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「好きになる瞬間」に男女で違いはある?
「好きになる瞬間」に、男女で違いはあるのでしょうか。
結論からいえば、好きになる瞬間には男女共通のものも多数存在します。好きになる瞬間が男子・女子で180度正反対ということはありません。ですが細かな点では、男子と女子で違いが顕著になります。
人を好きになるのは「生理的な本能」
そもそも人を好きになるのは、人間の「生理的な本能」です。目的は子孫の繁殖。人は一人では、子孫を残すことができません。異性を求めるのは、種の保存を目的とする動物的な本能と言えるでしょう。
こちらの記事では、より根源的に「人が人を好きになる理由」について解説しています。ぜひ参考にしてください。
人を好きになる理由についてはこちらで紹介しています。
「好きになる瞬間」は男女共通のポイントも多い
では「人が人を好きになる瞬間」とはどういうものでしょうか。
たとえば一目惚れのような運命的な出会いや、もともと付き合っていた相手と別れた直後には男女問わず「相手を好きになりやすい」もの。
また生理的に興奮している時や欲求が高まっているときにも、男女問わずに異性を好きになりやすいです。
具体的なシチュエーションや細部は異なる
一方で具体的なシチュエーションや、細かい部分では男女の間に差があります。たとえば女子は、男子の明るさや優しさ、強さやいざという時に助けてくれる姿勢を重視します。
そのため「男らしさ」「強さ」を感じられるようなシチュエーションで、女性は好意が募り、恋に落ちる傾向にあります。
一方で男性は、お互いに高め合えるような関係性や共通の趣味を重視しがちです。また女性に比べ、異性のルックスを重視する傾向も。
このように男女間で、好きになる瞬間が100パーセント共通しているわけではありません。そのため男女間の違いを理解しておくことも大切です。
女性が男性を好きになる瞬間・きっかけ
女性が男性を好きになる瞬間・きっかけについて注目してみましょう。
女子が異性を意識するときは「助けてくれる」「優しい」など、その男子が心の支えのように感じられる瞬間が主。それとは別に一目惚れのような運命的な出会いなどもあります。
ポイント
- 困った時に助けてくれる男性のことは、好きになりやすい
- 「優しさ」や「明るさ」など男性のあたたかい内面に触れた時、好きになる
- 一目惚れのような運命的な出会いもある
- 母性本能を刺激されると「守りたい」気持ちから、相手を好きになる
女子と男子の違いをチェックしてください。
困った時に助けてくれた
たとえば、重い荷物を女性の代わりに持つ。さみしいときに慰めてくれる。街中でキャッチの人に執拗に絡まれたら、さりげなくカバーして助けてくれる。ピンチの時にかばってくれる。このように困った時に助けてくれる男性は、とても魅力的に感じられます。
「困った時に助けてもらう」ことは女性が男性の魅力に気づいたり、再確認する機会にもなります。

男性が、困っている女性を助けるのはあなたのことを気にかけているからです。少なくとも人間的に好意を持たれています。あなたのことが、女性として気になっている可能性も十分にあります。
困った時に必ず助けてくれる男性は、もし恋愛関係になってもあなたの力強い味方になってくれることでしょう。信頼が置ける人物だと言えます。
優しい言葉をかけてもらった
男子から優しい言葉をかけてもらったときに、その男性が好きになることは多いです。落ち込んだ時にサポートしてくれる男性のことは頼もしく、たまらないくらい素敵な存在に映ります。
また優しい言葉を他人にかけるのは、男子がなかなかできることではありません。そのような男性はとても心が優しくて、貴重な存在です。そのような男性と付き合うことができれば、ずっと守ってくれるという安心感があるのです。
明るくて、いつも一緒にいると楽しくなる
「明るさ」や「親しみやすさ」は、女性が男性を好きになるきっかけとしてとても大きいもの。いつも一緒にいる男女が、自然と付き合うようになるというのはよくあることです。

