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切実すぎる… 北米でカルピスを「カルピコ」にわざわざ変える理由

国民にひろく愛され続けてきた「カルピス」。

北米では商品名が変わることをご存知でしょうか。

MLBテキサス・レンジャーズ所属のダルビッシュ有投手が自身のインスタグラムに米国版パッケージの「カルピスソーダ」を投稿し、「アメリカでは”カルピス”ではなく”カルピコ”なんです」とおもしろい雑学を紹介してくれました。

ダルビッシュ有

出典:R. Yeatts/Getty Images

カルピコ(CALPICO)と書かれたパッケージ

出典:@darvishsefat11(instagram.com)

たしかに、CALPISではなくCALPICOと記されていますね。

ダルビッシュ投手のフォロワーは「わーお!」「バッタもんかと思った」「知らなかった」といった驚きのコメントや中には「カラダにピーコ、カルピコ byおすぎ 」なんてギャグも飛ばしています。

発音の問題でしょうか…?

少し驚いてしまう切実な事情があるようです。

北米でカルピスをカルピコと呼ぶ理由

カルピスをカルピコと呼ぶ理由について『知っているようで知らない「ネーミング」の謎―――意外な由来から、不思議なつながり、ヒットの秘訣まで』(三笠書房)では次のように記されていました。

「ネーミング」の謎

出典:『知っているようで知らない「ネーミング」の謎―――意外な由来から、不思議なつながり、ヒットの秘訣まで』/博学面白倶楽部(amazon.co.jp)

1960年代後半からは海外進出も果たした。ただ、その際、この名前が問題になる。
英語圏で「カルピス」というと、「カウのピス」(牛のおしっこ)と聞こえてしまうからだ。せっかくおいしい飲み物でも、牛の尿を連想されては商品イメージが悪くなる……。そこで北米などでは、「カルピコ」と少し名前を変更して販売されている。(一章「海外ではNGとなってしまう商品」より)

牛の写真

出典:esvetleishaya / iStock. by Getty Images

………。

「ピス」(piss)はおしっこ、尿をするの意味だそうです。

なるほど。それは大変です。

また、同書は「カルピスの由来」についても紹介しています。

もともとは「カルピル」が候補だったんですね。

ネーミングは、牛乳に含まれているカルシウムの「カル」と、サンスクリット語で五味の最高位を意味する「サンピルマンダ(醍醐味)」を合わせることにした。この2つを合わせただけなら「カルピル」となるはずなのだが、「赤とんぼ」の作曲で有名な音楽家の山田耕筰やサンスクリット語の権威である渡辺海旭に相談し、「カルピル」では語呂が悪いため「カルピス」と命名した。

語感って大事。

くれぐれも変なイメージをもって飲まないようにしてくださいね。

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