記事の目次
このページを読むと解決するお悩み
- お見合いでの会話が盛り上がらず、いつも失敗してしまう。
- 会話をする上で気をつけるべきポイントってあるのかな?
お見合いでの会話が成功するコツを、よくあるお悩み別に徹底解説。さらにはお見合いに適した話題や不適切な話題、相手に好印象を与えるポイントなど、お見合いの前に知っておきたいテクニックを一挙にご紹介します。
お見合いにおける会話の役割
まずは、お見合いにおける会話の重要性を確認しましょう。押さえておきたいポイントは大きく分けて3つ。会話の大切さを改めて知ることで、お見合いに対する意気込みも変わってくるはずです。
相手を深く知ることができる
初対面のお見合い相手について事前に把握できる情報といえば、名前や年齢などの簡単なプロフィールくらいですよね。仕事に対する熱意や結婚観、人柄などのパーソナルな部分は、実際の会話の中でしか知ることができません。
プロフィールからは相手にあまり期待していなかったという場合でも、直接会って話をしてみると意気投合し、成婚に結びついた方も多いです。もちろんプロフィールによる理想と現実のギャップにがっかりするパターンもありますが、それほど会話の持つ力は大きいと言えるでしょう。
自分を相手にアピールできる
会話は相手を深く知る手段であると同時に、自分のことを相手に知ってもらうためのツールです。プロフィールに載っているのは、あくまであなたの一部分。性格や雰囲気、アピールポイントなど本質的な部分は会話の中で伝えていかなければなりません。
さらに知っておきたいのは、男性のほとんどが一目惚れをしやすい一方で、「そういえばあの人素敵だったな…」と誰かを思い返して好意を抱くことは少ないそう。この男性に特有のメカニズムからも、女性にとってはいかに初対面の会話でアピールできるかが重要なんです。
相性を見極める判断材料になる
一般的に、会話のテンポが同じであればパートナーとして相性がいいとされています。相手の話すスピードが速すぎる・遅すぎる、あるいは一方的にしゃべる・無口すぎるなど、自分と比べてあまりにも違いがあるとストレスの一因に。
結婚生活において会話は毎日の繰り返しなので、決して軽視できません。生涯を共にする相手だからこそ、会話から相性を見極めることも大切です。
お見合いでの会話に多い悩みとは?
「話が続かない・盛り上がらない」が圧倒的多数
こちらはお見合い経験者に実施した「お見合いでの会話に関する悩みについて」のアンケート結果です。グラフを元に、実際はどのようなお悩みを抱えている人が多いのか見ていきましょう。
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1位:話が続かない・盛り上がらない


お見合いでの会話において、「話が続かない・盛り上がらない」ことが多くの人にとっての課題である様子。話のテンポが悪いと時間の進みが遅く感じられ、結果としてお見合い自体が嫌な思い出になるという人も多いようです。
2位:打ち解けるまでに時間がかかる


お見合い相手は初対面であり、ましてや共通点を見つける作業から始めなければいけないため、打ち解けるのに時間を要します。また、「嫌われてはいけない」という心理が過剰に働き、いつも通りに話ができないことも一因と言えるでしょう。
3位:何を話せばいいか分からない


いざ初対面の相手と話をしようとすると話題が浮かばないことはしばしば。特にお見合い相手との会話は緊張感があり、焦りも手伝って話の糸口が見つからないケースが多いようです。
4位:会話の切り上げ方が分からない

私もそろそろ帰りたいと思ったものの、相手がなかなか言ってくれないので、どんどん何をしゃべっていいか分からなくなりました。

初対面の相手に向かってスマートに会話を切り上げるのはなかなか難しいもの。「失礼な印象を与えてはいけない」というプレッシャーもあり、会話の切り上げ方には多くの人が頭を悩ませています。
5位:相手を前にすると緊張してしまう

初対面の人とフランクに会話ができる人は一般的に見ても少数です。さらにお見合いという特殊な空間の中では、自分あるいは相手の緊張が互いに伝わり、終始ぎくしゃくとした雰囲気に陥ってしまうパターンもよく見られます。
会話に自信が持てる?お悩み別の解決策を知ろう
話が続かない・盛り上がらない
「話が続かない・盛り上がらない」に対する解決策は、ずばり質問のテクニックを磨くこと。明日から伝える質問の極意をご紹介します。
質問には質問で返す
相手が質問をしてきたら、さらに話を広げるチャンス。質問に対する問いを答えつつ、その問いに関する質問を投げかけましょう。


