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「仕事がない」と悩む人は多い!
忙しい、疲れたと疲弊する人がいる一方で「仕事がない!」と悩みや焦りを抱えている人も多い様子。
仕事がないと、安定した収入が得られなかったり、周囲とのキャリアのギャップの発生といった問題に直面しやすくなります。特に収入面での問題は、1人暮らしをしている社会人にとっては死活問題。「仕事がない」という悩みはなるべくなら無縁でいたい問題であるといえるでしょう。
ここで、feely編集部では20〜40代の男女に【「仕事がない」と悩んだことはありますか?】という質問を投げかけてみました。すると…
20〜40代男女100人に聞いたアンケートによると、「仕事がない」と悩んだことがある人は実に80%以上!
実際にはどんな悩みなのか、気になりますよね。
上記のアンケートで「仕事がない」と悩んだことがあると答えた方に、さらに具体的にその悩みについて伺ってみました。すると、以下のような回答が。
仕事がないと暇で辛い…という意見多数!
まず挙げられるのが、やるべき仕事がなく暇を持て余してしまうという悩みです。

特に接客業では、客足に忙しさが左右されがちといえます。かといって暇なそぶりはあからさまにできないため「忙しいふり」をするのが次第に苦痛になってくるという意見も。

出社するものの、自分のスキルでできる仕事がなく居づらい…という悩みも少なくない様子。周囲が忙しそうにしているほどいたたまれなくなってくるといいます。
働きたいのにやりたい仕事がない、というパターンも多い
上記ではすでに働いている人による「仕事がない」悩みでしたが、ここでは働きたいのに「仕事がない」という悩みの声をピックアップ。立場の違う「仕事がない」悩みではありますが、転職希望者が増えている現代では増加傾向のある悩みだといえます。

せっかくのスキルも、活かせる環境がなければ宝の持ち腐れ。自分を活かせる環境に辿り着くまでが困難の道のりとなっている人は少なくありません。

スキルもやる気もあるのに、タイミングの良し悪しやさまざまな条件によって「仕事がない」状況に追い込まれてしまう人も。

そもそも、やりたいと思える仕事がないという場合も意外と多い悩みの様子。やりたい仕事はないけれど、仕事をしなければ生活できないため妥協して就職してしまう…という意見も寄せられました。
以下からはアンケートを元に、仕事がない悩みについてさらに詳しく迫っていきます!
仕事がない悩みの主な原因は2つ
一口に「仕事がない」といっても、大きく2つの悩みに分けられる傾向が見られることがわかりました。
実際にはどういった仕事がない悩みなのか、その原因を具体的に見ていきましょう。
会社に行っても仕事がない
仕事がないという悩みの主な原因の1つは、会社に行っても仕事がないということ。社内失業と呼ばれることもあり、働くモチベーションに影響しやすい大きな悩みといえます。
仕事をしようと毎日満員電車に揺られて出社しているのにやるべき仕事がないと、暇を持て余し次第に就業時間が苦痛なものに。近年はパソコンさえあれば、わざわざ出社しなくても家や近場のカフェでも可能な仕事は増えています。そのため、出社の必要性が揺らぎ始めている仕事が増えているといっても過言ではありません。
出社したのに暇な時間が多すぎる…

出社したものの、特にすることもなく暇を持て余していることに悩む人は少なくありません。
最初こそ暇なのに給料がもらえてラッキー、と楽観的に考える人も多いようですが、暇な時間が長引くほど、次第に会社での自分の必要性や社員である意義などに不安を感じるようになるでしょう。
また、出社したのに仕事がないという会社は単純に仕事量が少ないというだけではなく、経営に黄色信号が点滅している場合も。特に小さな会社の場合は、暇か多忙かで運営の良し悪しを推し量ることも不可能ではないといえます。
上司や同僚が仕事を回してくれない

