【またこの季節】駐車場で子供の泣き声、なぜ車内放置は繰り返されるの?

なぜ、子供の車内放置は毎年繰り返されるのでしょうか?夏の車内温度は50℃近くまで上昇します。車内放置して死亡するケースが後を絶ちません。エアコンをつけている、少しの時間、寝ているから・・その理由をまとめました。

なぜ、繰り返されるのでしょうか? 親がパチンコやショッピングを楽しんでいる間、駐車場に長時間放置される子ども。炎天下の自動車内に置き去りにされたため、脱水症や熱中症に陥り、死亡に至る。そんなニュースが猛暑が続く季節になると、目にします。無責任な親の行動に遭遇したエピソードがTwitter上にまた投稿されています。

商業施設の駐車場、炎天下の車内に子どもが放置…

間一髪、女の子は助かりました。現場で目にした方が、怒り狂ってしまう気持ちを察します。

わざわざ大切な我が子を危険な目に遭わせたい親はいないはず。

それにもかかわらず、子どもの車内放置事故が毎年繰り返される理由とは?

「少しだから」「寝ているから」「クーラーをつけているから」親の甘い考えが子どもの命を奪うことに

毎年、発生してしまう子どもの車内放置事故。

「戻ってくるまでの少しの時間だから大丈夫」
「子どもが寝ているから起こしたくない」
「クーラーをつけているから問題ない」

実は、これらの理由で放置する親がほとんど。

日本自動車連盟の実験では車内温度は50℃近くまで上昇

環境省の熱中症予防サイトでは31℃以上の環境は「危険レベル」とみなしています。さらに、JAF(一般社団法人・日本自動車連盟)が行った実験によると、最高気温23℃の日であっても車内温度は50℃近くまで上昇しています。

JAF 車内温度 温度計測の実験結果

出典:jaf.or.jp

赤ちゃんは、一見スヤスヤと気持ちよく寝ているように見えても、実は体内では大人が小走りをしている時と同じくらいの代謝をしていることになります。これは大人に言いかえれば、50℃近いバスの中を走り回っていることに相当します。春先の爽やかな季節のもと、車内でスヤスヤと寝ている幼児が10分程度の短時間のうちに重症疾患になったり、死に至る可能性もあることを認識すべきなのです。(子供の安全ネットワークジャパン、医療法人誠仁会伊藤病院 伊藤将史院長)

出典:jaf.or.jp

エアコンを作動していても車内温度は40℃前後まで上昇

さらに、エアコンをつけていてもピークの温度は40℃前後まで上昇します。暑くなったペットボトルや、破裂する炭酸飲料の缶ジュースを思い出したら、その残酷さを想像できるのではないでしょうか。

長時間かけて遊ぶパチンコ店で、多くこの事故が発生する原因は明らかです。特に、乳幼児の体温調節がまだ未熟。見た目ではわからなくとも、背中にはびっしょりと汗をかいています。子どもの車内放置は立派な児童虐待。正しい知識を身につけましょう。

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