話が続かない・盛り上がらない人の解決策をもっと見る(クリックで展開)
話が広がるような質問をする
「はい」と「いいえ」など回答を制限する質問をクローズドクエスチョン、自由に答えられる質問をオープンクエスチョンと言います。お見合いの場合はオープンクエスチョンを用いて話を広げましょう。

「はい・いいえ」以外で答える
相手の質問によっては難しい場合もありますが、なるべく具体的なワードで返答しましょう。「はい・いいえ」以外の答えを返すことで、相手にとっても次の話題に移りやすくなります。



打ち解けるまでに時間がかかる
好印象な挨拶を心がける
メラビアンの法則によると、人は3つの要素から第一印象を決定します。中でも視覚情報(見た目)が印象に影響を与える割合は55%。さらに、第一印象は初対面からわずか3〜5秒で決まるそうです。
打ち解けるまでに時間がかかるということは、緊張のほか、お互いにまだ少し警戒し合っている状態ということ。緊張と警戒を打ち砕くために、まずは笑顔あふれる爽やかな挨拶で相手に好印象を与えましょう。
打ち解けるまでに時間がかかる人の解決策をもっと見る(クリックで展開)
笑顔を絶やさない
笑顔の持つ効果は凄まじく、相手の緊張を和らげて安心感を与える力があります。会話中も笑顔を絶やさず話しやすい雰囲気作りを心がけると、お見合い相手はそんなあなたに好感を抱くことでしょう。好感を持った相手とは、「もっと親しくなりたい」という心理から打ち解けるスピードが加速するものです。
相手のいい部分を褒める
実は「褒める」という行為は、距離を縮めるために営業マンが使うテクニックの一つ。褒められることで相手は気分がよくなり、グッと打ち解けやすくなるのです。
他人から褒められて嬉しい気持ちにならない人はいません。相手のいい部分を見つけたら、はっきりと言葉にして伝えましょう。
何を話せばいいか分からない
共通点を探す
会話のきっかけが見つからないときは、お互いの共通点を探してみましょう。趣味や出身地が同じと分かれば話は一気に弾みます。このとき共通点が見つからなくても焦る必要はありません。例えば相手の趣味について詳しく教えてもらうなど、一つの話題に対して質問を織り交ぜながら会話を進めていきましょう。
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答えやすい「飲み物」の話
そもそも何を質問すればいいか分からないという方には「飲み物」の話題がおすすめ。お見合いの多くはカフェやホテルのラウンジでお茶をしながら行われます。このとき、注文したコーヒーや紅茶を話のネタに取り入れてみましょう。



このように、飲み物一つからでも話を広げることができます。おすすめのカフェを教え合ったり、コーヒーよりもお酒が好きだと分かれば飲みに行く約束ができたり、次につなげやすいのもポイントです。
時事ネタを会話のきっかけに
誰もが知っているであろう時事ネタも会話のきっかけにもってこいです。普段からテレビや新聞、ネットニュースなどで情報を集めておくといいですね。
このとき注意したいのは、相手の意見を否定しないこと。時事ネタに関する話題は意見が別れることも多いですが、お見合いは議論の場ではないので、相手のに自分の意見を認めさせる必要はありません。また、政治や宗教などの話題はお見合いには不向きなので避けましょう。
会話の切り上げ方が分からない
お見合い開始から1時間後が目安

会話を切り上げるタイミングに迷ってしまったという方からは、このような意見がありました。
一般的に、お店に入ってから別れるまでの大体の目安は1時間。せっかく意気投合した場合も、どちらかが「そろそろ帰りたい」という気持ちになってしまうと手遅れです。「お互いの飲み物がなくなったら」など、長すぎず短すぎない程よいタイミングを見極めましょう。
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お礼をきちんと伝える
会話を切り上げるときは、お見合いに対するお礼を伝えるのがマナーです。相手が時間を作ってくれたことに心からの感謝を示しましょう。実際にどのような伝え方をすれば会話をスマートに切り上げられるのかをご紹介します。