たとえば新しい環境で不安になっているときに話しかけてくれた男性は、とてもありがたい存在です。おもしろいジョークで気分を和ませてくれると頼もしいもの。その男性が心の支えとなるのです。話しかけてくれた男性に好意を持ちます。その男性の優しさや人間性に惚れてしまうのです。
女性はフレンドリーな男性を好むことが多いです。落ち込んでいるときにも積極的に話しかけてくれることを、待ち遠しく思っています。
落ち込んでいる姿を見た
その男子が落ち込んでいる姿を見て、好きになることもあります。男性は基本的に他人に落ち込んでいる姿や、さみしい姿をあまり見せることはないです。いつも虚勢を張っていたり、自分を「強い男」と印象付けようとすることが多いからです。

強いと思っていた男性の弱い部分を見ると「自分が助けてあげよう」と手を差し伸べる女性もいます。その男性の力になりたいと感じるからです。
そうして仲が深まると、その男性と付き合いたいと思うようになります。
一目ぼれ
最も運命的なパターンが、一目ぼれです。友人・知人の紹介などで初めて出会った瞬間に、その人のことを好きだと直感的に感じるのが一目ぼれ。
一目ぼれで好きになる理由はルックスや雰囲気、第一声の声色やフレーズなど色々ありますが、そうした細かいことを説明するのがナンセンスなくらい「直感的」なものです。
元カレ(元彼)と別れたあと
彼氏と別れた後に、心の支えとなってくれる他の男性の存在は貴重です。
元カレ(元彼)との別れはものすごく心に負荷がかかります。それまでの生活が一変する上に、気を許して何でも話ができる相手を一人失うことになるからです。
恋愛は真剣なものであり、真剣に関係を築いていたからこそ、関係が破綻した時のショックも大きいのです。

男性が女性を好きになる瞬間・きっかけ
反対に男性が女性を好きになる瞬間やきっかけというのはどのようなときなのでしょうか。以下の4つのパターンを解説します。
- 一生懸命な姿
- 趣味が一緒
- 容姿が理想的
- 元カノと別れた時
ポイント
- 男性は「互いに高めあえる関係」や「共通の趣味」を重要視する
- ルックスも重要視する

1つ1つ見ていきましょう!
一生懸命な姿を見た
まず、男性は女性の一生懸命になっている姿に惹かれます。何事にも全力を注いでいる女性というのは魅力的なものです。

このような女性は仕事でも家庭でも全力でやるべきことをやるイメージがあります。一生懸命な女性に対して、男性は「安心感」や「信頼感」を感じます。
同じ趣味を一緒に満喫した。
趣味が一緒であることに惹かれるケースもあります。特にマニアックな趣味を持っていて、それについて話すことができるような友達がいないとき、それを趣味とする女性がいると気になるもの。趣味の話で一緒に盛り上がることができれば、その女性のことがとても好きになるでしょう。

女性と趣味が一緒であるというケースはあまりないことです。同性でも趣味が合わない方は多いでしょう。それなのに自分と趣味が合う女性がいるということに男性は喜びを感じるのです。そのような女性のことはとても好きになるでしょう。
容姿が理想的だった
やはり美人はモテるものです。男性は女性の見た目に惚れ込んでしまうことが少なくありません。
とはいえ単に顔が良ければモテるというわけではありません。

