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2017年08月18日 更新

「終戦の日に長崎のスタバ、すごくいいこと書いてた」黒板メッセージに共感広がる

「皆さんが飲んでいるコーヒー…」

一杯のコーヒーから紡いだ長崎のスターバックスのメッセージが話題になっています。

折り鶴の絵と共に綺麗な字で、黒板から平和を問いかけます。

長崎のスタバが語りかけた平和

目まぐるしく変化する国際情勢。

Twitterユーザー・ゆーさんが投稿した一枚の写真には、「スタバの言葉、とても心に響きます」「コーヒー飲めることに感謝」などの声があふれました。

終戦記念日にスターバックス長崎ココウォーク店がブラックボードに書いたメッセージ

写真提供:ゆー@magneterさん(twitter.com)

<メッセージ全文>

皆さんが飲んでいるコーヒーその豆のほとんどがアフリカや中東、ラテンアメリカなどの政情の不安定な地域から輸入をしています。

“おいしいな”と感じているそのコーヒーが内戦や紛争によって来年から飲めなくなることもあるのです。

“ほっとする”“のんびり”“落ち着く”という言葉で表わされるコーヒーは、実は世界から危険な地域からやってくることもあります。

戦争と平和というとあまり身近に感じないかもしれませんが 今飲んでいるコーヒーやフラペチーノが飲めなくなるかもしれないと思うと平和について考えるひとつのきっかけになるのではないでしょうか。

今年長崎は戦後72年目の夏を迎えます。

あなたにとって“平和”とは何ですか?

長崎平和記念公園

出典:PIXTA

日本にとって特別な日である8月15日。

終戦を迎えた1945年8月15日から72年が経過。

昨日も、体験を次の世代につなぐ活動が各地で行われました。

戦争の記憶が遠くなる中、どのようにしたら一人でも多くの人に見つめ直してもらえるのか?

長崎のスタバでは、

あえて「一杯のコーヒー」へとスケールを小さくし、身近な問題として、丁寧に語りかけています。

どんな想いで書いたの? スタバに聞いてみた

“コミュニティボート”と呼ばれるこの黒板。

どんな背景からメッセージが届けられたのでしょうか?

スターバックス コーヒー ジャパンに取材しました。

まず、ツイッターの画像に掲載されたメッセージを書いたのは「『みらい長崎ココウォーク店』のパートナー(※)」と、話します。

※スターバックスでは従業員を“パートナー”と呼びます。

ただ、もとを辿ると、8月15日の終戦記念日に向けて、長崎地区のパートナーを主体にした企画から考えられたとのこと。

企画は、客と店が一体となり取り組む「コミュニティ コネクション」と位置づけた活動。

平和の象徴である鶴を折り、「千羽鶴」として平和公園に奉納します。

メッセージは活動への参加を呼びかけるためでした。特に長崎地区はコミュニティ活動が活発なようです。

長崎市平和公園の折鶴の塔

※イメージ 長崎市平和公園の折鶴の塔

出典:PIXTA

「今回の折鶴の活動は、みらい長崎ココウォーク店だけではなく、長崎市内の4店舗と長崎大村店、長崎空港店の6店舗で実施し、それぞれのお店でコミュニティボードを通じてお客様にこの活動への参加の案内をしています」

活動のきっかけは長崎地区のパートナーの発案。6~7年ほど前から実施を続けます。

毎年、終戦記念日のタイミングに合わせ、6月から7月上旬から動き始め、平和への願いを込めながら千羽鶴を準備します。

今年の受付は終了してしまいましたが、コミュニティボートのメッセージは8月末まで掲示される予定とのことです。

<追記>
8月18日:取材内容を加えました。

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