本日はお時間を作っていただき、ありがとうございました。とても楽しい時間が過ごせました。
ここでのポイントは、感謝の言葉にプラスαとして「楽しかった」という感想を添えること。目を見て笑顔で伝えることで気持ちよくお別れができますよ。
次につながる言葉を伝える
また会いたいと思った相手には、会話を切り上げる言葉の中に、次の約束につながる言葉を織り交ぜましょう。

別れ際にこのように伝えておけば、次に会ったときもスムーズに会話が進みますよ。
相手を前にすると緊張してしまう
緊張するのは当たり前と心得る
誰でも初対面の人と会話をするのは緊張するものです。自分だけが緊張していると思わず、相手も少なからず不安を感じていることを覚えておきましょう。
特に初めてのお見合いの場合は緊張もひとしお。単にお見合いという空間に慣れていないだけということもあるので、緊張に対して心配しすぎる必要はありません。
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緊張はあえて告白する
緊張によって無言になってしまうと、相手に無愛想な人と思われてしまう可能性も。あまりに緊張して言葉が出てこないときは、思い切って「緊張していること」を伝えるのがおすすめです。


このように相手と緊張を共有することで、グッと距離が縮まる場合もあります。
最初から期待しすぎない
相手のプロフィールの情報を鵜呑みにし、お見合いの前から過度な期待を寄せるのは禁物です。「まさに理想の結婚相手だから、お見合いの会話では絶対に失敗できない…」という思い込みが緊張を加速させてしまいます。
特に結婚に夢を見ている女性は注意しましょう。プロフィールの情報は会話をスムーズに進めるための材料程度に扱い、実際に理想のお相手かどうかは会ってから判断するのが賢明です。
お見合いの先輩に学ぶ、お見合いに最適な話題と不適切な話題
お見合いに適した話題は「いかに相手が答えやすいか」
ここからは、会話の例文とともにお見合いに適した話題・適さない話題を具体的にご紹介します。
挨拶・きっかけ:天気など無難に答えやすい話題


そこから広く話を広げるのは難しい(お話が上手なひとは大丈夫と思いますが)ですが、話をするキッカケというか入り口になるので、そこはいいと思います。
初対面の相手との初めての会話は、誰もが答えやすい身近な事柄がおすすめ。例えば天気などがこれに当たります。回答しやすい話題で緊張をほぐす「アイスブレイク」は、ビジネスシーンにおいてもよく使われる手法です。
ただし、単純にいい天気か悪い天気かだけを述べるのはNG。次の会話につなげるために、天気に関連する質問をプラスしてみましょう。



答えやすい話題例をもっと見る(クリックで展開)
お見合い中の会話:趣味や仕事などお互いを深く知れる話題


その仕事に対して誇りを持っているか会話するうちになんとなく分かるから。
お見合いの中盤では、相手のパーソナルな部分につながる話題が適切。中でも趣味や仕事の話は答えやすいのでおすすめです。趣味や仕事が自分と同じ分野なら一層盛り上がりますし、反対に全く知らない領域の話なら質問から会話を広げることができますよ。
終わりの会話・切り上げの挨拶:お礼や次回につながる話題

また違うスポットを聞いて、同じように会話を続ける。他に気になっているスポットある?と聞いて、次のデートに繋げる。

ドリンクの残量が少なくなってお見合いも終盤に差し掛かったら、次の約束につながるトピックを振ってみましょう。話題のスポットやおすすめのお店などは次回のデートの話に持っていきやすいです。
また、そのときにはきちんとお礼を伝えることも忘れてはいけません。お互いが気持ちのいい時間を過ごせたと思えるよう、終わりの挨拶まで気を抜かないようにしましょう。



…すみません、思わずドリンクがなくなるほど話し込んじゃいましたね。よければ次回は、その穴場スポットに連れて行っていただけますか?


思いやりに欠ける話題はお見合いに適さない
家族構成などプライバシーに関する話題

初対面の相手に対してプライバシーを掘り下げるような話題はタブーです。結婚相手かどうか見極めるために家族構成などが気になる気持ちは分かりますが、まずは相手を深く知ることが先決。初回のお見合いではプライバシーに関する話題は避け、2回目以降のデートから少しずつ聞いていくのが無難です。
NG話題例をもっと見る(クリックで展開)
過去の恋愛に関する話題


