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100人にアンケート!給料が上がらない人はこんなにも
自分自身給料が上がらないと悩んでいるけれど、自分以外にも同様の悩みを抱えている人はどのくらいいるか気になりませんか?
今回feelyで調査した結果、アンケート回答者のうち87%の方がお給料が上がらなかった経験があるという驚きの回答がでました。
日々頑張って働いているのに頑張りが認められないもどかしさを多くの方が抱えていることがわかりますね。
悩んでいる会社員に聞いた!お給料が上がらない5つ原因
実際に給料が上がらないと悩んでいる方に聞いた、給料が上がらない5つの原因を見ていきましょう。
会社全体の売り上げが伸びていない
会社の売上がよくないと給料を上げる余地がありません。そうはわかっていても、実際に働く従業員は頑張っている分給料を上げてほしいと考えますよね。しかし実際売り上げを立て直すには時間も掛かり、業界の傾向や景気が影響するのですぐに改善はしづらいという問題があります。


年功序列の会社だから
創業年数が長い老舗企業や中小企業では、まだまだ年功序列の制度が残っているため給料が上がらないケースもあります。
どれだけ頑張っても若手だからという理由だけで給料が上がらないと仕事に対するモチベーションを維持することが困難になるでしょう。

昇給制度がない
そもそも昇給制度がなく、お給料が上がらないと悩む方もいらっしゃいます。同じ企業で長く働いても年収が上がらず、仕事を頑張る意味を見出せなくなることも。
昇給制度がない場合、会社側が従業員の気持ちを考えられていないケースが見受けられます。

上司との不仲
多くの場合昇給の決定権を持つのは直属の上司です。
いくら評価制度がしっかりあったとしても、評価を下す上司と仲が悪く正当な評価を受けられないと悩む方も多くいます。


評価基準が不透明
評価制度があっても、従業員が納得できる評価制度として機能していないケースもあります。
会社側としては、しっかり評価制度があるからと思っていても、従業員が納得して正当な評価を受けるための努力ができるものでなければ意味がありません。

成果を上手にアピールすることができない
また、成果を上手のアピールできていない人も、お給料が上がらない原因の一つになっている人がいるかもしれません。
上司に経過を報告する際、さりげなく成果を伝えるといったことをするのが大切です。
期待以上の成果が出せていない
目標やKPIを達成できない、成果が出せてない…といった方もいるかと思います。
その場合は、新しいスキルを身につける、ビジネスセミナーを受ける、キャリアコンサルタントに相談をすることが大切です。
24時間オンラインカウンセリングをしてくれるcotreeで、プロのキャリアコンサルタントや産業カウンセラーに話を聞いてもらうのもオススメです。仕事で成果を出すためにはどういう考え方をすればいいのかだけでなく、昇給についてのアドバイスもいただくことができます。
専門家が教える!給料が上がらない企業の5つの特徴
給料が上がらないとこの先の人生に対する不安も押し寄せてきますよね。この不安を解消するために、給料が上がらない企業にはどのような特徴があるのかを、専門家に詳しく解説していただきます!
この見出しに登場する専門家
従業員数に対して売り上げ・利益が少ない
売り上げ・利益が悪く給料が上がらないケースは具体的に2パターンあります。まず純粋に売り上げが少ないケース。
そして売り上げはあるけれど、利益率が低いというケースもあります。2つ目のパターンの場合、会社側が「価格設定が正しいか」「仕入金額は適正か」「無駄な在庫を抱えていないか」などを見直すことが必要です。
従業員を評価する制度がない
人事評価制度は、「会社が従業員に対して求めていることをどのくらい達成できているか」を確認し、評価する制度です。
しっかりとした評価制度があることにより、自分がどのように評価され、何を求めれており、いまの自分に何が必要かがはっきりすることで仕事に対するモチベーションが上がります。
しかし評価制度自体がなかったり、評価制度があったとしても評価基準が明確でないことから給料が上がらない事態に繋がっていることも。また会社側もしっかりとした評価制度が必要と理解していても、すぐに機能する人事制度を作るまでに時間が掛かっている場合もあります。
従業員満足度に対する意識が低い
従業員満足度は、給与や福利厚生などの金銭的満足度と仕事のやりがいや企業理念への共感度合いなどの非金銭的満足度の2つに別れます。
多くの場合は、仕事へのやりがいや企業理念への共感度が低く社風が悪化することから、業績が上がらなくなり、結果的に給料が上がらないという金銭面への不満へ繋がっていることが多いです。
また以下の2つは専門家の回答を踏まえ、feelyの見解として給料が上がらない企業の特徴を解説させていただきます。
業務効率アップのための設備投資をしていない
仕事をする上で、誰もが最低限の労力で成果を上げたいと考えますよね。そのためには一定の設備投資が必要にも関わらず、会社が業務効率化のために予算を割いてくれないことも。
具体的な例でいうとITシステム導入です。企業に合わせたシステムなどを導入し、短時間で業務をこなせるようITのサポートは必須でしょう。しかし予算が少ない中小企業や創業年数が長く今までのスタンスを変えたがらない老舗企業で、導入が遅れていることが多い傾向にあります。
家族経営で役員や重要ポストが血縁者ばかり
世界屈指の家族経営企業が多い日本。会社によってはあまり働いていない社長や出勤していないのに役員報酬を得る社長の奥様の方ばかり高い給料を得ていることもあります。
役員などの重要ポストが血縁者ばかりの場合、家族以外の従業員の給料は後回しになり、ずっと給料が上がらないことも多いです。
給料が上がらないのは違法?
日本の法律で昇給を義務付ける法律はありません。しかし会社の就業規則に給料アップに関する規定がありながら、給料がずっと上がらない場合は問題になります。
では、給料をあげるためにはどうれすばいいのでしょうか?
あなたにあった弁護士・キャリアコンサルタントに相談に乗ってもらう
どんなに仕事を頑張っても、上司に相談してもお給料が上がらない場合、弁護士やキャリアコンサルタントに相談することも1つの手段です。
有資格者の適切な意見を元に、しっかりと論理的に交渉する準備ができます。自分の得意なスキルをサービスとして提供している「ココナラ」でもキャリアコンサルタントに相談することができます。
さらに、cotreeでは、プロのキャリアコンサルタントに、24時間「書く・話すカウンセリング」から選んでカウンセリングを受けることができます。
仕事に関する悩みの場合は、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントに話を聞いてもらうことがオススメ。まずは以下から、あなたに合ったカウンセラーを見つけるところから始めてみましょう。
専門家が教える!給料を上げるための交渉術&やるべきこと3つ
ここまで給料が上がらない企業の特徴を紹介させていただきました。では、実際に給料をあげるためにはどのような行動をすればいいのでしょうか?
キャリアコンサルタントの意見を元に、交渉前後の準備と交渉術を解説します。
この見出しに登場する専門家
自分の給料がどう決められたかを把握する
自分の給与を確認する際は、雇用契約書や給与明細を確認しましょう。また雇用契約書と給与明細を渡す事は法律上義務化されていないため、もらっていない方もいるかもしれません。
もし雇用契約書や給与明細の提示を求めたのに拒否する場合は、労働基準監督署もしくは弁護士に相談する必要があります。
評価制度・昇給の実績を確認する
評価制度や昇給制度の実績を確認する際は会社の総務部や人事部に確認しましょう。
就業規則などに提示されている場合は、総務部などの方に伝え、見せてもらう権利があります。
自分がいかに会社に貢献したかを主張できるよう、交渉材料を記録として残す
自分がどれだけの成果を上げてきたか、目に見える形で記録として残すことがポイント。
例えば営業職の方の場合、自分がA社の担当になってから売上金額が前年より30%アップしているなど、具体的な数字があるとより効果的です。
上司やマネージャーに話を持ちかける
制度や実績を確認した上で交渉材料を手に入れたら、上司やマネージャーに交渉をしましょう。
その際には決して感情的にならず、客観的な事実を述べるようにしましょう。また、自分の要望や「昇給すべき理由」もきちんと伝えることが大切です。
年収をアップさせるためには転職も必要かも!転職方法4ステップ
改めて仕事にしっかり取り組んで交渉したけれど昇給が認められない、評価制度が整う気配がないという場合は転職も視野に入れましょう。
後悔しない転職活動のために必要な4ステップを紹介します。
「ミイダス」で自身の市場価値を測る

