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2017年11月24日 更新

「厚化粧の女!」と、罵られる女性たちの気持ちって?

「厚化粧」先日の東京都知事選で、石原慎太郎元都知事が小池百合子氏を罵った言葉、覚えておられる方も多いのではないでしょうか。当選した新知事は皮肉っぽく「これこそディス・イズ・ジャパンですね」と応じていましたが、その後に重要なことを語っていました。彼女が少々厚めにメイクをしているのは、顔にあざがあるから。彼女のように顔にあざや傷、皮膚の障害がある人が他人からの目を気にせずに日常生活を送るためのメイクアップを「カバーメイク」といいます。

化粧品ブランド「Dermablend(ダーマブレンド)」が行ったキャンペーンとは

アメリカの化粧品ブランド「Dermablend(ダーマブレンド)」は”Camo Confession”というキャンペーンを行っています。キャンペーンムービーには、しっとりした褐色の肌が美しい女性Cheriさんが登場しますが……。

Camo Confession

出典:youtube.com

Cheriさんが顔を拭うと、広範囲に白く変色した肌が現れます。

Camo Confession2

出典:youtube.com

これは尋常性白斑症(白なまず)という病気。まだらに、白く抜けたような肌の色になってしまうのが特徴です。この白い肌を化粧品の力で覆い隠しているのです。

しかし彼女は「完ぺきな人なんて誰も居ない。私がこうやってすべてをさらけ出した。みんなも勇気を出して欲しい」と語ります。

Cassandra's Camo Confession

出典:youtube.com

Cassandraさんの悩みはニキビ。メイクを拭うと、顔全体に赤く腫れた大小のニキビが現れます。しかし彼女にとって、カバーメイクはニキビを隠すためではなく、彼女が自分らしくあるためだと話します。

私たちは「人を見た目で判断するな」と常識を語りますが、本当の意味でそれを実践できているのでしょうか。彼女たちが「自分らしくありたい」と願うのは「見た目で判断されて、奇妙なものを見るような視線に晒され続けてきた」から。

化粧には「社会から押しつけられる義務、女性の人格を侵害している」という意見や「自分の顔に自信がない女が塗りたくってごまかそうとしているんだ。欺瞞だ」という意見もあるでしょう。しかし、メイクアップをすることで外見に偏見を持たれることから自由になり、自分らしい姿を見てもらうことができる、と考える人たちもいるのです。

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