現在もフリーターの人は40%でした。フリーターを脱出できた人の現在の状況や、今でもフリーターの人の状況について、アンケートの結果を紹介しましょう。
フリーターから脱出できた
40代を過ぎてフリーターを脱出できた人は、「起業・独立した」という人が多く、次いで「正社員になれた」「正社員ではないが派遣、契約社員などの定職についている」「結婚した」という状況でした。
具体的な内容を紹介します。





40代でも正社員になれた人もいるので、諦めずに頑張ってみることも大切ですね。資格を持っていることが大きく役立っている人もいます。フリーターのうちに、資格を取得しておくことも大事ですね。
フリーターのときに準備して、起業独立した人もいます。起業のアイデアがある人は、具体的なプランを立てていくのがいいでしょう。女性は結婚してフリーターを脱出した人もたくさんいます。フリーターで将来が不安な人は、婚活をしていくのもひとつの方法ですね。
まだフリーターをしている
40代以降でもまだフリーターをしている人は、どのような状況なのでしょうか?
具体的な声を紹介します。



正社員を目指している人もいますが、なかなか大変そうです。40代以降でフリーターを続けている人は、正社員は諦めてフリーターを続けていく覚悟でいる人と、なんとか正社員になろうと頑張っている人の二つに分かれている傾向があるようですね。
フリーターが就職しやすい職種とは

ここでは専門家おすすめの、フリーターでも就職しやすい職種を紹介しましょう。転職活動をするときの参考にしてみてください。
IT系ベンチャー企業
業種別の傾向としては、IT系ベンチャー企業がおすすめです。IT系ベンチャー企業は将来的な業務拡大を狙って大々的に人材を募集している企業が多いので、人手不足が目立っています。ベンチャー企業は間口が広く、フリーターでも検討してもらいやすい環境と言えるでしょう。
人員的な余剰がある大手企業
逆に人員的な余剰がある大手企業も狙い目です。大手企業は研修体制が整っていて未経験の育成に力を入れているところも多く、フリーターの経験が長い人でも受け入れてくれる可能性があります。しっかりと研修を受け、長く働くためのスキルを身に付けることができるでしょう。
フリーターが就職するためのステップとは
フリーターが正社員に就職するのは、なるべく早い行動が必要です。しかし、ただ求人を調べて応募するのでは、なかなか成功は難しくなります。効率的な転職活動を行うために必要なステップがあるので、チェックしておきましょう。
自分の強みを知る
自分に合った仕事を見つけるには、自己分析が必要になります。そこで自分の「強み」を知ることで、強みを活かせる仕事を探すことができるのです。
自分の強みを知らなければ、自己PRを上手に作成することもできません。面接で企業の仕事にどのような貢献ができるかをアピールすることも難しくなるでしょう。
まずは「グッドポイント診断」をやってみて、そこで5つの自分の強みを知りましょう。自己PR作成の際や面接練習の際に大きく役立ちます。
自分に合った職種を調べる
自分の強みを知ったら、それを活かせる職種を調べます。強みを発揮できる職種を選ぶことで仕事にやりがいが生まれ、長く働き続けることができるでしょう。自分に合った職種を知ることができれば、自己PRにも説得力が生まれます。
フリーターをしながら学校に通う
「やりたい仕事がある」「より就職に有利にしたい」という場合は、フリーターをしながら専門学校や職業訓練校などに通うのもおすすめです。
職業訓練校の場合は直接求人が来ることもあり、修了したあとにすぐ就職先を決めることも可能です。
ハローワークなど就職支援を利用する
就職活動は一人でするよりも、ハローワークなどの就職支援を利用するのをおすすめします。ハローワークは求人の数が多く、フリーターでも採用してくれる求人を見つけやすいでしょう。
相談員がいていろいろと相談できるというメリットもあります。職業訓練の相談もできるので、何か特別な技能を身につけたい、スキルを高めたいという人は相談してみるのもいいでしょう。
紹介予定派遣制度で正社員になる
紹介予定派遣制度を利用して正社員になるという方法もあります。紹介予定派遣とは、派遣期間終了後に派遣先の企業と直接雇用を結ぶことを前提にした派遣のことです。
派遣期間を試用期間と捉え、この期間を通して企業は派遣社員を直接雇用するかどうかを判断します。派遣社員の方でも、その企業が自分に合うかどうかを派遣期間の間に判断することができるので、とても便利な制度といえるでしょう。期間終了後、お互いの合意があれば正社員として働くことができます。
正社員登用制度があるアルバイトを探す
会社によっては、正社員登用制度を設けているところもあります。アルバイトやパートから正社員に登用するという制度で、登用する条件は企業ごとに異なります。本人の意思確認だけで登用する会社もあれば、一定の勤続年数や良好な勤務態度などを要件としたり、登用試験を行うところもあります。
正社員登用制度があっても長年登用が行われず形骸化している会社もあるので、注意が必要です。面接のときに運用の実績や登用の要件などを聞いてみるといいでしょう。
転職エージェントを利用する
フリーターが個人で正社員になる就職活動をしても、成功は難しいかもしれません。アルバイトやパートの応募とは異なり、それなりの対策が必要になります。
この点、転職エージェントを利用すれば、プロのキャリアアドバイザーが専任でサポートしてくれるのでとても助かります。自分の希望に合う求人を選んでもらえて、応募書類の書き方指導や面接対策などのサポートも行われます。フリーターに特化したエージェントもあるので、ぜひ利用してみましょう。
このあとの項目では、フリーター向けの転職エージェントを紹介します。
フリーターにおすすめの転職エージェント
転職エージェントと言ってもいろいろあり、フリーター向けの求人が少ないところもあります。たくさんある中でおすすめなのが、DYM就職とJAIC、キャリアスタートです。
これらのエージェントはフリーターの正社員就職に強く、手厚いサポートを行っていることで評判です。その特徴を詳しく紹介しましょう。
DYM就職