男性は視覚的に興奮することが多いのです。そのため、見た目が自分の好みであれば、内面はあまり気にしないという男性もいます。。
元カノと別れた時
女子にとっての元彼との別れと同じように、元カノとの別れは男子にとってショッキングなことです。
特に男性は、女性に対して気持ちの安定や癒しを求めているケースが多く、元カノと別れた直後の男子は生活が荒れるケースがあります。
そのため元カノと別れた直後の男性の前に、心優しい女性が現れると、男性は強く惹かれる傾向があります。飲み仲間や同僚、同期だった女友達と、話をするうちに好きになるということも多い時期です。
職場の異性を意識して、好きになる瞬間
より具体的なシチュエーションを見ていきましょう。
多くの大人にとって異性と接する機会が多いのはやはり「職場」ではないでしょうか。職場恋愛をしている方もたくさんいます。職場でどのようなときに異性を意識してしまうことが多いのでしょうか。
- 仕事のフォローをしてくれた
- 通勤経路が同じだった
- 仕事中の姿と、素の顔のギャップに触れた
そのような瞬間について説明しましょう。
仕事のフォローをしてくれた
自分の仕事のフォローをしてくれた相手に対して、異性として意識してしまうことが多いです。仕事で困った時や疲れた時、ピンチに陥った時に助けてくれた相手には、仲間意識や好意を感じやすくなります。親しみを持つようになるでしょう。
相手が仕事のフォローをするのは、あなたの役に立ちたいと純粋に考えているからです。そのような意識が発展すると、やがては恋に落ちてしまうこともあるのです。
仕事のフォローを通じ、異性との距離を縮める方法
仕事のフォローをすることは、相手との距離を縮める有力な手段にもなります。同じ職場の異性のことが気になったら、以下のような方法で距離を縮めてみましょう。
まずはちょっとしたサポートや差し入れなどから、相手と会話をするきっかけを掴みましょう。ただし、下心を前面に出すのはNG。あくまで主目的は純粋に仕事のサポートをすることです。
ポイント
- 同じ部署の異性であれば積極的に質問に答えたり、さりげなく仕事のサポートをしてあげましょう
- 部署が違うのであれば、休憩時間や隙間時間にお菓子の差し入れをするのもおすすめ
- 差し入れにメモを貼り付け、プライベートな連絡先を交換するとやり取りが捗ります
通勤経路が同じだった
自分と通勤経路が同じだと意識してしまうことがあります。朝から夜までずっと一緒にいることになるでしょう。一日のスタートがその人を見かけたり、一緒に通勤するところから始まったりするのです。これによって意識するようになるのです。毎朝、その人と通勤してくるのが日課になると、安心感も生じてくるでしょう。やがては好きになってしまうかもしれません。
通勤経路が同じということは、退勤経路も同じということです。そのため、仕事が始まる前から仕事が終わったあとも一緒にいることも少なくありません。このような状態が続けば、自然と意識してしまうでしょう。
仕事中の姿と、素の顔のギャップに触れた
たとえば仕事中はジャストサイズのスーツを着こなし、メガネをして、細かな数字管理をしている。けれど仕事外の時間帯では、コンタクトレンズに変えてユニセックスな服を着る。

「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」というようにきちっと生活を切り分けている人は、ふとした時に素の表情に触れると意外性があります。
「好きだ」と確信した時に取るべき行動
ここまで紹介してきた「好きになる瞬間」に心当たりがあり、相手のことを四六時中考えているのであればあなたはその人に好意を抱いています。
「好きだ」と確信した時に取るべき、おすすめの行動を紹介します。
- 2人きりになる
- さりげなくボディタッチをしてみる
- 相手の状況を確認する
- 食事に行く
1つ1つ見ていきましょう!
2人きりになる
まずは2人きりになれる状況を見つけて、色々と会話をしてみましょう。場所はオフィスの角でも、カフェでもレストランでも構いません。昼休みやちょっとした休憩時間に立ち話をするのでもOKです。
2人きりになるシチュエーションを何回か作ることで、相手に自分の存在を強く印象付けることができます。もし相手と話をするようになって日が浅ければ、こうした積極的なアプローチがより大事です。
さりげなくボディタッチをしてみる
たとえばものを渡すときにさりげなく相手の手を触るなどして、ボディタッチをしてみましょう。ボディタッチをすることで、より強く自分の存在を植え付けることができますし、あなたが「相手に親近感を覚えている」というサインになります。
相手の状況を確認する
相手に夫や恋人はいるのか。どのような異性がタイプなのか。恋人を作りたいという気持ちはあるのか、それとも仕事に集中したいのかなど状況を確認しましょう。
相手に恋人を作る気がないのであれば、早々に手を引くのも一つの手。逆に恋愛に乗り気であれば、十分に脈ありです。
食事に行く
できるだけ早い段階で、一緒に食事に行きましょう。オフィスなどの場では、あくまで仕事がメイン。どうしても気を張っていて「仕事モード」の付き合いしかできません。
一方で食事の時間はよりプライベートに近く、互いにリラックスして会話ができます。
「この人いいな」が「好き」に変わるには?大事なポイント 4選
相手を「好きだ」と確信したら、会うのが待ち遠しくなるもの。だからこそ、積極的に行動を起こすことが大事です。アプローチをするからには、相手に自分のことを好きになってほしいですよね。
相手の恋愛未満の気持ちを「好き」に変えるには何が大事でしょうか。アプローチをしても、そのコツを押さえていなければ心は離れてしまいます。
- 毎日、少しだけでも顔を合わせて会話をする
- お互いの共通点を見つける
- ちょっとした気遣い
- 後光効果(ハロー効果)の活用
ポイントを見ていきましょう!
毎日、少しだけでも顔を合わせて会話をする

