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2017年01月26日 更新

高橋源一郎の名答!「息子の結婚相手がイヤ!」毒親をぶった斬る

2016年7月18日付の毎日新聞朝刊「人生相談」にて、小説家・高橋源一郎先生による回答がネット上で大きな反響を呼びました。母親が寄せた悩み「次男の結婚相手を認めたくない」に高橋源一郎先生が返した痛快アドバイスには「エールををおくりたい」「素晴らしすぎる」などの感想が集まっています。

小説家・高橋源一郎先生の経歴

高橋源一郎(たかはしげんいちろう)先生は1951年生まれの小説家。(広島県出身)

現在は明治学院大学国際学部国際学科にて教授を務めています。

横浜国大に入学後、全共闘運動に参加して逮捕。拘留中の東京拘置所で失語症を患い、そのリハビリとして小説執筆を始める。72年から横浜で肉体労働を10年続け、その間に大学は除籍中退となった。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長編小説賞優秀賞を受賞、ポップ文学の旗手となる。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島賞を受賞。主な作品に『虹の彼方に』『ジョン・レノン対火星人』『文学がこんなにわかっていいかしら』『ゴーストバスターズ』『あ・だ・る・と』『日本文学盛衰史』など。競馬評論も手がけ、新聞にコラムを執筆、テレビ・ラジオの中継にも出演している。

出典:高橋源一郎 | アーティストプロフィール | ラジオデイズ

『一億三千万人のための小説教室』

出典:『一億三千万人のための小説教室』/岩波新書 新赤版(amazon.co.jp)

高橋源一郎 方丈記

出典:『枕草子/方丈記/徒然草』/河出書房新社(amazon.co.jp)

毒親が高橋源一郎に寄せた悩み「息子の交際相手が気に入らない」

「人生相談」の相談投書は55歳の女性から。

息子を思う母親は藁にもすがる思いで悩みを打ち明けています。

相談内容は29歳次男の結婚相手について。

次男が結婚を考えている27歳の女性の第一印象を悪く感じていたとつづっています。

服装などから抱いたイメージは「宿題を教えることができるのか?」。心配は孫にも及びます。

「自分が認めれば誰も不幸にならないことは理解しているが」と前置き、「どうしても彼女との結婚は許せません」ときっぱり。

人生相談

出典:PIXTA

はたしてネット上で話題沸騰となった高橋源一郎先生の回答とはーー。

正直に申し上げて、なにが問題なのか、わたしにはわかりませんでした。

憲法24条には「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し」と書いてあります。

ご次男とその女性が結婚したいと思っていらっしゃるなら、それを止める権利は誰にもない、ということです。

こうした婚姻の条件は大日本帝国憲法にはありませんでした。当時は、家長の意向を拒否することは難しかったのですね。

ご次男の結婚を「認められない」?「許せない」?

その「上から目線」のことばづかいが、そもそもわたしにはまったく理解不能です。

あなた方は、ご次男を自分の所有物だと思っているのですか?

ご次男は、独立した人格をもった大人なので、そもそも、あなた方に「認めてください」という必要もないのです。

なのに、子としての礼を尽くして、わざわざ、そうおっしゃった。立派な方だ。

それにいちゃもんをつけるなんて、非礼なのは、あなたたちの方でしょう。

百歩譲って、その女性が、どうしても気に食わないということは事実だとしましょう。

その場合、親というものは、「この女性の良さが、わたしにはどうしてもわからない。けれども、息子が好きになったぐらいだから、わたしにはわからない良さがあるのだろう。なんとか頑張って理解してみよう」と思うものじゃないでしょうか。

人生のめでたい門出にあたって、理不尽なケチをつけられているご次男たちが気の毒です。

出典:人生相談:次男の交際相手に納得できない=回答者・高橋源一郎 – 毎日新聞

息子の結婚相手は、親の不安を埋めるものではありません。

親として子どもを見届ける姿勢を改めるべきと、あえてバッサリ斬った高橋源一郎先生でした。

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