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2017年07月20日 更新

提供:P&Gプレステージ合同会社

女性の手首に“数字のハンコ” 賛否まっぷたつの映像に「勇気貰える」「怒り覚える」

「怒りを覚える」
「人を不快にさせる」

こんな批判が並ぶ映像が話題になっています。

公開したのは化粧品ブランドSK-II。30歳を目前にした女性の心の機微を、やや過激な演出で描いたムービー。

タトゥーのようなICチップのような数字の刻印(日付)が手首に焼き込まれています。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

動画は同ブランドが掲げる“期限なんてない” “運命を、変えよう。”のテーマのもとに発信。再生数は世界で6,600万回を突破。

批判とともに、「鳥肌立った」「感動した」といった前向きな感想も寄せられています。

あなたはメッセージをどう受け取りますか? ぜひチェックを!

「消費期限」のプレッシャーが迫るーー。

映像で描かれたのは、まもなく「30歳」を迎える女性たちの葛藤。

なぜ、30歳……?

SK-IIは「女性の生き方に関する意識調査」を実施。20・40・50歳といった節目に比べ、「30歳の節目」が最も不安を覚えるという結果に。(首都圏の10~50代の女性1,400人が調査対象)

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

また、20代女性(400名)に限ると、7割以上が30歳を迎えることに漠然とした不安を持っているそう。

女性たちの心を労した数字の意味は消費期限の30年。

「生年月日」と「30歳の誕生日」が手首に刻まれます。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

日中韓3人それぞれの女性が抱える文化

登場するのは3人。日本・中国・韓国の女性がセルフプレッシャーに心を痛めます。

各国で異なるバックグラウンド、社会的偏見からの圧をひしひしと受けながら成長する姿が描かれています。

日本は「周囲との比較」

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

日本では、30歳の不安の原因について、20代女性の約6割がSNSからプレッシャーを受けると回答。

「まわりが結婚し始めてる…」

日本人女性の職業は女医。プライベートとキャリアの両立で悩みます。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

幸せそうな友人が流れるタイムラインに眉を曇らし、いいね!が押せない自分が現れ、投稿を削除する生々しいシーンも。

中国は「結婚しないと半人前」

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

中国はより露骨。未婚は親不孝。

こんな世の習いも存在します。

「25歳を過ぎた独身女性は、売れ残りを意味する“剰女(センニュイ)”のレッテルが貼られる」

夢を押し殺してまでファミリーファーストを優先すべきか葛藤します。

韓国は「老処女」

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

韓国では、嫁期を逃した女性を老処女(ノチョニョ)と呼びます。意味は文字どおり。

映像にも冷やかな目で女性をみつめるシーンが。これが世間の期待。女性のセルフプレッシャーへと変化します。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

3ヵ国の女性像を題材にした理由は、アジアとヨーロッパの男女7,541名に行った調査によるもの。アジアは、「加齢に不安を抱く人が8割」と、ヨーロッパのおよそ倍の結果に。

SNS上の反応は賛否

暗い未来を予感させる出だしですが、ラストは意を強く決し、偏見やルールから抜け出します。

圧迫感から解放されたその瞳には自信が浮かび上がり、服を脱ぐとスタンプは消える展開に。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

「強い気持ちをもつことで、運命は変えられるはず」

ハンコの正体は、自分自身の呪縛。セルフプレッシャーでした。

「年齢に縛られる必要なんてない」
「誰かに決められた期限なんてない」

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

調査から第二の思春期「30歳」をデッドラインに位置づけたストーリー。

黒か白か、理非曲直を明らかにするのは難しいテーマ。ネット上では様々な意見が持ち上がりました。一部ご紹介します。


例えば、象徴として映された手首のハンコの描写には、非人道的との声。

「差別的」「行き過ぎ」「人を見下してる」

とくに、“数字”の表現は、「賞味期限のような語りかけ」「ネガティヴな印象しか残らない」など否定的な意見が目立ちます。その一方、「あまりに皮肉な考え方が多くて少しがっかり」と、演出に賛同する声も。

また、矛先は男性にも向けられます。

「女性は子供を産む機械と勘違いしてないか?」

実際に映像では、女性と恋愛する男性がしきりに手首の数字に視線を向けています。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

まさに視聴者に解釈を委ねるといった印象。

女性の切実なストーリーと思いきや男性からも、「化粧品のCMだから関係ないと思ったけど、最後までみてしまった」「男性がみても考えさせられる」との感想。複雑な心情をしのばせます。

ただ、圧倒的な世界観に引き込まれたかのような好意的な感想も多く、

「勇気を貰えた」
「他人の価値観で生きるのはやめよう」
「プレッシャーで結婚しても幸せになれない」

苦難を乗り越える展開には、

「女性はいつまでも美しく輝いていることができると改めて思わせてくれた素敵な動画」
「生き方に年齢制限かける必要なんてどこにもない。再確認」

と共感を示し、覚悟と意志を求めるSK-IIのメッセージを受け取った様子。

SK-II期限なんてない動画キャプチャ

性別や年齢に捉われない生き方が多様化したとはいえ、この映像のようにセルフプレッシャーに心を砕く女性が多いのが現実。

2016年の大ヒットドラマ『逃げ恥』の最終回でも似たような構図がありました。

石田ゆり子さん演じる49歳の土屋百合が年齢観について語ったセリフが大きな共感を呼びました。半分の年である女性から年齢を揶揄され、切り返したシーンです。

「いまあなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ」

「自分が馬鹿にしていたものに自分がなる。それって辛いんじゃないかな?」

「自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい!

このセリフのようにまず自分の呪縛から乗り越えること。世間ではなく、自分の偏見から抜け出すこと。

それが不安を断ち切る第一歩であり、SK-IIが提示した解答の一つではないでしょうか。

あなたにとっての年齢とは…?

今一度、考えてみるきっかけになるかもしれません。

提供:P&Gプレステージ合同会社

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