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2017年12月06日 更新

こ、これは言葉を失うレベル… 選手を半泣きさせた浦和レッズの『人文字』が絶品すぎる件

アルヒラル(サウジアラビア)を下し、10年ぶり2回目のアジア王者に輝いた浦和レッズ。

ホーム&アウェー方式で行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第1戦は敵地リヤド。アウェーゴールで先制し、粘り腰で耐え抜き、価値あるドローに持ち込みました。

そして、無類の強さをみせるホーム埼玉スタジアムで迎えた第2戦。サポーター57,727人から圧倒的な声援を受け、ラファエル・シルバ選手がアルヒラルゴールにぶち込み、勝利を掴みとります。

コレオグラフィに、息を呑む

試合前、選手を奮起させた「コレオグラフィ」は、タメ息ものの美しさ……。

いつものように威風漂う姿をみせたゴール裏。浦和サポーターらしい、野太い声がスタジアム全体をこだまする「威風堂々(いふうどうどう)」で雰囲気を作り上げます。

アンセムが流れ、選手の面々が意気揚々と入場。そして、両ゴール裏、メイン・バックスタンドそれぞれ1階、2階のサポーターが赤、白、黒、黄のボードを掲げると、壮大なスケールで描かれたコレオグラフィが姿をあらわします。

【2007から2017へ】「メッセージ」が浮かび上がる

北ゴール裏をかたどったのは、前回のACL優勝を示す「2007年の星」。10年前の栄光。

バックスタンドには、ボール・ダイヤモンド・サクラソウなどをモチーフにした「エンブレム」と渦巻き形状の「ACLチャンピオントロフィー」。とても繊細に、美しい風景を描きます。

そして、うねるリボンに結ばれたのが、南ゴール裏に出現した「2017年の星」。今日つくる新たな歴史。

変幻自在のビジュアルサポート→GK西川「唯一の想定外」

10年前の記憶と今を照らし合わし、スタジアム全体を連動させた表現。これまでも、埼玉スタジアム6万人の器をフルに使いこなし、さまざまな驚きを与えてきたのが、浦和レッズの“ビジュアルサポート”。

大がかりな仕掛けにとどまらず、試合に応じて、強いメッセージ性を伴わせながら鼓舞する姿は、レッズサポーター特有の価値観が垣間みえる瞬間でもあります。

今日はどのようにスタジアムが彩られるのだろう。大一番を重ねるごとにビジュアルへのアプローチ、アイデアは変化し、もしかすると、ハードルも上がっているのかもしれません。しかし、それでも毎回期待を超えてくる。

浮かび上がった姿から推測するに、その緻密な準備は相当なもの。

失敗が許されない大舞台。一発勝負の演出にはあまりにも繊細すぎて、サポーターにとっても覚悟のいるデザインではないでしょうか。

選手入場のわずか数分に懸けたサポーターの思いは、赤き血のイレブンも興奮冷めやらぬといった雰囲気で振り返ります。

「本当に、唯一の想定外でしたよね。スタジアムへの入りのところから旗を振ってくれて、ああいうスタジアムの光景もやってくれるとは思っていたんですけど、『どんなのかな?』って思って行ったら、予想をはるかに上回っていました」

この日もやっぱり変幻自在だったことは、思いを感じ取り、面食らった様子で語ったGK西川周作選手のコメントにもあらわれていました。

監督交代など浮き沈みが激しく、苦難を乗り越えて手にしたタイトルだっただけに、喜びもひとしおなはず。道のりは決して容易ではなかったACLを制し、かくして開かれたクラブワールドカップ。次は世界が舞台です。

おめでとうレッズ!

参照:
football-zone.neturadou(youtube.com)
サムネイル画像:
筆者撮影

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