家族構成などと同様、過去に経験した恋愛に関する話題もお見合いには不適切です。友だち関係ならまだしも、新しい恋愛を求めている同士で過去の恋愛話を披露しても得られるものはありません。
過去の恋愛に嫌な思い出があれば相手は不快な気分になりますし、「自分に興味がないのでは」という気持ちにもなるでしょう。
また、過去の恋愛に関する直接的な質問でなくても、お見合いに関する話題は避けた方が無難。「お見合いは何回目ですか?」「なぜお見合いをしているんですか?」などの質問は不愉快に感じる人が多いです。
年収などお金に関するデリケートな話題


結婚とお金は切っても切り離せない関係ですが、初対面の相手にお金の話を振るのは失礼です。お見合いの目的は会話によって相手の人柄を知ること。収入などのスペックはプロフィールから推測できることも多いので、わざわざ会話のネタにするのは控えましょう。
自慢話や下ネタなど初対面では盛り上がりにくい話題

場を和ませようとする気持ちから下ネタを言ってしまうことはありませんか?最近では「サバサバ系女子」として下ネタが平気なキャラもウケていますが、結婚相手を見極めるお見合いの場では需要がありません。
また、一方的な自慢話も控えるのはおすすめ。人となりが分からない状態で自慢話をされても、相手は尊敬するどころか不快に感じるだけです。特に女性は無意識にマウンティングをしてしまう人も多いので、普段の言動から気をつけておきましょう。
好印象・悪印象を与える会話の進め方とは?
「誠実さ」が伝わるかが好印象の分かれ道
せっかくのお見合いのチャンスは相手に好印象を与えたいもの。大切なお見合いの前に、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。
目を見て、話をきちんと聞く

理由としては、目を見て話している人はやはり、きちんと話を聞いてくれていると感じますし、それに相槌のタイミングが良ければ話をしていて嬉しくなります。
「しっかり聞いていますよ」と相手に伝わるように話を聞くことは、会話のマナーの基本。目を見るのはもちろん、時折相槌を織り混ぜるのも効果的です。
ストレスなく会話ができるかを結婚の項目として重要視している人は多いので、自分の会話中の態度を今一度見直してみましょう。
周りに対する愚痴を言わない


仕事に熱心に取り組まれている話を聞けると相手に尊敬の気持ちを持ちますし、長年よい友達関係が続いている話を聞くと、人を思いやる心をもってみえるんだなと感じます。
誰かに対する悪口や不満を聞いて気持ちがいい人はいません。お見合いではなおさら、愚痴ばかり言う人に好印象を持つ人はいないでしょう。愚痴や悩みをこぼしていいのは親密度が高まったときだけと心得て、マイナスな発言は控えるのが賢明です。
話を盛り上げようという姿勢を見せる

会話を広げてくれる、こちらの振った話に対して自分の感想を話してくれて更に次の話に繋がって行くと会話が盛り上がっているなと感じる。
話し下手だからうまく会話ができないと落ち込む必要はありません。お見合いにおいては、話を盛り上げたい・もっと話をしたいという姿勢を示すことの方が大切です。
話を聞くときは笑顔を心がけたり、積極的に質問を返したり、一生懸命に会話を盛り上げようとする気持ちはきっと相手に伝わりますよ。
悪印象を与える態度について見る(クリックで展開)
非常識な態度は悪印象につながる
基本的なマナーがなっていないと、相手に不愉快な印象を抱きます。普段の自分の会話や態度が失礼に当たらないか、今一度確認してみましょう。
自分のことばかりを話す

話題の主人公が自分ばかりといのは、あまりにも相手への思いやりに欠けています。会話とは、キャッチボールのようにお互いに言葉の掛け合いで成り立つもの。緊張のしすぎで自分の話しか思いつかないということもありますが、なるべく質問をするなど相手の反応を待つ余裕を持ちましょう。
身だしなみ・食べ方に問題がある

食べ方が汚いのも印象が悪いですし、会話に一言だけで返す人も何しに来たんだろうと嫌な気分になります。
見た目に清潔感がない、食べるときに口を開けたまま咀嚼するなど、一緒にいる相手を不快にさせるのは明らかにマナー違反です。
特にお見合いは結婚相手を見つける場所。身だしなみと食べ方に難がある人を、交際相手はもちろん生涯の伴侶に選ぶ人はいないでしょう。
相手の話に対してリアクションをしない