周囲は忙しそうにしているのに自分だけが暇…という場合は、上司や同僚、あるいは会社ぐるみで故意的にあなたへの仕事を減らしている可能性も考えられます。あるいは単純に忘れられているという可能性もなきにしもあらず。
また、専門性のある仕事であったり、高いスキルや経験が必要な内容であったりすると、タイミング次第であなた自身のスキルによっては不要な人材として扱われてしまっている場合も考えられます。
やる仕事がないのに残業させられる
本来なら定時で帰ってもいいのに、会社の雰囲気によっては冷ややかな視線が痛い…なんていうこともまだまだ多いもの。
やる仕事もないのに空気を読んでほとんど意味のない残業を繰り返したり、強要させられるということは働くモチベーションを大きく下げ悩みやストレスとして心身ともに負担となるでしょう。
就活・転職したいのにやりたい仕事がない
そして仕事がない悩みのもう1つの大きな原因は、働く意欲があるのに仕事がないというものです。
面接を受けても立て続けに落ちてしまったり、働きたい会社で求人が出ていなかったり、自分の力だけでは解決できない面が多いのも悩みの種となっている様子。
自分に向いている仕事がよくわからない

働く意欲はあるものの、自分には何ができるのか、何がしたいのかを考え直した時にそれが見つけられず悩んでしまう人は少なくありません。
ハローワークや転職エージェントを活用しようにも、自分のやりたい仕事がよくわからないためにスムーズに前進できないため就職・転職活動への不安へと繋がりやすいといえます。
理想の求人になかなか出会えない

やりたいと思える仕事はどこにでもあるわけではありません。特に地方在住の場合、やりたい仕事は都心部に行かないとない可能性も高く(もちろん逆もあります)、就職・転職以外にも引越しや役所系の手続きなどやらなければいけない面倒なことたくさん。
また、働く時間帯や場所、収入、福利厚生など条件が多ければ多いほど求人は絞られ、なかなか理想に出会えないと悩む人は多いようです。
就活・転職活動に不安がある

やりたい仕事=今よりも高収入な仕事とは限りません。調べてみたら今の仕事よりも収入が減ってしまうということは多々あります。そのため、やりがいをとるか、生活の安定をとるかの葛藤に悩むことは転職希望者に多い様子。
また、転職が成功するまで収入が減ることへの不安や、本当に希望の仕事に就けるかなど、未来への不安に頭を抱えている人は少なくありません。
会社に行っても仕事がない…考えられる5つの理由とは
ここからは、仕事がない悩みとなっている理由をより深く迫っていきます。
まずは、会社に行っても仕事がない悩みについて考えられる理由を5つ挙げていきましょう。
考えられる理由① 上司があなたのことを放置しているかも
会社で仕事をしている場合、基本的にはあなたの上司やリーダーとなる人物が仕事の采配を行います。社員のスキルやペースを見極めバランスよく仕事を分担することが求められますが、上司も人間、上司自身の仕事量や感情などによってそのバランスが崩れることがあります。
上司が忙しいと放置されやすい
上司自身が多忙な場合、あなた自身にある程度の積極性がないと仕事がないことに気付いてもらえない場合も。
さらに、その上司が担当する社員やメンバーが多ければ多いほど、その目は届きにくくなることは容易に考えられるでしょう。
そもそもあなたの実力が足りず、任せられないと思われているのかも
上司が多忙そうではない、人間関係に問題がないのに仕事がない場合は、あなた自身のスキルや経験値が足りないため現状必要とされていないことも考えられます。
考えられる理由② 同僚や上司からのいじめ
本来ならあってはならない問題ですが、人間関係には多少のトラブルはつきもの。ちょっとした喧嘩や誤解からいじめ、無視、いやがらせが発生することは少なくありません。
原因は自分?相手?見極めが必要
人間関係のこじれには早めの対策が必要です。おかしいと感じたら、まずは冷静に状況の分析をし解決の糸口を探りましょう。
自分に非があると気付いたなら速やかに謝罪やフォローを入れること。相手に非がある場合は、仕事がないことへの抗議をする、上層部への相談などをすることで解決へ導くことが可能になります。
考えられる理由③ あなたの仕事のペースが早い
あなたの仕事をこなすペースが他の人よりも早い場合は、時間を持て余す結果になりがちです。仕事のペースが早いことは素晴らしいことですが、自分の仕事が終わったからといって終業できることは稀でしょう。
自分の仕事が早く終わったらもう1度見直して完成度を高めて
仕事の速さを意識しすぎると、時には1つ1つの作業が雑になってしまうこともあります。
自分の仕事が早く終わったら、もう一度見直し完成度を高めることで仕事への評価が上がります。
そもそもの仕事量が少ないのかも
自分では仕事が早い、と感じていたかもしれませんが、そもそも割り振られていた仕事量が少ない場合もあります。単純にやるべき仕事が少ないか、あなたへの評価が低く見られている可能性があります。
考えられる理由④ 新人のため任される仕事が少ない
入社間もない場合は、任せてもらえる仕事が少ないため「仕事がない…」と感じやすいものです。
仕事を覚え、やれることが増えてくれば自然と仕事量が増えるので、その不安や焦りは一時的なものといえるでしょう。
仕事を増やしたいなら先輩や上司からの学びの姿勢を
新人だからといって暇な時間を過ごしたくない、という方は、先輩や上司の働きからから多くのことを学べるチャンスを逃さないようにしましょう。
特に尊敬できる上司や憧れの先輩の働き方をじっくり見ることで、デキる人のいい働き方を覚え自身のスキルアップにも繋がります。
考えられる理由⑤ 仕事への姿勢が受け身である
普段から言われたことしかしていないという受け身の姿勢をとっていると、指示がないと動けない体質になりがち。
多忙な上司や先輩の場合、いつでも指示を与えてくれるわけではありません。指示待ちの時間を持て余しているなら、自分から仕事を探す努力をしてみましょう。
言われたことしかやっていないなら改善しよう
言われた仕事しかしていないという実感があるなら、早急に改善する意識を持つことをおすすめします。指示待ちの姿勢が当たり前になってしまうと、自身のキャリアアップのチャンスも活かすことができません。
会社に行っても仕事がない…そんなときどうする?6つの対策法
やるべき仕事が終わってしまった…
忙しいふりをするのはもう限界…
そんなときはこんな対策方法がおすすめです。
対策① 上司へのこまめな報告が必要

