イチロー、男泣き。不意にこぼれる涙
スリーベースヒットを放ち、仲間からの祝福を受けた後、サードランナーに戻ったイチロー選手は下を向くなどどこか落ち着きがありませんでした。
そして、ベンチの一番奥の席に座ると、汗なのか涙なのか頬を濡らすイチロー選手の姿が。
ツイッター上では「サングラス越しに泣くイチロー選手」が話題に。
イチローは泣いてる姿もクソカッコいいな pic.twitter.com/ObCEx0YJpX
— マギハロ (@magi_hero) 2016年8月7日
汗にも見えるけど、イチロー多分ベンチで泣いてる pic.twitter.com/sz8lwXIae2
— パルムンク (@suwaharu07) 2016年8月7日
イチロー「自分の感情を殺してプレーしてきた」
イチロー選手は、ゲーム中は決して感情をあらわにしないことで有名です。
WBC決勝・韓国戦の『伝説の一打』でさえ喜びの表情をみせませんでした。
その真意についてイチロー選手は「ダグアウトをみたら感情的になってしまう。だからヘルメットも触るし、スコアボードをみるし、時間つぶしをしなくてはならない」と、スポーツジャーナリストの義田貴士さんに語っています。
しかし、今日はチームメイトがイチロー選手のもとに駆け寄ります。
バリー・ボンズ打撃コーチともがっちりハグ。
イチロー選手は試合後の記者会見にて次のように語っています。
「この2週間強、ずいぶん犬みたいに年取ったんじゃないかと思うんですけど、あんなに達成した瞬間にチームメートたちが喜んでくれて、ファンの人たちが喜んでくれた。僕にって3000という数字よりも僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んくれることが今の僕にとって何より大事なことだと再認識をした瞬間でした」
※イチロー選手の試合後インタビュー動画(記者会見)
「大きな違いは、一本目のヒットを打ったときは、とにかくそのヒットが出て、自分が嬉しかった。人がどう思うかってことはまったく関係なかったですけども、今日のヒットっていうのは僕がどう思うかってよりも、僕以外に支えてくれている人達。その気持ちや思いっていうもののほうが僕にとって大事だったんだなって強く感じた瞬間でした」
計り知れない努力で達成した偉業、この日ばかりは感極り、涙してしまったのかもしれません。
※達成した瞬間の現地動画
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※イチロー、3千本ヒットの凄さが一目でわかる画像はコレ!