写真提供:@k_oomuraさん
知り合いの母親から見せてもらった小学2年生の算数のプリント。「九九って36種類しか数がないの不思議だよな」というツイートがここ最近は話題で、それを見たときも驚きでしたが、こうして図にしてみるとすごく美しい。教材を考えた人、すごいわ。とにかく感動してしまったので、許可を得てアップ。 pic.twitter.com/P7k2jdAKig
— 大村 健一 (@k_oomura) 2017年4月11日
プリントには1から9までの数字がふられた9つの円。
九九それぞれの段で出た答えの「1の位」の数字をつないでいく教材です。
ルールに従い、つないでいくと、円内に美しい図形が浮かんできます。
例えば「4の段」
4×1=4
4×2=8
4×3=12
4×4=16
4×5=20
4×6=24
4×7=28
4×8=32
4×9=36
「1の位」の数字は「4,8,2,6,0,4,8,2,6」。これらをつないでいくと、星が浮かび上がります。
写真提供:@k_oomuraさん
6の段は6,12,18,24,30,36,42,48,54。
「1の位」の数字は「6,2,8,4,0,6,2,8,4」。
これらをつないでいくと、4の段と同じように星型が登場。
写真提供:@k_oomuraさん
他にも1の段と9の段は10角形、2の段と8の段は5角形、3の段と7の段は星型多角形と、それぞれ同じ形の図形が浮かび上がります。
5の段だけは、0と5を繋いだ1本の直線のみ。角が少ないほど暗算がしやすいとも言えるかもしれません。
こうして図にすると3の段と7の段が覚えにくいっていうのがよく分かる(笑) https://t.co/gaZB44o9zj
— モライモン (@Moraimon_4921) 2017年4月12日
さらにこの図形の面白いところは、同じ形になる2つの数字は足すと10になること。
同じ形になるものの○の段の○部分を足すと、それぞれ全部10になるね。なんでだろ、不思議。面白い。 https://t.co/RhE8fmUbj4
— しょるこ (@nonoimnot) 2017年4月12日
大村健一記者の投稿には「感動する」「神秘的」「明日自分の子どもにもこの問題を出してみよう」といった反響が寄せられています。
( ・∀・) イイネ!
上手く子供の数学的な興味を引ける教材だ!!
これで難しい式で絵がかけることに遠い未来に気づけたらその人は数学者になるね(*´ω`*) https://t.co/iXHxvaDl1h— kunu22@youtube実況者 (@kunu22youtube) 2017年4月12日
現在、小学3年生の教科書に2年生時に習った掛け算の復習として、この教材が載っているそうです。
子どもの頃からただ暗記を重ねるだけでなく、こうやって新たな視点を提示していくことで算数への興味もまた広がるかもしれませんね。