上司があなたのことを放置しているがゆえに仕事がない場合、まずは放置されている状況を打破することが大切です。
多忙な上司や担当人数の多い上司の場合は、放置しようと思って放置しているわけではなく単純に目が行き届いていないことも多々あるので、積極的に仕事の有無を確認することが必要。また、与えられた仕事が終わったならその都度報告を欠かさず行いコミュニケーションをとることで、「じゃあ、次はこれをお願い」と頼まれやすくなります。
仕事への積極性のアピールになる
仕事1つ1つの完了報告をこまめに行うことは、ミスを減らすだけでなく仕事への積極性のアピールにもなります。頼り甲斐のある社員として認識され仕事量が増えれば、仕事がない悩みは次第に解決することでしょう。
対策② 職場内のコミュニケーションの見直しを

上司や同僚との人間関係に問題がある場合は、問題の根本を冷静に見極めた上でそのコミュニケーションのあり方を見直すことが大切です。
仕事とプライベートは別物と割り切りる強さも時には大切です。特にいじめの場合は、弱っている様子を見せると相手をつけ上がらせてしまう可能性が。そんなものは気にしていないとばかりにポジティブに過ごすことでいじめは沈静化することもあります。
コミュニケーションの基本!あいさつは積極的に元気よく
まずは、元気のいいあいさつを心がけてみましょう。元気な挨拶ができる人は周囲にいい印象を与えやすいもの。信頼を得て仕事を増やすきっかけにもなります。
自身の仕事へのスイッチにもなりやすいので、仕事へのモチベーションを保つためにも役立ちます。
適度に受け流すタフさも必要だが、無理は禁物
いじめや嫌がらせなんてくだらない、と受け流す心の強さも必要ですが、無理は禁物。「大丈夫」と思っていても、心のどこかではストレスになっているもの。心身に不調が出る前に、適切なケアを行うことも必要です。
過剰ないじめや嫌がらせが続く場合は、会社の上層部や相談機関に報告・相談し対処してもらうことでスムーズに解決へ進めることが可能になるでしょう。
対策③ 暇な時間を勉強や副業に充てる
することがないからといって無為にその時間を過ごすのはおすすめできません。時間は有限です。効率よく有意義に過ごすことであなた自身の未来が大きく変わります。
資格や転職のための勉強に充て、自身の成長のために暇な時間を使いましょう。本業に支障がない程度の副業で副収入を得るのもおすすめです。
資格取得やスキルアップのチャンス!

