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「牛殺し」の異名を持つアリバチに刺されてみた【衝撃動画】

「蟻(あり)っぽいけど、なんだか大きい」そんな虫を見たことある人多いのでは? 実はそれアリバチかもしれません。

「アリバチ」の生態(日本は現在17種を確認)

ベルベットアント

出典:EdwardSnow / iStock. by Getty Images

アリバチは熱帯から亜熱帯を中心とし、世界中に約4230種類が生息するススメバチの仲間。日本にも13属17種が生息しています。(『月刊むし』2011年3月号より)

体全体に長毛を生やしており、原色系の美しい色をしていることから英名では「velvet ants(ベルベットアント)」と呼ばれます。

日本産の種では、頭部と腹部が黒色で、腹部と前伸腹節が赤色で、かつ腹部には白色や黄金色の毛斑や毛帯をもつといった、原色の目立つ色彩をしているものが多い。

出典:「日本のアリバチ~美麗なアリには手を出すな~」,『月刊むし』2011年3月号, むし社

アリバチ

出典:PIXTA

・ヤマトアリバチモドキ・ツネキアリバチモドキ・トゲムネアリバチ・ムネアカアリバチ・ムロタアリバチ・ミカドアリバチ・フクダアリバチ・コシグロビロウドアリバチ・イシガキアリバチ・ルイスヒトホシアリバチ・ヤクシマアリバチ・フタオビアリバチ・コブラアリバチ・フタホシアリバチ・ハデフタホシアリバチ・ホソアリバチ・セヅノアリバチ

オスとメスの体格差は大きく、ほとんどのオスには羽があり、メスには羽がありません。

アリのシルエットと似て3つのパーツに手足が6本。

アリもハチも集団をつくったり、女王がいたりと同じ社会性を持った昆虫ではありますが、サイズはメスの小さいもので4mm、大きいものは15mm、オスになるとそのさらに倍の大きさになる種類も。

やはりアリバチは蟻の規格から外れています。

メスの強烈な針に悶える

羽がなく、昼間に地面で活動するアリバチのメスは、その身を守るために針を持っています。長く発達した針に刺されると、全身に耐え難い痛みが走ります。その様子は「カウキラー(牛殺し)」の異名を持つほど。

メスは地上歩行のものをピンセットで採集する。素手で触ってはいけない。採集の際にアリバチを見つけ,思わず手を出し,刺された人は少なくないはずである。動物の派手な色彩は,警戒色(警告色)で,攻撃力をもっている可能性があることを忘れてはならない。

出典:「日本のアリバチ~美麗なアリには手を出すな~」,『月刊むし』2011年3月号, むし社

その痛みに挑戦した、アメリカの珍獣ハンターが公開した「カウキラーに刺されてみた!」なんてクレイジーな動画は2,700万回以上再生されています。

※刺激が強いため、苦手な方は飛ばしてください

様々な動物や昆虫に噛まれてきた歴戦の猛者も思わず……。

見てるだけ痛々しい……。(クモにもみえてきます)

アリバチ

ガラスケースを手にして、実験の概要を説明するチャレンジャーのCoyote Petersonさん。

チャレンジャーの顔

不安げな表情をみせます。

アリバチが入ったガラスケースを持つチャレンジャー

密閉された空間で腕と接触したアリバチ。

腕に止まったアリバチ

しかし、幸運? にもなかなか刺してくれないため、ピンセットで押さえつけます。

プスッ!!

気絶には至らないものの、悶え苦しみます。

約30分続くという激痛。真っ赤に腫れています。

アリバチに刺され、赤く腫れあがった様子

アリバチは蜂の一種ですが、基本的におとなしく、刺激を与えない限りは刺さない種類といわれています。

かといって生き物が自然と派手な色をしているのは危険を知らせている証拠。もしアリバチを発見しても、むやみに触らないように気をつけましょう。

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