いつも一緒にいる男女が、お互いに親しみを感じるため恋に落ちるというケースがあります。親しい相手と会えないと、自然とさみしい気持ちになり相手と会うのが待ち遠しいと感じます。そうして交際がスタートします。これは男女のどちらにも共通することです。
親しさを感じやすい相手というのは、いつも一緒にいたとしても不安になることはありません。むしろ楽しいと思うことが多く、ずっといつまでも一緒にいたいと素直に思えるでしょう。
親しみやすい性格や見た目というのは、人それぞれ基準が異なっています。他の人にとっては親しみを感じやすかったとしても、別の人にとってはそれほどでもないということは少なくありません。自分にとって親しみを感じやすい対象に対して惚れてしまうのでしょう。
お互いの共通点を見つける
自分と相手の共通の趣味や価値観などを見つけましょう。
自分と似ている要素があると、その人に惹かれてしまう傾向があります。自分と似ている人に対して親しみを感じやすいからです。そのような人というのは安心できるでしょう。
自分と似ているということは、さまざまな点に関して行動や思考が予想しやすいです。そのような意味における安心感もあるでしょう。

自分と似ている人であれば、その人なりの悩みや不安を理解してくれる可能性が高いからです。一緒にいて安心感を覚えやすい相手というのはとても惹かれてしまうでしょう。そのような人とぜひとも付き合っていきたいと考えるのです。
ちょっとした気遣い
たとえばその人が疲れているようなら「無理しないでくださいね」と声をかけて、甘いものを差し入れるなどちょっとした気遣いが大事です。
その人に好意を感じてしまうと、それについてお返しをしたくなるという心理が働きます。好意を感じるのはさまざまなきっかけがあるのですが、そのような感情になると相手のために何かをしてあげたいと思うようになるでしょう。
その人のために差し入れをしたり、仕事のサポートをしたり、親しげに話しかけてみるようになります。これらの行動というのはまさに好きな人に対してする行動と一致しています。
こうした積み重ねが、後から考えてみると恋に落ちた瞬間であると認識するのです。そのため、恋に落ちるというのは、その人のために尽くしてあげたいという気持ちと同じであるという考え方もできるでしょう。
後光効果(ハロー効果)の活用
相手に好印象を持ってもらうためには、第一印象がとても大事。少なくとも相手に笑顔を見せたり、気づかいをするなどして「素晴らしい人だな」という印象を植え付けなくてはいけません。
その理由は後光効果。こちらはハロー効果や光背効果と呼ばれることもあります。人の特徴を評価する場合に、その人についての印象やその人の他の特徴が影響を受けやすいというものです。
たとえば、ノーベル賞を受賞している方が専門外のことについて発言した場合に、それは明らかに専門外のことであるにも関わらず権威を持った発言として受け入れやすいというものです。
つまり、物事の一面だけで相手のことを判断してしまうということであり、気をつけなければいけないものです。親しげに話しかけてくれて、いつも素敵な笑顔を見せてくれる異性に対しては、その人の他の特徴についても好意的に感じやすくなります。そして、好きになってしまうのです。
もちろん、これは逆の効果も与えることがあります。最初の印象で良い面を見て、その人の評価が固定されることが大切なのです。
まとめ
このように男女によって相手を好きになる瞬間というのは異なっています。ただし、共通している部分もたくさんあります。また、恋に落ちる心理についても似ている要素は多いでしょう。