普段はなかなか進まない資格取得のための勉強も、暇な時間があれば随分とはかどるはず。PCや本・資料での勉強なら、あからさまに暇な空気を出しません。
他にも社内外の研修に積極的に参加すれば、社内でのキャリアアップにも繋がりやすいでしょう。
PCを使用した副業なら取り入れやすい

通常業務にPC作業が多いなら、リモートワークを活用した副業で稼ぐのもおすすめです。クラウドワークスやランサーズといったマッチングアプリに登録すれば、数分でできるようなアンケート回答のような簡単な作業からWEBメディア用の記事執筆といったライティング業務などさまざまな副業があります。収入が増えれば本業との逆転も不可能ではありません。
また、自身のSNSを充実させインフルエンサーとして活躍することも夢ではありません。
対策④ 自分から仕事を探す
普段から指示された仕事しかしていないなら、自分から仕事を探すクセを身につけるようにしてみましょう。周囲を見る目が養われ、のちの自身の働き方にもいい影響が期待できます。
探しても仕事がない場合は、職場環境の整理整頓や掃除をするのもおすすめです。環境が美しく整うと、気分もよくなりますよ。
上司や同僚に手伝えることはあるか聞こう

その後、徐々に仕事を振ってもらえました。
自分は暇だけど周囲は忙しそう…そんなときは忙しそうにしている人に手伝えることがないか聞きましょう。
些細なことでも協力して行うことができればお互いにメリットに。また、忙しくしている人のお手伝いをしてその人の働き方を見て学ぶことで、暇な時間を抜け出す大きなヒントとなることもあります。
ただ、タイミング次第では相手の邪魔になってしまうので、状況をうまく汲んで伺うようにしましょう。
対策⑤ 思い切って転職する

暇な時間が長期間続いていると仕事へのモチベーションが下がったり、自身の職場での価値や会社運営に不安を感じることも。
今の仕事にとどまっていても意義を見出せないなら、思い切って転職してしまうのがGOOD。転職活動を始めれば自ずと暇な時間は減り、新しい環境への期待が高まります。今よりもいい条件で働くことも夢ではないので、自身のキャリアアップにも役立つ可能性が高いといえます。
環境を変えることでもっと自分を活かせる場へ
暇な時間が耐えられなくなったら、自分で環境を変える勇気が必要になります。燻っていたあなたのスキルも、環境が変われば非常に役立つことは少なくありません。
自分のできることややりたいことなど、自分の市場価値を理解し、自分を活かせる場所を探す自己プロデュース力を鍛えましょう。
対策⑥ 信頼できる人に相談し不安を解消する

仕事がないことに悩んでいるなら、自分1人で悩まずに身近な人へ相談しましょう。
言葉にして悩みや焦り、不安を外に出すことで、心の中のモヤモヤが少なからず解消するはず。また、第3者からのアドバイスで仕事がない悩みを打破するヒントが得られるかもしれません。
プロのカウンセリングなら的確
とにかく自分の悩みや不安を聞いてほしい…解決へ導いてほしい…
友人や上司、先輩だと、あなたの悩み相談がいつの間にか相手の自慢話やお説教になって余計に落ち込んでしまうこともしばしば。そんな事態を避けたいなら、プロに相談するのが1番です。
オンラインカウンセリングのcotree(コトリー)は、24時間好きな場所・時間でプロのカウンセリングが受けられる今注目のサービス。仕事がない悩みはもちろん、人間関係や恋愛など様々な悩みに対応可能ですよ。
利用しやすいオンラインサービスだけでなく、対面式でじっくりと悩みと付き合ってくれる職業カウンセラーもたくさん。あなた自身の性格や好みに合わせて、マッチした方法で相談してみてくださいね。
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就職・転職したいのにやりたい仕事がない…考えられる4つの理由とは
就職・転職したいのにやりたい仕事がない…は仕事がない悩みのもう1つの大きな原因。これには以下の4つの理由が考えられます。
考えられる理由① 自分のやりたい仕事がわかっていない