出典:ミイダス
まず自分の市場価値を客観的に知るためにミイダスの利用をおすすめします。ミイダスでは、学歴や職歴、資格などを入力するだけで自分の市場価値(想定年収)がわかります。
この市場価値は200万にの年収データと7万人の転職実績データを元に算出される数値なので、信用性が高いです。
また希望条件を登録すると、条件とマッチした企業側からオファーメールが届きます。企業側からの条件と合えば書類選考なしで面接ができるのがミイダスを利用するメリットの1つ。
市場価値の結果を元に気後れせず、オファーをくれた企業と面接することができます。
「VIEW」で今のキャリアのシナリオをチェック

出典:VIEW
仕事をする際は自分の価値観とマッチする企業で働くことも重要ですよね。価値観を理解して、今後のキャリアを考える際におすすめのアプリが「VIEW」です。
VIEWでは価値観に関する24の質問に答えると自分の価値観に合った業界と職種トップ20を紹介してくれます。
業界と職種の年収や業務内容はもちろん、実際にその職種に就いている自分のロールモデルとなる方のインタビュー記事も見ることが可能。自分に合った仕事の具体的なイメージを掴むことができます。
自分の強みを知る
VIEWで自分の価値観に合う仕事がわかったら、具体的にどのように自分の強みを活かすことができるか分析することをおすすめします。
自分の強みを知る時にはリクナビNEXTが提供する「グッドポイント診断」が最適です。グッドポイント診断では約300問の質問にじっくりと答えることで、18種類の強みのうち5つの強みを診断してくれます。
8568通りある強みの中から、自分が自覚していた強みと気が付いていなかった強みを客観的に理解することができます。無料でできるので、ぜひ気軽に受けてみてください。
転職エージェントを利用して転職活動
自分の市場価値・価値観・強みを理解したら、転職活動にチャレンジしましょう。転職活動をする際は、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントを利用することで、応募書類の添削や面接練習、企業との面接日程調整、さらに年収交渉も行ってもらえることから自分の希望条件に合う企業への転職が実現しやすいです。
特に転職エージェントのdodaは、非公開求人を含め10万件以上の求人から希望条件にあった求人を紹介をしてくれることで定評があります。北海道から福岡まで全国10拠点あり、無料で利用ができるのでまずは気軽に相談をしてみましょう。
まとめ
給料が上がらない会社には共通するポイントがあることがわかりました。もし自分の勤めている会社が共通するポイントに該当した場合、まずは準備を整えてから交渉しましょう。交渉した結果、給料が上がる見込みがない時には転職をおすすめします。
人生の中で長い時間を過ごす仕事。向上心を持って働けるよう、受け身にならず自分から行動していきましょう。