「女子大生社長」椎木里佳さんもセクハラ被害を告白

椎木里佳さん(@rikashiikiamf)の公式Twitter
先日、ブロガー・作家のはあちゅうさん(本名・伊藤春香さん)が大手広告代理店、電通勤務時代に受けた壮絶なパワハラ・セクハラを告白しましたが、こうした被害は私たちの想像以上に多いようです。
中学3年生のときマーケティング会社を起業したとして話題になった椎木里佳さん(現在慶應義塾大学在学中)は先日、このようなツイートをしてセクハラ被害を打ち明けました。
広告業界に限らずセクハラ・性的要求は世の中に蔓延してる。
断ったら仕事の話が白紙になったこと何回もあるし。
その度に悲しい気持ちになるけど、クズとの仕事未然に防げてよかったと思う。
もしされたら、絶対に要求を呑んではダメ。それを成功体験にしてまた同じことが繰り返されるから#metoo— 椎木里佳 (@rikashiikiamf) December 17, 2017
現在は女子大生社長として活動している椎木さんは仕事の関係で打合せへ。会食しながら仕事の話をする予定でしたが、相手の男性が用意した飲み物を口にした途端、「ガクンと脳」にくるような異変を感じたそうです。
夜軽く食べながら打ち合わせしましょうと仕事関係だった男性に言われて、元々そういう噂があるような人だったからかなり警戒して向こうが持ってきた飲み物を一口ぺろっとしかしなかったのに、ガクンと脳に来て、これはクスリ盛られたなと確信して適当な理由つけて即帰ったことある。実話。続#metoo
— 椎木里佳 (@rikashiikiamf) December 17, 2017
それ以来男性と二人で外で打ち合わせや会食する時は、①できることなら自分でお店を決める②飲み物は必ず自分でオーダーする③席を立った時は飲み物を変えるorもう飲まない
この3つを徹底してる。警戒しすぎとも言われるけど、実際そういう事があったし、後悔するよりよっぽど良いよ。
#metoo— 椎木里佳 (@rikashiikiamf) December 17, 2017
椎木さんのツイートの通り、その後は彼女なりの“対策”を実行しているそうですが、このような対策は今後、残念ながらすべての女性に必要になるかもしれません。
今年はツイッターをはじめとするSNSでセクハラ被害が数多く報告されました。
どのような職種・職場であっても、女性が働くことには様々な困難が立ちはだかっているという厳しい現実に、私たちはどのように立ち向かえばよいのでしょうか。
被害を受けた方々の心の叫びを、老若男女問わず誰しもが真剣に受け止める必要があります。