自分のやりたい仕事を知ることは、就活・転職の第一歩。
稼げればなんでもいいという人もいますが、無意識でやりたい/やりたくないという判断をしていることも多いので、結局なんでもいいというわけではなく行動に繋がりにくなってしまうといえます。
やりたいこと、やりたくないことを考えてみよう
就活・転職をスタートさせる際に、まずは自分のやりたいこと、やりたくないことについてしっかり考えてみましょう。やりたいことがすぐ思いつかない場合は、やりたくないことから考えてみるのがおすすめ。
とりあえず求人情報を見ながら、実際に就職するかどうかは置いておいて興味のある仕事にはマルを、やりたくない仕事にはバツをつけていってみましょう。ある程度チェックが進めば、自分の考えの傾向が見えてくるはずです。あとはマルをつけた中からより自分にマッチするものを絞ったり、探し直せばOKです。
考えられる理由② 求人条件を絞りすぎている
やりたい仕事はあるものの、あれこれと条件を提示し過ぎていませんか?
100%あなたの希望通りの仕事がみつかることは非常に稀。あってもそんないい条件ならそもそも十分人手が足りていて求人情報が出ていない可能性もあります。
恋愛と同じかも…高すぎる理想は叶いにくい
「結婚するなら絶対イケメンで、絶対金持ちで、絶対優しくてetc…」と恋愛において理想が高い人ほど婚期が遅れがち。自分の価値とのバランスを無視して理想を追い求めるのは現実的ではないことは想像に容易ですね。
就職・転職も恋愛と同じように考えてみましょう。収入や労働条件など理想を挙げるだけでなく、多少の妥協も必要だということを受け入れれば簡単に環境を変えることは可能です。高い理想が絶対に譲れないというなら、それに見合う自分になることが必要です。
自分の市場価値を理解して身の丈にあった求人を
自分の価値を知らずに就職・転職活動を行うのは要領がいいとはいえません。
効率よく就職・転職活動を成功させたいなら、まずは自分の市場価値を理解することが大切です。あなたが自分で思っている以上に希少価値があるかもしれませんし、逆である可能性も。どちらにせよ、今の仕事よりも自分にマッチした環境を得るチャンスになるので、暇な時間を利用して自分自身の市場価値について見直してみましょう。
価値観×AIキャリア診断「VIEW」は、簡単な診断であなたの市場価値をチェックしてくれるアプリです。特に転職希望者におすすめで、希望以上の転職先を見つけるきっかけになりやすいといえます。
考えられる理由③ 情報収拾が足りない
やりたい仕事を見つけても、なかなか自分にマッチする求人が見つからない…という悩みもよく聞きます。
求人情報誌やネットで求人情報を流し見ているだけでは、就職・転職に必要な情報はほとんど集められていないといえます。現代はたくさんの情報で溢れていますが、いらない情報も多過ぎてそもそも自分に必要な情報を確実に知ることが簡単ではありません。
自分だけで探す情報量には限界がある
自分で探す情報には残念ながら限界があるため、プロの手を借りるという選択も時には必要です。ハローワークや転職エージェントといったプロの元には非公開求人も多く集まっており、1人で行動するよりも効率的に情報を集めることができます。
考えられる理由④ そもそも本気で探していない
就職・転職したいとはとは口ばかりで、そもそも本気で探していない…なんてことも考えられます。暇でも給料がもらえているからいいや、と現状に甘んじている人に多い考え方です。
他にも、実家暮らしで仕事やお金に不安や焦りを抱いていない人にも多い傾向があります。
現状に甘んじているとキャリアアップのチャンスにも気付けない
働き盛りの年代に暇に埋もれていると、忙しい同年代に比べて成長の機会が得られません。そうすると、キャリアアップのチャンスも活かせず自身の将来性を自ら閉ざしてしまうという懸念も。
将来の自分のためにも、1日でも早く本気で自分にマッチした仕事を探すのがおすすめです。
就職・転職したいのに仕事がない…そんなときどうする?4つの対策法
就職・転職したいのに仕事がない原因について、考えられる4つの理由について触れてきました。以下からはその理由に対する4つの対策方法をご紹介していきます。
対策① 自己分析をして自分への理解を深める
就職・転職を成功させるには自己理解が欠かせません。
自分がどういう人間なのかを知ることは、やりたい仕事やできる仕事を見つけやすくしたり、逆に向いていない仕事を知るいい機会になります。
まずは【グッドポイント診断】で自分の強みを知ろう
自己理解を深めるためにおすすめなのがリクナビNEXTが提供している【グッドポイント診断】です。
転職希望者向けのサービスのため社会人経験者でないと使えないという面もありますが、会員登録するだけで無料で受けることができる本格的な診断なので非常におすすめ。
数分の質問に回答した後、自分の強みとなる特性を5つ提示してくれるため、自分の長所を知りそれを活かした仕事を探したい人はぜひ受験してみましょう。
\無料で5つの強みを知ろう!/
もっと知りたいなら【ストレングスファインダー】を受験してみよう
上記で挙げた【グッドポイント診断】は無料でできる気軽に受験できる診断サービスですが、もっと詳しく自分のことを知りたい場合は【ストレングスファインダー】の受験もおすすめです。