出典:DYM就職
DYM就職は18歳から35歳までの人が登録可能の転職エージェントです。
DYM就職の特徴
20代のフリーター・ニートの就職に特化しているエージェントで、特に20代から30代前半のフリーターにおすすめです。正社員の採用率が96%と驚く数字を弾き出していて、正社員の経験がないフリーターの人でも安心して転職活動を行えます。
担当のキャリアアドバイザーが面談を行い、あなたの希望をしっかりヒアリングします。それをもとにあなたに合った企業をマッチングを行います。
DYM就職が他のエージェントと異なるのは、このあと書類選考をせずに面接に進めるということ。DYM就職に求人を出している企業はアドバイザーの面談を信頼しているので書類選考はなく、すぐに企業面接を行ってくれるのです。
職歴に自信のないフリーターでも、安心して面接に臨めるというわけですね。
担当するキャリアアドバイザーの質は口コミでも評判が良いので、不安や悩みがあったらなんでも相談してみましょう。
JAIC

出典:JAIC
JAICは17歳から34歳のフリーター・ニートなどを対象にした転職エージェントです。
JAICの特徴
フリーターや既卒の平均的な内定率は48%ですが、JAICはそれを大きく上回り、81.1%という高い数字を出しています。入社後の定着率も91.3%と高く、とても信頼できるエージェントです。
また、JAICは厚生労働省の審査基準による「就職紹介優良事業者」に認定されているので、安心してサポートを受けることができるでしょう。
5日間の無料研修があり、就職活動に必要なスキルや知識を学ぶことができます。フリーターの経験だけでビジネススキルが不安という人も、この研修を受ければ大丈夫です。
研修を修了することで、優良企業20社と書類選考なしの面接を受けることができます。 20社との集団面接で選考されれば、本社での個別面接に進み、内定がもらえるという流れになります。
JAICについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。合わせて読んでみてくださいね。
キャリアスタート
出典:キャリアスタート
キャリアスタートはフリーターや第二新卒に特化した転職エージェントです。
キャリアスタートの特徴
最初の面談ではキャリアアドバイザーがあなたの希望や悩みを聞き取り、自己分析の診断を行います。それに基づき、プロの目線で最適な転職先を選び出してくれるでしょう。求人には大手企業や急成長中のベンチャー企業などもあり、個人では見つけられないような優良企業がたくさんあります。
転職活動では応募書類の添削や模擬面接などマンツーマンのサポートが行われ、正社員の就職を支援してくれるので安心です。
不安になったときはカウンセリングがおすすめ
将来が不安になったときは、プロのカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。カウンセリングというと敷居が高い印象を受けますが、今はオンラインで手軽に相談できるサービスがあります。
ここではおすすめのサービスを2つ紹介しましょう。
オンラインカウンセリング「cotree」
オンラインカウンセリング「cotree」は電話やビデオ、あるいはメールで、家にいながらカウンセリングができるサービスです。最初に無料のマッチング診断を受けることで、自分に合ったカウンセラーを見つけることができます。
自分の好きな時間に予約を入れ、今の悩みを聞いてもらうことができます。フリーターを続けることの不安など、今抱えている悩みをすべて吐き出してみましょう。プロのカウンセラーがそれを確認し、課題やテーマを設定してくれます。悩みの解決に向けて話を深めることができるでしょう。
知識のフリーマーケット「ココナラ」
出典:ココナラ
ココナラは登録カウンセラーが1万人以上いる、知識のフリーマーケットです。カウンセラーのプロフィールを見て、自分に合ったカウンセラーに相談することができます。フリーターのままでは将来が不安という悩みを相談することで、プロの視点から適切なアドバイスをもらえるでしょう。
一人で悩んでいても出てこない、いい解決策が見つかるかもしれません。
相談料は500円〜10,000円と幅広く、手軽に利用することができます。ぜひ試してみてください。
フリーターの末路は不安しかない!早めに人生設計を考えよう
フリーターのままで気楽なのは、遅くても30代までです。できれば20代のうちに正社員になっておきたいところ。中には高いスキルを持ち、フリーターでもずっと活躍できる人もいますが、それはごく少数です。
正社員と比較したフリーターの末路を考えると、不安しかありません。早めに人生設計を考えて安心できる毎日を送りましょう。