恋愛体質な人の特徴
そもそも、恋愛体質とはどういった状態なのでしょうか。恋愛体質な人に共通しがちな特徴には以下のようなものがあります。
寂しがり屋
まず1つ目に挙げられるのが、恋愛体質な人は基本的に寂しがり屋であることが多く挙げられます。
常に誰かと一緒にいたいという思いから、小さなきっかけでもすぐに異性を好きになります。また、常に恋人がいる状態じゃないと不安を感じることが多いために、フリーである期間がほとんどない場合も少なくありません。フリーでいるよりも、短期間のお付き合いでも恋人がいる方を選びがちです。
情にもろく感情移入が強い
よくいえば優しさに溢れ感受性が豊かであるといえます。
しかし、恋愛体質な人の場合は出会ったばかりの人でも簡単に気を許し恋愛へと発展しやすいという一面もあります。情にもろいと自分を利用しようと近づく異性にもすぐ気を許してしまうことが多いため、結果的に騙されてしまったり金銭面で大きな負担を負ってしまったりという可能性も低くありません。
体の関係を早い段階で持ちやすい
恋愛体質な人は、恋人ほしさに体の関係を早い段階で持ちやすい傾向もあります。
恋愛体質な人は相手に嫌われたくないという思いも強く、相手から強引に体の関係を求められた場合でも自分から離れて欲しくないがために受け入れてしまうことが少なくありません。
体の関係は密着感が高く自分が求められていると感じやすいので、それが愛されているという錯覚になりがちであるといえます。
異性から愛されたいと思う女性の心理とは
ここからは男女別に、恋愛体質な人における異性から愛されたいと強く思う心理について迫っていきます。
まずは女性からご紹介します。
自己肯定感が低い
異性から愛されたいと思う女性は、根本的に自分に自信がなく自己肯定感が低いタイプであるといえます。
自分に自信を持っていて自己肯定感の高い人は、恋人がいない期間も充実した時間を過ごすことができます。しかし、自信がなく自己肯定感の低い人の場合は、恋人に愛されることによって自分は愛されているんだという自信を持とうとします。
そのため、自己肯定感を高めるために恋人を絶やさないというパターンがよく見受けられるのです。
感受性が豊かで情緒不安定になりやすい
恋愛体質な女性は、感受性が豊かであると同時に情緒が不安定になりがちな一面があります。寂しさや虚しさといった感情を強く感じることが多いため、心の隙間を埋めるかのように異性の愛を求めるといえるでしょう。
異性から愛されたいと思う男性の心理とは
次は男性に見られがちな心の動きについてをご紹介していきます。
認められたい思いが強い
女性同様、恋愛体質な男性も自分に自信がなく自己肯定感が低いタイプが少なくありません。
女性と少し違うのは、愛されたいと思う気持ちと同じくらいに認められたい、褒められたいという思いもあること。男性は基本的に承認欲求の強い生き物であるといわれており、自分を認めて持ち上げてくれる存在を欲する結果、恋人を欠かさないという場合もあります。
母親の愛情を無意識に欲している
男性がれない体質の場合は、トラウマが関わっている可能性も少なからずあります。
そのトラウマとは、過去に家族から十分に愛されなかったというもの。その中でも母親と同じ異性である女性に強く愛されたいと無意識に思いながら恋愛することで、過去の愛情不足を補おうとしていると考えられます。
このようなトラウマは男性自身が気づいている場合もありますが、気づかずに恋愛にのめり込んでいるパターンもよく見受けられます。
愛されたい症候群て何?