受験は有料になりますが、1人1人の特性を詳細に診断してくれる上、その特性を生かしてどう働いていくかをフォローしてくれるパーソナルコーチングの受講も可能。就職・転職希望者だけでなく、今の働き方をブラッシュアップさせたい人にもおすすめのサービスです。
ミイダスの【コンピテンシー診断】と【パーソナリティー診断】で自分の市場価値や個性を知る
出典:ミイ」ダス
自分の性格や特性と今持っているキャリアやスキルを合わせて、自分の市場価値を理解するのにおすすめなのがミイダスの【コンピテンシー診断(旧キャリア特性チェック)】と【パーソナリティ診断】です。
【コンピテンシー診断(旧キャリア特性チェック)】では、
- あなた自身に適性が高い仕事と低い仕事
- 職務遂行のために必要とされる能力要素
- マネジメント資質
- 部下としてのあなたのタイプやあなたに合う/合わない上司のタイプ
- ストレスを感じやすい活用や条件、環境
…といったことの予測の結果が得られます。
やりたい仕事だけでなく、自分に向いている仕事や資質、合う上司のタイプやストレスの感じ方を知ることができるので、仕事の選び方に幅が出てきます。
\市場価値チェック、仕事での自己分析、個性の「クセ」の対処法を知りたいなら/
【パーソナリティ診断】では、
- 生まれ持った個性
- 今のコンディション
…を簡単に診断・チェックすることができます。働く上で自分の望ましい状態を維持するための活かし方を知ることができます。自身の働き方を充実させるための自己プロデュースのコツをつかむいいきっかけとなるでしょう。
\市場価値チェック、仕事での自己分析、個性の「クセ」の対処法を知りたいなら/
対策② やりたい仕事ではなく、できる仕事を基準に考えてみる
就職・転職を考える上でやりたい仕事を見つけることは非常に大切ですが、自分のやりたことがわからないという人も少なくありません。そんなときは、自分のできることを基準に考えてみると意外とあっさり見つかることがあります。
自分の得意を活かしてみよう
まずはやりたいことや希望の職種は置いておいて、自分のできることや得意なことについて確認してみましょう。
これまでの仕事の中で手応えや満足感を感じたものやこれまでのアルバイト経験、学生時代の部活やサークル活動、趣味など、長く続けている物事から自分の得意と思えるものをピックアップしてみましょう。見つけづらい場合は、やってみて楽しかったものを思い出してみましょう。
得意なことや、楽しく感じるものは、あなたに少なからず向いているものといえます。現状のスキルを磨くことで、得意が仕事へ活かされることも夢ではありません。
スキルがあるなら独立も視野に入れて
自分の得意なこと、楽しいと思えることに一定以上のスキルがあるのなら、思い切ってそれを主軸に独立してしまうのも1つの手。フリーランスとして活動したり起業することで、仕事としてのモチベーションが高まります。
対策③ 身に付けたいスキルを目安にしてみる
やりたいことも特になく、得意といえることも見つからない…そんなときは、やってみたいことや将来的に身に付けたいスキルを目安に考えてみることもおすすめです。
なるべく明確に身に付けたいスキルを意識することで、おのずとやるべきことが見えてくるはず。
長期的な目線で自分の将来性に期待するとモチベーションも上がる
数年後、あなた自身はどんなことができる人になりたいでしょうか。
英語が話せるようになりたい、自分のお店を持ちたい…など最初におおまかな目標やゴールを設定しておくことで、逆算したときにどんな仕事をしたらいいのか見えてきます。なりたい自分になるために必要なことだと思えば、少しくらい大変なことでも熱意を持って取り組むことができるでしょう。
対策④ プロのエージェントのサポートなら希望以上の就職・転職も可能!
自分1人だけでどうにかしようと思っていてもなかなかいい結果がだせないなら、1度プロのサポートに頼ってみましょう。
効率的な求人の検索だけでなく、スムーズな就職・転職のためにやるべきことややった方がいいことのアドバイスを受けることも可能です。就職・転職活動の際の悩みも相談しやすいので、不安や焦りを溜め込むこともほとんどありません。
業界に通じた第3者目線であなたの価値を診断、売り込み方を教えてくれるので、希望以上の就職・転職も不可能ではないでしょう。
転職エージェントの活用のメリット
転職エージェント最大のメリットは、転職活動の負担を軽減してくれること!
特に求人検索の効率化は非常に大きなメリットです。非公開求人も多いので、自分1人では探しきれなかった情報を簡単に得ることが可能になります。他にも、転職活動に関わる交渉を代理で行ってくれるエージェントも多く、面接の日程調整や年収の交渉といった言いにくいことも代わりにしてくれるので希望を通しやすくなります。
そして何より、1人じゃないという心強さは転職活動の際の自信へ繋がるため、結果として満足度の高い転職活動をすることが可能になります。
【転職満足度No.1!】doda
出典:doda
転職エージェントの中でもサービスやスタッフの質が高く、その満足度が高いと人気なのが日本最大級の紹介実績を持つ転職エージェントdoda(デューダ)。
求人量がかなり多く、全国の非公開求人のうち8~9割をdodaが抱えているそう。提案してくれる求人数が多いことが期待できるため、やりたい仕事が見つからないと悩んでいる方はdodaに登録してみることをおすすめします。
【二人三脚のサポートが魅力】DYM就職

