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可愛いうり坊 でも、成獣イノシシになると怖い【写真・動画】

人間を襲い、農作物などの食害を伝えるニュースから危険な動物としてのイメージが定着しているイノシシ。

そのイノシシの子ども(赤ちゃん)であり、背中の縞模様や小さくコロっとしたシルエット、豚鼻が特徴的なウリ坊(うりぼう)はかわいいとネットでも人気です。

うり坊

出典:Prokaev_Vladimir / iStock. by Getty Images

ネットで話題を呼んだうり坊の動画をご紹介します。

かわいい! うり坊の由来&イノシシの違い

日本では東北以南に生息するイノシシ。

4個のひづめを持つウシ目の動物(鹿やカバ、ラクダ、ヤギなど)としては中型の大きさに位置づけられ、その体長は約60cmから約2.5mほどになるといわれています。

イノシシの写真

出典:Neil_Burton / iStock. by Getty Images

うり坊(うりぼう)は約10種いるイノシシの仲間とよく勘違いされますが、幼い“イノシシの子”を指します。

そして、なぜ“うり坊”と呼ばれるのか。

うり坊の名前の由来は背中に生えた波形の縞模様(しまもよう)の毛がウリ(縞瓜:しまうり)に似ていることから“うり坊”と呼ばれています。(濃い茶色と薄い茶色の2色でしましまを構成しています)

とても親しみやすい呼び名ですが、逆にいうと、背中の縞模様が消えたイノシシはうり坊とは呼ばなくなるのですね。(消えるまでの期間は4ヵ月程度なのだとか)

他にも“うりっこ”や“ウリン坊”、“うりんこ”とも呼ばれています。

ウリ坊(うりぼう)の背中の模様

出典:PIXTA

縞瓜(しまうり)の模様

出典:PIXTA

たしかに並べるとよく似ています(笑)

この写真からは、うり坊が大きくなるにつれ縞模様や斑模様が消えていく様子を確認できます。

縞模様が消えかかっているうり坊

出典:xalanx / iStock. by Getty Images

他の動物や昆虫にもみられるユニークな体の色模様と同じく、うり坊がもつ波形の縞模様は森の茂みなどで天敵から身を守る保護色として役立つそうです。

※ちなみにバクの赤ちゃんにもうり坊と同じ縞模様があります
マレーバクの赤ちゃん

出典:PIXTA

普段、イノシシは家族と行動しています。

そのため、母イノシシが近くにいる可能性があることから「うり坊をみつけても近づいてはいけない」と呼びかけられています。

イノシシの群れ(うり坊と母イノシシ)

出典:dennisvdw / iStock. by Getty Images

うり坊(イノシシの子)を見かけても、近くに母イノシシがいる可能性が高いので、近づいたり追いかけたりしてはいけません。また、かわいいからと食べ物を与えることはしないでください。人への警戒心を低下させ、人が食べ物の供給源だと学習させることにつながります。

出典:イノシシに出会ったら – 福岡県庁ホームページ

筆者も神戸の繁華街三宮からほど近い新神戸駅付近にて爆走するイノシシを何度もみかけました。

兵庫県のイノシシ被害対策レポートによると、神戸市内だけで1年間に705匹ものイノシシを捕獲したとか!(平成25年)

京都府福知山市動物園のウリざる

種族を超えた友情が話題となった福知山市動物園の子猿「みわちゃん」と「ウリ坊」。

同じ境遇かつ同い年で保護された2匹の友情物語はその後DVDになるほど。

ウリざる 福知山市動物園  子ざるとウリ坊の友情物語

出典:ウリざる 福知山市動物園  子ざるとウリ坊の友情物語(amazon.co.jp)

みわちゃんがウリ坊の背中にまたがる姿は可愛らしく、多くのメディアに取り上げられ、福知山市動物園の入園者増加に大きく貢献しました。覚えている方も多いのではないでしょうか。

ウリざる誕生のきっかけ。

11年前に猿と豚がすごく仲が良かったことを思い出して、今度はイノシシにみわちゃんを託したら仲良うなってくれへんかと思って、やってみたのです。
3日ほどは怒っていたのですが、4日目くらいから、うり坊君がみわちゃんに対して『背中に乗ってもかめへん』と、おとなしくなりだしたのです。それからずっと乗せていたのですが、うり坊君は1日に何回か動物園の中を走ることがストレス解消になるようで、それでおとなしくしてくれているのです。
逆にみわちゃんは、1日中誰かに抱きついていないと辛抱できないので、みわちゃんとうり坊君を一緒にすればこちらの手も離れるし、何とかならへんかなと一緒にしたのが最初だったのです

出典:abc1008.com | 武田和歌子のぴたっと。

ウリ坊が大きくなったことを理由にコンビの散歩は2011年4月15日をもって終了となりました。

「〝ロデオ猿〟みわちゃん ウリ坊と今でも仲良し!雪見露天風呂編」(動画)

ウリ坊でかくなりすぎ…!

うり坊をペットで飼ったらこんなに大きくなっちゃった

こちらはペットとして飼ったうり坊が成長し、イノシシになっても仲良く暮らし続けるイタリアのおじさんの暮らしぶりを描いた動画。その変貌に驚きます。

こんな小さかったのに……。
ペットとして飼われたうり坊

おじさん苦しそう。すごい変化率です。
ペットのイノシシ

うり坊ってミニ豚やマイクロ豚のようにペットとして飼育できるのでしょうか。

大きく成長したら、食べてしまうなんて残酷だ……。

逃げ回るうり坊の兄弟がかわいい

用水路を移動するうり坊の兄弟。

逃げ回る様子がかわいいと話題になりました。

周囲を警戒しながら5匹で移動していますが、途中で1匹が離脱します。

こちらは撮影者(人間)を発見し、固まっています。

兄弟を先導するうり坊が静止し、一斉に引き返していく後ろ姿のお尻に癒されます。

犬に勝負を挑むうり坊

よく再生されているうり坊と犬が戯れる? 動画。

自分よりもひと回りもふた回りも大きな犬に立ち向かっていく姿が微笑ましいです。

イノシシの危険なアタック攻撃を垣間見た気がします。

埼玉県秩父市・道の駅で飼われたうり坊

猪突猛進という言葉のとおり、凶暴な印象を与えるイノシシですが、うり坊は意外と人懐っこい一面があるようで「食害を防ぐために捕獲したら、かわいすぎてペットにしてしまった」なんて仰天エピソードも。

2016年の秋には、気持ちよさそうに撫でられる姿がツイッター上で話題になったウリ坊。

埼玉県秩父市・道の駅荒川にある「レストラン鈴ひろ庵」で飼われているところを目撃されました。(放し飼いのペットにもみえますが、首輪がつけられています)

ミニ豚的な要素をもちながら、コテンと倒れる姿は子犬っぽさを感じてしまいますね。

体長がだいぶ大きくなったのはもちろんですが、ウリ坊特有の縞模様も消えつつあり、立派なイノシシへとすくすく成長中です。

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