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きな粉わらび餅みたいなアメフクラガエル、威嚇する鳴き声がむなしい……

短すぎる手足でてくてく歩く愛くるしい姿が人気のアメフクラガエル。風船のようなわらび餅のようなとにかくふっくらした丸っこいシルエットから「きなこまぶしわらびもちがえる」なんて和名が広まって話題に。(正しくはアメフクラガエルです)

アメフクラガエル

出典:Angry Squeaking Frog – Super Cute Animals: Preview – BBC One(youtube.com)

アメフクラガエルのおもしろい生態

フクラガエル(アフリカジムガエル)は世界に321種が分布するヒメアマガエル科に属しています。(小学館『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』)

ヒメアマガエル

出典:PIXTA

体長は3~6cmほどで、雄は雌よりも小さいのが特徴。体色は緑より茶色に近い褐色。

アフリカ南部・東部に生息

英名はCommon rain frog、学名はBreviceps adspersus。分布はアンゴラや南アフリカ共和国、モザンビーク、スワジランド、ジンバブエ、ボツワナといったアフリカ南部や東部です。

アメフクラガエルが生息するアフリカ南部・東部

出典:dikobraziy / iStock. by Getty Images

アメフクラガエルの和名「きなこまぶしわらびもちがえる」は間違い

記事冒頭でアメフクラガエルの和名「きなこまぶしわらびもちがえる」に触れましたが、これはどうやら間違い。和名について筆者が図鑑で調べても「きなこまぶしわらびもちがえる」とは記されていませんでした。ネット上でも正すように指摘されています。

たしかにきな粉をまぶしたわらび餅と比べると似ています(笑)

きな粉わらび餅

出典:PIXTA

アメフクラガエル

出典:Bushveld Rain Frog – Breviceps adspersus(youtube.com)

それにしても「きなこまぶしわらびもちがえる」は絶妙の名前。愛称でも通称でも十分いける。

ほとんど土の中で過ごしている

レインフロッグと呼ばれるアメフクラガエルの生態は、普段は地中で過ごし、雨が降った後にしか地上に出現しません。

穴を掘って土に潜っていく様子の動画。本当に堀り上手で、意外と器用に短い後ろ足のいぼを使いこなしています。50cmほどの深さまで潜るとか。

アメフクラガエルは繁殖行動中、雄は雌の背中に皮膚からの分泌物で接着される。(東京書籍『地球博物学大図鑑』)産卵は湿った地中で行い、なんと赤ちゃんはカエルに成長してから孵化します。

怒ると体を膨らませて威嚇! 鳴き声がやばい

アメフクラガエルは怒ったり驚くと、空気を吸って体を膨らませ、さらに立ち上がって威嚇します。体を大きくみせ、がんばってピーピーだかキーキー音を立てているのですが、まったく怖くありません。むしろより一層かわいくなるだけです。猫かよ。もう少しちゃんと怒りを表現したほうがいいですね。

怒って体を膨らませるアメフクラガエル

出典:Angry Squeaking Frog – Super Cute Animals: Preview – BBC One(youtube.com)

ペットガエルとしても飼育できる でも、つまらない

カエル嫌いにも好印象のアメフクラガエルはペットガエルとしても人気。ペットショップでも1万4,000円ほどで販売されていました。

しかし、いつも土の中に潜っているため、その姿を目にすることはほぼないでしょう。(捕まえるのも難しそう)

土に潜ったアメフクラガエル

出典:飼い方編 アメフクラガエル(youtube.com)

以下の動画「飼い方編 アメフクラガエル」では、具体的な飼育方法が指南されています。深さのあるケースに柔らかくて掘りやすい土、湿気の多い部分と乾燥部分を準備。ヒーターも用意し、餌はシロアリやコオロギなどの昆虫。ぺろっと食べるアメフクラガエルがYouTubeにも投稿されています。寿命は約10年。意外と長生き?

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