出典:DYM就職
就職を叶えるまで二人三脚でサポートしてくれるDYM就職は安心感の高さがウリ。営業職、エンジニアに強いので、そういった職を希望しているならおすすめのエージェントです。
DYM就職では採用担当や企業の社長と直接交渉ができるため、登録後に書類選考なしで面接までセッティングも可能に。スピーディーな転職をしたい方に好評です。人物重視採用行なっているので、なかなか面接まで辿り着かない…と悩んでいる方はぜひ活用しましょう。
【最短2週間で仕事がない悩みから卒業可能】JAIC
出典:JAIC
「就職後も安心して、長く働き続けられること」をモットーに働きたい人への支援を行うJAICは、20代の転職・就職のサポートに定評があります。就職成功率はなんと81.1%!入社後の定職率も高く、それはその人にマッチした仕事を紹介しているという証拠であるといえるでしょう。
また、フリーターからの正社員就職のサポートにも強いので、やりたい仕事がないといってブランクが空いてしまった後の就職でも安心です。
【もっと上へ!自分を高めたいなら】キャリアスタート

出典:キャリアスタート
若手に特化した就職支援を行なっているキャリアスタートは、仕事がない悩みを持つ上昇志向の人におすすめ。
IT・通信関係、次にサービス業、マスコミ・広告関係求人が多いのが特徴で、その業界への転職を考えている方におすすめのエージェントです。
定期的に転職交流会を行い、同世代で話し合う機会が得られるので、仕事がない悩みを分かち合ったり刺激しあったりといつも賑わっているといいます。
仕事がない悩みは解決できる!満足度の高い働き方のために、自分の働き方の見直しをしてみよう
会社に行っても仕事がない…やりたい仕事がない…など、仕事がない悩みにもさまざまな悩みがあり、リアルな声に共感した人も多いのではないでしょうか。
今回は「仕事がない」という悩みに対してたくさんの対策法もご紹介してきました。満足度の高い働き方は、毎日に充実感を感じさせてくれます。限りある時間を無駄にしないためにも、仕事がない不安や焦りから少しでも早く脱却するためにも、ぜひ今回挙げた対策法を取り入れてみてくださいね。