「便利!」「全国でもやって!」
写真:FEELY
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レジ袋がそのままゴミ袋として使える仕組み。
投稿されると、「なにこれ超有能!」といった羨む声が続々と書き込まれます。
レジ袋減らせ(そしてゴミ袋買え)、より、レジ袋をゴミ袋にできる、の方がずっと有効でエコな気がするよ。
— LaLa (@lalalacozy) 2017年9月5日
ずっと新品のゴミ袋をゴミだけ入れて捨てるのが許せなかったので、私の街にもこの制度を取り入れて欲しい
— YU- (@yu_ki_mo) 2017年9月5日
沼津市すばらしい!老齢一人暮らしの人とかありがたいわね(ゴミ袋一袋分ほどゴミが溜まらないらしい)
— ベーコメタル(落ちた) (@okasi_chan) 2017年9月5日
沼津市に聞きました「沼津市民にとっては、いまさらという感じですが…」
すばらしいアイデア・制度。沼津市の生活環境部ごみ対策推進課に話をうかがいました。
いつから? 平成11年から続く
「ゴミを出す際、指定袋を使う制度が始まったのは平成11年(1999年)からです。同時に、レジ袋を指定袋として利用できるようにしました」
沼津市民にとっては一般常識化されている制度とのこと。このタイミングで話題になったことに対して、やや戸惑いの様子でした。
どの袋を使うかは店の判断
コンビニだけでなく、スーパーやホームセンターなども扱う指定袋。しかし、対応するかは店の判断。
そのため、同じセブンイレブンのレジ袋であっても、指定袋の文字がプリントされていない店舗も存在します。「便利」「ありがたい」といった客のニーズに応える意味では、店側にとっても扱う意義があるのではとのことです。
また、沼津市に認定申請を行い、許可を得たレジ袋のみが指定袋になります。具体的には、素材がポリエチレン製であること、中がみえる半透明であることなど一定の基準を満たす必要があると話します。
他の自治体ではできない可能性も
便利すぎる制度ですが、前提があるようです。自治体によっては、指定したゴミ袋の代金に手数料を上乗せし、処理を有料にしているとのこと。ただ、沼津市ではゴミ処理の手数料を有料化していないため、この取り組みができるそうです。
お隣の清水町も同じ取り組み
沼津市が先がけてスタートした制度ですが、清水町も同様の指定袋をコンビニ・ドラッグストアなどで配布しています。良い取り組みは共有されていく自治体ならではの流れですね。
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