そもそも、皆既月食とは
スーパームーンなど、月の変わった様子が見れる天体ショーが人気ですが、皆既月食もその一つ。太陽→地球→月と一直線にならぶ状態のことを指しています。ちなみに太陽と地球の間にお月さまが入り一直線に並んだ状態は「皆既日食」太陽が隠れる現象です。
今回は、月が地球の影に完全に隠れるため、赤い色をしたレアなお月さまを見ることができます。きっと、月から見ると「皆既地球食」で真っ暗なんでしょうね。
今回の皆既月食は、東南東の空で始まります。20時48分にかけ始め、21時51分に南東の空で皆既食となります。そして、23時08分には終わりになり、その後少しずつ欠けた部分が小さくなっていき、日をまたいだ2月1日の午前0時12分に部分食が終わる予定になっています。
レアな現象にネットでは
@tomoeshinohara いよいよ来週31日は皆既月食ですね。前回2014年の皆既月食の全行程をムービーにしてみたら月の欠け具合がよく分かりました。晴れてみんなが見れるといいですね。(^-^) #皆既月食 #全行程 #赤銅色 #地球の影 pic.twitter.com/58621kncQi
— なおぢ (@naodisuzuki) 2018年1月24日
ネットでは「皆既月食、楽しみ~」という声のほか、3年前から待っていたというマニアの方の声もありました。同じ状態の月がみられるのは150年ぶりとの書き込みもあり、とても貴重な体験であることが分かります。
ブルームーンというレアな現象も同時発生
普通、お月さまがまんまるに見える満月はひと月に一回やってきます。しかし1月はそれが2回あるレアな月。このことを「ブルームーン」と呼び、見ることができると幸せになると言われています。
赤とブルーで何だかロマンティックですね。この二つが揃うのはめったにないこと、目にできるだけでもラッキーといえるでしょう。1月31日の天気は今のところ「晴れ」。
カイロや温かい飲み物を用意して、めったにない天体ショーを楽しみましょう。