自分の話に対してリアクションが薄いと、話を振る方は虚しい気持ちになるだけです。話がつまらない・相性が合わないと感じた相手でも、お見合いという場に来ているからはきちんと会話を続ける責任があります。
わざとらしい過度なリアクションをする必要はありませんが、せめて相手が「来なければよかった」と思わないような配慮を心がけましょう。
こんな相手にはどう対応すればいい?
おしゃべりなお見合い相手
お見合い相手がおしゃべりのときは、いかに相手が気持ちよく話を続けられるかがポイントです。程よいタイミングで相槌を打ちつつ、さりげなく会話をコントロールしましょう。
聞き役に徹する
話すのが好きな相手には、相槌と質問を組み合わせてどんどん話を引き出しましょう。このとき、同じ相槌を繰り返すのではなく「へぇ」「そうなんですね」「なるほど」などいろいろなパターンを自然に使い分けるのがミソ。つまらなさそうな態度やわざとらしい態度を感じ取ると相手は白けてしまいます。
また、おしゃべりが好きな相手は会話を楽しみたい気持ちが強いので、自分の意見があるときははっきりと言葉にしましょう。ベースは聞き役に徹しつつ、時折自分の言葉を投げかけることでスムーズに会話が盛り上がりますよ。
会話の切り上げ時を見極める
おしゃべり好きの人は時間を忘れて話しがちなので、ついつい切り上げるタイミングを見失っていることも。聞き役のあなたが会話の切り上げ時を見極め、会話をさりげなく操りましょう。

会話を切り上げるタイミングで、話が面白かったこと・また聞きたいと思っていることを伝えるのがポイント。相手は嬉しい気分になり、お互いに気持ちよくお開きにできます。
無口なお見合い相手
無口なお見合い相手を攻略する鍵は「質問」にあります。質問力を磨くことで、話し下手な相手とも楽しく会話ができますよ。
自分の話ばかりにならないように注意する
お見合いでは話し下手の人に当たることもあるでしょう。相手の反応が薄いと、つい焦って自分の話ばかりになってしまいがちですが、これではますます相手は話しづらくなってしまいます。
盛り上げようという気持ちが裏目に出て、「自分の話ばかりする人だな」と思われてしまうかもしれません。単純に相手が緊張しているだけということもあるので、まずは軽い話題で場を和ませながら、少しずつ相手に話を振っていきましょう。
話を引き出すコツをもっと見る(クリックで展開)
「オープンクエスチョン」で話を引き出す
無口な人はおしゃべりが苦手なので、「はい・いいえ」で返答してくることが多いです。ここから話を広げるのは難しいので、質問を「オープンクエスチョン」のみに絞りましょう。



このとき、「誰・いつ・どこで・何・なぜ・どうやって」を意味する《5W1H》を意識した質問が効果的です。「はい・いいえ」以外の返答を引き出すことで会話が弾み、相手にとって話しやすい環境が作れます。
退屈そうにしているお見合い相手
相手がつまらなさそうに見えたら要注意。まずは自分の言動を振り返ってみましょう。
独りよがりな話し方はNG
お見合い中、相手の話を聞かず一方的に会話を進めてしまっていませんか?会話はお互いの言葉のラリーによって成立するもの。どちらかが独りよがりな話し方をしていると、一方は会話に参加できず退屈を覚えてしまいます。
自分を知ってもらいたいという気持ちばかりを押し付けるのではなく、お見合いは相手を知る機会であると心得ましょう。
実は極度の人見知りの可能性も
退屈そうに見える相手も、実は人見知りゆえに無愛想な態度に映っているだけかもしれません。お見合いに参加している以上、結婚に対しては前向きなので、相手が打ち解けるタイミングを待ってあげましょう。
このときも、無口なお相手と同様に「オープンクエスチョン」で会話を展開していくのがおすすめ。会話の中で共通点が見つかれば相手は心を許しやすくなり、グッと距離が縮まります。
まとめ
お見合いにおいて、会話がスムーズに進むかは最も重視したいポイントです。相手との相性もありますが、お見合いでの会話に多いお悩みのほとんどは自身の会話術を磨くことで解決できますよ。
どのようなお悩み・相手にも共通するのは相手を楽しませる気持ちを持って会話に臨むこと。会話は一種のキャッチボールであり、お互いの思いやりを見せ合う共同作業です。あなたの盛り上げたいという気持ちが相手にも伝われば、きっと楽しい時間が過ごせることでしょう。