恋愛体質な人は、愛されたい症候群である可能性があります。過度に愛されたいと感じる愛されたい症候群は、時に恋愛依存と同様に捉えられることもあります。
いつも誰かに愛されていたい
愛されたい症候群の人は、常に誰かに愛されたいと強く思っています。それゆえに相手から愛を求めすぎてしまうことも。また、相手から愛情を受けても実感しにくいためより強い愛情を求めがちです。
この気持ちは、異性に対すものだけでなく同性にも評価されたい、注目されたいという思いで現れる場合も。SNSでリアクション欲しさに過剰な投稿をする人は、愛されたい症候群の可能性があるといえます。
過剰な束縛や嫉妬を引き起こす可能性も
愛されたいという強い思いや不安から、過剰な束縛や嫉妬を引き起こすことも少なくありません。
愛情を実感したいがために相手をどんどんがんじがらめにしてしまうため、相手は次第に疲弊し離れていってしまうことも多いでしょう。
その寂しさが、余計に次の恋人を離すまいという気持ちに発展しがんじがらめにしていってしまう負のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。
相手に尽くしすぎる傾向がある
愛されたいがために相手に尽くしすぎてしまうのも、愛されたい症候群の特徴です。
相手に気に入られよう、捨てられたくないといった不安や恐怖心から相手が求める以上のことをすることで自分自身が次第に疲弊してしまいます。相手もまた、過剰な奉仕が押し付けに感じられるようになったりして、お互いにとっていいことがないといっても過言ではありません。
あなたも愛されたい症候群かも?
自分が愛されたい症候群かどうかは、以下のチェック項目である程度推し量ることができます。
【あなたも愛されたい症候群かも?10個のチェック】
◻︎常に恋人がいないと不安で仕方ない
◻︎自分に自信がない
◻︎幼少期、親との関係が希薄だった
◻︎とにかく愛されたい
◻︎どちらかといえば嫉妬深い
◻︎好きじゃなくても付き合うことが多い
◻︎尽くしすぎる傾向がある
◻︎体の関係を迫られるとNOといえない
◻︎情緒不安定だと自分で思う
◻︎SNSを頻繁に投稿する
0〜3個であれば正常の範囲内です。
しかし、チェック数が多ければ多いほど愛されたい症候群である可能性が高まりますので、自分を見直すいいきっかけになるのではないでしょうか。
恋愛体質から抜け出すためには
恋愛体質は、恋愛依存にもなり得る可能性が。恋愛依存になってしまうと、今度は私生活にもさまざまな影響が出てくることが考えられます。
相手との良好なお付き合いを続けるためにも、早い段階で恋愛体質から抜け出せるように工夫していきましょう。
自分自身を愛することを覚えよう
恋愛体質から抜け出すためにはさまざまな方法がありますが、最も重要なことは自分自身を愛することです。
自分を愛することは、自己肯定感を高めるためにとても大切なことになります。愛されたいという思いを他人から得るのではなく、まずは自分で自分を愛することは恋愛依存から抜け出すためにおすすめの方法です。
- いつもよりじっくりスキンケアをする
- 自分のためにおいしいものを食べにいく
- エステや美容院など、自分を綺麗にしにいくetc…
特に自分をかわいいと思えるようになることは、自己肯定感を高める上で非常に大切なポイントになります。
また、自分のいいところや得意なことなどをリストアップしてみてください。些細なことでも構わないのでなるべくたくさんリストアップすることで、自分の良さを再確認することができます。
相手に尽くす前に、自分に尽くす時間を作るよう意識してみましょう。
信頼できる相手に相談する
自分は恋愛体質なのかも…と不安に感じることがあれば、信頼できる相手に勇気を持って相談してみましょう。
友人でも、兄弟でも、専門家でも構いません。不安や思いを吐き出すことで自分の気持ちの整理をすることにもつながりますし、精神的なデトックス効果を期待することができます。
幼少期のトラウマが原因である場合には、カウンセリングを受けるための専門機関へ相談することも時には必要となるでしょう。
まとめ
愛されたい、と思いことは悪いことではありません。
しかし過度に愛されたいと感じるようになったら、相手に求めすぎる前にまずは自分から自分を愛するよう心がけてみましょう。愛する気持ちと愛されたい気持ちがバランスよく共存すれば、恋人とのお付き合いはさらに良好なものとなるはずです。